今日のつぶやき
さあ、2学期スタート!
さあ、2学期のスタートです!
1学期を振り返ると、様々な行事を地域の方々の協力を得ながら滞りなく進めることができました。改めて御礼申し上げます。そして、2学期も行事が目白押しです!
さて、1学期の終業式では手作りの真っ白い円柱(ウエットティッシュの筒にA4の紙を巻いたものを)を示しながら、同じものを見ていても、見る位置や場所、光の当て方などによって、円にも長方形にも見えること、これはものばかりでなく、人にも当てはまることを生徒に話しました。常に自分は同じ場所にいて他者を見るのではなく、いろいろと立ち位置を変え考え方を柔軟にして物事をとらえよう、そうすると今まで気が付かなかったことが見えてくるということを話しました。
この話を受けて、本日の始業式では、生徒に「処理水問題」について問いかけました。この問題は、一概に白黒をつけられるものではないこと、しかし、福島県人として、そしてこの地球に住む地球人としてしっかりと考えて欲しいこと、無関心ではいけないことを伝えました。本校では「地域課題探究」を学びの柱として日々の学習活動に取り組んでいます。この視点を更に大きく広げ、今回の問題について、まずは生徒同士で話をして欲しい、そして、「理論的」な解決方法を考えついたときには、是非校長室で話をして欲しいと伝えました。高校生という若い感性で、今学校で取り組んでいる課題解決の探究の力を是非発揮して欲しいと思っています。円柱が立ち位置が変わると○にも□にもみえることと同じで、この問題もどの位置に立って物事を考えるかで解が変わってくることを学んで欲しいと感じています。科学的、経済的、社会的、心理的、国際的・・・。この問題の切り口をどこにするのかという課題設定力も重要になってきます。最終的には、全てを網羅した視点で生徒なりの解を導き出して欲しいと思っています。そして、今あるこの大きな意見の違いを、生徒同士の直のコミュニケーションで味わって欲しいのです。今、SNS上には己の立ち位置を守りながら強い言葉で自分の主張をしているものが散見されますが、本校生には、今までの十数年の人生で得た知識や経験からで十分なので、他者と直のコミュニケーションを図りながら最適解を導き出して欲しいと思っています。本校では地域の方々と協力し、蕎麦や米の栽培から六次化商品の開発等を通じて食の安全安心についても取組を進めており、日々の学びの中で直のコミュニケーションが図られています。このような取組を進めている本校生だからこそ感じられる課題解決法が出てくることを期待するところです。
改めて、さあ、2学期のスタートです!
『地域創生に関わる日本一の学校』をスローガンに、新学期も生徒のパワー爆発で取組を進めて参ります。地域の皆様の御協力は勿論、県内、国内、そして世界中の皆さんの御協力と御支援をよろしくお願いします!
本校HPの記事や福島県教育委員会 公式noteを是非ご覧ください。
『地域創生に関わる日本一の学校』を目指して、今後も取り組んで参ります。
6/7 舟津の夕焼け
6/29 鬼沼
7/6 御霊櫃峠から望む磐梯山
7/7 学校上空に穴あき雲
7/22 猪苗代湖監視アルバイト
8/3 焼き畑(東京農工大生の卒論研究)
8/24 本校の蕎麦畑(花が少し・・・)
6月になりました。
先月(5月)も、生徒のめざましい活動あり、地域の方々の温かいバックアップありと内容の濃い1ヶ月でした。
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生徒総会では今年一年の予算、事業が承認。続く選手壮行会では、ボート部、ソフトテニス部の選手に、本校伝統の「しょい」(※しょいについては次回)でエール。ボート部、ソフトテニス部の地区大会応援に参加。ソフトテニスの団体戦では、惜しくも敗れはしたが、ファイナルセットのジュースまで戦い抜く健闘。1年生の総探で「ぐるっと湖南」に同行。地域伝承会から大内さん、西田さんの御協力を頂き、私自身も湖南について勉強。新しい知識のインプットにより地域に対する興味関心がさらに倍増。説明の中からマニアッククイズを出すなど楽しませてもらう。第1回学校運営協議会が開催され委員の皆さんと「ガッコのこどもは、地域みんなで育てっぺ」という強い思いを共有。他県の高校生の短期ホームステイ受け入れなど新たな取り組みも相談。観光ビジネスの授業では、東京国際大学の前先生が、日光市観光課の田中係長と来校し具体的な講義。前回授業での宿題を前先生がポスターにしてくれたものを拝見し感動。また日光市の観光PR動画に生徒も感動しモチベーションアップ。6月1日に2年探究「つくる」班が実施する「ちまき作り」の材料になる笹の葉取りに同行。昨年体験した3年生に講師を打診したところ快諾し2年生を指導。「この葉っぱ大丈夫ですかぁ」の質問に「OK!」「だめぇ」など適確に対応し、300枚を超える笹の葉の採取に成功。ちまきに使う「い草」も地産地消を目指したが、地域の方も「ここいらへんではみねーなぁ」ということで、郡山市の豊畳座敷店さんに提供いただく。5月も大島そば同好会の皆さんのご指導により、そば道初段位認定に向け生徒、教職員ともにラストスパート。中間考査の校内巡回中、生徒は集中して黙々と問題に取り組む。廊下の窓から見える磐梯山を堪能している校長を気にする生徒は誰もなし。「米粉大作戦」では、城北埼玉高校の生徒さん52名と田植えで交流。田植え指導の阿部さん、様子を見に来てくださった近所の方々に感謝。田植え前、城北埼玉の学校紹介プレゼンを全員で視聴。ノー原稿での巧みなトークに爆笑と驚嘆。少年湖畔の村に宿泊した城北埼玉高校の食事のまかないは、本校で伝統食を指導いただいている菅野さんと西田さんが担当(本校生も一部お手伝い)。餅バイキングでまたまた感謝。ボート部県IH予選では、女子シングルスカル第2位、男子シングルスカル第3位と、インターハイ出場には届かなかったが、それぞれが全力を出し切る。続く県総体に向けて再始動。花壇整備を全校生で実施。学年ごと受け持ちの場所を徹底して取り組む。美しい草花で地域の方々の目を楽しませるとともに、生徒の心の安寧にも期待。
