校長のつぶやき

今日のつぶやき

3学期始まる

 本校では、1月10日(金)第3学期の始業式を行いました。
さて、例年、今の時期になると校舎周辺には多くの雪がつもり、駐車場には雪の山ができるのですが、今年は、雪が全くなく、周辺の田んぼも稲株が見えている状態が続いています。やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。
本校では、雪の多い地域の特性を生かし、3学期の体育の授業はスキーをやっています。しかし、雪が全くないためスキーの授業がやれない状態が続いています。1月31日には、生徒たちが大変楽しみにしています「スキー教室」が予定されています。しかし、スキー教室を行うスキー場にも雪がない状態で、開催できるかとても心配です。今日の朝は大変冷え込み、少し雪も降ったようですが、スキーをするにはまだまだ十分ではありません。これからの積雪に期待するしかないですね。
 さて、3学期は、各学年にとってまとめの学期です。特に、3年生にとっては、高校生活の集大成となります。2月からは自宅学習となりますので、学校生活を送れるのも実質1月のみです。悔いが残らないようしっかり生活してほしいと思いますし、また、残りの学校生活を、苦楽をともにした同級生たちと十分楽しんでほしいと思います。
 

心に残った修学旅行

 10月22日から25日の4日間、本校の2年生23名が、奈良、京都、大阪方面に修学旅行に行ってきました。
 1日目、天気が心配されましたが、時間どおり福島空港から飛行機で伊丹空港へ。約1時間後、飛行機は伊丹空港に着陸し、空港からバスで法隆寺へと向かいました。バスガイドさんはベテランの方で,関西らしいユーモアたっぷりの話し方に、バスの中は笑い声に包まれました。そんな訳で飽きることなく、あっという間に法隆寺に到着。国宝である法隆寺の荘厳な雰囲気に一同感動し、次の目的地、東大寺へ。東大寺では、大勢の鹿の大歓迎に喜びながらも、ちょっとおっかなびっくりの生徒も。東大寺では、その大きさに圧倒されっぱなしでした。その後、二月堂、三月堂を見学し、奈良をあとに、今日の宿泊先の京都へと向かいました。宿泊は、東本願寺前の町屋作りで、中庭もある落ち着いた雰囲気の旅館でした。おいしい晩ご飯を食べ、1日目が終了しました。
 2日目、今日は、京都市内を班別研修です。それぞれの計画に従って史跡、水族館、ショッピングを巡ります。朝から、絶好の見学日和の青空が広がり、生徒たちは嬉々とした表情で出かけていきました。我々引率教員も,タクシーに乗って、チェックポイントである北野天満宮へ。途中、三十三間堂を見学しました。三十三間堂では、タクシーのドライバーさんに詳しく説明していただき、大変勉強になりました。北野天満宮に各班とも、ほぼ時間どおりにチェック完了。我々は、昼食を高台寺近くで、食べ、その後、清水寺で参拝してから、旅館へ戻りました。生徒たちが時間どおりに帰ってくるか心配しましたが、どの班も迷子になることもなく、時間前に帰ってきました。この日の晩ご飯は、すき焼きで,皆おなかいっぱいに食べ、満足して2日目終了。
 3日目、今日は、生徒が一番楽しみにしている日です。午前中、大阪城、海遊館を見学しました。海遊館に着いたあたりから、天気はあいにくの雨に。ホテルに到着し荷物を置いてから、いよいよ楽しみのUSJへ。雨で十分に楽しむことができるか心配でした。しかし、雨のため、入場者が少なかったため、アトラクションがいつもよりも待ち時間が短く、その分、思ったよりも多くのアトラクションを回れたようです。楽しみすぎて,集合時間を過ぎて帰ってくるかもと思っていましたが、全員が時間をしっかり守って帰ってきました。
 4日目、今日は、朝から雨。まず、中央卸売市場へ見学に向かいました。ここは、甲子園球場4つ分の面積があるという巨大な市場です。市場の方の案内で、市場の中を見学しましたが、遙か彼方まで広がっている売り場にただただ圧倒されっぱなしでした。市場からこの修学旅行最後の見学地、道頓堀へ。道頓堀では、たこ焼き,お好み焼きなどを食べたり、お土産を買ったりして過ごしました。まだまだ去りがたい気持ちでいっぱいでしたが、伊丹空港へと向かいました。伊丹空港では、天候不順のため、遅延する便があるなど、無事福島に帰ることができるか心配されましたが、福島便は予定どおりに離陸するということで一同ほっと胸をなで下ろしました。ここで4日間、我々に同行しお世話になった看護師さんともお別れとなりました。看護師さんから、「いろいろな学校の修学旅行などに参加してきたけれども、こんなに心に残った学校はありません。この4日間、本当に楽しかったです。お別れがとても寂しいです。」という言葉をいただき,大変感動するとともに、とても寂しい気持ちになりました。福島空港に無事到着し、バスで帰路につきました。
 今回の修学旅行では、後半2日間、雨が降るなど、少し天候には恵まれませんでしたが、生徒一人一人が規律ある行動を心がけたことや、班別行動などで協力し合ったことで、大きなトラブルもなく無事に終えることができました。生徒たちは、4日間を十分に楽しむとともに、多くのことを学んだことと思います。何より、看護師さんに大きな感動を残すことができたことは、素晴らしい成果の一つだったのではないでしょうか。そんな生徒たちと4日間を過ごすことができ、私にとっても忘れられない修学旅行となりました。

