コミュニティ・スクール(CS)
第2回学校公開日
11月1日(月)、開かれた学校づくりの一環として本年度2回目の学校公開を行いました。当日は保護者及び地域の方々を対象に、湖南高校の授業の様子を自由に見ていただきました。
参観した方々からは「全員がタブレットを使って学んでいて、投影機(プロジェクター)を板書代わりに使用していることに湖南高校らしさを感じました.。」「生徒が真剣に授業に取り組んでいる様子が印象的でした。」「授業が楽しかったです。また参観したいと思います。」などの感想がありました。
「蕎麦プロジェクト」そばの脱穀・選別を行いました
10月29日(金)の放課後、先日「湖南高校そばファーム」で収穫したそばの脱穀・選別を行いました。今回は、生徒達が鎌を使って刈り取ったものだけを脱穀・選別しました。そばの乾燥には収穫日から2週間かかりました、
福良地区認定農業者の阿部敏満さん、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員の方々が来校し、地域探究部と各学年のそばクルーの生徒が作業を行いました。
阿部さんおよび本校校務員の長島さんの御指導のもと、脱穀を行いました。まず、そばの束をブルーシートが敷かれた床にたたきつけて、そばの実を落とします。それでも落とせないそばの実は、「回転式足踏み脱穀機」を使って脱穀しました。次に、脱穀したそばの実等を集めて選別を行いました。また、人の手で枝や葉などを取り除きました。そして、人の手では取り除くことが難しい細かいものは「唐箕」を使って選別をしました。唐箕を使うことでそばの実が選別され、多くのそばの実を袋詰めすることができました。
次回は12月15日(水)です。ついにそば打ちと試食会を行います。
地域課題探究ワークショップに参加しています
令和3年10月26日(火)、地域課題探究ワークショップが、西会津高等学校を会場に実施されました。
この行事は、川俣、湖南、猪苗代、西会津、川口、只見の6校合同で行われています。
午前中は、「いまこそ!魅せつけろ高校生の底力」と題し、地方創生イノベーションスクール福島チーム運営事務局長の七島貴幸様から講演をいただきました。
午後はワークショップⅠ「地域課題探究活動」発表でした。このときの司会は、菊地秋杜くん、武田響くんが務めました。また、本校の発表は、藤原早稀さん、森田烈王くんが務め、湖南町の魅力と課題、本校での探究活動の取組について、しっかりと発表してくれました。
ワークショップⅡでは「地域の課題」と「私たちの取組」についての協議・発表を行いました。
今回のワークショップで、県内の各学校の生徒から得た情報を、今後の探究活動に生かしていきたいと思います。
そば道 初段位認定を取得しました。
10月16日(土)に、そば部員が郡山市熱海多目的交流施設(ほっとあたみ)で開催された「そば道初段位技能審査郡山認定会」に参加しました。
この「そば道段位認定」は、一般社団法人全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)が制定しているもので、そば打ちを職業としない者を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、全麺協の定める基準に基づき「段位」が付与される「段位認定制度」です。
本校からは、そば部2年生の三瓶槙也君、穂苅渉冴君、大山紗生さんと酒井校長、他2名の教員の計6名が参加しました。
この日に向けて、そば愛に溢れる「大島そば道場」の皆さまと同窓会会長、且つそば栽培がGAP認証されている桑名秀一郎さんにご協力をいただきながら、生徒と共に教員も練習を重ねてきました。また、そば打ちの、所作一つ一つに込められている心遣いや礼儀を大切にする心得を学んできました。そば打ち練習の様子は「校長のつぶやき」にも記事がありますので、ぜひご覧ください。
当日の会場は厳かな空気に包まれ、私たち6名は、張り詰める緊張感に圧倒されながらも、何とか制限時間内に蕎麦を打ち終えることができ、厳正なる審査の結果、6名全員が初段位の認定をいただくことが出来ました。
そば部の皆さんには、「湖南高校と言ったら蕎麦」というイメージを今後より一層広げていくため、「有段者」としての更なる活躍を期待しています。
令和3年度第3回学校運営協議会を開催しました
令和3年10月16日(金)、13時30分より湖南高校図書室に於いて第3回学校運営協議会が開催されました。前回に続き、東京国際大学の前好光先生に講師としてご来校いただき、ワークショップを協議会に先立ち実施しました。ワークショップのテーマは「2030年予想妄想マップを作ろう」で、協議会の皆様と学校職員、そして生徒が作業に参加し、協同で湖南町の未来について考えました。
ワークショップでは、若者、大人に分かれ、それぞれに20年後のヴィジョンを地図上に書き込んでゆきます。大人チームは「今のままだと湖南の町中はどう変化するか?」、若者チームは「観光客を呼ぶためにどうしたらいいか?」というテーマで考察をおこないました。第2ラウンドではそのテーマをさらに深めます。「湖南の商店の衰退に対し、何か打つ手は、宅配が鍵を握るのでは?!」、「スポンサーをつけて布引山をライトアップしよう・・・」など、世代を超えた交流の中で、興味深いアイディアがたくさん生まれました。
ワークショップ終了後、5分間の休憩をはさみ、協議会開始です。会長の小山伝一郎様より開会の挨拶をいただき、続けて校長からの挨拶がおこなわれました。挨拶の中で、本校のCS事業の取組として9月におこなわれた地域の方による就職面接指導や中学生による高校訪問の様子について簡潔な説明がありました。
開会に続き事務局から報告が行われました。報告の内容は、①「蕎麦プロジェクト」として蕎麦の6次化プロジェクトと古民家リノベーションの進捗状況について、②湖南高校応援隊「ここぉた」の取組みとして若宮里山再生プロジェクト、和太鼓、郷土料理講習会など、そして③学校行事連携の取組として湖南小中学校との合同湖岸清掃などについてです。会の最後、講演くださった前先生より講評を頂き、閉会となりました。
*詳細は議事録をご覧ください。
【湖南民話プロジェクト】始まりました。
