今日のつぶやき
立派に巣立ちました!!
令和5年3月1日、福島県議会議員 佐久間俊男様、PTA会長 宗形幸二様、同窓会会長 桑名秀一郎様、学校運営協議会会長 小山伝一郎)様、湖南町区長会長 佐藤宗良様の御臨席を賜り、福島県立湖南高等学校第60回卒業式が挙行され、卒業生19名が立派に巣立っていきました。一人一人に卒業証書を配り涙をこらえながら3年間を振り返った時間となりましたが、みんないい顔をしていました。同窓会長の桑名秀一郎様の心のこもった涙の祝辞、大山紗生さんの答辞で卒業生の素晴らしい活躍が証明されました。私が式辞として話した内容は「皆さんがこれから歩んでいく社会は、VUCA(ブーカ)時代と言われ、何があるか分からない、予測不能な時代と言われています。皆さんは成人年齢が引き下げられた最初の学年にもなります。すべてにおいて先駆けとなり、中心となるべく選ばれた世代なのかも知れません。そんな皆さんに、私から最後の言葉を贈りたいと思います。「実行するは我にあり」です。人生は自分が実行しなければ何も始まりません。実行は誰かに代わってもらうわけにはいきません。実行を離れて人生はないのです。何よりも大切なことは、あくまでも自分との約束を守り、一度やろうと決心したことは必ずやり通し、決して自分を欺かないことです。一流の人は物の見方や考え方、実行の仕方が柔軟かつ強靱で、謙虚さを持ち合わせています。二流の人は一つの見方や考え方、実行の仕方しかできず、思いが弱く、すぐ他人に頼ろうとします。三流の人は、見ない、考えない、実行しない。何事も他人のせいにし、慢心しがちで他人の言うことを聞きません。湖南で過ごした皆さんは、柔軟性があり、人の意見を聞き入れ、実行することができる、豊かな人間性を身に付けた一流の人間です。VUCAの時代に対応できる、素晴らしい人間として、私は自信を持って送り出します」です。
卒業生の立派な態度が在校生にも伝わり、すばらしい卒業式となりました。これからも湖南高校は福島県になくてはならない高校であると確信しました。ご臨席頂いた来賓・保護者の方々、本当にありがとうございました。
卒業アルバムが出来ました!!
卒業アルバムが完成してきました。そして、いよいよ3年生との別れです。19名の3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。長かったようで短かかった学校生活、楽しい思い出もあるけど辛いこともあった喜怒哀楽の3年間だったと思います。新型コロナウイルスの影響で、入学してすぐに2ヶ月の休業措置となり、思うようにスタートダッシュがきれませんでしたが、この3年間よく頑張りました。湖南高校で生活して良かったと思ってもらえたら教職員一同幸せです。また、ここまで支えて下さった家族、地域の方々への感謝の気持ちを忘れないで下さい。今回は皆さんの卒業にあたり、私から一人ひとりにメッセージを送りたいと思います。
あづま、かっこよさと優しさがにじみ出てきましたね。会社説明会の時、プリンをおごってもらったけど美味しかった。自宅の修理お願いしますよ!いちのせ、英語が得意になってきたのかな?寡黙な雰囲気の中、笑顔がよかった。湖南の土木は任せたよ!さき、なかなかの野球センスでしたね。そば打ちも綺麗で才能有り。将来の湖南についても能力を十分に発揮して下さい。だいち、能ある鷹は爪を隠すと言われますが、いつまでも隠してちゃだめだよ。これからは隠していた力を十分に見せて下さい!しゅんた、いつもにこにこ、そして優しさを振りまいてくれましたね。これからも笑顔を忘れずに信頼される販売員になって下さいね!けんご、いつも私の悪口言ってくれて?ありがとう。歌も上手いし、ユーモアもあるので、どこに行っても人気者になるよ!りょうた、物静かでクールな一面もあったけど、ちょっとおっちょこちょいなところもあるかも(怪我に気をつけて)。車の相談よろしくね!しんや、3年間で一番からみが多かったかな。そば部の部長として私の無理難題を引き受けてくれてありがとう。