今日のつぶやき
湖南高校応援隊誕生
5月13日(水)に3年生、5月14日(木)に1・2年生が登校し、40分7校時の授業を行いました。生徒は久し振りの再会に喜びの表情を見せるとともに、いきいきと授業に参加していました。何よりも先生方が休業期間中とは表情が違い、意気揚々としていたのが印象的でした。本当に子供たちが好きなんだなと感じました。1日でも早い学校再開を願うばかりです。
さて、ホームページの最新情報にも掲載しておりますが、コミュニティ・スクールがいよいよスタートしました。「開かれた学校づくり」のために、11名の地域の方々を学校運営協議会委員として任命させて頂きました。学校運営協議会は①生徒の安全・安心な教育環境を作り②生徒の夢を全力でサポートする学校にし③生徒の郷土愛を育むために年5回の会議を行います。5月13日(水)はその第1回目でした。
昨年より準備は行ってきましたが、いざ本番となると「活発な意見は出るのだろうか」「話題もなく時間だけが過ぎていくのではないか」等とても不安でした。しかし、協議会が始まるとその不安もあっという間に消え去りました。湖南高校として「困っていることはないのか」「何か協力できることはないのか」等、学校からの依頼があれば協力体制は作っていきたいというご意見を頂きました。頼もしい限りです。今までは、学校の課題があっても解決できないことが多々ありましたが、コミュニティ・スクールに指定されたことで、生徒の夢の実現や学校の限界を打ち破ることができそうな力を頂いた感じがしました。生徒たちが主体的に物事を考えて行動できるよう、教職員が寄り添って指導し、運営協議会の委員の皆さまにご協力を仰ぐ体制が確認されたと思います。委員の皆さまからは湖南高校を全面的に応援したいというお言葉も頂きました。湖南高校応援隊の誕生です。 まずは1年をかけて、1つでもいいので課題をクリアしていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。
校長のつぶやきなので、最後にもうひとつつぶやいちゃいます。事務局の先生方、第1回協議会の運営ありがとうございました。ホームページへの協議会の様子や議事録のアップなどの素早さはすごいです。「生徒への情熱」「事務処理の速さ」「丁寧な対応」、校長としてまたまた感動を味わってしまいました。
今こそ見せよう湖南高生魂
4月16日(木)3度目の正直で天気は晴れとなりました。1年生が湖南高校周辺を知るために行われる福良地区フィールドワークがようやくできました。実は悪天候のため2回延期されていたのです。午前中は雨模様で、今日もダメかと思っていましたが、午後には晴れ渡り暖かな春の日差しを受けてのフィールドワークとなりました。私も参加させていただき、途中おいしいコロッケを頂いたり、隠れ家的豆腐屋さんなんかを教えていただいたりして、福良地区の魅力を実感しました。来月は「ぐるっと湖南」という行事に参加する予定です。バスで湖南町を巡るのでとても楽しみです。
しかし、楽しい一時もあっという間に終わり、放課後になると新型コロナウイルス感染症に対しての緊急事態宣言が全国に拡大されるという気分が重くなる知らせが入りました。もしかするとまた休業措置がとられるかも知れないという不安を感じました。案の定、金曜日にはゴールデンウィーク明けまでの臨時休業が発表されました。生徒に会えない寂しさ、感染の心配など不安ばかりが先立ってしまいました。
ここで、落ち込んでばかりいられません。フィールドワークで湖南高校がますます好きになった私ですので、生徒の皆さんにこの緊急事態を乗り越えて、一日でも早く平常の高校生活を取り戻してもらいたいと思い、皆さんにメッセージを送ります。湖南高校魂を見せつけて下さい。
生徒の皆さんへ
令和2年4月16日に政府から緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。これを受けて、県知事から学校一斉臨時休業の要請がありました。
都市部はもとより、福島県においても陽性患者が連日確認されている状況です。感染拡大を抑える上で非常に重大な局面にありますので、生徒の皆さんも意識を高く持って対応して下さい。
とはいえ、皆さんは令和2年度を希望を持ってスタートさせたところです。勉強に部活動に、そして目標に向かって活動するはずでした。それが新型コロナウイルスにより不自由な生活をしなければいけない状況となってしまいました。校長としても大変申し訳なく思っています。
しかし、この危機的状況を乗り越えなければ、窮屈な生活は長引くばかりです。10年前東日本大震災が発生しました。皆さんはまだ幼稚園、小学生だったはずです。普通のことさえもままならない環境の中、たくさんの方々が皆さんを守ってくれました。その皆さんは今高校生です。先の見えない不安や焦り、いらだちは誰にでもあります。私たち湖南高校教職員は皆さんを精一杯守ります。周りの方々も守ってくれます。そして今度は皆さんもたくさんの方々を守らなければならない時です。今までの感謝の気持ちとともに、「家族」「友人」「今まで関わってきた方々」、皆さんにとって大切な人を守らなければなりません。
この一斉休業期間の心構えは大丈夫でしょうか?学校が休みでうかれてはいませんか?けっして人ごとではありません。皆さんの行動一つで感染してしまうかも知れません。大切な人に感染させてしまうかも知れません。「命」という言葉を意識して下さい。皆さんができることは不要不急の外出を避け、感染予防を徹底すること、そして、自宅学習を課題ばかりではなく自主的に行うことです。
ピンチをチャンスに変えることができるのが湖南高生です。試練を乗り越えることができるのも湖南高生です。校長として言っても無駄であれば言いません。しかし湖南高生ならできると信じて皆さんにメッセージをおくりました。
