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コミュニティ・スクール(CS)

除雪ボランティアを行いました。

先日ニュース番組でも報道された通り、1・2年生35人が、除雪ボランティアを行いました。

昨年度は雪が少なかったため、1・2年生は初の除雪ボランティアです。中には、初めて雪かきを経験する生徒もいました。

ボランティア当日は風が強く、雪が更に降り積もる中での実施でした。生徒たちは9班に分かれ、一人暮らしの高齢者宅の雪を取り除きました。1メートル以上も雪が積もっていた場所もあり、生徒たちはそれぞれスコップを手に頑張りました。

生徒たちからは、「雪かきは大変だった。特にご高齢の方には負担が重いと思うので、手伝いができてよかった。」「いつも地域の方に温かく受け入れてもらっているので、このような形で恩返しできるのはうれしい」などの感想がありました。

本校生がラジオ番組に生出演しました。

2月9日(火)、本校1年大山紗生さんがラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。
そのときの音源をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと大山さんの会話の様子をお聴きください。

※こちらをクリックしてください。
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「そばレシピ」コンテスト 受賞作品が決定しました!

 教職員審査で13作品にまで絞られていた「そばレシピ」コンテスト。全校生徒による投票の結果、以下の6作品が校長審査へと進みました。

  「そばドレッシング」[杉原美奈(3年)考案] 【 優秀賞 】

  「そばチュロス」[永井莉乃亜(2年)考案]【 最優秀賞 】

  「そばかりんとう」[佐藤聖也(3年)考案]

  「そばアイス」[牧山美里(1年)考案]【 特別賞 】

  「そば粉ピザ」[渡部祐太(2年)考案]【 優秀賞 】

  「そばがきのみたらし団子」[藤橋翔(2年)考案]【 特別賞 】

 その後、商品化を重視した校長審査が行われ、上記の通り、受賞作品が決まりました。

  

 この中から「そばドレッシング」「そばチュロス」「そば粉ピザ」「そばがきのみたらし団子」の4作品を、3月2日(火)に試作します。2月8日(月)には、試作調理向けた各班のミーティングが開かれました。 

 班ミーティングにおいては、各班に割当となったレシピのアレンジが話し合われ、自由な発想が飛び交う中で、レシピも練り上げられていったようです。同じ班の中でも、AグループとBグループに分かれ、アレンジも異にしていて、よりバラエティに富んだそばが、当日は試食できそうです。

ラジオ番組への生出演について

明日2月9日(火)朝、本校1年大山紗生さんがラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。

「除雪ボランティア」のテレビ放映について

本日2月4日(木)午後、湖南地域の一人暮らしの高齢者宅を対象に「除雪ボランティア」活動を実施しました。
その様子が、夕方のニュース番組で放映されますので、ご覧ください。

KFBは「ふくしまスーパーJチャンネル」午後6:15から7:00までに放映予定です。
NHKは「はまなかあいづ」午後6:10から7:00までに放映予定です。
TUFは「Nスタふくしま」午後6:23に放映予定です。

「そばレシピ」コンテスト 只今、生徒審査を行っています!

 湖南の特産品の6次化をめざす『蕎麦プロジェクト』も、いよいよ第1次から第2次産業の段階へと入ってきました。商品化にあたって、高校生らしい独創的な発想やソバ以外の特産物とのコラボなどを期待し、「そばレシピ」コンテストを開催しました。

 生徒・職員併せて総数65作品(45名)の応募があり、第1次審査に当たる教職員審査で、以下の13作品が第2次審査に進みました。現在、全校生徒による審査が行われています。はたして、最終審査に進む6作品はどれか。こうご期待!

1  そばドレッシング

2  そばチュロス

3  そばおやき

4  そばミルフィーユ

5  そばかりんとう

6  そばアイス

7  カレーそばスナック

8  郡山西部そばせんべい

9  そばの実コロッケ

10   そば好み焼き

11   そば米のドライカレー&ピッツォッケリ

12   そば粉ピザ

13   そばがきのみたらし団子

 

 

 

 

第4回学校運営協議会を開催しました。

 12月21日(月)、第2回学校評議員会に引き続き、図書室において第4回学校運営協議会を開催しました。

 協議会の前に、生徒たちの日頃の様子を知るため、授業参観の時間を設けました。

 まずは、グループワークを主体にした2年生の化学基礎の授業、次に、基礎クラスと標準クラスの習熟度別に分かれている1年生の数学Ⅰと3年生の英語Ⅱの授業を見学しました。参観された小山伝一郎会長からは、「少人数の授業展開の中で、一人ひとりの生徒が真面目に学習に臨んでいる姿が印象的だった」との言葉をいただきました。

