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コミュニティ・スクール(CS)

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を開催しました①

 12月15日(水)、「蕎麦プロジェクト」の集大成である「収穫祭」が開催されました。

 7月下旬の種まきから約5か月、生育観察、収穫、脱穀・選別を経て、そば打ちの日を迎えることができました。今年のそばの収穫量は昨年より増加し、90㎏(昨年は58㎏)となりました。

 収穫祭当日は、学校運営協議会、同窓会、中野生産組合、福良盆踊り保存会、郷土料理研究家、うつくしま蕎麦王国協議会、大島そば同好会、郡山北警察署、郡山北地区少年警察ボランティア協議会、湖南小中学校、山形県立北村山高等学校、城北埼玉高等学校、教育委員会関係、報道関係の方々、約50名が来校されました。

 始めに、学校運営協議会長 小山伝一郎 様、本校の酒井校長、同窓会長 桑名秀一郎 様、講師の阿部敏満 様からあいさつを頂きました。また、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員、郡山北警察署の方からもあいさつを頂きました。

 次に、10月に行われた、一般社団法人全麺協主催の初段位技能審査郡山認定会に合格した6名の生徒および教職員の表彰が行われました。うつくしま蕎麦王国協議会 会長 菅野伸是 様より生徒一人一人と酒井校長へ認定書が授与されました。

 続いて、そば部と有志生徒による「福良盆踊太鼓披露」が行われました。生徒たちは、この日のために数か月前から練習をしてきました。1曲目は福良盆踊り保存会の方々の音頭、2曲目は校長先生と女子生徒が歌う「夏祭り」に合わせて太鼓の演奏が行われました。生徒たちの太鼓演奏の迫力に、会場からは大きな手拍子と拍手が送られました。

 次に、「石臼挽き(製粉)体験」です。まず、講師の桑名秀一郎さんから石臼の使い方を実演していただきました。その後、昨年体験をしていない1年生および希望者が石臼挽きを行いました。

 そば打ち前最後のイベントは、「湖南蕎麦口上」です。昨年に引き続き、中野生産組合の桑名佐奈恵さんが中心となり他3名も加わり、口上と踊りで祝いが行われました。今年は、婚礼時に行われる蕎麦口上が披露されました。花嫁と花婿に仮装した男性2名が踊り、桑名さんが口上を述べました。会場からは大きな笑いと拍手が送られていました。

 そば打ち前の収穫を祝う行事が終わり、いよいよそば打ちが始まります。その様子は後ほど紹介いたします。

 

 

 

 

 

今年の収穫!!

 今年は、湖南高校蕎麦ファームから90㎏もの実り豊かな蕎麦の実が収穫されました。

 この蕎麦は、全校生徒が夏休み期間に「蕎麦プロジェクト」として種を蒔き、秋に収穫・脱穀したものです。

 生徒たちが育てたこの蕎麦ですが、地域の方々には栽培するための土地の提供や耕作をしていただいたり、獣除けの柵を立てていただいたりしました。また、種蒔きや収穫・脱穀、実の選別の仕方を教えていただき、湖南の方々の多大なるご協力のもとに生産されました。

 「蕎麦プロジェクト」を通して、生徒たちは湖南・地域の魅力を感じると共に、日頃、私たちが何気なく口にしている作物が、いかに多くの人の手を介し届けられているかを知る貴重な経験をすることができました。コミュニティスクールにおいて、生徒はもとより、私たち教職員も新しい発見や感謝を学ばせていただいています。 

福島大学に合格しました。

 本校生が福島大学行政政策学類に合格しました。

 この生徒は、本校のコミュニティ・スクールとしての活動を通して、湖南地域の創生に関心を持つようになった生徒の一人です。大学で研究し、湖南の活性化のために貢献してくれることを願っています。

 湖南高校生は地元湖南の方々に育てていただいています。

【湖南民話プロジェクト】いよいよ本格始動!

 12月2日(木)放課後、図書室・化学室にて、民話プロジェクトの2回目を行いました。

 今回は、「語り部チーム」と「紙芝居チーム」、2つのチームに分かれて活動しました。

 「語り部チーム」は図書室にて1回目の活動に引き続き、講師として民話のふるさと湖南継承会 代表 西田 忍 様をお迎えし、語りの練習を行いました。まず、湖南民話プロジェクトに初めて参加する生徒が多くいたため、西田様にはもう一度「布引山のカツラ」と、今回が初めてとなる「丸山様のきつね退治」を語っていただきました。続いて、前回参加した生徒と湖南小中学校出身生徒がこれまでの練習の成果を披露しました。その後は一人一人が声を合わせて部分練習を繰り返し行いました。そして、最後に数人の生徒が今回の練習の成果を披露しました。西田様からは「まずは民話を覚えるところから。少しくらい言葉が違っていても、意味が同じであれば大丈夫。語りはゆっくりと。」と助言を頂きました。

 「紙芝居チーム」は化学室にて、湖南民話を紙芝居に仕立てる活動を、1年生はペアごとに、2年生はチームに分かれて行いました。生徒たちは実際の紙芝居とその舞台を見ながら、紙芝居を制作するにあたっての注意点や作業のすすめ方についての説明を聞いた後、どの民話を紙芝居にするかを決め、紙芝居の核となるイラストのラフ画作成に着手しました。

 2年生チームは自分専用タブレット端末のPowerPointを使用し、著作権フリーのイラスト駆使しながらラフ画を作成していました。また、1年生ペアはタブレット端末でキャラクターを自分で描き起こしながら、紙に大まかな構図を描いていました。

 生徒たちは、民話を、話の場面ごとに分ける作業と民話の登場人物をデザインする作業に苦戦していましたが、先生方からアドバイスをもとに、自由に湖南民話を表現していました。

 今後も民話プロジェクト「語り部チーム」と「紙芝居チーム」は継続的に活動を行っていく予定です。

第2回もちつき大会を開催しました

 12月1日(水)、昨年度に引き続き「第2回もちつき大会」を行いました。

 今回、講師として 阿部由美子さん、志賀節子さん、宗像裕子さん の3名が来校されました。また、本校の増子通子さん、大山洋子さん にもお手伝いいただきました。

 期末考査終了後、生徒は体育館に集合し、開会式が行われました。その後、各学年ごとにもちつきを行いました。初めに蒸し上がった餅米を杵で潰していく「半殺し」をします。臼のまわりを回りながら均一に潰していきました。その後、1人5~10回程度もちをついていきました。生徒がもちをつく度に周りの生徒から掛け声が飛び、大いに盛り上がりました。

 各学年がもちをついた後、調理室にてもちが調理され、もち料理の提供が行われました。今回提供されたのは、「つゆもち」「あんこもち(つぶ&こし)」「きなこもち」「しょうがもち」「大根もち」「納豆もち」です。また、もちが食べられない生徒のために「味おこわ」も提供されました。つきたてのおもちは、柔らかくてとても美味しく、生徒の多くがおかわりをしていました。中には、20個以上のもちを食べる食欲旺盛な生徒もいました。

 食後には、閉会式が行われ、生徒会長から講師の方々へ「お礼のことば」が述べられました。

 今回のもちつき大会は、講師の方々の御好意により開催されました。改めて本校が地域の方々に支えられている学校であることを実感しました。

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校生がラジオ番組に生出演しました

 11月23日(火)、本校2年吾妻潤一君がラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、吾妻君は「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」の開発エピソードなどを紹介しました。
 そのときの放送内容をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと吾妻君の会話の様子をお聴きください。

 ※こちらをクリックしてください。

  hurusato031123.mp3

ラジオ番組への生出演について

11月23日(火)朝、本校2年 吾妻潤一君がラジオ福島「レディ・オン」に電話で生出演します。

番組では、「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」開発エピソードなどを紹介します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」として登場します。ぜひお聴きください。

「蕎麦とロック2021」に参加しました。

 11月3日(水)、そば部が「蕎麦とロック2021」に参加しました。

 福島駅前通にて蕎麦と音楽を楽しむこのイベントには本校同窓会長・GAP認証農場の蕎麦生産者である桑名秀一郎さんが「中野生産組合」として出店しました。そこで、本校のそば部2年生2名が、厨房・販売スタッフ、蕎麦打ち実演として参加しました。

 当日の会場は大勢の来場者で賑わい、お店には開店前からお客様が来て、厨房内はとても慌ただしい状況でした。

 お店の隣では、湖南高校生そば部員と顧問らが蕎麦打ち実演を行いました。道行く多くの方々は足を止めて、高校生らの蕎麦を打つ姿に見入っていました。蕎麦が打ち終わると観客からは自然と拍手が起こり、生徒たちははにかんでいました。蕎麦は閉店時間よりも早くに完売していまい、大盛況のうちにイベントを終えることができました。

 生徒は「蕎麦を提供する数量が多くて大変だったけど、楽しかった。」「道行く人に蕎麦を打つ姿を見られて緊張した。いい経験になった。」「このようなイベントにまた参加したい。」と振り返っていました。

湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」

湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」

第2回学校公開日

 11月1日(月)、開かれた学校づくりの一環として本年度2回目の学校公開を行いました。当日は保護者及び地域の方々を対象に、湖南高校の授業の様子を自由に見ていただきました。

 参観した方々からは「全員がタブレットを使って学んでいて、投影機(プロジェクター)を板書代わりに使用していることに湖南高校らしさを感じました.。」「生徒が真剣に授業に取り組んでいる様子が印象的でした。」「授業が楽しかったです。また参観したいと思います。」などの感想がありました。

令和3年度第2回学校公開日令和3年度第2回学校公開日令和3年度第2回学校公開日

「蕎麦プロジェクト」そばの脱穀・選別を行いました

 10月29日(金)の放課後、先日「湖南高校そばファーム」で収穫したそばの脱穀・選別を行いました。今回は、生徒達が鎌を使って刈り取ったものだけを脱穀・選別しました。そばの乾燥には収穫日から2週間かかりました、

 福良地区認定農業者の阿部敏満さん、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員の方々が来校し、地域探究部と各学年のそばクルーの生徒が作業を行いました。

 阿部さんおよび本校校務員の長島さんの御指導のもと、脱穀を行いました。まず、そばの束をブルーシートが敷かれた床にたたきつけて、そばの実を落とします。それでも落とせないそばの実は、「回転式足踏み脱穀機」を使って脱穀しました。次に、脱穀したそばの実等を集めて選別を行いました。また、人の手で枝や葉などを取り除きました。そして、人の手では取り除くことが難しい細かいものは「唐箕」を使って選別をしました。唐箕を使うことでそばの実が選別され、多くのそばの実を袋詰めすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回は12月15日(水)です。ついにそば打ちと試食会を行います。

地域課題探究ワークショップに参加しています

 令和3年10月26日(火)、地域課題探究ワークショップが、西会津高等学校を会場に実施されました。

 この行事は、川俣、湖南、猪苗代、西会津、川口、只見の6校合同で行われています。

 午前中は、「いまこそ!魅せつけろ高校生の底力」と題し、地方創生イノベーションスクール福島チーム運営事務局長の七島貴幸様から講演をいただきました。

 午後はワークショップⅠ「地域課題探究活動」発表でした。このときの司会は、菊地秋杜くん、武田響くんが務めました。また、本校の発表は、藤原早稀さん、森田烈王くんが務め、湖南町の魅力と課題、本校での探究活動の取組について、しっかりと発表してくれました。

