校長のつぶやき

今日のつぶやき

湖南の冬を楽しもう!!

 明けましておめでとうございます。昨年はたくさんの方々に支えられ色々な経験をさせて頂きました。今年もお願いすることが多くあると思いますが、湖南の魅力発信のために新たな取り組みにチャレンジしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 さて、この冬はラニーニャ現象で雪が多いと言われていましたが、予想通りという感じです。冷え込みも厳しく、毎日のように雪かきに追われています。しかし、湖南の道路や学校の駐車場は除雪が完璧に行われており、通勤も苦になりません。本当に助かっております。ありがとうございます。私の自宅のある伊達郡は除雪がほとんどされないので、側道に入ると車が動かなくなってしまう可能性があるくらいひどい状況です。この週末は道路の氷はがしに精を出しました。そこで、今年最初のチャレンジはミニ雪灯籠です。厳しい湖南の冬を楽しもうという企画です。グランドや中庭にたくさんのミニかまくらを作りロウソクの火をともしたら綺麗なんじゃないかという発想からですが、うまくいけば湖南高校ミニ雪灯籠祭りとして開催できればと思っています。福島大学の学生さん達も参加してくれる予定です。課題としては、風が吹くとロウソクの火が消えてしまうというところです。何とか克服しようと知恵を絞っているところですが、何かいい方法があれば教えて下さい。よろしくお願いします。
 1月13日(水)には3学期の始業式が行われました。生徒達の元気な顔を見て雪かきの疲れも吹っ飛びました。生徒達には、若い力で湖南の魅力を全国に広めるようお願いしました。四季折々に素晴らしい表情を見せてくれる湖南の美しさを、生徒の斬新なアイデアと行動力でどんどん発信してもらえることを期待しています。
まずはミニ雪灯籠祭りが開催できるよう、生徒の皆さんの協力を待ってます。(校長からのお願い)

1月6日朝の気温(湖南高校)防球ネットが凍っています。なかなか綺麗かも。何個作れるかな?

優しい教頭先生と愉快な仲間(先生)達!!

 12月24日のクリスマスイブにサプライズが起きました。実は私は12月25日のクリスマス生まれです。今年で56歳になりました。この歳になると誕生日もクリスマスもワクワク感がなくなっているのが正直なところです。今年も妻と犬とでささやかなパーティーをやって終わりかなと思っていたのですが・・・
 夕方、遠藤教頭に職員室に呼ばれ入ったところ、急に電気が消えハッピーバースデーの歌が聞こえてきました。何と、先生方が誕生会を開いてくれたのです。それもケーキが2つも準備されていました。1つは事務の増子さん手作りのポテトサラダケーキです。デコレーションケーキと間違えそうなくらいきれいに形作られていました。もう1つは大きなイチゴがたくさんのったデコレーションケーキです。驚きというか照れくさいというか複雑な気持ちでしたが、とても感動して涙がこぼれそうになりました。ロウソクまで準備して頂き、皆で美味しく食べました。遠藤教頭の言動が何日か前から怪しかった理由が分かった気がしました
 私が先生達に支えられているのに、このようなサプライズを考える先生方はやっぱり凄いと思います。湖南高校の今の姿は、先生方の優しさや気遣いから成り立っているんだと改めて感じました。今年1年も地域の方々に支えられ、素直な生徒に力をもらい、優しい教職員の方々に励まされ楽しく生活できました。感謝感謝です。来年も奇抜なアイデアを出すと思いますが何卒よろしくお願いいたします。
 厳しい寒さが続いています。お身体には十分に留意して頂き、新年にまたお会いできることを楽しみにしております。良いお年をお迎え下さい。本当にお世話になりました。 

大きなイチゴがのったケーキポテトサラダのケーキサプライズに照れる私

祝 三森峠開通(運がいい!!)