10月12日(火)放課後、図書室にて、民話のふるさと湖南継承会代表 西田忍さんを講師として、湖南民話プロジェクトが行われました。
このプロジェクトは、生徒たちが湖南民話に触れ、民話を紙芝居や指人形などに再構築し、校外に発信することを通してリーディングスキルの向上、及び本校と湖南町の活性化を目的として今年度から始めたプロジェクトです。
1回目となる今回は、西田さんに「布引山のカツラ」を語っていだきました。その後、生徒たちは「布引山のカツラ」の語りを約1時間練習しました。湖南民話には、身振り手振りはしない、強弱をつけない、などの特徴があります。今回参加した生徒たちは民話を語るのが初めてで、湖南民話の特徴である強弱をつけない、というところに苦戦していました。
まずは語りを完璧にする、ことを目標に今後も継続的に活動していきます。
【R294若宮里山再生プロジェクト】菜の花の種をまきました。
10月8日(金)、「蕎麦プロジェクト」そばの収穫作業後に、里山再生家の三宅正芳さんのご指導のもと、菜の花の種をまきました。
菜の花は3~4日ほどで発芽し、花を咲かせ、国道294号バイパスに彩りを与えます。また、搾ると菜種油になる菜の花の実は、来年の春には収穫できます。菜種油は商品化し、湖南町の地域おこしに活かします。
里山再生の第一歩がいよいよ始まりました。
「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。
10月8日(金)午後、「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。当日は同窓会会長で「アジアGAP」認証のそばを栽培している桑名秀一郎さん、福良地区認定農業者の阿部敏満さんを中心に、学校運営協議会委員、同窓会役員、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員を始め、地元の方々に参加していただきました。
生徒たちは、そばファームの面積の3分の1程度のそばの実を、昔ながらの手刈りで収穫しました。残りの面積は桑名秀一郎さんが現代農業経営のデモンストレーションとしてコンバインで刈り取りました。
「蕎麦プロジェクト」を実践してきた2・3年生は慣れた手つきでそばを手刈りしていました。一方、1年生はそばの刈り取りそのものが初めてで、戸惑いながら収穫作業を行っていました。しかし、地元の皆様のご指導のおかげで、1年生も作業終盤にはスムーズにそばの実を刈り取ることができるようになりました。
刈り取ったそばは、束ね、稲わらで結わいて、格技場に運び込みました。しばらくは、はぜかけにした上で乾燥させています。今後は全校生で脱穀・選別作業を行う予定です。
本校生がラジオ番組に生出演しました
10月5日(火)、本校2年諸橋俊輔君がラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、諸橋君は湖南高校ボート部の魅力やボート競技大会の様子などを紹介しました。
そのときの放送内容をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと諸橋君の会話の様子をお聴きください。
※こちらをクリックしてください。
ラジオ番組への生出演について
10月5日(火)朝、本校2年 ボート部部長 諸橋俊輔君がラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。
時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。
R294若宮里山再生プロジェクト勉強会が開催されました
9月30日(木)5,6校時に「若宮地区の里山再生プロジェクト勉強会」が開催されました。この勉強会の講師として、若宮地区里山再生家・株式会社エムズショップ代表取締役社長 三宅正芳様、郡山市農林部園芸畜産振興課6次化・輸出進行係 国井舞様、同 政策開発部政策開発課 佐藤佑大様、同 農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様、同 文化スポーツ部国際政策課 堀越梨江様、同 産業観光部観光課地域おこし協力隊 伊藤倫江様がいらっしゃいました。
国道294号線バイパスの完成が近い若宮地区ですが、バイパス沿いの畑は休耕地が多く、荒れ地になっているところが多くあります。このままですと、利用者が荒れ地へごみをポイ捨てする恐れなどがあるため、湖南高校生が地元の自然を守るためにできることを学び、何かアクションを起こす必要があります。
勉強会の前半では、株式会社エムズショップ代表取締役社長の三宅正芳様より講義をしていただきました。三宅様は、若宮地区里山再生家として地域の自然保護に本気で取り組まれており、荒れ地となっている畑に菜の花を植えることで、バイパス沿いを花で満たし、ごみのポイ捨てを防げないかと考えておられます。また、植えた菜の花の実から得られる菜種油を商品化することで、さらなる地域活性化に繋げようとも考えられています。講義では、三宅様から見た身近な湖南町の様子やリアルな経済原理、特に、商品化する菜種油のラベルを湖南高校生とぜひ一緒につくりたいと話されました。講義はわかりやすく楽しい内容で、生徒は調べたりメモをとったりするために自分のタブレットを活用していました。
後半は、郡山市農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様より、「魅力を伝えるパッケージデザイン」について講義をしていただきました。菜種油のラベルパッケージデザインを考えるにあたり、商品をより魅力的に見せたり、商品についてわかりやすく伝えたりするにはどうすればよいかということ、また、そもそも菜種油ってなんだ?ということについて、パワーポイントスライドを使って分かりやすく教えていただきました。
グループワークではマインドマップを活用して”湖南”や”菜種油”からアイデアを広げていきました。それぞれのグループではユニークな意見が飛び交うなど、活発な議論が行われました。
湖南町の食文化⑤
今回は「栗のおふかし」と「赤かぼちゃの煮物」です。
先日、地域の方からたくさんの栗をいただきました。
この栗は、お宅の庭の栗の木に実ったものだそうです。