 ワークショップⅡでは「地域の課題」と「私たちの取組」についての協議・発表を行いました。

 今回のワークショップで、県内の各学校の生徒から得た情報を、今後の探究活動に生かしていきたいと思います。

そば道 初段位認定を取得しました。

 10月16日(土)に、そば部員が郡山市熱海多目的交流施設(ほっとあたみ)で開催された「そば道初段位技能審査郡山認定会」に参加しました。

 この「そば道段位認定」は、一般社団法人全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)が制定しているもので、そば打ちを職業としない者を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、全麺協の定める基準に基づき「段位」が付与される「段位認定制度」です。

 本校からは、そば部2年生の三瓶槙也君、穂苅渉冴君、大山紗生さんと酒井校長、他2名の教員の計6名が参加しました。

 この日に向けて、そば愛に溢れる「大島そば道場」の皆さまと同窓会会長、且つそば栽培がGAP認証されている桑名秀一郎さんにご協力をいただきながら、生徒と共に教員も練習を重ねてきました。また、そば打ちの、所作一つ一つに込められている心遣いや礼儀を大切にする心得を学んできました。そば打ち練習の様子は「校長のつぶやき」にも記事がありますので、ぜひご覧ください。

 当日の会場は厳かな空気に包まれ、私たち6名は、張り詰める緊張感に圧倒されながらも、何とか制限時間内に蕎麦を打ち終えることができ、厳正なる審査の結果、6名全員が初段位の認定をいただくことが出来ました。

 そば部の皆さんには、「湖南高校と言ったら蕎麦」というイメージを今後より一層広げていくため、「有段者」としての更なる活躍を期待しています。 

令和3年度第3回学校運営協議会を開催しました

 令和3年10月16日(金)、13時30分より湖南高校図書室に於いて第3回学校運営協議会が開催されました。前回に続き、東京国際大学の前好光先生に講師としてご来校いただき、ワークショップを協議会に先立ち実施しました。ワークショップのテーマは「2030年予想妄想マップを作ろう」で、協議会の皆様と学校職員、そして生徒が作業に参加し、協同で湖南町の未来について考えました。

R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会

 ワークショップでは、若者、大人に分かれ、それぞれに20年後のヴィジョンを地図上に書き込んでゆきます。大人チームは「今のままだと湖南の町中はどう変化するか?」、若者チームは「観光客を呼ぶためにどうしたらいいか?」というテーマで考察をおこないました。第2ラウンドではそのテーマをさらに深めます。「湖南の商店の衰退に対し、何か打つ手は、宅配が鍵を握るのでは?!」、「スポンサーをつけて布引山をライトアップしよう・・・」など、世代を超えた交流の中で、興味深いアイディアがたくさん生まれました。

R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会

R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会

 ワークショップ終了後、5分間の休憩をはさみ、協議会開始です。会長の小山伝一郎様より開会の挨拶をいただき、続けて校長からの挨拶がおこなわれました。挨拶の中で、本校のCS事業の取組として9月におこなわれた地域の方による就職面接指導や中学生による高校訪問の様子について簡潔な説明がありました。

R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会R3_湖南高校第3回学校運営協議会

  開会に続き事務局から報告が行われました。報告の内容は、①「蕎麦プロジェクト」として蕎麦の6次化プロジェクトと古民家リノベーションの進捗状況について、②湖南高校応援隊「ここぉた」の取組みとして若宮里山再生プロジェクト、和太鼓、郷土料理講習会など、そして③学校行事連携の取組として湖南小中学校との合同湖岸清掃などについてです。会の最後、講演くださった前先生より講評を頂き、閉会となりました。

*詳細は議事録をご覧ください。

【湖南民話プロジェクト】始まりました。

 10月12日(火)放課後、図書室にて、民話のふるさと湖南継承会代表 西田忍さんを講師として、湖南民話プロジェクトが行われました。

 このプロジェクトは、生徒たちが湖南民話に触れ、民話を紙芝居や指人形などに再構築し、校外に発信することを通してリーディングスキルの向上、及び本校と湖南町の活性化を目的として今年度から始めたプロジェクトです。

 1回目となる今回は、西田さんに「布引山のカツラ」を語っていだきました。その後、生徒たちは「布引山のカツラ」の語りを約1時間練習しました。湖南民話には、身振り手振りはしない、強弱をつけない、などの特徴があります。今回参加した生徒たちは民話を語るのが初めてで、湖南民話の特徴である強弱をつけない、というところに苦戦していました。

 まずは語りを完璧にする、ことを目標に今後も継続的に活動していきます。

【R294若宮里山再生プロジェクト】菜の花の種をまきました。

 10月8日(金)、「蕎麦プロジェクト」そばの収穫作業後に、里山再生家の三宅正芳さんのご指導のもと、菜の花の種をまきました。

 菜の花は3~4日ほどで発芽し、花を咲かせ、国道294号バイパスに彩りを与えます。また、搾ると菜種油になる菜の花の実は、来年の春には収穫できます。菜種油は商品化し、湖南町の地域おこしに活かします。

 里山再生の第一歩がいよいよ始まりました。

「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。

 10月8日(金)午後、「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。当日は同窓会会長で「アジアGAP」認証のそばを栽培している桑名秀一郎さん、福良地区認定農業者の阿部敏満さんを中心に、学校運営協議会委員、同窓会役員、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員を始め、地元の方々に参加していただきました。

 生徒たちは、そばファームの面積の3分の1程度のそばの実を、昔ながらの手刈りで収穫しました。残りの面積は桑名秀一郎さんが現代農業経営のデモンストレーションとしてコンバインで刈り取りました。

 「蕎麦プロジェクト」を実践してきた2・3年生は慣れた手つきでそばを手刈りしていました。一方、1年生はそばの刈り取りそのものが初めてで、戸惑いながら収穫作業を行っていました。しかし、地元の皆様のご指導のおかげで、1年生も作業終盤にはスムーズにそばの実を刈り取ることができるようになりました。

 刈り取ったそばは、束ね、稲わらで結わいて、格技場に運び込みました。しばらくは、はぜかけにした上で乾燥させています。今後は全校生で脱穀・選別作業を行う予定です。

 

本校生がラジオ番組に生出演しました

 10月5日(火)、本校2年諸橋俊輔君がラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、諸橋君は湖南高校ボート部の魅力やボート競技大会の様子などを紹介しました。
 そのときの放送内容をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと諸橋君の会話の様子をお聴きください。

※こちらをクリックしてください。

 hurusato211005.mp3

ラジオ番組への生出演について

10月5日(火)朝、本校2年 ボート部部長 諸橋俊輔君がラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。

R294若宮里山再生プロジェクト勉強会が開催されました

 9月30日(木)5,6校時に「若宮地区の里山再生プロジェクト勉強会」が開催されました。この勉強会の講師として、若宮地区里山再生家・株式会社エムズショップ代表取締役社長 三宅正芳様、郡山市農林部園芸畜産振興課6次化・輸出進行係 国井舞様、同 政策開発部政策開発課 佐藤佑大様、同 農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様、同 文化スポーツ部国際政策課 堀越梨江様、同 産業観光部観光課地域おこし協力隊 伊藤倫江様がいらっしゃいました。

 国道294号線バイパスの完成が近い若宮地区ですが、バイパス沿いの畑は休耕地が多く、荒れ地になっているところが多くあります。このままですと、利用者が荒れ地へごみをポイ捨てする恐れなどがあるため、湖南高校生が地元の自然を守るためにできることを学び、何かアクションを起こす必要があります。

 勉強会の前半では、株式会社エムズショップ代表取締役社長の三宅正芳様より講義をしていただきました。三宅様は、若宮地区里山再生家として地域の自然保護に本気で取り組まれており、荒れ地となっている畑に菜の花を植えることで、バイパス沿いを花で満たし、ごみのポイ捨てを防げないかと考えておられます。また、植えた菜の花の実から得られる菜種油を商品化することで、さらなる地域活性化に繋げようとも考えられています。講義では、三宅様から見た身近な湖南町の様子やリアルな経済原理、特に、商品化する菜種油のラベルを湖南高校生とぜひ一緒につくりたいと話されました。講義はわかりやすく楽しい内容で、生徒は調べたりメモをとったりするために自分のタブレットを活用していました。

 後半は、郡山市農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様より、「魅力を伝えるパッケージデザイン」について講義をしていただきました。菜種油のラベルパッケージデザインを考えるにあたり、商品をより魅力的に見せたり、商品についてわかりやすく伝えたりするにはどうすればよいかということ、また、そもそも菜種油ってなんだ?ということについて、パワーポイントスライドを使って分かりやすく教えていただきました。

 グループワークではマインドマップを活用して”湖南”や”菜種油”からアイデアを広げていきました。それぞれのグループではユニークな意見が飛び交うなど、活発な議論が行われました。

湖南町の食文化⑤

 今回は「栗のおふかし」と「赤かぼちゃの煮物」です。

  

 先日、地域の方からたくさんの栗をいただきました。

 この栗は、お宅の庭の栗の木に実ったものだそうです。

 郷土料理研究家(兼 本校事務部)の増子さんから、ふかし器をお借りして「栗のおふかし」を作りました。

 こちらも地域の方からいただいた”茗荷”と、学校の裏庭で採れた”青紫蘇”で漬けた浅漬けを添えて、おにぎりにしていただきました。

 

 そして、今日は赤かぼちゃをいただきました。

 さっそく「赤かぼちゃの煮物」にして美味しくいただきました。

 湖南町に一足早く訪れた”秋”を味覚で堪能させていただきました。

会津バス郡山湖南営業所長 薄さんを送る会

 9月28日(火)、体育館にて会津乗合自動車株式会社郡山湖南営業所長 薄良枝さんを送る会を行いました。

 薄さんは約50年間勤めた会津バスを、今年の9月いっぱいでご退職されます。薄さんには毎月の定期券交換やバスの乗車マナー指導、3年生の就職面接練習などでいつも大変お世話になりました。

 生徒代表の挨拶をした遠藤洸太朗君は「いつも私たちを温かく見守ってくださり、ありがとうございました」と母親のように日々関わって下さったことへの感謝の気持ちを述べました。

 長年にわたりお世話になりました。ありがとうございました。

湖南小中学校9年生による高校生活体験学習

 9月24日(金)、湖南小中学校の9年生14名が本校において高校生活体験を行いました。

 開会式後、1校時目には授業体験を行いました。1年生の「国語総合(標準・基礎)」、3年生の「数学B」の授業を本校生と一緒に学習しました。高校の授業内容のため、中学生のみなさんにとっては難しい内容もあったと思いますが、真剣に授業を受けていました。本校生にとっても良い刺激になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 2校時目は、高校生活質問コーナーを行いました。始めに本校の学校紹介動画を視聴してもらい、その後に中学生の質問に対して、湖南小中学校出身の本校生が答えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3校時目は、地域探究部の生徒とともに蕎麦打ちを体験してもらいました。本校生が準備した生地を中学生一人一人が切り、茹でる体験をしました。地域探究部の生徒が丁寧に教えていたため、美味しそうな蕎麦が出来上がりました。

 閉会式では、湖南小中学校・本校の両校長先生からあいさつを頂きました。また、中学生代表と新生徒会長からもそれぞれあいさつがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 湖南小中学校9年生のみなさん、高校生活体験はいかがでしたか?今回の体験が、皆さんの希望進路に向けて役立てることができれば幸いです。

