校長のつぶやき

今日のつぶやき

花を添える

10月に入り、学校周辺では、今、稲刈りが盛んに行われており、まさに実りの秋といった趣です。 本校は、今年70周年の節目を迎え、先月22日に記念式典を開催しました。式典の後には、東京オリンピックとメキシコシティオリンピックのウェイトリフティングで金メダルを獲得した三宅義信氏の講演会、そして、祝賀会と多くの方々と共に70周年を祝うことができたこと、本当にうれしく思うとともに、さらなる発展のため頑張らなくてという思いを改めて持ちました。  さて、この70周年に花を添えてくれたのがボート部の活躍です。県大会で優勝し、7月に愛知県で開催されたインターハイにおいて、舵手付きクォドルプルに出場しました。そして、今、福井県で開催されている国体に、3年生の久下君が、会津高校の生徒とペアを組み、ダブルスカルに出場し、見事4位入賞を果たしました。この快挙は、本校にとっても、そして湖南町にとっても大きなよろこびだと思います。

湖南の歴史・民俗を学ぶ

 7月12日(木)の総合的な学習の時間に、湖南民俗研究所代表の橋本勝雄先生から、湖南町の歴史や民俗について全校生が学びました。
 湖南町には、5000年前の縄文時代から人が住んでおり、そのため、湖南町には、文化財や遺跡などが数多くあり、また、白河方面と会津を結ぶ街道筋でもあったことから、東北仕置きのため豊臣秀吉が通ったことや、江戸時代には大名行列が通ったことなどを教えていただき大変驚きました。
 さらに湖南町には、200以上の民話があることや安佐野万歳をはじめ舘の早乙女踊りなどの民俗文化があることで全国的に価値のある地域だそうです。
 短い時間でしたが、湖南町の歴史、民俗、文化財などを知ることができ、改めて地域に対する愛着を深めることができた貴重な時間となりました。

猛暑の中、伝統の湖岸清掃

 7月3日(火)、湖岸清掃を全校生で行いました。この湖岸清掃は、昭和48年に始まり、実に45年間続いている本校の伝統行事です。当時、ボランティア活動はまだまだ一般的でなかった頃ですので、まさに先進的な取り組みだったのではないでしょうか。
 今日は、朝から蒸し暑く、清掃を始める頃にはさらに気温が上がり、生徒たちにとってはかなりつらかったと思います。しかし、生徒たちは黙々と(楽しそうに?)ゴミを拾い続け、湖岸がかなりきれいになりました。これから湖水浴シーズンを迎えますが、訪れた方々に、きれいな湖岸で楽しんでもらえることと思います。
 なお、ゴミ拾いをしてみて思ったのですが、中にはプラスチック製コンテナなどのかなり大きいものや釣り竿のような『何でこんなものまで捨てて行くのか』と疑問に思ってしまうものまで、実に雑多なゴミがありました。誰かがきれいにするだろうではなく、それぞれがゴミを持ち帰る習慣が徹底してくるといいなと強く思いました。ワールドカップの会場で、日本人サポーターたちのゴミ拾いが話題になっていますが、身近な場所でもその活動が根付くといいですね。 

花を添える

 今日は、夏の空のように朝から気持ちよく晴れています。お昼の室内の温度は27℃ですが、湿度が高いのか、体感温度はもっとあるように感じます。(まだ、梅雨は明けていないはずですが、このまま夏を迎えるのでしょうか。)
 さて、本校は今年度創立70周年を迎え、9月22日(土)に記念式典や記念講演会などを開催します。現在、創立70周年記念事業実行委員会を中心に、その準備を進めています。なお、駐車場の南側にある花壇が老朽化により、痛みが目立ってきました。そこで、70周年の記念事業としてその整備工事を行うこととなり、6月中旬から工事を進めています。7月中にはきれいな花壇が完成する予定になっています。完成したらすてきな花々が学校を彩ってくれることでしょう。
 さらに、70周年に花を添えてくれたのは、ボート部です。6月2日、3日に喜多方市にある県営荻野漕艇場で開催された県高校体育大会において、舵手付クォドルプルで見事優勝し、インターハイの切符を手に入れることができました。また、ペアも3位に入り東北大会へ出場することができました。舵手付クォドルプルは、東北大会でも3位入賞を飾ることができました。部員の数が7名と決して多くない状況にあって、素晴らしい結果だと思います。奇しくも10年前の60周年の時にも、ボート部は県大会で女子舵手付クォドルプル、男子ダブルスカルとシングルスカルで優勝し、インターハイに出場しています。きっと、今年のクルーたちも、インターハイで大活躍してくれることでしょう。

春の遠足に行ってきました

  5月25日(金)気持ちよく晴れた空の下、春の遠足を実施しました。学校から猪苗代湖畔(1,2年が舘浜、3年が舟津浜)まで片道約7kmを全校生徒で歩きました。天候にも恵まれ気持ちよく歩くことができました。とはいうものの7kmを歩くのは久しぶりだったため、浜についたときにはかなりへばっており、学校までしっかり歩いて帰ることができるかかなり不安を覚えました。そんな私とは違って、なかには走って往復した強者もいるなど、高校生たちは、元気いっぱいに歩いていました。(情けないことに、3日たった今日もまだ筋肉痛で立ったり座ったりがきついです。)
 浜について、班ごとに分かれそれぞれ昼食の準備が始まりました。お好み焼き、焼き肉、焼き鳥、焼きそば、中には装置を組んで流しそうめんを楽しんでいる班もあり、高校生たちのアイディアに驚かされました。職員チームも、筍のホイル焼きやカルボナーラと豪華なメニューで、単身赴任中の私には久しぶりにごちそうにありつくことができました。
 楽しい1日でしたが、さらに、歩いている途中に道ばたのゴミを拾って歩いている生徒がいたり、黙々とゴミ捨て場でゴミの分別をしている生徒がいたり、水飲み場の清掃を一生懸命している生徒がいたりと湖南高校生の素晴らしい姿もたくさん見られ大満足の1日となりました。

校長のつぶやき開始

 今年度から、「校長のつぶやき」という新コーナーができました。このコーナーでは、学校内外のちょっとした出来事や気になったことなどを取り上げていきたいと思います。くれぐれも、「校長のぼやき」にならないよう、楽しい話題を提供できたらと思っています。
 例年にない暖かさで、校庭の雪があっという間に溶け、そして、桜が咲いたと思ったら、もう散り始め葉桜となってしまいました。いつもの年だと、連休中に満開になるということですが、残念ながら、今年は連休には完全に散ってしまうことでしょう。しかし、今年の4月は、夏のような暑さになったり、そして、翌日には前日より10℃以上も寒くなったりと寒暖の差が激しく、私のような病弱な人間(誰も信じてくれませんが)にとっては厳しい状況でした。
 桜は散ってしまいましたが、学校周辺には、いろいろな花が咲き始め、また、山肌には山桜でしょうかピンクの点々も見えます。まさに春といった風情になってきました。