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「コミュニティ・スクール 湖南高校」の5月1日から31日までの取組でした。
「改行」も忘れてしまうほどの濃厚な1ヶ月を過ごしました。
このほかにも、校外で「湖水保全ワークショップ」に参加するなど、生徒は個々の探究を深めています。今後の活動にもご期待ください。
なお、詳細は、本校HPの記事や福島県教育委員会 公式noteをご覧ください。
生徒総会 慎重審議中
選手壮行会 「がんばっていきまっっ『しょい』」
ソフトテニス部地区大会 フルセット対戦中
ぐるっと湖南 布引山にて
第1回学校運営協議会 活発に意見交換中
ちまき作り事前準備 い草の提供ありがとうございました
そば道初段位認定 時間も計り、本番に合わせた練習中
米粉大作戦 植え方について実演中
ボート部IH県大会 健闘と悔しさと
花壇整備中 次回、花植です。
『地域創生に関わる日本一の学校』を目指して、今後も取り組んで参ります。
1ヶ月がたちました!
新年度が始まり、1ヶ月がたちました。
この間、コミュニティ・スクールとしての本校に対し、地域の様々な方々からご挨拶と併せて、「何でも協力すっから、声かけてね」という、温かいお言葉をいただいております。本当に頼もしい限りです。
生徒も早速探究活動にいそしみ、各学年そして個々人が取り組みを進めています。PTA総会では蕎麦部が蕎麦打ち体験の講師を。2年生の観光ビジネスでは、東京国際大学の前先生をお招きし情報の発信について。また、また、総探では、「つくる」「つなぐ」「つたえる」の各班がそれぞれの課題について考察を深めていました。1年生は福良(学校のある地区)を散策し、地域理解に努めています。今後の生徒たちの活躍に期待大です。
湖南の地に赴任し、この雄大な自然に包まれ、日々気に入った景色をスマホで撮っています。まずは、是非皆さんにこの地を訪れ、景色と空気を味わってほしいと思います。そして、湖南の地の食や文化、歴史を感じ取っていただければと思います。皆さんのご来町をお待ちしています。
今年度の本校の取組を、是非よろしくお願いします。
校舎屋上から360°風景(右端・左端に磐梯山、真ん中奥に布引山風車群)
校舎北側の磐梯山 校舎南側の布引山風車群
寂しいけど本当にありがとうございました!!
いよいよ湖南を去る日が来てしまいました。まだまだ残って素晴らしい生徒、先生方、また地域の方々と色々な事にチャレンジしたいと思っていましたが、希望を叶えることはできませんでした。3年間を振り返ると不安から驚き、感動、そして愛着へと気持ちが変わっていきました。ただ気持ちの変化は赴任して2ヶ月も経たない短い期間でした。それだけ湖南の地は素晴らしいところでした。右も左も分からない新任校長のわがままなお願いにも応えて頂き、とても幸せな3年間でした。生徒もたくさんの経験をさせて頂き、かなり成長したと感じています。そしてこの生徒達が今後益々活躍し、湖南町に貢献すると強く思っています。地域の方々の優しさ、おもてなしの心に支えられた湖南高校はこれからも光り続ける学校になるはずです。
私の最後の願いは今年になって言っている「地域創世に関わる日本一の学校になる」ことです。意欲ある生徒、生徒一人一人を真に大切にする教職員、湖南高校に対して協力を惜しまない地域の方々がいればきっと成し遂げられるのではないかと思います。しばらくの間(ちょくちょく顔を出すかも知れませんが・・・)離れてしまいますが、必ず湖南に戻ってきたいと思っています。また来たのかなど言わずに受け入れて頂ければ幸いです。 今年は春の訪れが早く感じます。私の異動も早すぎましたが、この3年間はとても幸せで充実したものでした。本当にありがとうございました。
湖南高校愛してます。湖南町愛してます。最高の時間ありがとうございました。
来年も楽しみ!!
令和5年3月15日、前期選抜試験の合格発表が行われました。合格した受験生の皆さんおめでとうございます。今日の気持ちを忘れずに、高校生活3年間を有意義に過ごして下さい。
先日、1年生の総合的な探究の時間を使って、来年度の活動内容を考えました。湖南の活性化をコンセプトに生徒は色々なアイデアを出し合っていました。私達大人の考えではなく、若い発想力でとても活発な意見交換がされていました。私もアドバイザーとして参加しましたが、コミュニティ・スクールとしての3年間の活動が活かされ、いよいよ次のステップに進むことができそうだと感じました。私からのアドバイスは、「どうせできない」とか「やれるはずがない」など、最初から諦めるのではなく、具体的に何の目的でどんな方法で行うかを考え、高校生だけで困難なことは地域の人に相談してみることが大切であり、何より湖南を好きになり愛することが重要だと話しました。これまでは、どうしてもやらされ感がありましたが、1年生には自分たちで考え、主体的に行動する意欲がとても感じられました。今後、意見交換を行いながら「つなぐ」「つくる」「つたえる」の3つの「つ」を基本として活動を開始する予定です。校長としても、生徒達がどんな活動をしてくれるのか今からわくわくして、とても楽しみです。
半澤拓真と愉快な生徒達の活躍にこうご期待!!