郷土料理を学ぶ 第3弾「たけのこ汁と山菜おこわ」体験

 9月16日(木)放課後、本校調理室において、地元の郷土料理研究家の菅野洋子さん、西田忍さんを講師として「郷土料理を学ぶ」第3弾を行いました。

 ちまき、味噌揚げに続き、今回は「たけのこ汁と山菜おこわ」作りを体験しました。

 「たけのこ汁」のたけのこは、本来春の地竹を使用しますが、この時期は保存用として缶詰にしたものを使って調理しました。(詳しくは、8/13投稿の「湖南の食文化④」をご覧ください。)「山菜おこわ」は、わらび、ぜんまい、たけのこ、ミズナの山菜を使って調理しました。どちらも大鍋や大きな蒸し器を使って調理したため、とても美味しく仕上がることができました。そのため、調理後の試食ではおかわりをする生徒が多く見られました。

 講師のみなさま、今回も御指導いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菅川の水質調査を行っています その2

 湖美来基金による助成を受け、菅川及び学校の用水路の水質調査を実施しています。1学年の生徒や3年生の選択科目「化学」を受講している生徒を中心に調査を行いました。

 

 9月3日(金)及び15日(水)の水質のデータは次のとおりです。概ね水質は良好であります。 

【9月3日(金)】

地点

①上流

(湖南高校西側の橋付近)

②中流

(旧JA湖南西支店付近の橋付近)

③下流

(湖近くの橋)

④校地内用水路 ⑤菅川から用水路への取水地点
pH 7.0 7.0 7.5 7.0  
COD(ppm) 5 5 5 5  
亜硝酸(ppm) - - - -  
リン酸 0.2 0.2 0.2 0.2  

【9月15日(水)】

地点

①上流

(湖南高校西側の橋付近)

②中流

(旧JA湖南西支店付近の橋付近)

③下流

(湖近くの橋)

④校地内用水路 ⑤菅川から用水路への取水地点
pH 7.0 7.0 7.5 7.5 7.0
COD(ppm) 0 0 0 0 0
亜硝酸(ppm) - - - - -
リン酸 - - - - -

(※9月3日(金)は、地点⑤については未調査です。)

(※「-」は検出限界以下)

コミュニティ・スクールにおける就職希望者面接指導

 9月16日(木)より就職試験開始となります。3年生の就職希望者は、2学期始めより教員による面接指導を行い、試験に向けての準備を進めています。

 9月10日(金)は、本校がコミュニティ・スクールであることを活かして、湖南地区の方々を講師に招き、面接指導を行いました。講師として来校されたのは、前湖南町区長会長 小山伝一郎 様、ぐるっと湖南伝承会会長 大内紀男 様、渡富建設株式会社代表取締役 渡部智子 様、会津乗合自動車株式会社郡山湖南営業所長 薄良枝 様の4名の方々です。

 面接指導は3班に分かれて行われました。まず、模擬面接を25分程度行いました。外部の方を目の前にして、生徒はいつも以上に緊張をしている様子が見られました。しかし緊張しながらも、ひとつひとつの質問に自分の言葉で答えていました。模擬面接の後には、講師の方々から生徒の自信に繋がる講評を頂きました。

 生徒は就職試験に向けて大きな自信を得ることができたと思います。今回の指導で得たことをしっかりと反省し、試験に臨んでほしいと思います。

 最後に、講師の皆様、お忙しい中御指導いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖南小中学校と合同で「湖岸清掃」を行いました。

 9月6日(月)に、湖南七浜の湖岸清掃を行いました。湖岸清掃は昭和48年から続く活動で、今年は約10年ぶりに湖南小中学校と合同で行いました。この計画は昨年から立てていましたが、昨年は当日悪荒天であったため、湖南小中学校と湖南高校が一緒に湖岸を清掃することは叶いませんでした。

 今年は、午前が雨天であったため実施が危ぶまれましたが、生徒たちの日ごろの行いが良いおかげか午後には雨は上がり、2年越しの合同実施になりました。

 開会式では湖南高校、湖南小中学校の両校長先生からは挨拶を頂き、本校生徒会長が「しょい」をしました。

 湖南小中学校からは7・8・9年生(中学生)が参加しました。高校生との実施に初めは少し緊張した様子でしたが、時間の経過とともに高校生が中学生をリードしました。みなさんは無事に活動を終えることができました。

秋山浜

青松浜①青松浜②舟津浜

舟津公園舘浜横沢浜

「GAP蕎麦リレー」に参加しました

 9月3日(金)より、福島市のコラッセふくしま内にある福島県観光物産館にて「ふくしま。GAPチャレンジ GAP蕎麦リレー」が開催されています。これは、GAP認証農場の生産者自らが採れたて、打ちたての蕎麦を提供するものです。今回、このイベントの第1走者として、本校同窓会長の桑名秀一郎さんが経営する「桑名秀一郎農場」が9月3日(金)~5日(日)の間に出店しました。

 このイベントに、本校の地域探究部2年の生徒4名が、キッチン・ホールスタッフとして参加しました。

 下の写真は、最終日(5日)の様子です。開店からお客様が次々と来店し、キッチン・ホールは常に慌ただしい状況でした。しかし、生徒は自分の役割を確実にこなしながら、互いに連携をとって対応していました。そして、閉店時間よりも早くに完売することができ、大盛況で3日間を終えることができました。

 生徒は「大変だったけど、楽しかった。」「このようなイベントにまた参加したい。」と感想を述べていました。この3日の経験を、これからの部活動や本校のそばに関する活動に活かしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、桑名秀一郎さん・佐奈恵さん、関係者のみなさん、このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

菅川の水質調査を行っています

 昨年度に引き続き、令和3年度についても7月から菅川及び学校内を流れる用水路の水質調査を実施しています。本調査は、湖美来基金による助成を受け実施しているものです。本年度は、1学年の生徒を中心に調査を行っています。得られたデータをリアルタイムで入力し管理するなど、ICTも適宜活用しながら活動を進めています。

 8月19日(木)の水質のデータは次のとおりです。概ね水質は良好であると判断します。地域探究部の活動の一環として、今後とも継続して調査を行っていきたいと考えております。

地点

上流

(湖南高校西側の橋付近)

中流

(旧JA湖南西支店付近の橋付近)

校地内用水路
pH 7.0 7.0 7.0
COD(ppm) 0 5 0
亜硝酸(ppm) 0.02 - -
リン酸 0.2 0.2 0.2

湖南町の食文化④

 今回は「たけのこ汁」です。

 

 「たけのこ汁」は、湖南町に伝わる郷土料理として古くから食されています。

 湖南町の「たけのこ汁」は、"根曲竹(ネマガリタケ)"と呼ばれるたけのこが使われているのが特徴です。

 今回は、主な食材である"根曲竹"、"じゃがいも"、"鯖の水煮缶"を使いました。

 この3つの食材の他に、玉ねぎや豆腐などが家庭ごとに加えられ、それぞれの家庭の味として親しまれています。

 

 

「湖南高校そばファーム」のそばが発芽しました

 そばの種まきからもうすぐ1週間になります。

 種まきから現在まで天気に恵まれる日が続き、「湖南高校そばファーム」では早くもそばが発芽し、一面緑色になっています。(写真では伝わりづらいですが)

 これからも暑い日が続くようですが、順調に発育してほしいです。

湖南の温かな人間関係に支えられています。

 先日は本校職員が畑仕事を終えたばかりの初対面のお母さんに、町内のある目的地を尋ねると、お母さんは行き先を教えてくださった上に、「うちの畑で採れたトマトだけど、食べて」と言って、真っ赤に熟れた採れたてのトマトをざるに一杯くださいました。

 湖南には、今でも地域の共同社会が生きていて、温かな人間関係があります。

 

「そばの種まき」生徒の感想&「湖南高校そばファーム」電気柵の設置

 7月30日(金)に行われた「そばの種まき」の後に、生徒が「ふり返り」を行いました。今回はその一部を紹介します。

・他の学校にはできない貴重な体験ができたと思います。この行事も就職試験での話題になるので、良かったと思います。(3年生)

・昨日まで大雨が降ることがあり、今回も雨が降ってしまうのではないかと内心ビクビクしていましたが、日頃の行いが良かったようで、天気に恵まれ実施することができて良かったです。蕎麦プロジェクトに関わる機会も少なくなっていくので、ひとつひとつの活動を楽しんでいきたいと思います。(3年生)

・今回、ボランティアの方がたくさん来てくれて、コミュニティスクール感がありました。「蕎麦プロジェクト」などの湖南高校独自のイベントは他の学校にはないので、貴重な体験だと思うし、大切にしたいと思いました。(3年生)

・そばの種は雨に弱いので、今日から雨が降らないことを願いたいです。これからそばの観察も行うので、がんばりたいと思います。収穫までが楽しみです。(2年生)

・昨年はコロナによる休校もあり、時期が遅れて行いましたが、今年は初めから行うことができて良かったです。夏休み明けには、生育観察や収穫、そば打ちがあります。昨年やったことを活かしてもっと上手くできるようになりたいと思います。ちゃんと成長することを願っています。(2年生)

・今回、そばの魅力をたくさん知ることができました。僕は地域探究部に入部しているので、これからもっとそばの事を知って、そばをおいしく作れるようになりたいなと思いました。(1年生)

・今回の体験をして、そばの種のまき方やそばは水に弱いということが分かりました。なぜそばは水に弱いのか、後で調べてみたいと思いました。将来、農業の仕事に就きたいので、これからもそばについて勉強していきたいと思います。(1年生)

・そばの種まきをして思ったことは、農家の人たちの苦労です。種まきは簡単だと思いましたが、実際に種まきをやってみると、足場の悪い中での種まきを数往復やって、農家の人たちは大変だなと思いました。秋までにそばが育っているか今から楽しみにしています。(1年生)

・そばは水に弱く、天候によって成長のスピードが変わるということを初めて知りました。種をまくのは難しかったですが、みんなで楽しくまくことができたので良かったです。蕎麦プロジェクトは湖南ならではの行事で、他の高校では経験のできない貴重な時間になったと思います。(1年生)

 また、種まき後には、獣被害防止のために電気柵を「湖南そばファーム」に設置していただきました。

「蕎麦プロジェクト」そばの種まきを行いました

 7月30日(金)、「蕎麦プロジェクト」の第一弾として、そばの種まきを行いました。

 今回の種まきでは、講師として同窓会長の桑名秀一郎 様、阿部敏満 様を中心に、同窓会、郡山北地区少年警察ボランティア協議会、郡山北警察署補導員、スクールソーシャルワーカーの方々に御参加いただきました。

 そば栽培において、重要なのは種まきです。ここ数日、雷雨など天気が不安定な日が多く、天気が心配されました。しかし、当日は晴れて絶好の種まき日和となりました。

 種まきの前に、体育館においてオリエンテーションを行いました。初めに、学校運営協議会会長の小山伝一郎 様より御挨拶をいただきました。そして、校長先生の話の後、桑名様より「そば栽培とそばの魅力」という題での講話をいただきました。

 オリエンテーションが終わると、学校から歩いて5分程度のそば畑「湖南高校そばファーム」に移動しました。初めに、講師の桑名様より種まきについての説明がありました。その後、生徒が約70㎝間隔に一列になり、長さ20m程の畑にそばの種をまきました。紙コップに一人2杯程度のそばの種をまくことができました。

 今後は、生徒がそばの生育観察を行います。観察の様子は、このサイトで定期的にお知らせします。

湖南小中学校でのボランティア活動

 本校生徒有志3名が7月21日(水)から8月3日(火)まで、湖南小中学校でボランティア活動をしています。主な活動内容は学習支援とプール開放時間の監視です。

 連日、高校生たちは、小学生と一緒に夏休みの課題をしたり、プールで遊んだりしています。小学生の下校時には、湖南小中学校の先生方と一緒に、バスに乗って帰宅する小学生たちの姿が見えなくなるまで手を振って見送っています。