郷土料理研究家(兼 本校事務部)の増子さんから、ふかし器をお借りして「栗のおふかし」を作りました。
こちらも地域の方からいただいた”茗荷”と、学校の裏庭で採れた”青紫蘇”で漬けた浅漬けを添えて、おにぎりにしていただきました。
そして、今日は赤かぼちゃをいただきました。
さっそく「赤かぼちゃの煮物」にして美味しくいただきました。
湖南町に一足早く訪れた”秋”を味覚で堪能させていただきました。
会津バス郡山湖南営業所長 薄さんを送る会
9月28日(火)、体育館にて会津乗合自動車株式会社郡山湖南営業所長 薄良枝さんを送る会を行いました。
薄さんは約50年間勤めた会津バスを、今年の9月いっぱいでご退職されます。薄さんには毎月の定期券交換やバスの乗車マナー指導、3年生の就職面接練習などでいつも大変お世話になりました。
生徒代表の挨拶をした遠藤洸太朗君は「いつも私たちを温かく見守ってくださり、ありがとうございました」と母親のように日々関わって下さったことへの感謝の気持ちを述べました。
長年にわたりお世話になりました。ありがとうございました。
湖南小中学校9年生による高校生活体験学習
9月24日(金)、湖南小中学校の9年生14名が本校において高校生活体験を行いました。
開会式後、1校時目には授業体験を行いました。1年生の「国語総合(標準・基礎)」、3年生の「数学B」の授業を本校生と一緒に学習しました。高校の授業内容のため、中学生のみなさんにとっては難しい内容もあったと思いますが、真剣に授業を受けていました。本校生にとっても良い刺激になったと思います。
2校時目は、高校生活質問コーナーを行いました。始めに本校の学校紹介動画を視聴してもらい、その後に中学生の質問に対して、湖南小中学校出身の本校生が答えていました。
3校時目は、地域探究部の生徒とともに蕎麦打ちを体験してもらいました。本校生が準備した生地を中学生一人一人が切り、茹でる体験をしました。地域探究部の生徒が丁寧に教えていたため、美味しそうな蕎麦が出来上がりました。
閉会式では、湖南小中学校・本校の両校長先生からあいさつを頂きました。また、中学生代表と新生徒会長からもそれぞれあいさつがありました。
湖南小中学校9年生のみなさん、高校生活体験はいかがでしたか?今回の体験が、皆さんの希望進路に向けて役立てることができれば幸いです。
郷土料理を学ぶ 第3弾「たけのこ汁と山菜おこわ」体験
9月16日(木)放課後、本校調理室において、地元の郷土料理研究家の菅野洋子さん、西田忍さんを講師として「郷土料理を学ぶ」第3弾を行いました。
ちまき、味噌揚げに続き、今回は「たけのこ汁と山菜おこわ」作りを体験しました。
「たけのこ汁」のたけのこは、本来春の地竹を使用しますが、この時期は保存用として缶詰にしたものを使って調理しました。(詳しくは、8/13投稿の「湖南の食文化④」をご覧ください。)「山菜おこわ」は、わらび、ぜんまい、たけのこ、ミズナの山菜を使って調理しました。どちらも大鍋や大きな蒸し器を使って調理したため、とても美味しく仕上がることができました。そのため、調理後の試食ではおかわりをする生徒が多く見られました。
講師のみなさま、今回も御指導いただきありがとうございました。
菅川の水質調査を行っています その2
湖美来基金による助成を受け、菅川及び学校の用水路の水質調査を実施しています。1学年の生徒や3年生の選択科目「化学」を受講している生徒を中心に調査を行いました。
9月3日(金)及び15日(水)の水質のデータは次のとおりです。概ね水質は良好であります。
【9月3日(金)】
地点 |
①上流 (湖南高校西側の橋付近) |
②中流 (旧JA湖南西支店付近の橋付近) |
③下流 (湖近くの橋) |
④校地内用水路 | ⑤菅川から用水路への取水地点 |
pH | 7.0 | 7.0 | 7.5 | 7.0 | |
COD(ppm) | 5 | 5 | 5 | 5 | |
亜硝酸(ppm) | - | - | - | - | |
リン酸 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
【9月15日(水)】
地点 |
①上流 (湖南高校西側の橋付近) |
②中流 (旧JA湖南西支店付近の橋付近) |
③下流 (湖近くの橋) |
④校地内用水路 | ⑤菅川から用水路への取水地点 |
pH | 7.0 | 7.0 | 7.5 | 7.5 | 7.0 |
COD(ppm) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
亜硝酸(ppm) | - | - | - | - | - |
リン酸 | - | - | - | - | - |
(※9月3日(金)は、地点⑤については未調査です。)
(※「-」は検出限界以下)
コミュニティ・スクールにおける就職希望者面接指導
9月16日(木)より就職試験開始となります。3年生の就職希望者は、2学期始めより教員による面接指導を行い、試験に向けての準備を進めています。
9月10日(金)は、本校がコミュニティ・スクールであることを活かして、湖南地区の方々を講師に招き、面接指導を行いました。講師として来校されたのは、前湖南町区長会長 小山伝一郎 様、ぐるっと湖南伝承会会長 大内紀男 様、渡富建設株式会社代表取締役 渡部智子 様、会津乗合自動車株式会社郡山湖南営業所長 薄良枝 様の4名の方々です。
面接指導は3班に分かれて行われました。まず、模擬面接を25分程度行いました。外部の方を目の前にして、生徒はいつも以上に緊張をしている様子が見られました。しかし緊張しながらも、ひとつひとつの質問に自分の言葉で答えていました。模擬面接の後には、講師の方々から生徒の自信に繋がる講評を頂きました。
生徒は就職試験に向けて大きな自信を得ることができたと思います。今回の指導で得たことをしっかりと反省し、試験に臨んでほしいと思います。
最後に、講師の皆様、お忙しい中御指導いただき、ありがとうございました。
湖南小中学校と合同で「湖岸清掃」を行いました。
9月6日(月)に、湖南七浜の湖岸清掃を行いました。湖岸清掃は昭和48年から続く活動で、今年は約10年ぶりに湖南小中学校と合同で行いました。この計画は昨年から立てていましたが、昨年は当日悪荒天であったため、湖南小中学校と湖南高校が一緒に湖岸を清掃することは叶いませんでした。