窮屈な思いをさせて本当に申し訳ありません。ここが「ONE TEAM」である湖南高校の見せ所です。皆さんを信じています。
ONE TEAM
令和2年度がスタートしました。4月8日(水)午前中に着任式・始業式、午後から入学式が行われ、新入生20名に対して入学を許可いたしました。驚いたのは着任式で一人一人の先生方に対して歓迎の拍手が送られたことです。着任者の一人として大変嬉しく思うのと同時に感動しました。入学式では代表の諸橋俊輔君から力強い決意のこもった誓いの言葉を頂きました。新入生の夢実現のために、私たち教職員も気を引き締めるとともに決意を新たにしました。
しかし、新型コロナウイルス感染症対策のため、校歌斉唱ができなかったことが非常に残念です。湖南高校として全員が意識を高く持ち、感染予防に努めていきたいと思います。一日でも早く平常の学校生活に戻り、皆さんが元気に大きな声で歌う校歌を聴きたいと思います。
さて、私は着任して約1週間、まだまだ湖南高校の事はわかりませんが、先生方と生徒の皆さんが一丸となって物事に取り組んでいる姿を見て胸が熱くなっています。先生方の生徒に対する情熱と思い、一人一人を大切に全員が担任であるという意識を持っていることがひしひしと伝わってきます。そしてそのような環境で成長している生徒は、先生方を信頼し、のびのびと自分の夢に向かって突き進んでいます。たった1週間ですが、これは湖南高校が誇れるものだと感じました。
入学式の準備は、2・3年生と教職員全員で行いました。学年の隔たりもなくみんなで協力し、あっという間にできあがりました。素晴らしいとしか言い様がありません。これぞまさしく、生徒と教職員が「ONE TEAM」であるということです。
私は、新しい環境に赴任することに不安ばかりでしたが、先生方から力をもらい、生徒から元気をもらって不安が期待と楽しみに変わってきました。こんな校長ですが、TEAMから力をもらいながら頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
大変お世話になりました
今年度の卒業式は、残念ながら世界的なコロナウイルスの流行のため、例年よりも式の内容を大幅に縮小しての実施となり、47名の卒業生には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。47名の卒業生には、そんな状況には負けずに、4月からの新しい生活に元気いっぱいに頑張ってほしいと思います。
さて、私事で申し訳ありませんが、令和元年度末の人事異動により、猪苗代町立猪苗代小学校への異動を命じられました。2年前、湖南高校への異動を命じられたときは、正直、ずっと小学校に勤務してきました私にとって驚くとともに大変不安な気持ちになったことを覚えています。しかし、生徒、保護者、本校の教職員、そして、地域の皆様に支えられ、本当に充実した2年間を過ごすことができました。また、高校ならではの貴重な経験をたくさんすることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。令和2年度から湖南高校は、福島県立の高校としては、初めてのコミュニティースクールとして、新たな歴史を刻んでいくことになります。この2年間、そのための準備に邁進してきましたが、なんとか4月から順調にスタートできそうな状況となり、ほっとしています。湖南高校が今後も生徒たちのため、地域のために、ますます発展していくことを見守っていきたいと思います。
4月からは、猪苗代湖の対岸の猪苗代小学校勤務となります。実は、猪苗代町には今まで3回勤務しており、今度で4回目となります。また、猪苗代湖周辺の勤務は、湖南高校を含めて6回目となり、猪苗代湖と本当に縁があるなと思っています。教育界の猪苗代湖ズとして、猪苗代小学校で、これまでの経験を生かし、頑張っていきたいと思います。
この2年間、私のつたない文章におつきあいいただきまして、心から感謝いたします。ありがとうございました。
最後になりましたが、湖南高校の生徒たちのますますの活躍と湖南町の皆様のご多幸をお祈りし挨拶といたします。
冬の遠足「スキー教室」
1月31日(金)猪苗代町にある沼尻スキー場において、冬の遠足であるスキー教室を開催しました。昨年度までは2月中に実施していましたが、今年度より3年生も参加するため、1月31日の開催となりました。
例年1月に入ると、体育の授業は、近くの山にあるスキー場でスキーを行っていたのですが、今年は全く雪が積もっておらず、スキーの練習ができないまま、当日となってしまいました。
31日は朝から雪が舞う少し寒い天候となり、スキー場のコンディションが心配されましたが、思ったより天気も崩れず、まずまずのコンディションの中でスキー教室を行うことができました。練習ができないまま、本番を迎えたので、けがなどが心配されましたが、大きなけがもなく、1日生徒たちは楽しむことができました。
このスキー教室は、毎年、湖南町在住の方々にボランティア指導員としてご指導をいただいています。今年も7名の方に指導していただきました。丁寧に指導してくださったおかげで、生徒たちの技術も向上することができました。終了後、感想を聞いたところと、多くの生徒から「とっても楽しかった」「来年もスキー教室をやってほしい」という感想を聞くことができました。
今回のスキー教室でうれしかったことは、スキー教室が終わった後、多くの生徒がスキー板の後片付けやゼッケンの回収を進んで取り組んでくれたことです。特に、3年生が率先して動いていたのが印象に残りました。3年生は、2月になると自宅学習となりますが、きっと高校生活の最後のいい思い出になったことでしょう。
11月26日(火)10.7℃ 曇