 湖南ならではの人とのつながりの中、地域の方々に高校を育てていただいています。

湖南町「福良盆踊り」和太鼓練習

 湖南高校のある湖南町福良には夏の風物詩「福良盆踊り」があります。福良盆踊りは例年8月14日に開催され、太鼓、笛、鐘から成る「祭囃子」と「唄」に合わせて、地域の方々が櫓を囲んで「踊る」という夏の伝統行事です。

 今回、福良盆踊り保存会からお話をいただき、本校生徒有志と地域探究部(通称そば部)が7月上旬から和太鼓を打つ練習をしています。講師は福良盆踊り保存会の椎谷耕二さんと宗像裕子さんです。生徒たちは、初めは単純なリズムの音を出すだけで精一杯でしたが、練習するにしたがって複雑なリズムを掛け声とともに表現できるようになってきました。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年も福良盆踊りは中止の予定です。湖南高校生が和太鼓演奏で地域を元気にできるよう、これからも練習を続けていきます。


 

練習の様子の動画はこちらです。

福良盆踊り 和太鼓練習風景

福良盆踊り 和太鼓個人練習風景1

福良盆踊り 和太鼓個人練習風景2

 

今年も「蕎麦プロジェクト」が始まります。

 地域の方々のご協力をいただきながら、今年も「蕎麦プロジェクト」が始まります。

 地元湖南町産そばのブランド化の第一歩として、生徒が地域の方々と一緒にそばを育てていきます。農地は、近隣の方からお借りしている「湖南高校そばファーム」、学校のすぐそばです。

 現在、畑は蕎麦づくりに適した通気と水持ちのよい状態になっています。福良地区の認定農業者 阿部敏満さんが何度も畑の土を掘り返したり反転させたりして下さっています。

 子どもたちの育ちにつながる「蕎麦プロジェクト」の第一弾「種まき日」は7月30日(金)です。

湖南高校そばファーム

教育委員による教育現場視察が行われました。

 7月16日(金)5校時、福島県教育委員による教育現場視察がありました。

 今回の視察においては、授業等を視察するとともに、学校長との意見交換が行われました。

 教育長と4名の教育委員の方々には、本校がコミュニティ・スクールとして、地域とともに地域ならではの魅力ある県立高校を目指す取組として行っている、総合的な探究の時間「地域カダイ探究(1年)」「地域ミライ探究(2年)」を参観していただきました。

教育現場視察(湖南高校)教育現場視察(湖南高校)教育現場視察(湖南高校)教育現場視察(湖南高校)教育現場視察(湖南高校)教育現場視察(湖南高校)

湖南町の食文化③

 今回は、「梅の甘漬け」と「青紫蘇の塩漬け」です。

 

 「梅の甘漬け」の梅は、生徒昇降口前の梅の木に実ったものです。

 昨年、収穫したものを事務の増子さんが甘漬けにして下さいました。

 種付きのまま小割にして漬けられた梅は、カリカリ食感とさっぱりとした甘酸っぱさが特徴です。

 湖南町では、お茶菓子としても親しまれているそうです。

 

 「青紫蘇の塩漬け」は、校庭の隅で収穫された青紫蘇を塩漬けにしました。

 青紫蘇の爽やかな香りと、鮮やかな色合いから夏の訪れが感じられる一皿でした。

令和3年度 第2回学校運営協議会が開催されました

令和3年7月9日(金)13時30分より湖南高校図書室に於いて第2回学校運営協議会が開催されました。

協議会の開催に先立ち、「故郷と魅力、そして次の世代へ」という論題で、東京国際大学国際関係学部講師の前好光先生による講演会が行われました。前先生は、人口減少という日本が抱える問題を経済的な視点から捉え直し、問題の本質を見える化することが重要だと説きます。地方再生を考えるにあたり、今なぜ観光が必要とされているか、また、外部から地域に人を誘致するにあたり、地域はどうあるべきか、など、参考になるお話をたくさん伺うことができました。講演会を通し、参加者一同、インバウンドの可能性や、若い高校生が地域活性化に取り組む意義など再確認することができました。

湖南高校学校運営協議会講演会の様子湖南高校学校運営協議会の講演会湖南高学校運営協議会の様子 湖南高校学校運営協議会の様子湖南高校学校運営協議会の様子湖南高校学校運営協議会の様子

講演後、学校運営協議会が開催されました。本校教頭からの開会の言葉の後、会長の小山伝一郎様より開会の挨拶をいただきました。続いて、校長からの挨拶の中で、湖南高校コミュニティスクールの活動について簡潔な紹介がおこなわれました。やはり、目玉は次年度以降のカリキュラム改編の中で実施が予定されている「観光」の授業や本年度からおこなわれる地域企業社長による「進路面談講座」です。

開会に続き事務局から報告が行われました。まず、総合探究における取り組みの3本柱、①本年度の蕎麦プロジェクトの工程、②そば製品の六次化、③古民家再生の取り組みについて状況説明がありました。本年度の蕎麦プロジェクトについては、今月30日に全校生による種蒔きが実施され、10月が収穫の予定です。また、そば製品の六次化については、実際に製品化する商品の最終候補の選定が行われ、本年度は「そばケーキ」と「そば団子」に決定しました。今後、地元企業と連携し製品の魅力に磨きをかけてゆく予定です。古民家については、解体作業も一段落つき、今後は、情報発信基地としての活用法の研究会や大学生とのワークショップなどを通し、「イベント企画」、「情報発信の在り方」、「どのように人を結び付けてゆくか」など戦略的な部分を考察してゆきます。

続いて、湖南高校応援隊(ここぉた)に関する報告の中で、今月はじめ、ボート部が有志の方から練習用にモーターボートの寄贈を受けたことに対し、ボート部顧問から感謝の言葉が述べられました。

最後に、学校地域連携の一環として、「第一回郷土料理を学ぶ」が開催され、ちまきづくりが好評であったという報告がなされました。次回第二回は今月13日(水)に開催を予定しております。

報告後の質疑応答では、評議員の方々を中心に活発な意見交換がおこなわれ、「湖南高校を中心に色々な人と人との交流が行われてきている。今後の湖南地域ホームステイ制度などが動き始めれば、よい相乗効果がおこるのではないか」などの意見が上がりました。

会の最後、講演くださった前先生より講評を頂き、閉会となりました。

湖南高校第2回学校運営協議会湖南高校第2回学校運営協議会湖南高校第2回学校運営協議会

詳しくは議事録をご覧ください。

ホタルが飛び交っています。

 ホタルが水辺を飛び交う季節になりました。
 ゲンジボタルの成虫が校地内の小川周辺を光を出して飛び回っています。先日は職員室のファイルに止まりました。
 今年は涼しい日が多く、昨年よりも活動開始が半月ほど遅くなっています。
R3蛍R3蛍②職員室の蛍

 動画はこちらです。
 湖南高校のホタル.mp4

オニヤンマが活動し始めました。

 湖南高校の敷地内を流れる小川の水環境にはヤゴが生息し、ここから毎年多くのトンボが飛び立っています。昨日はオニヤンマが例年よりも早く羽化しました。
 小川に再び自生するようになった梅花藻も少しずつ生育面積が広くなってきています。
湖南高校 オニヤンマ湖南高校 オニヤンマの羽化①湖南高校 オニヤンマの羽化②

湖南高校の梅花藻①湖南高校の梅花藻②湖南高校の梅花藻③

 動画はこちらです。
 湖南高校の梅花藻.mp4

 

 

 

郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」体験

 6月17日(木)本校調理室において、地元の郷土料理研究家である菅野洋子さん、渡部幸子さん、西田忍さんを講師としてお招きし、和やかな雰囲気の中、生徒たちは「ちまき作り」を体験しました。
湖南高校 ちまき作り①湖南高校 ちまき作り②湖南高校 ちまき作り③
 講師の方々はテーブルごとに「笹の葉の円錐の中にもち米を詰め、もう一枚の葉で三角形に整え、イグサで上手に結ぶ」方法を丁寧に教えてくださいました。しかし、生徒たちはなかなか思うように三角形を作ることができず、何度もやり直したり、講師の方々に質問したりしていました。次第に生徒達はコツをつかみだし、形も結びも整った三角ちまきを作ることが出来るようになりました。
湖南高校 ちまき作り④湖南高校 ちまき作り⑤湖南高校 ちまき作り⑥
 あっという間の2時間でした。生徒たちは約350個のちまきを作り上げました。その後、たっぷりのお湯でじっくりと茹で、優しい味のちまきが出来上がりました。

〈生徒の感想〉
他校では経験できない貴重な経験が出来た。食べたことはあるが作るのは初めてだった。今度は祖母と一緒に作ってみようと思う。
笹を巻くのが難しかったが、講師の先生が優しく教えてくれた。湖南のことも教えてくれたので、町を知ることができた。
ちまき作りは初めてで、やっているうちに楽しくなってきた。湖南高校ならではの行事だと思った。ちまきは家に持ち帰って家族みんなで食べた。おいしかった。
湖南高校 ちまき作り⑦湖南高校 ちまき作り⑧湖南高校 ちまき作り⑨

郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」の笹の下準備

「ちまき作り」の笹を収穫し終えた後、生徒は学校へ戻って笹の下準備を行いました。

まず、熱湯が入った鍋に笹を数枚入れ、加熱殺菌を行いました。その後、流水にて笹の汚れやぬめりを落としました。最後に、ザルに数枚ずつ重ねて、水気を取って完成です。

収穫で疲れている中、生徒は一枚一枚丁寧に下準備を行っていました。

いよいよ明日は「ちまき作り」の本番です。ちまきの出来が今から楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」のための笹収穫 

 今年度、コミュニティ・スクールの取組として「郷土料理を学ぶ」ことにしました。湖南の四季折々の食材を使い、地元の方々からご指導をいただきながらワークショップ形式で行っていきます。

 第1弾は”ちまき作り”です。講師は湖南町在住の郷土料理研究家 菅野洋子さんです。菅野さんは湖南ならではの食文化に精通していらっしゃいます。

 ちまき作りを明日に控え、生徒は放課後の時間を利用して笹の収穫をしました。作業は約1時間、生徒ははさみを片手に地元の山の藪の中に分け入り、ちまきを作るために必要な笹の葉を約800枚収穫してきました。自然の中で育つ笹の葉のため、葉の大きさは多少異なりますが、ちまき作りには最適な大きさです。

 ちまき作りの目標個数は300個です。生徒はちまきを自宅へのお土産として持ち帰る予定です。

湖南高校 笹収穫①湖南高校 笹収穫②湖南高校 笹収穫③

湖南高校 笹収穫④湖南高校 笹収穫⑤湖南高校 笹収穫⑥

湖南町の食文化②

 先日、湖南地域で食されている山菜”ふうな”をいただきました。

 ”ふうな”は、茎が空洞になっているのが特徴です。アクが少なく、うどやふきに似た香りがあります。天ぷらやお浸し、お味噌汁など様々な調理法に合うそうです。

 今回は、地域の方おすすめの食べ方を教えていただいて、おにぎりにしていただきました。

令和3年度第1回学校運営協議会が開催されました

5月14日(金)、本校図書室において第1回学校運営協議会を開催しました。協議会では、酒井祐治校長及び、小山伝一郎会長からの挨拶の後、本年度最初の会合ということで、出席者の自己紹介をおこないました。