今年は、午前が雨天であったため実施が危ぶまれましたが、生徒たちの日ごろの行いが良いおかげか午後には雨は上がり、2年越しの合同実施になりました。
開会式では湖南高校、湖南小中学校の両校長先生からは挨拶を頂き、本校生徒会長が「しょい」をしました。
湖南小中学校からは7・8・9年生(中学生)が参加しました。高校生との実施に初めは少し緊張した様子でしたが、時間の経過とともに高校生が中学生をリードしました。みなさんは無事に活動を終えることができました。
「GAP蕎麦リレー」に参加しました
9月3日(金)より、福島市のコラッセふくしま内にある福島県観光物産館にて「ふくしま。GAPチャレンジ GAP蕎麦リレー」が開催されています。これは、GAP認証農場の生産者自らが採れたて、打ちたての蕎麦を提供するものです。今回、このイベントの第1走者として、本校同窓会長の桑名秀一郎さんが経営する「桑名秀一郎農場」が9月3日(金)~5日(日)の間に出店しました。
このイベントに、本校の地域探究部2年の生徒4名が、キッチン・ホールスタッフとして参加しました。
下の写真は、最終日(5日)の様子です。開店からお客様が次々と来店し、キッチン・ホールは常に慌ただしい状況でした。しかし、生徒は自分の役割を確実にこなしながら、互いに連携をとって対応していました。そして、閉店時間よりも早くに完売することができ、大盛況で3日間を終えることができました。
生徒は「大変だったけど、楽しかった。」「このようなイベントにまた参加したい。」と感想を述べていました。この3日の経験を、これからの部活動や本校のそばに関する活動に活かしてほしいと思います。
最後に、桑名秀一郎さん・佐奈恵さん、関係者のみなさん、このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
菅川の水質調査を行っています
昨年度に引き続き、令和3年度についても7月から菅川及び学校内を流れる用水路の水質調査を実施しています。本調査は、湖美来基金による助成を受け実施しているものです。本年度は、1学年の生徒を中心に調査を行っています。得られたデータをリアルタイムで入力し管理するなど、ICTも適宜活用しながら活動を進めています。
8月19日(木)の水質のデータは次のとおりです。概ね水質は良好であると判断します。地域探究部の活動の一環として、今後とも継続して調査を行っていきたいと考えております。
地点 |
上流 (湖南高校西側の橋付近) |
中流 (旧JA湖南西支店付近の橋付近) |
校地内用水路 |
pH | 7.0 | 7.0 | 7.0 |
COD(ppm) | 0 | 5 | 0 |
亜硝酸(ppm) | 0.02 | - | - |
リン酸 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
湖南町の食文化④
今回は「たけのこ汁」です。
「たけのこ汁」は、湖南町に伝わる郷土料理として古くから食されています。
湖南町の「たけのこ汁」は、"根曲竹(ネマガリタケ)"と呼ばれるたけのこが使われているのが特徴です。
今回は、主な食材である"根曲竹"、"じゃがいも"、"鯖の水煮缶"を使いました。
この3つの食材の他に、玉ねぎや豆腐などが家庭ごとに加えられ、それぞれの家庭の味として親しまれています。
「湖南高校そばファーム」のそばが発芽しました
そばの種まきからもうすぐ1週間になります。
種まきから現在まで天気に恵まれる日が続き、「湖南高校そばファーム」では早くもそばが発芽し、一面緑色になっています。(写真では伝わりづらいですが)
これからも暑い日が続くようですが、順調に発育してほしいです。
湖南の温かな人間関係に支えられています。
先日は本校職員が畑仕事を終えたばかりの初対面のお母さんに、町内のある目的地を尋ねると、お母さんは行き先を教えてくださった上に、「うちの畑で採れたトマトだけど、食べて」と言って、真っ赤に熟れた採れたてのトマトをざるに一杯くださいました。
湖南には、今でも地域の共同社会が生きていて、温かな人間関係があります。
「そばの種まき」生徒の感想&「湖南高校そばファーム」電気柵の設置
7月30日(金)に行われた「そばの種まき」の後に、生徒が「ふり返り」を行いました。今回はその一部を紹介します。
・他の学校にはできない貴重な体験ができたと思います。この行事も就職試験での話題になるので、良かったと思います。(3年生)
・昨日まで大雨が降ることがあり、今回も雨が降ってしまうのではないかと内心ビクビクしていましたが、日頃の行いが良かったようで、天気に恵まれ実施することができて良かったです。蕎麦プロジェクトに関わる機会も少なくなっていくので、ひとつひとつの活動を楽しんでいきたいと思います。(3年生)
・今回、ボランティアの方がたくさん来てくれて、コミュニティスクール感がありました。「蕎麦プロジェクト」などの湖南高校独自のイベントは他の学校にはないので、貴重な体験だと思うし、大切にしたいと思いました。(3年生)
・そばの種は雨に弱いので、今日から雨が降らないことを願いたいです。これからそばの観察も行うので、がんばりたいと思います。収穫までが楽しみです。(2年生)
・昨年はコロナによる休校もあり、時期が遅れて行いましたが、今年は初めから行うことができて良かったです。夏休み明けには、生育観察や収穫、そば打ちがあります。昨年やったことを活かしてもっと上手くできるようになりたいと思います。ちゃんと成長することを願っています。(2年生)
・今回、そばの魅力をたくさん知ることができました。僕は地域探究部に入部しているので、これからもっとそばの事を知って、そばをおいしく作れるようになりたいなと思いました。(1年生)
・今回の体験をして、そばの種のまき方やそばは水に弱いということが分かりました。なぜそばは水に弱いのか、後で調べてみたいと思いました。将来、農業の仕事に就きたいので、これからもそばについて勉強していきたいと思います。(1年生)