立派に巣立ちました!!
令和5年3月1日、福島県議会議員 佐久間俊男様、PTA会長 宗形幸二様、同窓会会長 桑名秀一郎様、学校運営協議会会長 小山伝一郎)様、湖南町区長会長 佐藤宗良様の御臨席を賜り、福島県立湖南高等学校第60回卒業式が挙行され、卒業生19名が立派に巣立っていきました。一人一人に卒業証書を配り涙をこらえながら3年間を振り返った時間となりましたが、みんないい顔をしていました。同窓会長の桑名秀一郎様の心のこもった涙の祝辞、大山紗生さんの答辞で卒業生の素晴らしい活躍が証明されました。私が式辞として話した内容は「皆さんがこれから歩んでいく社会は、VUCA(ブーカ)時代と言われ、何があるか分からない、予測不能な時代と言われています。皆さんは成人年齢が引き下げられた最初の学年にもなります。すべてにおいて先駆けとなり、中心となるべく選ばれた世代なのかも知れません。そんな皆さんに、私から最後の言葉を贈りたいと思います。「実行するは我にあり」です。人生は自分が実行しなければ何も始まりません。実行は誰かに代わってもらうわけにはいきません。実行を離れて人生はないのです。何よりも大切なことは、あくまでも自分との約束を守り、一度やろうと決心したことは必ずやり通し、決して自分を欺かないことです。一流の人は物の見方や考え方、実行の仕方が柔軟かつ強靱で、謙虚さを持ち合わせています。二流の人は一つの見方や考え方、実行の仕方しかできず、思いが弱く、すぐ他人に頼ろうとします。三流の人は、見ない、考えない、実行しない。何事も他人のせいにし、慢心しがちで他人の言うことを聞きません。湖南で過ごした皆さんは、柔軟性があり、人の意見を聞き入れ、実行することができる、豊かな人間性を身に付けた一流の人間です。VUCAの時代に対応できる、素晴らしい人間として、私は自信を持って送り出します」です。
卒業生の立派な態度が在校生にも伝わり、すばらしい卒業式となりました。これからも湖南高校は福島県になくてはならない高校であると確信しました。ご臨席頂いた来賓・保護者の方々、本当にありがとうございました。
卒業アルバムが出来ました!!
卒業アルバムが完成してきました。そして、いよいよ3年生との別れです。19名の3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。長かったようで短かかった学校生活、楽しい思い出もあるけど辛いこともあった喜怒哀楽の3年間だったと思います。新型コロナウイルスの影響で、入学してすぐに2ヶ月の休業措置となり、思うようにスタートダッシュがきれませんでしたが、この3年間よく頑張りました。湖南高校で生活して良かったと思ってもらえたら教職員一同幸せです。また、ここまで支えて下さった家族、地域の方々への感謝の気持ちを忘れないで下さい。今回は皆さんの卒業にあたり、私から一人ひとりにメッセージを送りたいと思います。
あづま、かっこよさと優しさがにじみ出てきましたね。会社説明会の時、プリンをおごってもらったけど美味しかった。自宅の修理お願いしますよ!いちのせ、英語が得意になってきたのかな?寡黙な雰囲気の中、笑顔がよかった。湖南の土木は任せたよ!さき、なかなかの野球センスでしたね。そば打ちも綺麗で才能有り。将来の湖南についても能力を十分に発揮して下さい。だいち、能ある鷹は爪を隠すと言われますが、いつまでも隠してちゃだめだよ。これからは隠していた力を十分に見せて下さい!しゅんた、いつもにこにこ、そして優しさを振りまいてくれましたね。これからも笑顔を忘れずに信頼される販売員になって下さいね!けんご、いつも私の悪口言ってくれて?ありがとう。歌も上手いし、ユーモアもあるので、どこに行っても人気者になるよ!りょうた、物静かでクールな一面もあったけど、ちょっとおっちょこちょいなところもあるかも(怪我に気をつけて)。車の相談よろしくね!しんや、3年間で一番からみが多かったかな。そば部の部長として私の無理難題を引き受けてくれてありがとう。何でも器用にこなすしんやだからこそ頼り過ぎちゃったけど、湖南を忘れるなよ!ひろまさ、私の打った蕎麦を一番食べたのはひろまさかも。下手な蕎麦を嫌な顔をせずに食べてくれてありがとう。物知りで何でもできるから、これからの活躍も楽しみです!らいひ、読書量はすごいね。読書は人を成長させてくれます。これからもどんどん本を読んで、湖南高校の図書館の司書として戻ってきて下さい!れおん、最後までそば部への入部を拒みましたね。バレーの活動をさせたお礼に、英語が苦手な私に優しく教えてくれることを待っていますよ!こうた、ケバ部?の部長としてそば部のライバルでしたね。私の白髪頭をかっこよくしてくれることを願っています。よろしくね!ゆうた、面接での応対が素晴らしいと誰もが言っています。私とはあまりしゃべらなかったけど、嫌われていたのかな?それは冗談だけど、就職してもゆうたの良さ十分にアピールして下さい!しょうご、変な校長をけなしていたという噂は本当ですか?私も実感してますが(笑)。本番に強い男、就職しても頼りがいのある男になるでしょうね。泊まりに行ったらサービスお願いします!みさと、ピアノの伴奏ありがとう。節目節目のみさとのピアノで気持ちを切り替えることが出来ました。音楽関係でのみさとの活躍が楽しみです。厳しい世界かも知れないけど頑張れ!はるき、アレルギーを気にさせる学校行事ばかりで申し訳なかった。上級生一人の部活動も大変だったと思うけど最後までやりきったのはすごい。目標に向かって4年間も頑張れ!しゅんすけ、公言通り全国大会への出場はすばらしい。きつい、つらい、楽しいボート部だったと思うけど、今のボート部を守ったのはしゅんすけです。これからはもっと大きな物を守って下さい!ともや、あと1年くらい付き合ってもいいんだけど、卒業しちゃうのね。ともやをみているととても穏やかな気持ちになれるのが不思議でした。これからは自立(しんやに頼らず)心が大切だよ!みはる、遠くからの通学だったけど3年間よく頑張ったね。そば部の雪かきボランティアの時のおばあちゃんへの対応が今でも目に浮かびます。これからも活躍すること間違いないです!
