校長のつぶやき

今日のつぶやき

平成最後の3学期

 1月11日、いよいよ3学期が始まりました。年末はまだ雪が少なかったのですが、年明けから雪が降り続き、学校周辺は完全に白銀の世界となりました。
 午前中は、天気も良く、雪に覆われた布引山がとても美しく、大変すがすがしい気持ちで新学期を迎えることができました。しかし、気温は大変低く、始業式を行った体育館には、ジェットヒーターを4台も稼働させていましたが、なかなかの冷え込みでした。しかし、生徒たちは、そんな寒さの中、みな元気そうな表情で式に臨んでいました。特に、表彰式での男子生徒の大きな返事に、「よし、みんなと一緒に頑張るぞ」という気持ちにさせられました。
 さて、今年度は何かにつけて「平成最後の・・・」という言葉が聞かれますが、生徒たちにとって思い出に残るそんな「平成最後の3学期」になるよう、今年も職員一同頑張っていきたいと思います。
 

お~布引山が白い

 今年は、11月に入ってからもあまり寒くならず、まだ、湖南町でも初雪は降っていません。しかし、今週になってからは、日中も寒さを感じるようになってきました。

 そして、今日は、朝から冷たい雨が降っており、朝、校長室の窓のカーテンを開けると、布引山が白くなっているのが、目に飛び込んできました。「あ~、ついに布引山にも雪が降ったか。」と思いました。こうなると、いつ、高校周辺に雪が降ってもおかしくないですね。もしかすると、今日にも降るかもしれません。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをやる人にとっては待ちに待った雪ではないでしょうか。本校は、今年度初めて「スキー遠足(仮称)」を2月に実施します。きっと生徒たちも雪を楽しみにしていることでしょう。しかし、寒さが苦手な私は、早く暖かい春にならないかなと、思ってしまいました。

 と、ここまで書いていたところで、校長室に掃除に来た3年生から、「先週の金曜日に、湖南町にもう雪、降りましたよ。」と、衝撃の一言。あらー困った、前半を書き直さないと思いましたが、まっ、週末だしいいかと言うことでお許しください。(「なんだそれ」、という突っ込みは無視します。)
 さて、こんな寒さの中、生徒たちは昨日から、期末考査に臨んでいます。今日で、半分が終わり、残りあと2日間です。ちらほらと、インフルエンザの話も聞かれるようになってきました。風邪など引かずに、後半戦に臨んでほしいと思います。
 

温かい言葉に助けられて

 10月中旬に風邪を引き、よく寝て栄養をしっかりとっていればそのうち治るだろうと、軽く思っていました。しかし、症状がだんだん悪化し、咳が止まらず、先週には寝ている間も咳が出るようになり、満足に寝られない状態となってしまいました。
 今週の月曜日も、体調はあまり回復せず、朝からぐったりとした状態で出勤しました。午前中はなんとか過ごしましたが、少し早めに帰ろうかと思い始めたとき、掃除の時間になり、当番の生徒たちが校長室に入ってきました。元気な2人組で一生懸命掃除をしてくれています。そんな姿を見ているうちに、私もその元気を分けてもらった気分になり、なんとなく体が軽くなってきた感じがしました。そして、ゴミを集めに来た3年生男子生徒が、校長室に入ってくるなり、「校長先生、風邪、治りましたか。」と声をかけてくれました。私が「まだ、治っていないんだ。」と答えたところ、彼から、「ぼくに風邪をうつしていいですよ。」という驚きの答えが!それを聞いていた1人の生徒が、「校長先生、風邪を誰かにうつすと治るんですよ。彼、体丈夫だから大丈夫ですよ。」と。なんともありがたいお言葉。うれしく思いましたが、もちろん3年生の大事な時期ですので、お気持ちだけいただきました。掃除が終わり、生徒たちが教室に戻ったあと、このやりとりを思い出して、癒やされた気分になっていました。
 そして、なんと、その温かい言葉のおかげか、翌日から少しずつ咳が止まり、木曜日には咳があまり出なくなりました。彼に風邪をうつしてしまったかと心配しましたが、元気そうだったので安心しました。
 今回、「病は気から」ではないですが、生徒の温かい言葉に元気をもらい、風邪が治ったと感謝するとともに、私自身が生徒や周囲の人たちにこんな言葉かけをしていただろうかと反省し、もっとよく見て言葉をかけていこうと思った次第です。

スポーツの秋:高校生のパワー炸裂

 10月25日と26日の2日間にわたって体育祭が開催されました。
 1日目は、体育館でクラス対抗の球技大会(バレーボール)を行いました。高校生ともなるとアタックもなかなか強烈で、私には怖くてレシーブすることはできないなと思いました。各クラスともチームワークもばっちりで、和やかな雰囲気で1日楽しむことができました。
 2日目は運動会でした。風がやや強かったものの秋晴れの絶好のコンディションの中で実施することができました。「登校5分前」という競技では、ワイシャツを着て、ネクタイを結び、鞄に教科書を詰めて、バスの模型を持ってゴールするという競技でしたが、ワイシャツのボタンをはめるのに手間取ったり、せっかく詰めた教科書を鞄から落としてしまったりとアクシデントがたびたび発生し、そのたびに順位が入れ替わるなど大いに盛り上がりました。その後、10人11脚、ケツ圧測定、借り物競走、○×クイズ、綱引き、イントロドンと競技が続き、最後はクラス対抗リレーでした。高校生たちは日頃から部活等で走っているので、当然速いと思っていましたが、実際に競争してみると職員チームもなかなか善戦したのですが、完敗でした。
 2日間を通して生徒たちのパワーを間近で実感するとともに、この行事を通して各クラスの団結が、今まで以上に増したのではと思いました。

 

避難訓練無事終了

 この前の3連休は、大変暑く、夏に戻ってしまったのかと錯覚するぐらいでしたが、昨日、今日は気温がぐっと下がり、秋らしい天候になっています。寒暖の差が激しいためか、体調を崩し学校を休んでいる生徒が先週より多いようです。
 そんな中、10月10日水曜日、管理棟である南校舎から出火したという想定で、防災避難訓練を実施しました。事前に生徒に知らせておいたということもありましたが、生徒たちはとても静かに、また、ふざけながらだらだらと移動している者は一人もおらず、素早く避難することができました。訓練を参観していた郡山消防署の方からも、生徒たちの態度について、お褒めの言葉をいただくことができました。
 今年は、全国的に台風、大雨、地震と災害が多かったように感じます。いつ、どこで、災害が発生するかわかりません。いざというときに備え、これからも生徒たちと一緒に防災について考えていきたいと思います。