校長のつぶやき

ONE TEAM

 令和2年度がスタートしました。4月8日(水)午前中に着任式・始業式、午後から入学式が行われ、新入生20名に対して入学を許可いたしました。驚いたのは着任式で一人一人の先生方に対して歓迎の拍手が送られたことです。着任者の一人として大変嬉しく思うのと同時に感動しました。入学式では代表の諸橋俊輔君から力強い決意のこもった誓いの言葉を頂きました。新入生の夢実現のために、私たち教職員も気を引き締めるとともに決意を新たにしました。
 しかし、新型コロナウイルス感染症対策のため、校歌斉唱ができなかったことが非常に残念です。湖南高校として全員が意識を高く持ち、感染予防に努めていきたいと思います。一日でも早く平常の学校生活に戻り、皆さんが元気に大きな声で歌う校歌を聴きたいと思います。
 さて、私は着任して約1週間、まだまだ湖南高校の事はわかりませんが、先生方と生徒の皆さんが一丸となって物事に取り組んでいる姿を見て胸が熱くなっています。先生方の生徒に対する情熱と思い、一人一人を大切に全員が担任であるという意識を持っていることがひしひしと伝わってきます。そしてそのような環境で成長している生徒は、先生方を信頼し、のびのびと自分の夢に向かって突き進んでいます。たった1週間ですが、これは湖南高校が誇れるものだと感じました。
 入学式の準備は、2・3年生と教職員全員で行いました。学年の隔たりもなくみんなで協力し、あっという間にできあがりました。素晴らしいとしか言い様がありません。これぞまさしく、生徒と教職員が「ONE TEAM」であるということです。
 私は、新しい環境に赴任することに不安ばかりでしたが、先生方から力をもらい、生徒から元気をもらって不安が期待と楽しみに変わってきました。こんな校長ですが、TEAMから力をもらいながら頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。