 11月28日(日)、郡山市内と湖南町を結ぶ県道郡山湖南線の整備が全て完了しました。1983年(昭和58年)から整備が始まり、38年の時を経ての完成なので、地元の方々にとっては待ちに待ったというところだと思いますが、たった2年しかいない私がこのタイミングで立ち会えることは運がいいとしかいいようがありません。申し訳ない気持ちです。11月29日(月)、通勤のため初めて新しい道を通りましたが、とても快適でした。遠回りになるのかと思っていましたが、そんなことはなく、これから迎える本格的な冬も安全に通勤できそうです(油断大敵)。交通の便が良くなったことは、湖南高校にとっても追い風にしたいところです。湖南町内からはもちろん、郡山市内からの生徒も今まで以上に希望してもらえるように、魅力ある高校作りをしていかなければならないと気を引き締めました。
 運がいいと言えば、私が赴任すると同時にコミュニティ・スクールに指定され、地元の方々と活動する機会をいただきました。湖南の素晴らしいところや課題などにも気付くことができ、今年度大学受験をする生徒の面接指導にも非常に参考になりました。また、地域の方々のつながりでひまわり畑のチャレンジや菜種油のラベル作り、郷土料理作りや2年続けての餅つき体験など普通科の高校では味わえない経験をたくさんさせて頂きました。校長としてとても幸せだと感じています。校長が幸せだと思うのですから、生徒はそれ以上に幸せを感じていると思います。
 「運は引き寄せろ」とよく言われますが、ボーッとして努力しなければ運は巡ってきません。常日頃から地域や湖南高校の事を考え、課題の解決方法を想像することが大切です。現状に甘んじず、「より良く」を合い言葉に、湖南高校でもっともっと運のいい経験をさせて頂きましょう。

餅つきの様子力を込めて何餅がいい?うまい!お手伝いの方々冬本番! 

感謝に尽きます!!

 湖南高校の中庭には立派な赤松が植えられています。かなり昔からのつながりで、毎年須賀川の造園業の方に格安の金額でお願いしていましたが、ご高齢のため体調を崩され、今年はお願いすることができませんでした。赤松は2年間手を加えないと弱ってしまうということで、色々な方にお願いしましたが、立派すぎて予算的な問題でなかなか引き受けてもらうことができませんでした。事務長さんから相談を受けた私は、過去の勤務先でお世話になった福島市飯坂町の木村様の顔が頭に浮かびました。往復5時間の道のりを破格の金額でお願いするなんて虫がよすぎましたが、ダメ元で連絡を取ってみました。現状を見ないと何とも言えないということで下見に来て下さりましたが、第1声は「遠いな」でした。予算的な話もしましたが、笑いながら「しょうがねな、やるしかねえべ」とおっしゃっていただきました。感謝!感謝です。
 この時期は他の現場もたくさんあり、かなり忙しい状況でしたが約1ヶ月にわたり、週に2日程来ていただきました。松の剪定は高い技術が必要なので、木村様1人でやられていました。剪定をやった枝とやらない枝では全く違い、手が入った枝は見違えるようにかっこよく、きれいになりました。今まで選定作業をじっくり見たことがなかったので驚きを感じた位です。赤松の背景にある校舎の白い外壁と松の枝の間から見える青い空、そして松の赤い幹のコントラストは素晴らしい以外の言葉が見つかりません。
 松以外の植木も刈り込んでいただき、校務員の長島様が雪囲いをして下さりました。いよいよ厳しい湖南の冬がやってきます。地域の方々に支えられ、地元以外の方にも協力をいただきながら湖南高校は存在するんだと改めて感じました。この恩を忘れずに、より良い湖南高校にするために精進することを肝に銘じました。

赤い幹がとてもきれいです見事な仕上がり冬の準備雪囲い冬の使者

これからが本番!!

 先日行われた一般社団法人全麺協主催の初段位技能審査郡山認定会で6名全員が合格しました。会場は張り詰めた雰囲気でかなり緊張しました。衛生検査から始まり片付けまで約1時間でしたが、あっという間の時間に感じるとともに、かなりの疲労感がありました。大島そば同好会の方々や桑名秀一郎様のお力添えで何とか合格できました。本当にありがとうございました。
 合格した3人の生徒は、認定試験前に比べて自信を持ってそば打ちをするようになった感じがします。10月29日(金)に行われた脱穀の際には、参加して下さった阿部さんや交通安全協会の方々に新そばを打って試食していただきました。新鮮なそば粉のお陰だと思いますが、美味しいと褒めていただき、満足げな表情をしていたのが印象的でした。また、10月31日(日)には、令和3年度こなん里山キッズ「新そば打ち見学・試食会」において、参加者の目の前でそば打ちを行いました。緊張した面持ちもありましたが、無事にやり遂げました。次のチャレンジは11月3日(水)に福島駅前で行われる「蕎麦とロック2021」への参加です。桑名秀一郎さんのお手伝いという形ですが、蕎麦の有名店が多数出店する、かなりの賑わいを見せるイベントなので、不安はありますが頑張ってくれると思います(校長の期待)。
 そして、本校で取り組んでいる今年度の蕎麦プロジェクトも最終段階に入っています。「六次化商品の開発」では、11月6日(土)に行われる湖南町商工祭にmogu・moguさんの協力のもと、湖南校生が考えたそば粉100%のパウンドケーキを販売する予定です。「古民家再生」は、室内はほぼ完成し、現在は使用する家具作りを行ってるところです。完成したら湖南校生が主体となったイベントを開催したいと考えています。
 コミュニティ・スクールとなり2年が過ぎようとしています。昨年から地域の方々の多大なるご協力をいただきながら、色々な経験をしてきた2年生。感謝の気持ちはもちろんですが、湖南をより良くするためにどうするかを実践に移す時期となったのです。「これからが本番」、腕の見せ所といったところでしょうか。生徒会も新体制となり、学校の中心は2年生です。3年生を安心させるとともに、1年生を引っ張りながら、「より良い湖南」「より良い湖南高校」作りに励んでもらいたいと思います。
 変な校長先生はかなり期待しています。よろしくお願いします。