つづいて、令和3年度の学校経営・運営ビジョンについて校長より説明があり、事務局からは前年度の活動内容と本年度の活動計画が報告されました。新カリキュラムから導入される「観光ビジネス」を見据え、本年度は、蕎麦プロジェクト、観光案内や郷土料研究などの取組を充実させていくことにくわえ、湖南高校応援隊(人材バンク)の構築を推進してゆくことが確認されました。また、地域人材の活用という観点から、就職や進学の面接指導を地域の方々にも協力いただく体制づくりを進めてゆくことが満場一致で決定しました。

 意見交換では本校のコミュニティスクールの方向性について、活発な議論が交わされました。議論の中で焦点が当てられたのが、総合探究での活動を発表する場と連携先についてです。湖南地域で開催されているお祭りの中で、中止になったそば祭りを湖南高校生の手で復活させるなどの興味深い話題もあがりました。また、現在進めている蕎麦を材料とした食品の商品化、六次化をめぐっては、地域の企業や商店などとの連携について議論を深めることができました。

R3湖南高校学校運営協議会①R3湖南高校学校運営協議会①R3湖南高校学校運営協議会③

R3湖南高校学校運営協議会④R3湖南高校学校運営協議会⑤R3湖南高校学校運営協議会⑥

 詳しくは議事録をご覧ください。

湖南町の食文化①

 現在、湖南高校では総合的な探究の時間「地域ミライ探究」において湖南町の特産品である蕎麦を活かした商品の六次化に取り組んでいます。また、今年度は豊かな湖南の食と食文化を地域のお母さん方から直接教えていただく取り組みを始めています。

 そこで今回は、湖南町の方々に協力をいただき、湖南町で採れた山菜、うど、たらの芽、こごみを天ぷらにしてみました。

 食を通じて、また一つ湖南町の魅力に触れることができました。

 湖南町の食文化について学び、実際に体験したことなどを「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」活動に活かしていきたいと思います。

ふくしま創生サミット

4月27日、令和3年度福島県創生サミットに本校生徒会長が参加しました。福島創生サミットでは、県内各高校の代表が集い、各校で実践している地域的課題探究の取り組み状況や地域の抱えている課題について報告し、情報を共有しました。

地域的課題探究について、湖南高校からは、昨年実施した「一からカレーライスを作る」と、本年度も継続実施となる「蕎麦プロジェクト」について報告しました。報告の中で、他校から注目を集めたのがカレーの具材にウチダザリガニを用いたことでした。観光資源として、湖南の食材をPRできるだけではなく、外来種であるウチダザリガニの駆除にもつながる点に興味を持ってくれる人が多かったように思います。

お昼休みを挟んで、午後からの地域課題に関する話し合いでは、地域の抱える課題についての意見の共有と、それを踏まえての解決策をグループごとに話し合いました。全体に共通する意見として、少子高齢化や居住地域の魅力化を地域の抱える課題ととらえている生徒が多いように感じました。

様々な学校で、地域課題を解決するにはどうすればいいのか、多くの高校生が取り組んでいるのを目の当たりにして、大きな刺激をうけることができました。

本校生がラジオ番組に生出演しました

5月4日(火)、本校3年樋口愛さんがラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、樋口さんは湖南高校ボート部の魅力や猪苗代湖での練習の様子などを紹介しました。
そのときの音源をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと樋口さんの会話の様子をお聴きください。

※こちらをクリックしてください。。
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ラジオ番組への生出演について

5月4日(火)朝、本校3年樋口愛さんがラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。

PTA総会前の「そば打ち体験」

 4月24日(土)、授業参観・PTA総会までの時間を使って、保護者の方々は本校調理室で「そば打ち体験」をしました。これは、保護者の方々に来校いただくこの機会に、コミュニティ・スクールや蕎麦プロジェクトがどのようなものなのかを、そば打ちを通して体験的に理解していただこうとするものです。

 今回の講師はそば部の2年生です。そば部員による伝授のもと、保護者の方々はそば粉から「タマづくり→こね→角だし→切り」を行いました。初めてそば打ちをするという方が多く、生徒の話を聞きながら慣れない手つきで体験を楽しんでいらっしゃいました。

 出来上がった生そばは、PTA総会前に実食していただきました。保護者からは「とてもおいしかった。コミュニティ・スクール企画蕎麦プロジェクトがどのようなものなのかが分かった」「PTA行事との同日開催がいい」「日ごろの生徒や学校の様子が分かるきっかけとなった」「このような機会をまた設けて欲しい」などの意見がありました。

保護者そば打ち体験(湖南高校)保護者そば打ち体験(湖南高校)保護者そば打ち体験(湖南高校)

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保護者そば打ち体験(湖南高校)保護者そば打ち体験(湖南高校)保護者そば打ち体験(湖南高校)

 

授業参観・PTA総会・学級懇談

 4月24日(土)、授業参観・PTA総会・学級懇談が行われました。
 授業参観では、1年「国語総合」2年「英語表現」「情報処理」3年「数学Ⅱ」の授業を参観していただきました。生徒たちは少し緊張しながらも、プロジェクターを使った対話的な学びをするなど、普段と変わらなず意欲的に学習に向かっていました。
湖南高校 授業参観の様子湖南高校 授業参観の様子湖南高校 授業参観の様子
湖南高校 授業参観の様子湖南高校 授業参観の様子湖南高校 授業参観の様子

 PTA総会では、全ての議案が承認されました。本校校長と宗形PTA会長からは本校PTA活動の発展にご尽力された赤城多加志様、鈴木勝美様へ感謝状が贈呈されました。
湖南高校 PTA総会の様子湖南高校 PTA総会の様子湖南高校 PTA総会の様子
湖南高校 PTA総会の様子湖南高校 PTA総会の様子湖南高校 PTA総会の様子

 学級懇談では、お子様の自己実現に向けた話などをしました。また、生徒を真ん中に保護者と学校が協力しながら一緒にやっていくことを確認しました。
 保護者の皆様、ご出席ありがとうございました。
 湖南高校 学級懇談の様子湖南高校 学級懇談の様子湖南高校 学級懇談の様子 

本校生がラジオ番組に生出演しました

 4月9日(金)、本校2年三瓶槙也さんがNHKラジオ第1「こでらんに5next」の中の「Go!Go!ハイスクール」に生出演しました。

 三瓶さんは郡山出身の白鳥久美子さん・アナウンサー佐藤彩乃さんと一緒に、約20分間、コミュニティ・スクールとしての「湖南高校の魅力」や蕎麦プロジェクトから始まった「そば部」活動などを紹介しました。

「Go!Go!ハイスクール」湖南高校①「Go!Go!ハイスクール」湖南高校②  

地元企業が湖南高校で新入社員研修を行いました

 4月6日(火)7日(水)、本校を会場に地元企業が新入社員の実地研修を行いました。コミュニティ・スクールとして地域に開かれている本校において、新入社員に壁面塗装の仕方を教えるためのものです。この新入社員の中には本校卒業生もいました。

 ベテラン先輩社員の指導のもと、新入社員の皆さんは、壁や縁に養生テープを貼り、手際よく、丁寧にペンキを塗り重ねていました。また、本校卒業生は新入社員のリーダーとして、その役割を果たしていました。急遽、本校有志たちは職業体験させていただき、ベテラン先輩社員からは仕事の段取り方や社会人としての心構えなどを教えていただきました。

 ベテラン先輩と新入社員は白くきれいになった壁だけを残して、学校を後にしました。このような機会をいただきましてありがとうございました。 

湖南高校 企業研修①湖南高校 企業研修②湖南高校 企業研修③

ラジオ番組への生出演について

 明日4月9日(金)午後、本校2年三瓶槙也さんがNHKラジオ第1「こでらんに5next」の中の「Go!Go!ハイスクール」に12分程度生出演します。

 時間は午後4:40前後(予定)、番組では「コミュニティ・スクールとしての湖南高校の魅力」や「蕎麦プロジェクト」から始まった「そば部」活動などを紹介します。ぜひお聴きください。

「そばレシピ試作コンテスト」を開催しました

去る3月2日(火)、本校調理室において「そばレシピ試作コンテスト」を行いました。

 

このコンテストでは、各グループが、コミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の目標の一つである6次産業化を目指し、次年度に商品化・販売できそうな商品の候補を決定するものです。

1,2年生が8つのグループに分かれ、それぞれのグループがこれまで検討を重ねてきたレシピを実際に調理しました。

これまでの過程で商品化の候補として挙がっていたのは、「そばチュロス」「そばがきのみたらし団子」「そば粉ピザ」「そばドレッシング」の4つです。それぞれのレシピに対し、2グループずつ、グループ独自の創意工夫やアレンジを加え調理・試作を行いました。

 

調理の様子です。

 

こちらが完成した試作品です。

 1班「そばチュロス(抹茶・ドライフルーツ/チョコ・いぶりがっこ)」

 

2班「そばがきのみたらし団子(焼き/揚げ)」

 

3班「そば粉ピザ(しっかり生地/もっちり生地)」

 

4班「そばの実ドレッシング(パスタ/サラダ)」

 

審査員は、本校教職員に加え、学校運営協議会会長小山伝一郎氏と同委員兼同窓会会長の桑名秀一郎氏にご協力いただきました。

評価の観点はそばの活用方法だけではなく、商品化のしやすさや保存性など多岐にわたります。

予想しなかったトラブルなどもありましたが、どのグループも無事に作り終えることができました。

ただいま実食・審査中です。

 

上位入賞レシピはこちらです。

まずは第3位。

「そば粉のピザ(しっかり生地)」

 

具だくさんでカラフルですね。野菜も多くヘルシーピザです。そば粉を使った生地も美味しかったです。

 

第2位は、

「そばがきのみたらし団子(焼き)」

焼き色がついて見た目がとてもよかったですね。味もしっかりとそば粉の味が楽しめました。

 

 栄えある第1位はこちらです。

「そばがきのみたらし団子(揚げ)」

同じく団子グループの別作品です。そばの風味、食感、コスト、調理のしやすさ等、様々な点で優れたレシピでした。みたらし餡にもそばの実が入っており、まさに「そば団子」でした。素晴らしい!