これからの社会は予測不能な困難な時代(VUCA)と言われています。皆さんは東日本大震災、コロナウイルス感染症の辛さを乗り越え、成人年齢引き下げの最初の世代として活躍が期待されています。湖南高校での生活で確実に成長した皆さんならこの期待に応えられるはずです。自信を持ち、胸を張って羽ばたいていって下さい。そして、たまには学校に遊びに来て下さい。優しい先生方や変な校長が待ってます。
最後にさゆり先生、3年間お疲れ様でした。個性豊かな学年でしたが先生のご指導のお陰で立派に成長しました。本当にありがとうございました。
3年間よく頑張った!卒業おめでとう!!
よく頑張りました!!
2月22日(水)、ニャンニャンにゃんの猫の日、湖南高校1年生による音楽発表会が行われました。本校の音楽の授業は1年生のみで、毎年最後の授業で、各自が選んだ楽器を使って発表会が開かれています。今年は生徒16名が6グループに分かれて行われました。ピアノ演奏やギター、サックスなど経験者も未経験者も緊張しながらも堂々と演奏していました。中には手作りドラム?を使って盛り上げてくれたグループもありました。昭和生まれの私は、人前で歌うとか演奏するなんて考えられず、また、やったことのない楽器を使うなんてあり得ないと思っていましたが、湖南高校の発表会を見ることによって、その考えは覆されました。同時に完璧とまでいかなくても、しっかり演奏している姿を見て、かなりの努力をしたんだろうなと感動させられています。緊張と真剣な表情、そして今年は笑いを取っていてとても楽しませてもらいました。来年は2年生となり、コミュニティ・スクールの活動の中心となりますが、今日の雰囲気だとかなり活躍してくれると確信しました。練習は本当に大変だったと思いますが、素晴らしい時間をありがとうございました。また、指導して下さった遠藤歩先生、ご苦労様でした。また来年の発表会を楽しみにしています。
ちょっと寂しい!!
1月31日(火)、恒例の冬の遠足が行われ、沼尻スキー場でのスキー教室が行われました。湖南の指導員の方々から丁寧な指導を受け、かなり上達しました。何から何まで地域に助けられていると感じる一日でした。3年生にとっては最後の行事となり、2月からは自宅学習期間でしばらく会えなくなり、ちょっと寂しい気分です。
これに先立ち、30日にはそば部の3年生が最後のそば打ちを行いました。2年前にそば打ちを始めた頃とは想像もつかないくらいの仕上がりで感動しました。思えば、グランドで始まったキャッチボールがきっかけでそば部が結成されました。半ば強引にそば打ち甲子園に出場することを目標に4人を集め、そば打ちだけではなく、色々な行事に協力してくれました。私が思いついた無理難題には、一言二言文句を言いながらも助けてくれたなと、今になりしみじみと感じています。そば打ちの段位取得、GAPそばリレー、蕎麦とロック、東京日本橋でのイベント、三校合同イベント、宇都宮のこども食堂とのオンラインツアーなど地区外の活動はもちろん、地元で行った郷土料理を学ぶや米粉大作戦、湖畔の村のイベント協力など様々な場面で活躍してくれました。どの行事もそば部3年生の力で成功し、関わった方々からは感謝の言葉やお褒めの言葉を頂きました。コミュニティ・スクールの中心となったのは間違いありません。新型コロナウイルス感染症の影響で、入学後すぐに2ヶ月の休業となりながらも、ここまで頑張ってくれた4人には感謝しかありません。卒業式で泣いてしまいそうなのが怖いですが、この4人が残してくれたものを後輩が引き継ぎ、より充実した活動にしていきたいと考えています。残された1・2年生もようやくエンジンがかかってきました。地域創生に取り組む日本一の学校を目指す若い力に期待したいと思います。「いっちゃん」「さき」「しんや」「しょうご」本当にありがとう!!これからもそば部をよろしくね!ついで変な校長のことも忘れないで下さい。
1年の計は元旦に有り!!(壮大な目標言っちゃいました。)
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今日から3学期がスタートしました。1年の計は元旦に有りと言われますが皆さんは目標を立てたでしょうか?私は始業式で生徒達の前で大きな目標を宣言してしまいました。冗談ではなく時間はかかるかも知れませんが、実現できる目標だと思っています。今回のつぶやきでは話した内容をご紹介します。
「終業式では、サッカー日本代表の森保監督の話をしましたが、覚えていますか?その話の中で、高い目標を持ちましょうと言いました。1・2年生は体育の時間に指導を受けた福島出身のプロサッカー選手の遊佐克美さんの記事が新聞に掲載されていました。「古里の子どもたちを笑顔にしたい」という思いで、未来を担う子どもたちにサッカーの魅力を伝える活動のために経験の無い交流会を開くことにしたそうです。遊佐さんは「どの道に進んでも、全力で取り組む」と強い意志を話されていました。1年の計は元旦にありと言われています。皆さんは今年の目標や計画を立てましたか?私は壮大な目標を立てました。時間のある時に調べてもらいたいのですが、島根県の隠岐の島にある隠岐島前高校のような、地域創生に取り組む高校日本一になるということです。島前高校では『島留学』として、日本全国・世界各国からの生徒を募集し、北は北海道から南は宮崎までの生徒を受け入れています。生徒は目標をしっかり持って入学して来ているようです。