・そばの種まきをして思ったことは、農家の人たちの苦労です。種まきは簡単だと思いましたが、実際に種まきをやってみると、足場の悪い中での種まきを数往復やって、農家の人たちは大変だなと思いました。秋までにそばが育っているか今から楽しみにしています。(1年生)
・そばは水に弱く、天候によって成長のスピードが変わるということを初めて知りました。種をまくのは難しかったですが、みんなで楽しくまくことができたので良かったです。蕎麦プロジェクトは湖南ならではの行事で、他の高校では経験のできない貴重な時間になったと思います。(1年生)
また、種まき後には、獣被害防止のために電気柵を「湖南そばファーム」に設置していただきました。
「蕎麦プロジェクト」そばの種まきを行いました
7月30日(金)、「蕎麦プロジェクト」の第一弾として、そばの種まきを行いました。
今回の種まきでは、講師として同窓会長の桑名秀一郎 様、阿部敏満 様を中心に、同窓会、郡山北地区少年警察ボランティア協議会、郡山北警察署補導員、スクールソーシャルワーカーの方々に御参加いただきました。
そば栽培において、重要なのは種まきです。ここ数日、雷雨など天気が不安定な日が多く、天気が心配されました。しかし、当日は晴れて絶好の種まき日和となりました。
種まきの前に、体育館においてオリエンテーションを行いました。初めに、学校運営協議会会長の小山伝一郎 様より御挨拶をいただきました。そして、校長先生の話の後、桑名様より「そば栽培とそばの魅力」という題での講話をいただきました。
オリエンテーションが終わると、学校から歩いて5分程度のそば畑「湖南高校そばファーム」に移動しました。初めに、講師の桑名様より種まきについての説明がありました。その後、生徒が約70㎝間隔に一列になり、長さ20m程の畑にそばの種をまきました。紙コップに一人2杯程度のそばの種をまくことができました。
今後は、生徒がそばの生育観察を行います。観察の様子は、このサイトで定期的にお知らせします。
湖南小中学校でのボランティア活動
本校生徒有志3名が7月21日(水)から8月3日(火)まで、湖南小中学校でボランティア活動をしています。主な活動内容は学習支援とプール開放時間の監視です。
連日、高校生たちは、小学生と一緒に夏休みの課題をしたり、プールで遊んだりしています。小学生の下校時には、湖南小中学校の先生方と一緒に、バスに乗って帰宅する小学生たちの姿が見えなくなるまで手を振って見送っています。
湖南ならではの人とのつながりの中、地域の方々に高校を育てていただいています。
湖南町「福良盆踊り」和太鼓練習
湖南高校のある湖南町福良には夏の風物詩「福良盆踊り」があります。福良盆踊りは例年8月14日に開催され、太鼓、笛、鐘から成る「祭囃子」と「唄」に合わせて、地域の方々が櫓を囲んで「踊る」という夏の伝統行事です。
今回、福良盆踊り保存会からお話をいただき、本校生徒有志と地域探究部(通称そば部)が7月上旬から和太鼓を打つ練習をしています。講師は福良盆踊り保存会の椎谷耕二さんと宗像裕子さんです。生徒たちは、初めは単純なリズムの音を出すだけで精一杯でしたが、練習するにしたがって複雑なリズムを掛け声とともに表現できるようになってきました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年も福良盆踊りは中止の予定です。湖南高校生が和太鼓演奏で地域を元気にできるよう、これからも練習を続けていきます。
※練習の様子の動画はこちらです。
今年も「蕎麦プロジェクト」が始まります。
地域の方々のご協力をいただきながら、今年も「蕎麦プロジェクト」が始まります。
地元湖南町産そばのブランド化の第一歩として、生徒が地域の方々と一緒にそばを育てていきます。農地は、近隣の方からお借りしている「湖南高校そばファーム」、学校のすぐそばです。
現在、畑は蕎麦づくりに適した通気と水持ちのよい状態になっています。福良地区の認定農業者 阿部敏満さんが何度も畑の土を掘り返したり反転させたりして下さっています。
子どもたちの育ちにつながる「蕎麦プロジェクト」の第一弾「種まき日」は7月30日(金)です。
教育委員による教育現場視察が行われました。
7月16日(金)5校時、福島県教育委員による教育現場視察がありました。
今回の視察においては、授業等を視察するとともに、学校長との意見交換が行われました。
教育長と4名の教育委員の方々には、本校がコミュニティ・スクールとして、地域とともに地域ならではの魅力ある県立高校を目指す取組として行っている、総合的な探究の時間「地域カダイ探究(1年)」「地域ミライ探究(2年)」を参観していただきました。
湖南町の食文化③
今回は、「梅の甘漬け」と「青紫蘇の塩漬け」です。
「梅の甘漬け」の梅は、生徒昇降口前の梅の木に実ったものです。
昨年、収穫したものを事務の増子さんが甘漬けにして下さいました。
種付きのまま小割にして漬けられた梅は、カリカリ食感とさっぱりとした甘酸っぱさが特徴です。
湖南町では、お茶菓子としても親しまれているそうです。
「青紫蘇の塩漬け」は、校庭の隅で収穫された青紫蘇を塩漬けにしました。
青紫蘇の爽やかな香りと、鮮やかな色合いから夏の訪れが感じられる一皿でした。
令和3年度 第2回学校運営協議会が開催されました
令和3年7月9日(金)13時30分より湖南高校図書室に於いて第2回学校運営協議会が開催されました。
協議会の開催に先立ち、「故郷と魅力、そして次の世代へ」という論題で、東京国際大学国際関係学部講師の前好光先生による講演会が行われました。前先生は、人口減少という日本が抱える問題を経済的な視点から捉え直し、問題の本質を見える化することが重要だと説きます。地方再生を考えるにあたり、今なぜ観光が必要とされているか、また、外部から地域に人を誘致するにあたり、地域はどうあるべきか、など、参考になるお話をたくさん伺うことができました。講演会を通し、参加者一同、インバウンドの可能性や、若い高校生が地域活性化に取り組む意義など再確認することができました。
講演後、学校運営協議会が開催されました。本校教頭からの開会の言葉の後、会長の小山伝一郎様より開会の挨拶をいただきました。続いて、校長からの挨拶の中で、湖南高校コミュニティスクールの活動について簡潔な紹介がおこなわれました。やはり、目玉は次年度以降のカリキュラム改編の中で実施が予定されている「観光」の授業や本年度からおこなわれる地域企業社長による「進路面談講座」です。