そばの脱穀段位認定会全員合格新そば打ち見学会・試食会新そば打ち見学会・試食会

 ※新そば打ち見学・試食会の放映は

  11月7日(日)17時25分~ FCT(福島中央テレビ)「週間トピックス」です。

そば道にチャレンジ!!

 そば部の2年生3名と教員3名が、一般社団法人全麺協主催の初段位技能審査郡山認定会に参加します。そば部の2年生はそば打ちの全ての工程を一人で出来るようになったので、軽い気持ちで参加させました。もちろん私も生徒よりは出来るぞ?と思い込んでいたので申し込みました。準備から片付けまで40分で終わらせるのが試験内容ですが、作法などはあまり分からなかったので、郡山市の大島そば同好会の方々にご協力頂きました。そこで初めてそば道を実感しました。「礼に始まり、礼に終わる」。そば打ちのそれぞれの工程は一つ一つ意味があり、それを理解しながら思いを込めて打っていくことが大切である。今まではあまり意識しなかった事を教えて頂きました。正直、完全に甘く見ていました。40分どころか全て終わらせるのに1時間以上かかってしまいました。受験生全員が「まずい、合格できない」という表情でした。
 今まで、そば部が打った蕎麦を色々な方に食べて頂きましたが、「美味しい」という感想ばかりで、打つ度に馴れ合いになっていたのかもしれません。生徒が打った蕎麦を「おいしくない」とは言えるはずがありません。私達は勘違いをしていました。食べて頂く方に思いを込めて、そしてそば粉に対して熱意を込めて打たなければ、本当に美味しい蕎麦は提供できないということを思い知らされました。それから何度もイメージトレーニングをしたり練習を行い、現在はそば打ちを行う時には集中して、一つ一つの工程を思いを込めて進められるようになりました。40分ですべて終われるか微妙なところですが、この1週間で仕上げていきたいと思います。
 つながりにくい蕎麦を思いを込めてつなげていくそば道は、教育にも当てはまるような気がしました。生徒それぞれに個性があり、それぞれに目標があります。十人十色ではないですが、みんなバラバラな状態を3年間でまとめていかなければなりません。生徒それぞれの良さを把握し、思いを込めて接していかなければならないことを、そば道からあらためて気付かされました。
 
          目指せ!全員認定!!

生産者のために思いを込めて協力して頂いた方に思いを込めて食べて頂く方に思いを込めてそば道を学ぼう

うまい!湖南産蕎麦!!