都市と比較して、地域には「なにもない」と言われがちです。たしかにコンビニエンスストアもショッピングモールも映画館もおしゃれなカフェもありません。しかし地域には都市では失われてしまった「豊かな人間関係」や「継承されてきた伝統文化」、そして「不便さ」がまだ残されています。「ないものはない」をスローガンに掲げ、「ないものは創り出す」という気概や工夫をしている学校です。高校がある海士町(あまちょう)は人口2400人と湖南町より少ない町ですが魅力ある高校として全国から注目され続けています。湖南町と同じような環境の島前高校が実践できているのであれば、湖南高校にできないわけがないと思います。現在湖南高校はコミュニティ・スクールとして、地域の方々と様々な活動を行っています。この活動を通して皆さんの手で湖南高校を地域創生日本一の高校にしていきたいと思っています。私のような昭和の考えではなく、皆さんの若い力が必要なのです。どうか力を貸して下さい。」と話しました。
とても大きな目標ですが、湖南の地域に方々と湖南高校が知恵を絞ればきっと実現できると思っています。どうか今年も変な校長の壮大な目標にお付き合い下さい。よろしくお願いいたします。
今年もたくさんお世話になりました!!
今年もたくさんのご支援を頂きながら、色々なチャレンジをしてきました。12月17日には桑名佐奈恵様のご指導の下、しめ縄づくりにチャレンジしました。思ったより力仕事で汗だくになりましたが、無事に作り終えることが出来ました。また、午後には宇都宮のこども食堂(ちゅんちゅん食堂)の皆さんとオンラインツアーを行いました。宇都宮の子ども達に湖南の雰囲気を味わってもらおうと、そば部の生徒達が湖南町を紹介する動画を作成し、旅行気分で見て頂きました。初めての経験でしたので、楽しんでもらえたかは微妙ですが、次のステップになる企画でした。前先生、中塚様、いい機会を与えて下さりありがとうございました。
今年は昨年以上に新しいことにチャレンジすることが出来ました。自分達が中心で動くこともあり、かなりのプレッシャーもありましたが、結果はともかく、新たな発見が多くあった年でした。これも湖南の地域や同窓会の方々、先生方、そして生徒の協力があったからこそ為しえたものだと感じています。本当にありがとうございました。
今日28日はそば部の部活納めを行いました。蕎麦プロジェクトで収穫した新そばを打ち、先生方や部活動に来ていたソフトテニス部の生徒にに食べて頂きました。練習の成果が発揮できたかは分かりませんが、3年生はもちろん、2年生、1年生も一生懸命打っていました。そば部とその愉快な仲間達、そば打ちご苦労様でした。
来年も湖南の発展のために、色々とチャレンジしていきたいと考えております。ご迷惑をお掛けすると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。今年1年本当にお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。
3校合同イベント大成功!!
今年度初めてチャレンジした3校合同イベントが無事に終了しました。今までもたくさんのイベントに参加してきましたが、あくまでも協力するという意味合いが大きかったので、自分たちだけで企画する大変さを身にしみて感じました。
イベントは耶麻農業高校そば部の皆さん、福島商業高校の皆さんのご協力のお陰で、大盛況となりました。耶麻農業高校の「あすどら」やビオラ、福島商業高校の癒やされるパン、湖南高校の「湖南 the 1st」と「3rd」、そして岩瀬農業高校栽培のシクラメンは販売開始約1時間で売り切れとなりました。また、蕎麦の食べ比べでは、耶麻農業高校の「更科そば」と湖南高校の「藪そば」をほとんどの方々が食べ比べをして下さいました。ご来場いただいた方々に感謝申し上げます。
夕飯は菅野様、渡部様、西田様に協力いただき、餅バイキングと湖南の郷土料理を一緒に作りました。ボリュームたっぷりでとても美味しく頂きました。夕食後は耶麻農業高校と湖南高校の学校紹介を行いました。本来は生徒にやってもらう予定でしたが、準備の関係で耶麻農業高校の安部校長先生と私が行いました。どちらかというと学校自慢になってしまいましたが、私もそうですが安部校長先生も耶麻農業愛に溢れていると感じました。 次の日の朝は、耶麻農業高校そば部の部活動指導員の加藤さんに蕎麦打ちの講習会をやっていただきました。私達が打っている蕎麦とは違い、会津由来の丸のしという方法で打っていましたが、のし棒や包丁などの道具はもちろん、こね方も全く違うことに驚きました。朝食はその蕎麦を頂きましたが、のどごしが良くコシもありとても美味しく、温かい蕎麦と冷たい蕎麦の2杯も頂いてしまいました。
このイベントを通して、福島商業高校の取り組みや耶麻農業高校の活動・実績などを勉強することができました。コミュニティ・スクールとしての普通高校である湖南高校もまだまだ出来ることがあることにも気付かされました。来年に向けて新たなチャレンジを考えていきたいと思います。耶麻農業高校そば部のきびきびした動きやあいさつ、福島商業高校の接客態度など湖南高校にとってとてもいい経験ができました。本当にありがとうございました。
最後に、お忙しい中ご参加頂いた、耶麻農業高校安部有志校長先生はじめ顧問の先生方、福島商業高校鈴木政直先生に心より感謝申し上げます。
稲の収穫が終わりました!!