開会に続き事務局から報告が行われました。まず、総合探究における取り組みの3本柱、①本年度の蕎麦プロジェクトの工程、②そば製品の六次化、③古民家再生の取り組みについて状況説明がありました。本年度の蕎麦プロジェクトについては、今月30日に全校生による種蒔きが実施され、10月が収穫の予定です。また、そば製品の六次化については、実際に製品化する商品の最終候補の選定が行われ、本年度は「そばケーキ」と「そば団子」に決定しました。今後、地元企業と連携し製品の魅力に磨きをかけてゆく予定です。古民家については、解体作業も一段落つき、今後は、情報発信基地としての活用法の研究会や大学生とのワークショップなどを通し、「イベント企画」、「情報発信の在り方」、「どのように人を結び付けてゆくか」など戦略的な部分を考察してゆきます。
続いて、湖南高校応援隊(ここぉた)に関する報告の中で、今月はじめ、ボート部が有志の方から練習用にモーターボートの寄贈を受けたことに対し、ボート部顧問から感謝の言葉が述べられました。
最後に、学校地域連携の一環として、「第一回郷土料理を学ぶ」が開催され、ちまきづくりが好評であったという報告がなされました。次回第二回は今月13日(水)に開催を予定しております。
報告後の質疑応答では、評議員の方々を中心に活発な意見交換がおこなわれ、「湖南高校を中心に色々な人と人との交流が行われてきている。今後の湖南地域ホームステイ制度などが動き始めれば、よい相乗効果がおこるのではないか」などの意見が上がりました。
会の最後、講演くださった前先生より講評を頂き、閉会となりました。
詳しくは議事録をご覧ください。
ホタルが飛び交っています。
ホタルが水辺を飛び交う季節になりました。
ゲンジボタルの成虫が校地内の小川周辺を光を出して飛び回っています。先日は職員室のファイルに止まりました。
今年は涼しい日が多く、昨年よりも活動開始が半月ほど遅くなっています。
動画はこちらです。
湖南高校のホタル.mp4
オニヤンマが活動し始めました。
湖南高校の敷地内を流れる小川の水環境にはヤゴが生息し、ここから毎年多くのトンボが飛び立っています。昨日はオニヤンマが例年よりも早く羽化しました。
小川に再び自生するようになった梅花藻も少しずつ生育面積が広くなってきています。
動画はこちらです。
湖南高校の梅花藻.mp4
郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」体験
6月17日(木)本校調理室において、地元の郷土料理研究家である菅野洋子さん、渡部幸子さん、西田忍さんを講師としてお招きし、和やかな雰囲気の中、生徒たちは「ちまき作り」を体験しました。
講師の方々はテーブルごとに「笹の葉の円錐の中にもち米を詰め、もう一枚の葉で三角形に整え、イグサで上手に結ぶ」方法を丁寧に教えてくださいました。しかし、生徒たちはなかなか思うように三角形を作ることができず、何度もやり直したり、講師の方々に質問したりしていました。次第に生徒達はコツをつかみだし、形も結びも整った三角ちまきを作ることが出来るようになりました。
あっという間の2時間でした。生徒たちは約350個のちまきを作り上げました。その後、たっぷりのお湯でじっくりと茹で、優しい味のちまきが出来上がりました。
〈生徒の感想〉
○他校では経験できない貴重な経験が出来た。食べたことはあるが作るのは初めてだった。今度は祖母と一緒に作ってみようと思う。
○笹を巻くのが難しかったが、講師の先生が優しく教えてくれた。湖南のことも教えてくれたので、町を知ることができた。
○ちまき作りは初めてで、やっているうちに楽しくなってきた。湖南高校ならではの行事だと思った。ちまきは家に持ち帰って家族みんなで食べた。おいしかった。
郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」の笹の下準備
「ちまき作り」の笹を収穫し終えた後、生徒は学校へ戻って笹の下準備を行いました。
まず、熱湯が入った鍋に笹を数枚入れ、加熱殺菌を行いました。その後、流水にて笹の汚れやぬめりを落としました。最後に、ザルに数枚ずつ重ねて、水気を取って完成です。
収穫で疲れている中、生徒は一枚一枚丁寧に下準備を行っていました。
いよいよ明日は「ちまき作り」の本番です。ちまきの出来が今から楽しみです。
郷土料理を学ぶ 第1弾「ちまき作り」のための笹収穫
今年度、コミュニティ・スクールの取組として「郷土料理を学ぶ」ことにしました。湖南の四季折々の食材を使い、地元の方々からご指導をいただきながらワークショップ形式で行っていきます。
第1弾は”ちまき作り”です。講師は湖南町在住の郷土料理研究家 菅野洋子さんです。菅野さんは湖南ならではの食文化に精通していらっしゃいます。
ちまき作りを明日に控え、生徒は放課後の時間を利用して笹の収穫をしました。作業は約1時間、生徒ははさみを片手に地元の山の藪の中に分け入り、ちまきを作るために必要な笹の葉を約800枚収穫してきました。自然の中で育つ笹の葉のため、葉の大きさは多少異なりますが、ちまき作りには最適な大きさです。
ちまき作りの目標個数は300個です。生徒はちまきを自宅へのお土産として持ち帰る予定です。
湖南町の食文化②
先日、湖南地域で食されている山菜”ふうな”をいただきました。
”ふうな”は、茎が空洞になっているのが特徴です。アクが少なく、うどやふきに似た香りがあります。天ぷらやお浸し、お味噌汁など様々な調理法に合うそうです。
今回は、地域の方おすすめの食べ方を教えていただいて、おにぎりにしていただきました。
令和3年度第1回学校運営協議会が開催されました
5月14日(金)、本校図書室において第1回学校運営協議会を開催しました。協議会では、酒井祐治校長及び、小山伝一郎会長からの挨拶の後、本年度最初の会合ということで、出席者の自己紹介をおこないました。
つづいて、令和3年度の学校経営・運営ビジョンについて校長より説明があり、事務局からは前年度の活動内容と本年度の活動計画が報告されました。新カリキュラムから導入される「観光ビジネス」を見据え、本年度は、蕎麦プロジェクト、観光案内や郷土料研究などの取組を充実させていくことにくわえ、湖南高校応援隊(人材バンク)の構築を推進してゆくことが確認されました。また、地域人材の活用という観点から、就職や進学の面接指導を地域の方々にも協力いただく体制づくりを進めてゆくことが満場一致で決定しました。