厳しい夏の暑さも終わりを告げ、爽やかな秋を迎えようとしています。雨が続き寒いくらいの日もありましたが、稲やそばも順調に成長し間もなく収穫の時期となります。そんな中、9月3日(金)~5日(日)にかけてコラッセふくしまにおいて「ふくしま。GAPチャレンジ 蕎麦リレー」が開催されました。GAPの認知度アップと湖南の蕎麦の美味しを県内に紹介する目的で行われました。蕎麦でAGAPを取得したのは福島県で2件のみで、その1件が同窓会長の桑名秀一郎様です。日頃から蕎麦プロジェクトでお世話になっていましたので、今回はそば部の生徒4名がお手伝いをさせていただきました。お客様に提供するためには段取りが大切で、配膳や呼び出し、片付けなどスピーディに行わなければならず、生徒達は勉強になったとともにいい経験をさせていただきました。学校で見る姿とは違い、きびきびした動きや元気のあるあいさつなど、「いがいとやるね」と校長としても少し誇らしげに思えました。あいにくの天気とコロナウイルス感染症の影響で来場者が減少している中、限定100食の蕎麦は完売しました。すばらしい!ご苦労様でした。
 また、湖南の蕎麦の美味しさもあらためて実感しました。お客様に出す前には、つゆの味加減などを確認するために茹でたての蕎麦を試食させていただきましたが、「うまい」の一言につきました。残念ながら、コラッセふくしまの水は湖南と違い硬水のため茹であがりが緑色ではなくなってしまいますが、美味しさには変わりありませんでした。10月にはそば部の2年生4人と教員5人が「全麺協素人そば打ち段位認定試験」の初段位に挑戦します。湖南の美味しくて安全な蕎麦を福島県のみならず全国に知ってもらうためにも、合格して色々な機会にそば打ちを行って食べてもらいたいと考えています。
 農業をよりよいものにしていくためのGAPへの取り組みは、これからの持続可能な農業に必要不可欠であり、それを身近に感じることができる今回のイベントに参加させていただき本当によかったです。ありがとうございました。この2年の湖南の生活ですっかり農業のとりこになってしまいました。10年後の自分の姿が目に浮かぶ・・・

稲荷寿司作りやるき満々ぶっかけそば充実の3日間広大な蕎麦畑

手塩にかける!!

 2学期がスタートしました。夏休み中部活動を頑張って日焼けした姿で登校した生徒や進路を控えて少し緊張気味の生徒、夏休み気分がまだ残っていてちょっとぼーっとしている生徒など様々でしたが、元気に登校してくれて安心しました。しかしながら、夏休みに入りコロナウイルスの感染者数が急拡大し、福島県でも蔓延防止措置がとられる事態となり、学校生活にも支障をきたす可能性が出てきました。目に見えないものから身を守ることはかなり困難なことですが、感染予防対策をしっかり行い、感染リスクをできるだけ押さえ込みたいと思います。学校行事を含め、高校生活における生徒の貴重な体験は可能な限り実施したいと考えています。各自が予防できる全てのことを徹底して行っていきましょう。さて、7月30日に種まきをした蕎麦は順調に育ち、8月23日には花が咲き始めました。雨が心配でしたが、生徒の日頃の行いが良かったのか、種まきはベストタイミングだったようです。ただ忘れてはならないのは、種まきまでの畑の準備が万全だったことです。畑を何度も耕し、肥料を加え、畑周りの除草作業や皆さんが畑に行く道の整備などを阿部様が丁寧に行ってくれたのです。この手間が順調な生育を支えているのです。そして今年チャレンジしたのは「ひまわりプロジェクト」です。グランド脇に100m程のひまわりロード、蕎麦畑の隣の畑をお借りしてひまわり畑をつくりました。そば部がチャレンジしましたが、それぞれの場所で予想の3割程度の開花しかありません。正直失敗かなと思います。種をまくタイミングやまき方、まいた後の手入れ等暑いからとか雨だからといって後回しにしたり、手を抜いてしまったのが原因と思われます。「手塩にかけて育てる」という言葉がありますが、作物と真剣に向かい合い、決して手を抜かない姿勢が順調な生育に結びつくんだと感じました。この経験を活かし、来年はひまわりを含めて「彩りファーム」として四季折々の花を育てたいと新たな闘志を燃やしています。また、生徒の成長を手助けする教育者としても「手塩にかける」をあらためて実践しなければならないと思います。生徒任せでは生徒は成長はしません。全てにおいて手をさしのべる必要はないと思いますが、生徒のつまずきや悩んでいるときに、素早く関わりを持つことができる環境が大切なのです。生徒と真剣に向き合い、必要なときに必要なことを提供すること。努力しない生徒がだめなのではなく、努力させる準備を私達が整えなければならないと思います。湖南高校は「手塩にかけて育てる」を心掛け、生徒が目標を達成して成長した姿を想像し、喜びとして感じることのできる教員集団でありたいと思います。

順調です(8月17日)花が咲きました(8月23日)まばらな開花(´・ω・`)花壇のひまわりと布引の水車

永(栄)ちゃんはやっぱりかっこいい!!

