校長のつぶやき

2019年2月の記事一覧

冬の遠足「スキー教室」

 2月22日(金)、猪苗代町にある「ファミリースノーパークばんだい×2」において、冬の遠足としてスキー教室を開催しました。
 冬になると、本校の校庭には雪が積もり、使えなくなります。そこで、2月になると体育では、スキーを行っています。近くに「福良スキー場」という小規模ながらスキー場もあり、生徒たちは、そこでスキーの練習をしてきました。本校では、以前スキー教室を開催していましたが、しばらくの間行われていませんでした。今年度、久しぶりに実施することになりました。
 当日は朝から青空が広がる、絶好のスキー日和となりました。1・2年生全員が2台のバスに分乗し、スキー場に向かいました。スキー場は、ほぼ貸し切り状態で、存分に練習することができました。気温が高く、雪がやや重く感じましたが、好天に恵まれ、ゲレンデから見える景色はとても素晴らしかったです。
午前中は、6つの班に分かれ、それぞれのレベルにあわせて練習を行いました。6名の地域の方が、ボランティアで指導にあたってくださいました。丁寧な指導により、生徒たちは、午前中の練習で腕前を挙げたようです。
 午後は、午前中の練習を生かし、それぞれ自由に滑走しました。朝、怖がっていた生徒も午前中の練習で自信をつけ、のびのびと滑走していました。午後2時に終了しましたが、どの生徒も満足げな表情だったのが、大変印象に残りました。
 高校でスキー教室を実施しているところは少ないのではないでしょうか。これも、雪国にあり、そして、地域の方々がしっかり支えてくださっている本校だからこそできる行事ではないかと思いました。
 

青空の下で除雪ボランティア

 2月7日(木)、「除雪ボランティア」を実施しました。この「除雪ボランティア」は、雪害に悩む高齢者の方々が、安心して生活するための手助けを目的として平成9年から始まり、今年で22年続いている、本校の伝統行事です。今年は、例年より積もった雪の量は少なかったのですが、寒い日が続いたこともあり、積もった雪がかなり堅くなっていました。しかし、当日は、朝から大変よい天気で、作業を始める頃には気温も上がり春のような陽気となりました。そのため、堅かった雪も少し緩み、作業をするのには絶好の状況となりました。
 福良地区8世帯、三代地区2世帯、中野地区2世帯の合計12世帯で作業を行いました。気温が上がり多少は雪も柔らかくなったようですが、それでも場所によってはかなり堅かったり、暖かさで屋根の雪が落ちてきたりと、作業に当たった生徒たちは汗をかきながらの作業となりました。中にはショートパンツになって作業を当たる生徒もいました。生徒たちは、地域の方から感謝の言葉をいただくなど、心も体も温まることができ、達成感をおおいに感じることができた1日となったようです。また、作業の様子はその日の夕方、地元テレビ局のニュースでも放映されました。