何でも器用にこなすしんやだからこそ頼り過ぎちゃったけど、湖南を忘れるなよ!ひろまさ、私の打った蕎麦を一番食べたのはひろまさかも。下手な蕎麦を嫌な顔をせずに食べてくれてありがとう。物知りで何でもできるから、これからの活躍も楽しみです!らいひ、読書量はすごいね。読書は人を成長させてくれます。これからもどんどん本を読んで、湖南高校の図書館の司書として戻ってきて下さい!れおん、最後までそば部への入部を拒みましたね。バレーの活動をさせたお礼に、英語が苦手な私に優しく教えてくれることを待っていますよ!こうた、ケバ部?の部長としてそば部のライバルでしたね。私の白髪頭をかっこよくしてくれることを願っています。よろしくね!ゆうた、面接での応対が素晴らしいと誰もが言っています。私とはあまりしゃべらなかったけど、嫌われていたのかな?それは冗談だけど、就職してもゆうたの良さ十分にアピールして下さい!しょうご、変な校長をけなしていたという噂は本当ですか?私も実感してますが(笑)。本番に強い男、就職しても頼りがいのある男になるでしょうね。泊まりに行ったらサービスお願いします!みさと、ピアノの伴奏ありがとう。節目節目のみさとのピアノで気持ちを切り替えることが出来ました。音楽関係でのみさとの活躍が楽しみです。厳しい世界かも知れないけど頑張れ!はるき、アレルギーを気にさせる学校行事ばかりで申し訳なかった。上級生一人の部活動も大変だったと思うけど最後までやりきったのはすごい。目標に向かって4年間も頑張れ!しゅんすけ、公言通り全国大会への出場はすばらしい。きつい、つらい、楽しいボート部だったと思うけど、今のボート部を守ったのはしゅんすけです。これからはもっと大きな物を守って下さい!ともや、あと1年くらい付き合ってもいいんだけど、卒業しちゃうのね。ともやをみているととても穏やかな気持ちになれるのが不思議でした。これからは自立(しんやに頼らず)心が大切だよ!みはる、遠くからの通学だったけど3年間よく頑張ったね。そば部の雪かきボランティアの時のおばあちゃんへの対応が今でも目に浮かびます。これからも活躍すること間違いないです!
これからの社会は予測不能な困難な時代(VUCA)と言われています。皆さんは東日本大震災、コロナウイルス感染症の辛さを乗り越え、成人年齢引き下げの最初の世代として活躍が期待されています。湖南高校での生活で確実に成長した皆さんならこの期待に応えられるはずです。自信を持ち、胸を張って羽ばたいていって下さい。そして、たまには学校に遊びに来て下さい。優しい先生方や変な校長が待ってます。
最後にさゆり先生、3年間お疲れ様でした。個性豊かな学年でしたが先生のご指導のお陰で立派に成長しました。本当にありがとうございました。
3年間よく頑張った!卒業おめでとう!!
よく頑張りました!!
2月22日(水)、ニャンニャンにゃんの猫の日、湖南高校1年生による音楽発表会が行われました。本校の音楽の授業は1年生のみで、毎年最後の授業で、各自が選んだ楽器を使って発表会が開かれています。今年は生徒16名が6グループに分かれて行われました。ピアノ演奏やギター、サックスなど経験者も未経験者も緊張しながらも堂々と演奏していました。中には手作りドラム?を使って盛り上げてくれたグループもありました。昭和生まれの私は、人前で歌うとか演奏するなんて考えられず、また、やったことのない楽器を使うなんてあり得ないと思っていましたが、湖南高校の発表会を見ることによって、その考えは覆されました。同時に完璧とまでいかなくても、しっかり演奏している姿を見て、かなりの努力をしたんだろうなと感動させられています。緊張と真剣な表情、そして今年は笑いを取っていてとても楽しませてもらいました。来年は2年生となり、コミュニティ・スクールの活動の中心となりますが、今日の雰囲気だとかなり活躍してくれると確信しました。練習は本当に大変だったと思いますが、素晴らしい時間をありがとうございました。また、指導して下さった遠藤歩先生、ご苦労様でした。また来年の発表会を楽しみにしています。
ちょっと寂しい!!