 昨年に引き続き、蕎麦プロジェクトの全校行事である「蕎麦の種まき」が7月30日(金)に行われました。運営協議会会長の小山様から挨拶を頂き、阿部様、桑名様始め同窓会や郡山北地区少年警察ボランティア協議会の方々のご協力により無事に終了しました。蕎麦は水を嫌う植物なので、種まきから1週間は晴天が続くことを願うばかりですが、8月2日には芽を出し始め、順調に成長しているようです。
 蕎麦といえば、お世話になっている桑名様は「アジアGAP」を米と蕎麦の二品目で取得されましたが、蕎麦の取得は東北で初めてということです。そのそば粉を使ったお蕎麦屋さんが「そば処 MARU壱」です。テレビでも紹介される有名店ですが、店主の佐藤栄治様が大の永ちゃんファンで、店の一角は矢沢永吉一色となっています。蕎麦はもちろんですが、永ちゃん目的に県外からのファンも多く来店します。
 先日、本校の体育教師の高柴先生の計らいで、高柴先生の友人が聖火リレーに参加した際に使用した聖火トーチとユニフォームを借りてきてくれました。生徒も先生方も本物を間近に見ることができ興奮しましたが、学校に来校される方々にも直接触れたり写真などを撮って頂きました。先ほど紹介したMARU壱の佐藤さんも写真を撮っていかれました。その際に少し話をしましたが、MARU壱はお蕎麦屋さんにしては珍しく、蕎麦の大盛りを無料にしているので、その理由を聞いてみました。「湖南の蕎麦はうまいのでたくさんの人にお腹いっぱい食べてもらいたいから」ということでした。私はそれを聞いた瞬間、感動とともに「かっこいい」と思いました。労力や利益にこだわらず、皆に喜んでもらいたいという気持ちが本当にかっこよかったです。もし湖南に来られる機会があれば、是非MARU壱にお寄り頂ければと思います。「天ぷら蕎麦の大盛り」を注文すれば満足度100%間違いなしです。(ちなみに宣伝料は頂いておりません 笑)
 話は変わりますが、今年蕎麦ファームの隣にひまわり畑を作りました。種まきがうまくいかなかったのか思うように発芽せず、生育も良くない状況です。過ごしやすい湖南も猛暑や雨不足だったりで、異常気象は確実に進んでいるのかも知れません。農家の方々のご苦労が身にしみて感じています。まだまだ暑さは続くようです。コロナにも暑さにも負けず頑張っていきたいと思います。

種まき(7月30日)発芽(8月2日)順調(8月4日)ひまわり畑永ちゃんが来た?

ラッキーな日!!

 休み明けの出勤は、土湯峠を通って湖南高校へ向かうのが最近の私のルーティーンです。7月12日月曜日、峠は山の天気でかなり強い雨が降っていましたが、沼尻のあたりからは降っていませんでした。リステル猪苗代を過ぎると虹が出ていました。思わず写真を撮ってしまいました。そして志田浜までくると、先ほどの虹が猪苗代湖に架かっていました。人生で初めてみる風景だったので、再び車を停めパシャリ!上戸から湖南線に入ってからもパシャリ!と何度も写真を撮ってしまいました。撮りながら、「週の初めからラッキー、何かいいことあるかな」なんて思いながら高校へ向かいました。放課後は今年チャレンジしている「ひまわりプロジェクト」の種まきをやりました。蕎麦ファームの手前の畑をお借りして、ひまわり畑にするプロジェクトですが、うまくいけば、ひまわりの黄色い花の後方に蕎麦畑の白い花、そしてその後ろには雄大な磐梯山が見えます。フォトスポットとして公開できたらと考えています。しかし、種まきはなかなか思うようにいかず、半分程度しかできませんでした。うまく育つか分かりませんが、なんとか生徒の力を借りて頑張っていきたいと思います。ひまわり畑の帰り際に、近所の方に声を掛けていただきました。「この前のちまき作り体験はいい、いいことやってくれた」という内容でした。生徒はちまき作りを体験して、湖南の自然を知るとともに郷土料理を味わえてとても楽しくできたので、地元の方々に感謝しているのですが、逆に地元の方からお褒めの言葉を頂いたのでとてもうれしく思いました。校長の勝手な思い込みかも知れませんが、生徒の皆さんが湖南を知る活動をすることで、地域の方々は力がわいてくるのではないでしょうか。体験することはとても大切なことです。そしてこの体験を通して、湖南をもっと元気づけるために皆さんができることは何なのか?「大人を動かす皆のアイデア」を期待しています。早朝の虹が運んでくれたラッキーな日となりました。

リステル付近から見た虹志田浜から見た虹上戸付近から見た虹フォトスポット予定地