埼玉県川越市の城北埼玉高校と合同で植えた稲がすくすくと育ち、10月25日(火)に収穫を迎えました。この日を迎えるに当たり、城北埼玉高校の生徒からオンラインによるミーティングを行いたいと要望がありました。自己紹介を兼ねて事前に親睦を深めようとするものでした。通信環境が完全ではないため思うようにはいきませんでしたが、緊張しながらも楽しく行うことが出来ました。その甲斐あってか、稲刈りは田植えの時とは違い、会話も弾みいい感じでコミュニケーションを取っていたように見えました。どちらの生徒も刈り取りは初めてでしたが、束ねる作業は蕎麦の収穫をやった湖南高校生がどちらかというと指導役にまわっていたようです。収穫量は予想以上に多く、乾燥が終了次第城北埼玉高校へ届けたいと思います。楽しみに待っていて下さい。
稲刈りの他には、両校の学校紹介を行いました。学校の特色や取り組みを知ることにより、生徒が主体となって新たな活動が生まれるのではないかという雰囲気を感じました。 また、最後には本校学校運営協議会会長の小山」伝一郎様から、湖南の現状と題してお話を頂きました。学校の歴史や湖南の課題などを聴く中で、菱の実はどんなものか?地域に興味を持ってもらうためにはどうしたらいいのか?等の質問が出ました。
今年初めての交流となりましたが、とても有意義な活動になったと思います。来年も継続できそうな雰囲気であったので、今度は川越に伺ったり、今年以上の活動を行ったりと新たなチャレンジをしていきたいと思います。1年生の皆さん是非いいアイデアを考えて下さい。期待しています。
最後に、田植えや稲刈りの指導、田んぼの管理、昼食の炊き出しに協力して下さった阿部敏満ご夫妻はじめ、たくさんの地域の方々にご協力頂きました。ありがとうございました。感謝申し上げます。
ご来場ありがとうございました!!
第24回菱の実祭を10月1日(土)に一般公開しました。青空が広がる秋晴れの中、たくさんの方々にご来場頂きありがとうございました。3年に一度ということで、生徒はもちろん教職員もほとんど経験者がいない状況で、戸惑いながらも何とかやり遂げることができました。不手際等も多々あったかと存じますが、お許し頂ければ幸いです。
各学年のクラス企画や部活動・委員会・授業の展示、体育でのダンスの発表等、準備段階では悩みながら取り組んだものの、協力し合って成功させた生徒達の力には感動させられました。また、先生方も生徒と一緒に悩み、楽しんでいる姿は湖南ならではの光景だと感じました。湖南食堂では、恒例の同窓会による手打ちそばと豚汁の他に、保護者の方々による湖南の郷土料理「みそ揚げ」入りのおにぎりセットや玉こんにゃくが振る舞われました。200人前以上準備したのですが完売となりました。売店では同窓会監事の谷苗様の協力による朝採りの新鮮な白菜やとうもろこし、湖南産そば粉100%使用のパウンドケーキ「湖南 The 1st」を販売しましたが、いずれも完売でした。
この文化祭を通し、あらためて湖南高校は生徒・保護者・地域・同窓会・教職員が一体となった学校なんだと感じました。今後もこの関係をより強くし、魅力あるすばらしい学校づくりに励んでいきたいと思います。ご協力・ご支援ありがとうございました。
最後に、菱の実祭の期間中は栃木国体が開催されていました。ボート部3年の諸橋俊輔がシングルスカル福島県代表として出場しましたが、8位入賞という結果でした。10月5日(水)の福島民報・福島民友新聞に記事が掲載されています。ご声援ありがとうございました。
幸せを運ぶ湖南!!
