校長のつぶやき

2018年7月の記事一覧

湖南の歴史・民俗を学ぶ

 7月12日(木)の総合的な学習の時間に、湖南民俗研究所代表の橋本勝雄先生から、湖南町の歴史や民俗について全校生が学びました。
 湖南町には、5000年前の縄文時代から人が住んでおり、そのため、湖南町には、文化財や遺跡などが数多くあり、また、白河方面と会津を結ぶ街道筋でもあったことから、東北仕置きのため豊臣秀吉が通ったことや、江戸時代には大名行列が通ったことなどを教えていただき大変驚きました。
 さらに湖南町には、200以上の民話があることや安佐野万歳をはじめ舘の早乙女踊りなどの民俗文化があることで全国的に価値のある地域だそうです。
 短い時間でしたが、湖南町の歴史、民俗、文化財などを知ることができ、改めて地域に対する愛着を深めることができた貴重な時間となりました。

猛暑の中、伝統の湖岸清掃

 7月3日(火)、湖岸清掃を全校生で行いました。この湖岸清掃は、昭和48年に始まり、実に45年間続いている本校の伝統行事です。当時、ボランティア活動はまだまだ一般的でなかった頃ですので、まさに先進的な取り組みだったのではないでしょうか。
 今日は、朝から蒸し暑く、清掃を始める頃にはさらに気温が上がり、生徒たちにとってはかなりつらかったと思います。しかし、生徒たちは黙々と(楽しそうに?)ゴミを拾い続け、湖岸がかなりきれいになりました。これから湖水浴シーズンを迎えますが、訪れた方々に、きれいな湖岸で楽しんでもらえることと思います。
 なお、ゴミ拾いをしてみて思ったのですが、中にはプラスチック製コンテナなどのかなり大きいものや釣り竿のような『何でこんなものまで捨てて行くのか』と疑問に思ってしまうものまで、実に雑多なゴミがありました。誰かがきれいにするだろうではなく、それぞれがゴミを持ち帰る習慣が徹底してくるといいなと強く思いました。ワールドカップの会場で、日本人サポーターたちのゴミ拾いが話題になっていますが、身近な場所でもその活動が根付くといいですね。