素晴らしかった「菱の実祭」

 9月27日から29日の3日間開催された本校の文化祭「菱の実祭」が、多くの感動を残し、無事終了しました。
 27日(金)には、午前中に開祭式を行った後、全校生による仮装行列を行いました。翌日からの各クラスによる展示発表に合わせたコスチュームに身を包み、福良地区内を歩きました。沿道には地区の多くの皆様が出られ、生徒たちに声援を送っていただきました。サンサングリーン湖南と湖南行政センターの前では、クラスごとにパフォーマンスを披露し、見ていただいた方々に採点していただきました。その後、学校に戻り、午後からは土曜日の一般公開に向けての最後の仕上げを行いました。
 28日(土)、いよいよ一般公開日。朝から薄曇りでまずまず天気となりました。
 PTAと同窓会の方々も朝早くから準備においでいただきました。すべての準備が整い、午前10時20分、オープニングセレモニーとして、正門前で文化祭実行委員長と校長によりテープカットを行い、一般公開が始まりました。教室では学級や部活ごとに趣向を凝らした展示が行われ、どの教室でも多くの来場者で賑わっていました。体育館では、PTAによるバザー、そして、有志によるダンスや動画、そして、歌やピアノ演奏の発表,中庭では、同窓会による恒例となっているそばと豚汁の販売が行われ、多くの方が、その味を楽しまれていました。
 体育館での発表も、教室での展示発表もご覧になっている方々に,大変喜んでもらえ、発表を行っている生徒たちもまた楽しそうでした。
 29日(日),楽しかった菱の実祭もいよいよ最終日となりました。この日は、体育館に全校生が集まり、有志によるダンス、動画、ピアノや歌の発表を鑑賞しました。友達の作った動画に爆笑したり、ダンス、ピアノや歌の発表に感動したり、とってもすてきな時間を過ごすことができました。準備の進捗状況に内心ひやひやしていましたが、さすが高校生、やるときはやります。どの発表も生徒たちの思いや工夫がいっぱい見られて見応えのあるものでした。菱の実祭の最後を飾る閉祭式では、実行委員長の挨拶、前期生徒会の挨拶に泣かされました。今回の文化祭のテーマソングである The Blue Heartsの「Train-Train」を全校生で肩を組んで合唱し、3日間にわたる菱の実祭の幕を閉じました。

文化祭前日

 本校の文化祭「菱の実祭」が、いよいよ明日に迫ってきました。今日は最後の追い込みということで、学校中が緊張感に包まれ、生徒たちは一人一人が、全力で自分に与えられた役割を全うしようと努力していました。生徒数が決して多くない状況において、生徒は一人が何役もの仕事をこなしており、ときにはいっぱいいっぱいとなり、不安になることもあったようです。今回の文化祭のテーマは、「BREAK THE SKY LIMIT!!~限界を超える~」ということですが、まさしく自分の限界を超える働きをしています。
 そんな中、ある生徒が「できるかなあ」と不安な気持ちをこぼしたとき、隣で仕事をしていた別の生徒が、「できるかできないかではなく、やるかやらないかだよ。」と励ましていました。私もそうですが、仕事に行き詰まったり、難しい仕事を任せられたりしたとき,ついついできない理由を探して言い訳をしがちです。できない理由を探す暇があったら、とにかくやるしかないということを教えられました。「やるかやらないかだよ」という言葉に大いに反省させられるとともに、生徒が今回の文化祭をとおして、多くのことを学んだなと感じた瞬間でした。
 

文化祭「菱の実祭」近づく

 本校の文化祭は「菱の実祭」と言い、3年に1度開催されます。そして、9月27日から29日の日程で開催されます。なお、一般公開は9月28日(土)です。
さて、生徒たちは、その文化祭に向けて準備を進めています。今、校舎内を歩くと、いろいろな場所に段ボール箱が山積みにされていたり、音楽室からはピアノの音が聞こえてきたり、また、体育館からはダンスの練習をしているグループがいたりと、学校全体が文化祭に向けて徐々に熱くなってきています。
今回の菱の実祭のテーマは、「BREAK THE SKY LIMIT ~限界を超えろ~」です。本校は、平成30年度入学生から1学年1クラスとなり、現在4クラス、全校生87名の小規模校です。人数が減った分、一人一人がこなさなければならない役割が増え、いろいろな面で大変な状況になっています。しかし、生徒たちは、そんな困難な状況をはねとばし、協力し合いながら文化祭に向けて張り切って準備をしています。
人数が少ないため、派手さはないかもしれませんが、きっと生徒たちの思いの詰まった素晴らしい文化祭になるのではないかと思っています。
また、本校の文化祭は、PTAの方々によるバザー、同窓会の方々によるそばと豚汁販売と、PTAや同窓会の協力もあるのも大きな特色かと思います。
どんな文化祭になるか今からとても楽しみです。多くの方々の来校を心よりお待ちしております。