9月に入りすっかり秋めいてきましたが、湖南高校のそばファームやひまわり畑は綺麗な花が咲き誇っています。そばの白い花とひまわりの黄色、バックに磐梯山の景色はとても幸せな気分になります。ひまわり畑の反省としては、除草がうまく出来なかったことです。草が多く歩きにくいところを来年は解消したいと思いますが、昨年よりはたくさんのひまわりが咲いています。ピークは若干過ぎてしまいましたが、まだまだ楽しめますので足を運んで頂きたいと思います。
夏休みは湖高生も活躍しました。猪苗代湖の湖水浴の監視、湖南小学校のボランティア、湖畔の村で行われた田舎体験の手伝いなど、日頃お世話になっている地域の方々へ微力ながらも貢献できたように感じます。8月26日(金)~28日(日)においては、高校でも講演などを頂いているFRONTLINE代表の前好光先生が開催した「小さなこどもバカンス村」のお手伝いをしました。前先生は、「こどもが成長していくために旅というものは、いわば、こころのアミノ酸のような役割を果たす。」とおっしゃっていました。ぐるっと湖南伝承会の方々の協力で行われましたが、関東から来た子ども達は湖南の自然豊かな環境と温かく優しさ溢れる地域の方々と触れ合い、いきいきと楽しそうに活動していました。確かに身近な所から知らない場所へ行くということは、色々な発見や経験ができます。参加した小中学生が、湖高生と関わることが出来たのも新鮮だったのではないでしょうか。手伝った高校生も戸惑いながらも楽しそうにしていました。訪れる人も待ち受ける人も、旅というのは生活のエネルギーになるんだと感じさせられました。縁あって色々な場面で関わった人たちが、笑顔で明るく元気になる姿を見て、私はひそかに幸せな気持ちになっていました。
歴史が動いた!!
雲は湧(わ)き 光あふれて 天高く 純白の球(たま) 今日ぞ飛ぶ
若人(わこうど)よ いざ まなじりは 歓呼(かんこ)にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望 ああ 栄冠は君に輝く
野球好きでなくても一度は聴いたことがある歌詞だと思いますがわかりますか?福島市出身の偉大な作曲家古関裕而先生の「栄冠は君に輝く」です。高校野球に携わってきた私としては、この曲を聴くと力がわいてくる感じがします。今年の甲子園大会は聖光学院の準決勝進出、仙台育英高校が優勝し104年目にして東北に優勝旗が運ばれました。歴史が動いた瞬間でした。仙台育英の須江監督の言葉も感動を呼んでいます。「高校生活っていうのは、何て言うか、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違う。青春ってすごく密なので。でもそういうことは全部ダメだダメだと言われて。活動しててもどこかでストップがかかって。どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれた」。コロナ禍において湖南高校生も息苦しい生活を虐げられていますが決して諦めないことが大切です。そして「若人(わこうど)よいざまなじりは歓呼(かんこ)にこたえいさぎよしほほえむ希望」とあるように周囲の期待に応えようとする素直な意志が必要です。
郷土料理を学ぶでお世話になっている菅野洋子さんは、昨年大病を患いながらも、湖南町の活性化のために忙しい毎日を送っています。年齢にもかかわらず行動力は若者以上です。9月6日に菅野さん達の郡山生活研究グーループ連絡協議会の方々と郡山女子大学の学生、そして湖南高校生による顆粒大豆を使ったレシピ作りを開始します。女性が変える未来の農業推進事業の一環です。高校野球の歴史は動きました。湖高生の力で白河の関ではなく、三森峠を多くの人に越えてもらい、湖南の魅力を知ってもらえるよう頑張っていきましょう。
すくすく育て!!
そばプロジェクトも3年目を迎えました。8月2日(火)に夏休み期間ではありましたが、全校登校日にし蕎麦の種まきを行いました。1年目の収穫量は58キロ、2年目は90キロ、3年目の今年は100キロを目指しています。オリエンテーションでは湖南で蕎麦の生産を行うきっかけや蕎麦の種まきまでの準備などのお話を伺いました。私達はお膳立てされたところでの活動なので、話を聞いた生徒達にとっては農業の大変さも理解できたのではないかと思います。水に弱い蕎麦なので雨が心配ですがすくすくと育つ事を祈るばかりです。
6月に城北埼玉高校と行った手植えによる稲は順調に育ち、穂が出始めました。穂が出始めるとカメムシ対策が必要になりますが、先日その消毒作業を体験してきました。炎天下の中、風や天気を予測しながら広い水田の消毒作業は過酷だということがわかりました。これからも美味しい米を作るために色々な農作業を体験していきたいと思います。
昨年失敗したひまわりプロジェクトもリベンジを果たすべく、今年もチャレンジしています。発芽も順調ですくすく育っていますが、種の撒き方が雑だった感じもします。たくさんの花を咲かせ、観光スポットになればいいのですが・・・。
蕎麦や稲、ひまわりは自然の力と農家の方々の愛情ですくすく育ちます。湖南高校の生徒は保護者・教職員・地域の方々の支援と自分の力で成長します。支援は完璧なはず、後は生徒自らが成長するための努力をするかにかかってきます。夏休み明けに少し大人になった皆さんの姿を見るのが今から楽しみです。ソフトテニス部は新人戦に向けて3泊4日の強化合宿を行っています。県大会出場を目指して頑張って下さい。
3年生大活躍!!