1月31日(火)、恒例の冬の遠足が行われ、沼尻スキー場でのスキー教室が行われました。湖南の指導員の方々から丁寧な指導を受け、かなり上達しました。何から何まで地域に助けられていると感じる一日でした。3年生にとっては最後の行事となり、2月からは自宅学習期間でしばらく会えなくなり、ちょっと寂しい気分です。
これに先立ち、30日にはそば部の3年生が最後のそば打ちを行いました。2年前にそば打ちを始めた頃とは想像もつかないくらいの仕上がりで感動しました。思えば、グランドで始まったキャッチボールがきっかけでそば部が結成されました。半ば強引にそば打ち甲子園に出場することを目標に4人を集め、そば打ちだけではなく、色々な行事に協力してくれました。私が思いついた無理難題には、一言二言文句を言いながらも助けてくれたなと、今になりしみじみと感じています。そば打ちの段位取得、GAPそばリレー、蕎麦とロック、東京日本橋でのイベント、三校合同イベント、宇都宮のこども食堂とのオンラインツアーなど地区外の活動はもちろん、地元で行った郷土料理を学ぶや米粉大作戦、湖畔の村のイベント協力など様々な場面で活躍してくれました。どの行事もそば部3年生の力で成功し、関わった方々からは感謝の言葉やお褒めの言葉を頂きました。コミュニティ・スクールの中心となったのは間違いありません。新型コロナウイルス感染症の影響で、入学後すぐに2ヶ月の休業となりながらも、ここまで頑張ってくれた4人には感謝しかありません。卒業式で泣いてしまいそうなのが怖いですが、この4人が残してくれたものを後輩が引き継ぎ、より充実した活動にしていきたいと考えています。残された1・2年生もようやくエンジンがかかってきました。地域創生に取り組む日本一の学校を目指す若い力に期待したいと思います。「いっちゃん」「さき」「しんや」「しょうご」本当にありがとう!!これからもそば部をよろしくね!ついで変な校長のことも忘れないで下さい。
1年の計は元旦に有り!!(壮大な目標言っちゃいました。)
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今日から3学期がスタートしました。1年の計は元旦に有りと言われますが皆さんは目標を立てたでしょうか?私は始業式で生徒達の前で大きな目標を宣言してしまいました。冗談ではなく時間はかかるかも知れませんが、実現できる目標だと思っています。今回のつぶやきでは話した内容をご紹介します。
「終業式では、サッカー日本代表の森保監督の話をしましたが、覚えていますか?その話の中で、高い目標を持ちましょうと言いました。1・2年生は体育の時間に指導を受けた福島出身のプロサッカー選手の遊佐克美さんの記事が新聞に掲載されていました。「古里の子どもたちを笑顔にしたい」という思いで、未来を担う子どもたちにサッカーの魅力を伝える活動のために経験の無い交流会を開くことにしたそうです。遊佐さんは「どの道に進んでも、全力で取り組む」と強い意志を話されていました。1年の計は元旦にありと言われています。皆さんは今年の目標や計画を立てましたか?私は壮大な目標を立てました。時間のある時に調べてもらいたいのですが、島根県の隠岐の島にある隠岐島前高校のような、地域創生に取り組む高校日本一になるということです。島前高校では『島留学』として、日本全国・世界各国からの生徒を募集し、北は北海道から南は宮崎までの生徒を受け入れています。生徒は目標をしっかり持って入学して来ているようです。都市と比較して、地域には「なにもない」と言われがちです。たしかにコンビニエンスストアもショッピングモールも映画館もおしゃれなカフェもありません。しかし地域には都市では失われてしまった「豊かな人間関係」や「継承されてきた伝統文化」、そして「不便さ」がまだ残されています。「ないものはない」をスローガンに掲げ、「ないものは創り出す」という気概や工夫をしている学校です。高校がある海士町(あまちょう)は人口2400人と湖南町より少ない町ですが魅力ある高校として全国から注目され続けています。湖南町と同じような環境の島前高校が実践できているのであれば、湖南高校にできないわけがないと思います。現在湖南高校はコミュニティ・スクールとして、地域の方々と様々な活動を行っています。この活動を通して皆さんの手で湖南高校を地域創生日本一の高校にしていきたいと思っています。私のような昭和の考えではなく、皆さんの若い力が必要なのです。どうか力を貸して下さい。」と話しました。
とても大きな目標ですが、湖南の地域に方々と湖南高校が知恵を絞ればきっと実現できると思っています。どうか今年も変な校長の壮大な目標にお付き合い下さい。よろしくお願いいたします。
11月26日(火)10.7℃ 曇