意見交換では本校のコミュニティスクールの方向性について、活発な議論が交わされました。議論の中で焦点が当てられたのが、総合探究での活動を発表する場と連携先についてです。湖南地域で開催されているお祭りの中で、中止になったそば祭りを湖南高校生の手で復活させるなどの興味深い話題もあがりました。また、現在進めている蕎麦を材料とした食品の商品化、六次化をめぐっては、地域の企業や商店などとの連携について議論を深めることができました。
詳しくは議事録をご覧ください。
湖南町の食文化①
現在、湖南高校では総合的な探究の時間「地域ミライ探究」において湖南町の特産品である蕎麦を活かした商品の六次化に取り組んでいます。また、今年度は豊かな湖南の食と食文化を地域のお母さん方から直接教えていただく取り組みを始めています。
そこで今回は、湖南町の方々に協力をいただき、湖南町で採れた山菜、うど、たらの芽、こごみを天ぷらにしてみました。
食を通じて、また一つ湖南町の魅力に触れることができました。
湖南町の食文化について学び、実際に体験したことなどを「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」活動に活かしていきたいと思います。
ふくしま創生サミット
4月27日、令和3年度福島県創生サミットに本校生徒会長が参加しました。福島創生サミットでは、県内各高校の代表が集い、各校で実践している地域的課題探究の取り組み状況や地域の抱えている課題について報告し、情報を共有しました。
地域的課題探究について、湖南高校からは、昨年実施した「一からカレーライスを作る」と、本年度も継続実施となる「蕎麦プロジェクト」について報告しました。報告の中で、他校から注目を集めたのがカレーの具材にウチダザリガニを用いたことでした。観光資源として、湖南の食材をPRできるだけではなく、外来種であるウチダザリガニの駆除にもつながる点に興味を持ってくれる人が多かったように思います。
お昼休みを挟んで、午後からの地域課題に関する話し合いでは、地域の抱える課題についての意見の共有と、それを踏まえての解決策をグループごとに話し合いました。全体に共通する意見として、少子高齢化や居住地域の魅力化を地域の抱える課題ととらえている生徒が多いように感じました。
様々な学校で、地域課題を解決するにはどうすればいいのか、多くの高校生が取り組んでいるのを目の当たりにして、大きな刺激をうけることができました。
本校生がラジオ番組に生出演しました
5月4日(火)、本校3年樋口愛さんがラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、樋口さんは湖南高校ボート部の魅力や猪苗代湖での練習の様子などを紹介しました。
そのときの音源をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと樋口さんの会話の様子をお聴きください。
※こちらをクリックしてください。。
210504konan.mp3
ラジオ番組への生出演について
5月4日(火)朝、本校3年樋口愛さんがラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。
時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。
PTA総会前の「そば打ち体験」
4月24日(土)、授業参観・PTA総会までの時間を使って、保護者の方々は本校調理室で「そば打ち体験」をしました。これは、保護者の方々に来校いただくこの機会に、コミュニティ・スクールや蕎麦プロジェクトがどのようなものなのかを、そば打ちを通して体験的に理解していただこうとするものです。
今回の講師はそば部の2年生です。そば部員による伝授のもと、保護者の方々はそば粉から「タマづくり→こね→角だし→切り」を行いました。初めてそば打ちをするという方が多く、生徒の話を聞きながら慣れない手つきで体験を楽しんでいらっしゃいました。
出来上がった生そばは、PTA総会前に実食していただきました。保護者からは「とてもおいしかった。コミュニティ・スクール企画蕎麦プロジェクトがどのようなものなのかが分かった」「PTA行事との同日開催がいい」「日ごろの生徒や学校の様子が分かるきっかけとなった」「このような機会をまた設けて欲しい」などの意見がありました。
授業参観・PTA総会・学級懇談
4月24日(土)、授業参観・PTA総会・学級懇談が行われました。
授業参観では、1年「国語総合」2年「英語表現」「情報処理」3年「数学Ⅱ」の授業を参観していただきました。生徒たちは少し緊張しながらも、プロジェクターを使った対話的な学びをするなど、普段と変わらなず意欲的に学習に向かっていました。
PTA総会では、全ての議案が承認されました。本校校長と宗形PTA会長からは本校PTA活動の発展にご尽力された赤城多加志様、鈴木勝美様へ感謝状が贈呈されました。
学級懇談では、お子様の自己実現に向けた話などをしました。また、生徒を真ん中に保護者と学校が協力しながら一緒にやっていくことを確認しました。
保護者の皆様、ご出席ありがとうございました。
本校生がラジオ番組に生出演しました
4月9日(金)、本校2年三瓶槙也さんがNHKラジオ第1「こでらんに5next」の中の「Go!Go!ハイスクール」に生出演しました。
三瓶さんは郡山出身の白鳥久美子さん・アナウンサー佐藤彩乃さんと一緒に、約20分間、コミュニティ・スクールとしての「湖南高校の魅力」や蕎麦プロジェクトから始まった「そば部」活動などを紹介しました。
地元企業が湖南高校で新入社員研修を行いました
4月6日(火)7日(水)、本校を会場に地元企業が新入社員の実地研修を行いました。コミュニティ・スクールとして地域に開かれている本校において、新入社員に壁面塗装の仕方を教えるためのものです。この新入社員の中には本校卒業生もいました。