 

今回のレシピコンテストをもって、今年度のコミュニティ・スクール企画「そばプロジェクト」は終了です。今回の結果をもとに、次年度の新たなプロジェクトが始動します。

 

次年度も引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。

湖南町福良地区「地域づくりマップ」づくり②

 2月24日(水)図書室において、本校生徒と福島県県中建設事務所員が湖南町福良地区「地域づくりマップ」作成のための合同ワークショップ(第2回)を行いました。
 今回のワークショップのねらいは「地域づくりマップ」のテーマ(コンセプト)を決めることです。福島県県中建設事務所員のコーディネートのもと、本校生徒会役員と1年生有志は「どんな切り口のマップを作るのか」「どうしたら交流人口が生まれるか」など、熟議を重ねました。熱心な熟議を通して生徒たちは地元湖南・福良地区の理解を深めることができました。
 マップのテーマ(コンセプト)は「インスタ映えとグルメ」に決定しました。今後、生徒たちはこのテーマに沿って、他にはない「地域づくりマップ」を作成していきます。

第5回学校運営協議会が開かれました

 去る2月10日、本校図書室において第5回学校運営協議会が開かれました。今年度はこれが最終回となりますが、今まで同様、多くの委員にご参加いただき、充実した会議となりました。

  会議冒頭、まずは小山伝一郎会長から挨拶を頂きました。先日行われた、生徒による「除雪ボランティア」活動について、生徒たちの素晴らしい笑顔を見ることができ感動した、と感謝の言葉を頂きました。

  続く学校長あいさつにおいては、「除雪ボランティア」活動を経て、生徒たちは地域に対する理解がより深まった様子だと述べ、本校におけるボランティア活動の教育的意義を委員の皆様に伝えました。また、「蕎麦プロジェクト」を総括し、各委員のご協力に感謝するとともに、次年度の目標などを語られました。

R2_湖南高校第5回学校運営協議会①R2_湖南高校第5回学校運営協議会②

  協議においては、まず事務局から、「学校評価アンケート」の集計結果の報告がなされ、本校の学校生活には生徒・保護者とも概ね満足していることなどが報告されました。 

 続いて、前回より議題となっている「湖南地域ホームステイ制度」について、ワーキンググループのメンバーの提案あり、グループの活発な活動を協議会としてお願いしました。また、「蕎麦プロジェクト」については、先だって行われたそばレシピコンテストの結果報告や今後の予定などの確認があり、次年度に向けた課題等を共有しました。その後、「湖南高校と湖南町がともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」結果の報告があり、生徒の率直な意見や事務局や各委員の提案などを全員で共有しました。 

 最後に、各委員やオブザーバー、各事務局員から、次年度の学校運営協議会・コミュニティ・スクールに向けた様々な建設的な意見や感想が述べられ、充実した意見交流が行われました。 

 委員の皆様、1年間本当にありがとうございました。今年度の成果と課題を次年度に必ず活かしていきたいと思います。

R2_湖南高校第5回学校運営協議会③R2_湖南高校第5回学校運営協議会④R2_湖南高校第5回学校運営協議会⑤

 詳しくは議事録をご覧ください。

除雪ボランティアを行いました。

先日ニュース番組でも報道された通り、1・2年生35人が、除雪ボランティアを行いました。

昨年度は雪が少なかったため、1・2年生は初の除雪ボランティアです。中には、初めて雪かきを経験する生徒もいました。

ボランティア当日は風が強く、雪が更に降り積もる中での実施でした。生徒たちは9班に分かれ、一人暮らしの高齢者宅の雪を取り除きました。1メートル以上も雪が積もっていた場所もあり、生徒たちはそれぞれスコップを手に頑張りました。

生徒たちからは、「雪かきは大変だった。特にご高齢の方には負担が重いと思うので、手伝いができてよかった。」「いつも地域の方に温かく受け入れてもらっているので、このような形で恩返しできるのはうれしい」などの感想がありました。

本校生がラジオ番組に生出演しました。

2月9日(火)、本校1年大山紗生さんがラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。
そのときの音源をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと大山さんの会話の様子をお聴きください。

※こちらをクリックしてください。
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「そばレシピ」コンテスト 受賞作品が決定しました!

 教職員審査で13作品にまで絞られていた「そばレシピ」コンテスト。全校生徒による投票の結果、以下の6作品が校長審査へと進みました。

  「そばドレッシング」[杉原美奈(3年)考案] 【 優秀賞 】

  「そばチュロス」[永井莉乃亜(2年)考案]【 最優秀賞 】

  「そばかりんとう」[佐藤聖也(3年)考案]

  「そばアイス」[牧山美里(1年)考案]【 特別賞 】

  「そば粉ピザ」[渡部祐太(2年)考案]【 優秀賞 】

  「そばがきのみたらし団子」[藤橋翔(2年)考案]【 特別賞 】

 その後、商品化を重視した校長審査が行われ、上記の通り、受賞作品が決まりました。

  

 この中から「そばドレッシング」「そばチュロス」「そば粉ピザ」「そばがきのみたらし団子」の4作品を、3月2日(火)に試作します。2月8日(月)には、試作調理向けた各班のミーティングが開かれました。 

 班ミーティングにおいては、各班に割当となったレシピのアレンジが話し合われ、自由な発想が飛び交う中で、レシピも練り上げられていったようです。同じ班の中でも、AグループとBグループに分かれ、アレンジも異にしていて、よりバラエティに富んだそばが、当日は試食できそうです。

ラジオ番組への生出演について

明日2月9日(火)朝、本校1年大山紗生さんがラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。

「除雪ボランティア」のテレビ放映について

本日2月4日(木)午後、湖南地域の一人暮らしの高齢者宅を対象に「除雪ボランティア」活動を実施しました。
その様子が、夕方のニュース番組で放映されますので、ご覧ください。

KFBは「ふくしまスーパーJチャンネル」午後6:15から7:00までに放映予定です。
NHKは「はまなかあいづ」午後6:10から7:00までに放映予定です。
TUFは「Nスタふくしま」午後6:23に放映予定です。

「そばレシピ」コンテスト 只今、生徒審査を行っています!

 湖南の特産品の6次化をめざす『蕎麦プロジェクト』も、いよいよ第1次から第2次産業の段階へと入ってきました。商品化にあたって、高校生らしい独創的な発想やソバ以外の特産物とのコラボなどを期待し、「そばレシピ」コンテストを開催しました。

 生徒・職員併せて総数65作品(45名)の応募があり、第1次審査に当たる教職員審査で、以下の13作品が第2次審査に進みました。現在、全校生徒による審査が行われています。はたして、最終審査に進む6作品はどれか。こうご期待!

1  そばドレッシング

2  そばチュロス

3  そばおやき

4  そばミルフィーユ

5  そばかりんとう

6  そばアイス

7  カレーそばスナック

8  郡山西部そばせんべい

9  そばの実コロッケ

10   そば好み焼き

11   そば米のドライカレー&ピッツォッケリ

12   そば粉ピザ

13   そばがきのみたらし団子

 

 

 

 

第4回学校運営協議会を開催しました。

 12月21日(月)、第2回学校評議員会に引き続き、図書室において第4回学校運営協議会を開催しました。

 協議会の前に、生徒たちの日頃の様子を知るため、授業参観の時間を設けました。

 まずは、グループワークを主体にした2年生の化学基礎の授業、次に、基礎クラスと標準クラスの習熟度別に分かれている1年生の数学Ⅰと3年生の英語Ⅱの授業を見学しました。参観された小山伝一郎会長からは、「少人数の授業展開の中で、一人ひとりの生徒が真面目に学習に臨んでいる姿が印象的だった」との言葉をいただきました。

 

 協議会では、小山伝一郎会長及び酒井祐治校長からの挨拶の後、事務局から前回協議会の議事の報告、そして、この間にメディアで取りあげられた新聞記事等の紹介がありました。

 続く、先進校視察研修報告では群馬県立尾瀬高等学校の取り組みについての説明が事務局よりありました。尾瀬高校は、「地域に貢献し、自然との共生を図ることのできる人づくり」を教育目標として掲げており、全国で初めて自然環境科を設置した高校で、全校生徒136名の内、半分近くの63名が地元中学校の出身者で占められています。また、自然環境科では、一般家庭等でのホームステイ制度「ハートフルホーム・システム」により県内外から生徒募集を行っています。説明の後、委員の方それぞれからご意見をいただき、ホームステイ制度について、本校でも今後さらに検討を進めていく必要があるとの意見で一致し、ワーキンググループを設置することが決まりました。

 次に、『蕎麦プロジェクト』についての経過報告と今後の計画についての説明が事務局よりあり、今年度中のそばを用いたレシピ考案と試作品開発、そして来年度、製造委託のためのプレゼンテーション、本校生による実地販売などの計画が承認されました。

 続いて、酒井校長より「令和3年度のコミュニティ・スクール」について、次年度は、生徒の主体性を育む活動を重視し、本校でレシピ開発したそば製品や地元野菜の販売促進の企画、また、湖南の観光拠点となり得るような古民家の再生デザイン案に生徒が関わるなど「体験」を軸にした活動を地域と連携して展開していきたいとの構想案の表明がありました。

 最後に、「湖南高校と湖南町とのつながりをより深め、ともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」の実施についての了承を得て、満田仁一副会長の閉会の言葉で会を閉じました。

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

あすチャレ!Academy

 12月19日(土)、湖南高校視聴覚室を会場に、障がい者への理解を深める「あすチャレ!Academy」が開催されました。講師は聴覚障がい者のデフサッカー男子日本代表監督の植松隼人さん、当日は参加を希望した本校生徒や湖南地域の方々など約30名が植松さんの話しを熱心に聞きました。また、スペシャルゲストとして、パラ・パワーリフティング55㎏級日本記録保持者の山本恵理さんも来校されました。
 植松さんはパラリンピックやパラスポーツを題材に、競技の魅力と障がい者の「リアル」を私たちに語りかけ、参加した生徒たちは障がい者への理解と他者への思いやりを形にする方法を楽しく学ぶことが出来ました。

【生徒の感想】
 ・障がいのある方への気配りやコミュニケーションの仕方を知ることができ、先入観を持たないことの大切さを認識できた。
 ・とても印象が変わった。今日の帰りから困っている人がいたら助けようと思った。
 ・こんなにすごいことができる人がいることが分かった。
 ・パラスポーツには社会を変える力がある。目指すは同じゴール。

 

「蕎麦」文化論~日本と世界のそば文化~

 12月16日(水)、「蕎麦」文化論~日本と世界のそば文化~の授業を行いました。

 この授業は、コミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」において、生徒がそばについての理解をより深くするためのものです。生徒は、そば栽培の始まりや縁起物扱いなどの「日本のそば文化」、世界のそばの生産量や料理などの「世界のそば文化」、そばせんべいやそばクッキーなどの「食としてのそば」を体系的に学びました。

 この冬休み中、すべての生徒がそばを活用したレシピを考えます。そして、3学期には湖南高校「蕎麦プロジェクト」【そばレシピ・コンテスト】を行い、そこで採用されたレシピは、表彰とともに、商品化に向けた試作会で実際に調理されます。湖南町特産のそばの「六次化」に向けて、「蕎麦プロジェクト」がまた一歩動きます。

学術研究部の地域研究の成果をまとめました

 今年3月に、6年間にわたる活動を終えた学術研究部ですが、3年生の元部員3人が、地域に根ざしたこれまでの活動を「こなんって、こんなとこ」(ホームページ形式)というタイトルでまとめました。下記をクリックして、ご覧下さい。

学術研究部の地域研究活動「こなんって、こんなとこ」

 

以下が、学術研究部の6年間の歩みです。

 2014(H26)年度 

  ・特設の【自然科学部】として発足

  ・「猪苗代湖に流入する河川の水質調査」を行い、生物学的側面から汚染状況の数値化を試みる(福島県生徒理科研究発表大会地学部門優秀賞[第2位])。

 2015(H27)年度 

  ・前年に続き、福島県生徒理科研究発表大会地学部門で優秀賞[第2位]を獲得。

  ・「再生可能エネルギー教育実践事業モデル校」に選ばれ、いわき明星大において講義や実験を実施。

 2016(H28)年度 

  ・「ペルチェ素子を用いた温度差発電の研究」に着手。

 2017(H29)年度 

  ・湖南地域の文化や社会について研究する【地域研究班】が結成され、【特設自然科学部】と合同し、【特設学術研究部】として発足。

  ・【地域研究班】が湖南町住民に対して行った社会調査「湖南を元気で住みよい町にする地域調査」が、『ふくしま高校生社会活動コンテスト』で「優秀賞」及び「社会貢献賞」を受賞。

