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「蕎麦プロジェクト」収穫祭を行いました

12月4日(金)、今年度のコミュニティースクール企画「蕎麦プロジェクト」の集大成ともいえる「収穫祭」を行いました。先月脱穀・選別したそばの実を地元の方に挽いてもらい、地元の方々のご指導を受けながら、実際に生徒たちがそば打ちを行い、試食しました。

 

収穫祭に先立ち、学校運営協議会の小山伝一郎会長と学校長の挨拶です。

  

まずは石臼を用いての粉挽き体験です。指導してくださったのは、学校運営協議会委員兼同窓会長でもある桑名秀一郎さんです。そばの実が粉になる様子を見ることができました。

  

続いては「会津蕎麦口上」、いや「湖南蕎麦口上」のお披露目です。蕎麦口上とは、特別な席やおめでたい日の食事に出される蕎麦を食べる際に披露されるものです。今回オリジナルの「湖南蕎麦口上」を披露していただいたのは、地元・湖南町中野生産組合の桑名佐奈恵さんです。ひねりやしゃれが混じった、面白可笑しい口上を3名の方に披露していただきました。

おや?左と右の男性陣、どこか毎日会っているような気がするのですが…。

   

 

いよいよそば打ち開始。各班、アドバイスを聞きながら上手に打っています。

   

   

切ったそばは細いのから太いものまで様々。切った人の個性が表れているのでしょうか。

  

そして大きな鍋、たっぷりのお湯で茹でてもらいます。

  

ついに試食。お味はいかがでしょうか。蕎麦のおいしさだけでなく、今までかけてきた時間と苦労が最高の薬味になったのでは。

  

 

生徒代表のお礼の言葉です。

今ままで本プロジェクトでお世話になった、すべての方に感謝します。ありがとうございました。

 

 

~生徒の感想~

「蕎麦を切ることは幅が均等にならず大変でした。蕎麦屋で出てくる蕎麦の幅が細く均等であることが、とても凄いことだと感じました。」

「今回の蕎麦がこんなに美味しかったのは、地域の皆様が協力してくださったおかげです。とても楽しかったです。」

「今回は細かい技術が多く、難しかったですが、地域の方や先輩たちに親切に教えていただき、とても分かりやすかったです。」

「湖南の歴史や文化はこのようにして若者に受け継がれていくんだ、と思いました。」