ベテラン先輩社員の指導のもと、新入社員の皆さんは、壁や縁に養生テープを貼り、手際よく、丁寧にペンキを塗り重ねていました。また、本校卒業生は新入社員のリーダーとして、その役割を果たしていました。急遽、本校有志たちは職業体験させていただき、ベテラン先輩社員からは仕事の段取り方や社会人としての心構えなどを教えていただきました。
ベテラン先輩と新入社員は白くきれいになった壁だけを残して、学校を後にしました。このような機会をいただきましてありがとうございました。
ラジオ番組への生出演について
明日4月9日(金)午後、本校2年三瓶槙也さんがNHKラジオ第1「こでらんに5next」の中の「Go!Go!ハイスクール」に12分程度生出演します。
時間は午後4:40前後(予定)、番組では「コミュニティ・スクールとしての湖南高校の魅力」や「蕎麦プロジェクト」から始まった「そば部」活動などを紹介します。ぜひお聴きください。
「そばレシピ試作コンテスト」を開催しました
去る3月2日(火)、本校調理室において「そばレシピ試作コンテスト」を行いました。
このコンテストでは、各グループが、コミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の目標の一つである6次産業化を目指し、次年度に商品化・販売できそうな商品の候補を決定するものです。
1,2年生が8つのグループに分かれ、それぞれのグループがこれまで検討を重ねてきたレシピを実際に調理しました。
これまでの過程で商品化の候補として挙がっていたのは、「そばチュロス」「そばがきのみたらし団子」「そば粉ピザ」「そばドレッシング」の4つです。それぞれのレシピに対し、2グループずつ、グループ独自の創意工夫やアレンジを加え調理・試作を行いました。
調理の様子です。
こちらが完成した試作品です。
1班「そばチュロス(抹茶・ドライフルーツ/チョコ・いぶりがっこ)」
2班「そばがきのみたらし団子(焼き/揚げ)」
3班「そば粉ピザ(しっかり生地/もっちり生地)」
4班「そばの実ドレッシング(パスタ/サラダ)」
審査員は、本校教職員に加え、学校運営協議会会長小山伝一郎氏と同委員兼同窓会会長の桑名秀一郎氏にご協力いただきました。
評価の観点はそばの活用方法だけではなく、商品化のしやすさや保存性など多岐にわたります。
予想しなかったトラブルなどもありましたが、どのグループも無事に作り終えることができました。
ただいま実食・審査中です。
上位入賞レシピはこちらです。
まずは第3位。
「そば粉のピザ(しっかり生地)」
具だくさんでカラフルですね。野菜も多くヘルシーピザです。そば粉を使った生地も美味しかったです。
第2位は、
「そばがきのみたらし団子(焼き)」
焼き色がついて見た目がとてもよかったですね。味もしっかりとそば粉の味が楽しめました。
栄えある第1位はこちらです。
「そばがきのみたらし団子(揚げ)」
同じく団子グループの別作品です。そばの風味、食感、コスト、調理のしやすさ等、様々な点で優れたレシピでした。みたらし餡にもそばの実が入っており、まさに「そば団子」でした。素晴らしい!
今回のレシピコンテストをもって、今年度のコミュニティ・スクール企画「そばプロジェクト」は終了です。今回の結果をもとに、次年度の新たなプロジェクトが始動します。
次年度も引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。
湖南町福良地区「地域づくりマップ」づくり②
2月24日(水)図書室において、本校生徒と福島県県中建設事務所員が湖南町福良地区「地域づくりマップ」作成のための合同ワークショップ(第2回)を行いました。
今回のワークショップのねらいは「地域づくりマップ」のテーマ(コンセプト)を決めることです。福島県県中建設事務所員のコーディネートのもと、本校生徒会役員と1年生有志は「どんな切り口のマップを作るのか」「どうしたら交流人口が生まれるか」など、熟議を重ねました。熱心な熟議を通して生徒たちは地元湖南・福良地区の理解を深めることができました。
マップのテーマ(コンセプト)は「インスタ映えとグルメ」に決定しました。今後、生徒たちはこのテーマに沿って、他にはない「地域づくりマップ」を作成していきます。
第5回学校運営協議会が開かれました
去る2月10日、本校図書室において第5回学校運営協議会が開かれました。今年度はこれが最終回となりますが、今まで同様、多くの委員にご参加いただき、充実した会議となりました。
会議冒頭、まずは小山伝一郎会長から挨拶を頂きました。先日行われた、生徒による「除雪ボランティア」活動について、生徒たちの素晴らしい笑顔を見ることができ感動した、と感謝の言葉を頂きました。
続く学校長あいさつにおいては、「除雪ボランティア」活動を経て、生徒たちは地域に対する理解がより深まった様子だと述べ、本校におけるボランティア活動の教育的意義を委員の皆様に伝えました。また、「蕎麦プロジェクト」を総括し、各委員のご協力に感謝するとともに、次年度の目標などを語られました。
協議においては、まず事務局から、「学校評価アンケート」の集計結果の報告がなされ、本校の学校生活には生徒・保護者とも概ね満足していることなどが報告されました。
続いて、前回より議題となっている「湖南地域ホームステイ制度」について、ワーキンググループのメンバーの提案あり、グループの活発な活動を協議会としてお願いしました。また、「蕎麦プロジェクト」については、先だって行われたそばレシピコンテストの結果報告や今後の予定などの確認があり、次年度に向けた課題等を共有しました。その後、「湖南高校と湖南町がともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」結果の報告があり、生徒の率直な意見や事務局や各委員の提案などを全員で共有しました。
最後に、各委員やオブザーバー、各事務局員から、次年度の学校運営協議会・コミュニティ・スクールに向けた様々な建設的な意見や感想が述べられ、充実した意見交流が行われました。
委員の皆様、1年間本当にありがとうございました。今年度の成果と課題を次年度に必ず活かしていきたいと思います。
詳しくは議事録をご覧ください。
11月19日(火)10.0℃ 曇
霙が降っています