  ・郷土史研究やオリジナル郷土料理レシピの開発に取り組む。

 2018(H30)年度 

  ・「湖南を知り、湖南の魅力を発信する」実践報告が、前年に続き、『ふくしま高校生社会活動コンテスト』で「優秀賞」及び「社会貢献賞」を受賞。

  ・湖南地域の立体地図の作成やオリジナル郷土料理レシピの開発等に取り組むとともに、部員生徒が郡山市の除雪ボランティアに登録。

 2019(H31・R1)年度 

  ・学術研究部ホームページ「こなんって、こんなとこ」の制作に着手。

  ・湖南の魅力インタビュー、湖南町の巡検調査、旧地名の研究を実施。

  ・令和2年3月、クラス減に伴う部活動の精選により活動の幕を閉じる。

 

湖南町福良地区「地域づくりマップ」を作成しています

 12月9日(水)図書室において、本校生徒と福島県県中建設事務所員が湖南町福良地区「地域づくりマップ」作成のための合同ワークショップを行いました。
 これは、福島県県中建設事務所が、地域づくりのための取組の一つとして、生徒会役員・1年生有志と一緒に湖南町福良地区ならではの観光マップを作成するための初回の取組です。行政と学校が一緒になって湖南町を盛り上げていこうとするものです。今回参加した生徒たちは、自由な発想のもと、地元湖南の観光資源を考えたり、マップのイメージを用紙に表現したりしていました。
 「地域づくりマップ」の完成へ向けて、生徒はデザインや内容等の検討・修正を今後も重ねていきます。

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を行いました

12月4日(金)、今年度のコミュニティースクール企画「蕎麦プロジェクト」の集大成ともいえる「収穫祭」を行いました。先月脱穀・選別したそばの実を地元の方に挽いてもらい、地元の方々のご指導を受けながら、実際に生徒たちがそば打ちを行い、試食しました。

 

収穫祭に先立ち、学校運営協議会の小山伝一郎会長と学校長の挨拶です。

  

まずは石臼を用いての粉挽き体験です。指導してくださったのは、学校運営協議会委員兼同窓会長でもある桑名秀一郎さんです。そばの実が粉になる様子を見ることができました。

  

続いては「会津蕎麦口上」、いや「湖南蕎麦口上」のお披露目です。蕎麦口上とは、特別な席やおめでたい日の食事に出される蕎麦を食べる際に披露されるものです。今回オリジナルの「湖南蕎麦口上」を披露していただいたのは、地元・湖南町中野生産組合の桑名佐奈恵さんです。ひねりやしゃれが混じった、面白可笑しい口上を3名の方に披露していただきました。

おや?左と右の男性陣、どこか毎日会っているような気がするのですが…。

   

 

いよいよそば打ち開始。各班、アドバイスを聞きながら上手に打っています。

   

   

切ったそばは細いのから太いものまで様々。切った人の個性が表れているのでしょうか。

  

そして大きな鍋、たっぷりのお湯で茹でてもらいます。

  

ついに試食。お味はいかがでしょうか。蕎麦のおいしさだけでなく、今までかけてきた時間と苦労が最高の薬味になったのでは。

  

 

生徒代表のお礼の言葉です。

今ままで本プロジェクトでお世話になった、すべての方に感謝します。ありがとうございました。

 

 

~生徒の感想~

「蕎麦を切ることは幅が均等にならず大変でした。蕎麦屋で出てくる蕎麦の幅が細く均等であることが、とても凄いことだと感じました。」

「今回の蕎麦がこんなに美味しかったのは、地域の皆様が協力してくださったおかげです。とても楽しかったです。」

「今回は細かい技術が多く、難しかったですが、地域の方や先輩たちに親切に教えていただき、とても分かりやすかったです。」

「湖南の歴史や文化はこのようにして若者に受け継がれていくんだ、と思いました。」

CS 先進校(群馬県立尾瀬高校)視察研修報告

 コミュニティ・スクール事業の一環として、群馬県立尾瀬高等学校に、2020年10月27日(火)~28日(水)の2日間、先進校視察研修に行ってきました。

 全国で初めて「自然環境科」を設置した尾瀬高校は、沼田市内の利根中学校と隣接の片品村の片品中学校と連携型の中高一貫教育で互いに密接な関係にあり、地元からの進学者も多く、「地域に貢献し、自然との共生を図ることのできる人づくり」を目指しています。また、一般家庭等(民家や民宿)でのホームステイ制度により県内外から生徒募集を行い、近年、入学希望者が増加傾向にある学校でもあります。

視察研修の内容は、以下の通りです。

【 10月27日(火) 】 

13:00~13:30 情報交換

13:45~15:15 校外実習視察

15:30~16:20 学校の概要説明

16:30~17:30 ハートフルホーム・システムの説明

17:30~18:00 校長先生との懇談

18:30~21:30 ホストファミリー(梅木さんご夫妻)からの聞き取り調査

    

【 10月28日(水) 】

 7:50~8:15  ホームステイ先の訪問

8:30~8:45  聞き取り調査の打ち合わせ

9:00~10:15 片品村役場での聞き取り調査:教育委員会・むらづくり観光課

10:30~12:00 自然環境科施設見学

 左は、学校から車で10分ほどの場所にある雑木林での校外実習の様子です。自然環境科では、野外での自然観察や地域からの講師招聘がさかんに行われています。先生方が、生徒たちを下の名前で呼んでいたのが印象的でした。本校と同じく、「一人一人の生徒に寄り添う」雰囲気を感じました。

 真ん中は、ペンションを経営しながら、5名の男子生徒のホストファミリーになっている梅木さんご夫妻です。ホストファミリーとしてのやりがいやご苦労など、率直なお話を聞かせていただきました。心のこもった夕食とおもてなし、ありがとうございました。お世話になりました。

 右は、片品村役場での聞き取り調査の様子です。公務にお忙しい中、総勢5名の職員の方々が対応して下さいました。全国の中山間地域に位置する町村はどこも人口流出に悩んでいますが、片品村は尾瀬高校との連携を深めながら、地域に人材が残る取り組みに成功していると感じました。

 尾瀬高校関係者の皆様、本当に有意義な2日間でした。この研修の成果を、本校の地域協働の学校づくりにいかしていきたいと思います。

 

 

 

1年生が地域課題探究ワークショップに参加しました

 10月22日(木)に、福島県教育委員会が主催する地域課題探究ワークショップを本校会場に行いました。ワークショップは生徒が主体となって運営され、本校生徒は会場校代表あいさつや、午前中の進行を務めました。活動は西会津高校の1、3年生、川口高校の1年生とともに本校の1年生が8グループに分かれて行い、参加生徒は「地域の理想の未来」について意見を出し合いました。講演会では、OECD 東北スクール運営事務局長の七島貴幸様をお迎えし、高校生が未来を考えることの重要性や、復興イベントや高校生フェスティバルを完成させるまでの道のりなどについて、高校生の背中を押してくれるようなお話をいただきました。

 ワークショップに参加した生徒からは、「自分は人前に出ることが苦手なんです。でもそんな自分を変えたくて、グループの意見発表の役をやったんです。」「恥を捨て、自分から積極的に話しかけ、話題を盛り上げると班の人ともうまく打ち解けることができました。」「普段考えないことについて、他校の皆さんと考えられてとっても良かったです。」「今の湖南に似た問題点が、西会津高校や川口高校でもあるんだと勉強になりました。」などの声が寄せられ、また、アンケート結果からは、地域の未来について考えることが重要だと感じた生徒、他校生との交流が有意義だったと感じた生徒がほとんどでした。

 【おまけ】当日までの準備の様子です。

「蕎麦プロジェクト」 脱穀・選別をしました。

10月15日(木)の5・6校時、10日前から体育館のギャラリーで乾燥させていたソバの脱穀と選別を行いました。

地元の認定農業者の阿部敏光さんと中野生産組合の代表桑名秀一郎さんにご指導をいただきながら、まずは、脱穀の作業に入りました。唐竿(からさお)代わりの篠竹を利用して脱穀する者、ソバ束を床に打ちつけて脱穀する者、やり方はそれぞれでしたが、皆、手作業でなんとか全てのソバ束の脱穀を終えました。

 

 

続いて、阿部さんのお宅に大正時代から代々伝わる唐箕(とうみ)をお借りして、選別作業を行いました。また、生徒たちは、箕(み)や段ボール製の手作り箕を利用して、「ふぅ~ふぅ~」吹きながら、ソバの実と異物を選り分けていました。熟練技にはまだまだのようですが、それぞれ楽しみながら作業に取り組んでいました。

また、当日は、TV局や新聞社など複数のメディアからの取材がありました。「湖南高原のそば」の名と本校のコミュニティ・スクールの取り組みが県内各地に広まってくれることを期待しています。

第3回学校運営協議会が開催されました。併せて「第2回地域協働の学校づくりのための研修会」も行いました。

 10月7日(水)、本校全職員並びに学校運営協議会委員の方々を対象に、株式会社 Prima Pinguino 代表取締役の藤岡慎二先生に講演をいただき、地域協働の学校づくりのための研修会を行いました。

 藤岡先生は、全国的にも知られる島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクトに参画し、その実践をベースに全国各地で「高校魅力化プロジェクト」の中心メンバーとして活躍されています。現在は、会社経営とともに、大学でも教鞭を執られ、経営戦略・リーダーシップ・人材育成・地域活性化をご専門にされています。

 演題は「教育の魅力化による地域の活性化~全国に拡がる高校魅力化プロジェクト~」。本校のコミュニティ・スクールのあり方を考えていくにあたって、とても刺激的な内容でした。あいにく前日に体調を崩され、リモートでの講演となってしまいましたが、200枚を超えるスライドを準備され、その熱い語り口は、遠隔とは思えない臨場感にあふれた雰囲気を醸しだしていました。本当に中身の濃い有意義な時間でした。

 講演会に引き続き、第3回学校運営協議会を開催しました。

 小山伝一郎会長及び酒井祐治校長からの挨拶の後、事務局から前回協議会の議事についての報告がありました。熟議題「湖南ブランド」については、『蕎麦プロジェクト』として湖南町特産のそばの六次産業化が6月より始まり、現時点で収穫まで漕ぎ着けた旨、報告がありました。熟議題「湖南高校応援隊」並びに熟議題「イベントをいっしょにやってみませんか」の進捗状況についても報告がありました。続いて、先進校視察として群馬県立尾瀬高等学校を10月下旬に訪問する趣旨説明がありました。最後に、オブザーバーとして参加していただいた藤岡先生からアドバイスをいただき、また、高校教育課の渡部俊博指導主事が協議会全体を通しての感想を述べられました。

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

「蕎麦プロジェクト」 収穫しました。

 7月27日の種まきから70日目にあたる10月5日(月)、そばの実の80%以上が黒褐色になっていることを確認し、地元の生産組合代表の桑名秀一郎さんと認定農業者の阿部敏満さんのご指導・ご尽力の下、刈り取りを実施しました。

 当初は、そば畑の三分の一程度を手刈りして、残りはコンバインで刈り取るつもりだったのですが、あいにく午前中に雨が降り、コンバインでの搬入が難しくなったため、急きょ予定を変更して、12㌃の「そばファーム」全てを手刈りで収穫することにしました。全校生徒に加え、学校運営協議会の委員の方々も参加され、総勢約80人が鎌を持って約2時間、大いに実ったそばと格闘しました。

 刈り取った後は、稲わらで結わいて体育館のギャラリーに運びました。現在、はぜかけにして乾燥させています。今月中旬には、脱穀・選別作業を行う予定です。 

 