夏休みに入って早いものでもう1週間が経ちました。宿題は順調に進んでいますか?夏休みは多くのイベントがあり、ボランティアの要請もたくさんあります。今年は3年ぶりに湖祭りが開催され、湖南高校生も清掃のボランティアに参加しました。ボランティアではありませんが、湖水浴の監視のアルバイトも1・2年生8名が頑張ってくれています。暑い中ですが、事故の防止に全力を尽くしている姿が印象的です。特に3年生の頑張りが凄いので紹介します。1つは湖南小中学校のボランティアです。吾妻さん、三瓶さん、牧山さんの3名が、湖南小学校の児童の学習指導やプール監視を行いました。小学生は高校生が大好きらしく、楽しそうに時間を過ごしていました。高校生が遊んでやっているのか、遊ばれているのか分かりませんがお互いに思い出深い期間だったのではないでしょうか。最終日は小学生も高校生も名残惜しそうでしたが、バスの見送りをして期間を終了しました。2つ目は湖畔の村の家族キャンプ体験のボランティアです。そば部の一ノ瀬さん、三瓶さん、穂苅さんの3人がテントの組み立てや薪割り、キャンプファイヤーの手伝いや朝食の準備等を行いました。3人とも最初は何をしていいか分からずぎこちない動きでしたが、徐々に慣れてきて、参加者からはさすが高校生と言われるようになりました。3人の中には火の神様になってキャンプファイヤーを盛り上げてくれました。進路で忙しい中、ボランティアに参加してくれてありがとうございました。
日頃お世話になっている湖南の方々への感謝の意味を込めて、今後とも積極的にボランティアに参加しましょう。
夏がやってきました??
梅雨入りしたと思ったらあっという間に梅雨明け、例年より1ヶ月くらい早い宣言でびっくりしてしまいました。やはり温暖化は進み、今年も異常気象が続くのかと不安に思ってしまいます。しかし、梅雨明けしたとたんに梅雨空が続き、身体も心も調子を整えるのが大変な状況です。そんな中ではありますが、高校の中庭にあるアジサイが綺麗に咲き誇っています。どんよりした天気にもかかわらず、鮮やかなブルーの花を咲かせ、私達の心を爽やかな気持ちにさせてくれます。中野の梅花藻も花を咲かせました。綺麗な水の中で咲き誇るかわいらしい小さな花は涼しさを感じさせてくれます。全校生徒が行った花壇整備で植えたマリーゴールドやサルビアも順調に育っています。また、昨年失敗したひまわりプロジェクトも今年は早めに種をまきました。順調に発芽してもらいたいと思います。8月2日(火)には3年目のそばの種まきを行います。蕎麦ファームも阿部様のお力添えで綺麗に整備され、種まきを待つばかりの状況となっています。新型コロナウイルス感染症や異常気象にも負けず、力強く成長をしている植物の姿を見ると、私達人間も頑張らなければいけないと気付かされます。来週から夏休みです。だらだら過ごすのではなく、何か目標を決めて有意義な時間の使い方をしてもらいたいと思います。成長した生徒の顔を見られることに期待しています。
関東進出。暑さにやられました!!
新型コロナウイルス感染症の影響で延び延びになっていた東京日本橋ふくしま館「MIDETTE」でのイベントが、6月25日(土)にようやく実現しました。館長様はじめ、物販リーダーの杣様の多大なるご協力のお陰で実施できたこと感謝申し上げます。今回のイベントは、湖南高校生による「湖南の魅力発信プロジェクト in MIDETTE」として、桑名秀一郎農場の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦の実演と販売、湖南高校生が開発したパウンドケーキ「湖南 the 1st」やmogumoguさんの米粉クッキー、里山再生家の三宅正芳さんの純度100%のなたね油を販売しました。そば部の3年生三瓶槙也、一ノ瀬由斗、大山紗生、穂苅渉冴が参加し緊張しながらも蕎麦打ちの実演や厨房での盛り付けを必死になってやってくれました。来館された方々から励ましの声も掛けられ、はにかみながらも喜んでいた姿が印象的でした。校長からすると、お菓子の販売ではもっと元気よく商品の紹介ができたらよかったのにと感じましたが、東京での初めての経験としては上出来だったかなと思います。
しかし、東京の暑さにはやられました。前日から入り準備を行いましたが、湖南の気候に慣れた私達にとって、東京の蒸し暑さは身体にこたえました。更に、この暑さのせいで人が出歩かず、来館者がいつもの半分位という状況でダメージが倍になってしまいました。暑い中来館された方々には、「蕎麦がものすごく美味しかった」「湖南ってどんなところ?」などと、湖南の魅力を伝えられたように感じましたが、なおさらもっと多くの方に伝えたいという気持ちが大きくなりました。反省点も多々あったので、より効果的に湖南をアピールできるようにリベンジを果たしたいと思います。
とはいえ、今回のイベントができたのは桑名秀一郎夫妻、小山香純様、三宅正芳様、地域の方々、学校関係者などたくさんの方々の協力があってこそです。助けてもらってばかりで湖南にはまだまだ貢献できていませんが、一つ一つの経験を活かし、ステップアップしていきたいと思います。今回参加した4人のそば部は、何かを感じたと思います。そして行動に移してくれると思います。(校長としての熱い期待、し過ぎかも!)本当にありがとうございました。
最後に、来館者の方から次のような励ましのメールを頂きました。
「たまたま訪れたふくしま館でしたが、高校のそば部とは珍しいと、しばらく見学さ せてもらいました。その手元が本格的で驚いてしまいました。早速自宅で頂きました が、あまりの美味しさに二度びっくり。家族全員、何度美味しいと言ったかわかりま せん。クッキーは米粉で作られていたんですね。二種類買ったのに、美味しくて翌日 にはもう無くなりました。湖南の魅力発信プロジェクトとのこと、我が家にはしっか り届きました。あまりの美味しさにメールさせて頂きました」
暑い中ご来館いただきましてありがとうございました。もう一度出展する機会があれば皆様に喜んでいただけるよう、今回以上に工夫を凝らしたいと思います。温かいメールありがとうございます。
11月19日(火)10.0℃ 曇
霙が降っています