「蕎麦プロジェクト」収穫の実施について

10月5日(月)は「蕎麦プロジェクト」の収穫日です。

当日の天気予報は「曇り一時雨」ですが、現時点では実施の予定です。

生徒のみなさんは長靴と体育着を持参してください。

なお、ご自宅に稲刈り鎌がある方は準備してください。

蕎麦の出前授業を受講しました

 9月2日水曜日に、蕎麦プロジェクトの一環として、理科の授業へ農業総合センターから講師を招きました。おいでくださったのは会津地域研究所の新田靖晃様で、本校の蕎麦プロジェクトで育てている蕎麦の品種「会津のかおり」に触れながら、植物そして農作物として見るソバについてご説明いただきました。

 5時間目は3年生、6時間目は1、2年生と2講座に分かれての授業でした。それぞれの講座で興味を深めた生徒たちから活発に質問も出されました。受講後に生徒からは、

湖南高校で育てている会津のかおりの収穫が楽しみです。

会津のかおりという品種に至るまでの苦労があってのおいしさがあるんだと思いました。

この講座を受講してもっと蕎麦プロジェクトに積極的に関わり、もっと多くの人に湖南のそばについて知ってもらえるようにしたいです。
などと感想が述べられました。

「そばファーム」の蕎麦生育観察

 8月27日(木)、「そばファーム」の蕎麦の様子です。

 好天に恵まれていることもあり、蕎麦はすくすく育っています。

 生徒は2人1組になり、毎日2組ずつ、天候や開花・出穂状況、病虫害獣被害などの生育観察をしています。

第2回「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 8月10日(月)、第2回蕎麦プロジェクトのための教員研修会を本校教職員を対象に行いました。

 学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんを講師に、湖南産新そば粉でそば打ちをしました。

 麺棒で生地を均等な薄さにしたり、大きな包丁を使って生地を細く切ったりすることには苦労しましたが、そば粉の「こね」や「のばし」は前回の研修の成果を実感しながらすることができました。打ち立てのそばは香りがすごく良く、茹でておいしくいただきました。

 そば打ちを生徒に指導できるよう、これからも研修を積み重ねていきます。

 

 

「蕎麦プロジェクト」種まき

 7月27日(月)、全校生による蕎麦の種まきを「そばファーム」にて行いました。種は福島県オリジナル品種「会津のかおり」です。

 はじめに、学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんと福良地区の認定農業者 阿部敏満さんから種のまき方についての説明と指示がありました。その後、全校生、地域の方々、教職員が、約70㎝間隔に一列になって、種の入った紙コップを片手に持ちながら、一粒一粒、丁寧に種をまきました。

 生徒たちは畑に入ると、ずぶずぶと足が取られ、靴はすぐに泥だらけになりました。生徒のほとんどが蕎麦の種まきを体験したことはありませんでしたが、地域の方々に教えていただきながら行うことができたため、無事に終えることができました。

 帰校後には体育館で「蕎麦プロジェクト」ガイダンスがありました。学校運営協議会副会長 満田仁一さんからはコミュニティ・スクールと蕎麦プロジェクトについて、桑名さんからは「会津のかおり」の特徴や今後の作業などについてお話していただきました。

 雨が続く天候が少しだけ心配ですが、これからの成長が楽しみです。

 

 

塙工業高校生に車椅子を修理していただきました

 このたび、塙工業高校の3年生に、車椅子を修理していただきました。

 この車椅子は、タイヤがパンクしたままの状態で、本校の部屋の片隅に置かれていたものです。

 生徒の皆さんによって蘇った車椅子は、インクルーシブ教育「誰にでもやさしい学校」という点から、来校者が利用しやすいように本校事務室に置いてあります。

 塙工業高校の皆様、ありがとうございました。

湖南高校「菱の実祭2019」動画

 令和元年度(2019年度)に開催された「菱の実祭」において、文化祭実行委員会が湖南高校と湖南地域を舞台に動画を作成しました。この動画は、生徒と教員、地域の方々との関係など、コミュニティ・スクールとしての湖南高校の様子が分かる内容になっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=Btj7IrG4L8E

「蕎麦プロジェクト」畑の土づくり

 「蕎麦プロジェクト」のための畑の土ができあがりました。土づくりは、1回目に引き続き、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんご夫妻にご協力いただきました。

 7月9日(木)〔2回目〕は再耕起によって土をより細かくし、7月17日(金)〔3回目〕はその土を蕎麦づくりに適した通気と水持ちのよい状態にしていただきました。特に、3回目には「過石粒」「粒状苦土石灰」「硝燐安加里」を土に混ぜて、土の酸度などを整えていただきました。

 地域の専門家の手によって、子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトがまた一歩前進しました。

 蕎麦の種まきは7月27日(月)を予定しています。

 

3年生が菅川の水質調査をはじめました

 7月13日(月)に生物基礎の授業で水質調査を実施しました。これは猪苗代湖美来(みずみらい)基金の助成を受けて、猪苗代湖に流れ込む菅川の水質調査を実施するもので、今回は、学校敷地内の用水路とその水を取水する菅川の地点、学校西部の菅川に架かる橋の下の水質を調べました。3地点ともに大きな違いはなく、水質はpH7.0~7.5、COD2~4、亜硝酸態窒素0.02という結果でした。

 敷地内の用水路にはホタルや水生動物、バイカモなどが生息しています。今後は毎週月曜日に調査を実施していく予定です。

湖南高校の敷地には蛍がいます

 湖南高校の敷地内には小さな川が流れています。この川は校歌にも歌われている菅川の水系で、水は猪苗代湖に流れます。水質は良好で、梅花藻(金魚草)が再び自生するようになりました。

 この時期、湖南高校の敷地内では蛍を見ることができます。

 

「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 6月20日(土)、本校教職員対象に「蕎麦プロジェクトのための教員研修会」を行いました。この研修会は湖南高校同窓会役員の皆さまにご協力いただき実現しました。

 そば打ち体験では、学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんによる丁寧な指導のもと、そば打ちの楽しさ、奥深さを実感することができました。自分たちで打ったそばを茹でて食べてみることにより、そばをより深くおいしく味わうこともできました。

 また、湖南の地域性を活かしたそばの作付けに関することや玄そばの状態を、選別、脱皮、唐箕(とうみ)、石臼挽き、ふるいといった作業を行って製粉する様子などについて学ぶことができました。

   

「蕎麦プロジェクト」の畑づくりが始まりました

 6月17日(水)、「蕎麦プロジェクト」の畑を耕起していただきました。

 畑は草が生い茂り、表土がでこぼこになっている休耕地です。そこで、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんにご協力いただき、畑の土を掘り返したり反転させたりしていただきました。

 地域の専門家の手によって、草はたちまちに除去され、畑は再生し始めました。

 

 湖南高校「蕎麦プロジェクト」畑づくりの動画はこちらです。

 https://www.youtube.com/watch?v=OZ2havfwvbE

「そばプロジェクト(仮)」のための現地を確認しました

 そばプロジェクトは、学校運営協議会会長・湖南町区長会長 小山伝一郎さんのお力添えのもと、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんと学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんにご協力いただきます。

 6月12日(金)、湖南地区でそばを栽培しているお二人から、畑の耕し方や種のまき方、収穫方法など、そば栽培のためのアドバイスを現地でいただきました。湖南地区は標高532m、寒暖の差が大きくそば栽培に適した場所となっています。

 生徒の育ちにつながる、そばプロジェクトは地域の方々に支えられています。

「湖南ブランド」、そばプロジェクトが始まりました

 第2回学校運営協議会において熟議された「湖南ブランド」が動き出します。

 地元湖南町産そばのブランド化の第一歩として、生徒がそばを育てることにしました。そのための農地は、湖南エール隊を通して近隣の方からお借りできることになりました。農地は学校のすぐそばです。

 学校運営協議会(6月3日)→学校から委員の方へ「そばプロジェクト」の相談(4日午後)→湖南ネットワーク→学校圃場の決定(5日朝)と、相談してから農地が決まるまでの早さは、ただただ驚くばかりです。

 子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトが一歩前進しました。

 

 

CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代を応援しています

 6月5日(金)、春の遠足では「CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代」のコースを歩いて舘浜まで向かいました。CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代は、例年10月に開催されます。

 生徒と教職員は地域社会への感謝の気持ちを込めながら、サイクリストが美しい湖南町の景色の中を安全に走行することができるよう、サイクルエイドのコースにもなる道路のゴミ拾いと小石除去をしました。

湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備

6月7日(日)、湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備がありました。

当日は、朝早くから、地区の方々に学校敷地を取り巻く下草を刈っていただきました。

この行事は、毎年、地区の方々のご好意により行われています。ありがとうございました。

「春の遠足」準備

 6月5日(金)は「春の遠足」です。生徒は猪苗代湖畔の舘浜までウォーキング、ボランティアとしてゴミ等拾い、舘浜でバーベキューをします。

 湖南高校の遠足は、地域の方々の温かなご支援をいただきながら実施しています。

  

第2回学校運営協議会が行われました。「コミュニティ・スクール」がまた一歩前進です。

 令和2年6月3日(水)、講演会に引き続き、第2回学校運営協議会が本校図書室にて開催されました。

 酒井校長及び小山会長からの挨拶の後、協議に入り、その冒頭、事務局から前回協議会の議事についての報告があり、今回は3つのテーマに絞って、熟議がなされることが承認されました。

 熟議は、少人数に分かれたテーブルで自由な討論を行うワールドカフェ形式で行われました。「湖南高校応援隊(仮)」「湖南ブランド(仮)」「イベントをいっしょにやってみませんか(仮)」の3つのテーブルで、各委員が15分ずつそのテーマについて意見を述べ合いました。テーブルの移動がなされる度、議論が深まり、より具体的、より現実的な案に形づくられていく様子がみてとれました。

 続く、全体会では、各テーブルでの熟議の結果が報告され、今後の取り組みも承認を受け、また一歩、湖南高校の「コミュニティ・スクール」が前進しました。 

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

   

   

 

 

地域協働の高等学校づくりのための講演会を行いました

 6月3日(水)、地域協働の高等学校づくりのための講演会を実施しました。

 今回の講師は、コミュニティ・スクールマイスター、本宮市立まゆみ小学校長 安齋宏之先生です。演題は「コミュニティ・スクールを活用した地域協働の学校づくり」、対象は本校の学校運営協議会11名と本校教員です。

 学校運営協議会と学校運営協議会委員の役割を中心とした講演内容は、令和2年度から湖南高校が福島県立高校初のコミュニティ・スクールとして機能する上で大変参考となるものでした。

 講演後、学校運営協議会委員からは「私たちにも何かできそうだと思うことができた。学校・地域と一緒に取り組んでいこうと思う。」「学校の課題と地域の課題を関連づけて考えていきたい。」などの感想がありました。

  

 

 

第1回学校運営協議会が行われました。いよいよ「コミュニティ・スクール」の始動です。

 令和2年5月13日(水)に、第1回学校運営協議会が本校図書室において開催されました。

 11名の委員に対する委嘱状の交付式が行われ、委員の互選により、小山伝一郎氏が会長に、満田仁一氏が副会長に選出されました。

 協議では、校長より「令和2年度学校経営・運営ビジョン」についての説明があり、「開かれた学校づくり」のための意見交換が行われました。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、余裕を持った座席の配置にしましたが、濃密で活発な議論が交わされました。詳細につきましては、議事録をご覧下さい。