 

 協議会では、小山伝一郎会長及び酒井祐治校長からの挨拶の後、事務局から前回協議会の議事の報告、そして、この間にメディアで取りあげられた新聞記事等の紹介がありました。

 続く、先進校視察研修報告では群馬県立尾瀬高等学校の取り組みについての説明が事務局よりありました。尾瀬高校は、「地域に貢献し、自然との共生を図ることのできる人づくり」を教育目標として掲げており、全国で初めて自然環境科を設置した高校で、全校生徒136名の内、半分近くの63名が地元中学校の出身者で占められています。また、自然環境科では、一般家庭等でのホームステイ制度「ハートフルホーム・システム」により県内外から生徒募集を行っています。説明の後、委員の方それぞれからご意見をいただき、ホームステイ制度について、本校でも今後さらに検討を進めていく必要があるとの意見で一致し、ワーキンググループを設置することが決まりました。

 次に、『蕎麦プロジェクト』についての経過報告と今後の計画についての説明が事務局よりあり、今年度中のそばを用いたレシピ考案と試作品開発、そして来年度、製造委託のためのプレゼンテーション、本校生による実地販売などの計画が承認されました。

 続いて、酒井校長より「令和3年度のコミュニティ・スクール」について、次年度は、生徒の主体性を育む活動を重視し、本校でレシピ開発したそば製品や地元野菜の販売促進の企画、また、湖南の観光拠点となり得るような古民家の再生デザイン案に生徒が関わるなど「体験」を軸にした活動を地域と連携して展開していきたいとの構想案の表明がありました。

 最後に、「湖南高校と湖南町とのつながりをより深め、ともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」の実施についての了承を得て、満田仁一副会長の閉会の言葉で会を閉じました。

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

あすチャレ!Academy

 12月19日(土)、湖南高校視聴覚室を会場に、障がい者への理解を深める「あすチャレ!Academy」が開催されました。講師は聴覚障がい者のデフサッカー男子日本代表監督の植松隼人さん、当日は参加を希望した本校生徒や湖南地域の方々など約30名が植松さんの話しを熱心に聞きました。また、スペシャルゲストとして、パラ・パワーリフティング55㎏級日本記録保持者の山本恵理さんも来校されました。
 植松さんはパラリンピックやパラスポーツを題材に、競技の魅力と障がい者の「リアル」を私たちに語りかけ、参加した生徒たちは障がい者への理解と他者への思いやりを形にする方法を楽しく学ぶことが出来ました。

【生徒の感想】
 ・障がいのある方への気配りやコミュニケーションの仕方を知ることができ、先入観を持たないことの大切さを認識できた。
 ・とても印象が変わった。今日の帰りから困っている人がいたら助けようと思った。
 ・こんなにすごいことができる人がいることが分かった。
 ・パラスポーツには社会を変える力がある。目指すは同じゴール。

 

「蕎麦」文化論~日本と世界のそば文化~

 12月16日(水)、「蕎麦」文化論~日本と世界のそば文化~の授業を行いました。

 この授業は、コミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」において、生徒がそばについての理解をより深くするためのものです。生徒は、そば栽培の始まりや縁起物扱いなどの「日本のそば文化」、世界のそばの生産量や料理などの「世界のそば文化」、そばせんべいやそばクッキーなどの「食としてのそば」を体系的に学びました。

 この冬休み中、すべての生徒がそばを活用したレシピを考えます。そして、3学期には湖南高校「蕎麦プロジェクト」【そばレシピ・コンテスト】を行い、そこで採用されたレシピは、表彰とともに、商品化に向けた試作会で実際に調理されます。湖南町特産のそばの「六次化」に向けて、「蕎麦プロジェクト」がまた一歩動きます。

学術研究部の地域研究の成果をまとめました

 今年3月に、6年間にわたる活動を終えた学術研究部ですが、3年生の元部員3人が、地域に根ざしたこれまでの活動を「こなんって、こんなとこ」(ホームページ形式)というタイトルでまとめました。下記をクリックして、ご覧下さい。

学術研究部の地域研究活動「こなんって、こんなとこ」

 

以下が、学術研究部の6年間の歩みです。

 2014(H26)年度 

  ・特設の【自然科学部】として発足

  ・「猪苗代湖に流入する河川の水質調査」を行い、生物学的側面から汚染状況の数値化を試みる(福島県生徒理科研究発表大会地学部門優秀賞[第2位])。

 2015(H27)年度 

  ・前年に続き、福島県生徒理科研究発表大会地学部門で優秀賞[第2位]を獲得。

  ・「再生可能エネルギー教育実践事業モデル校」に選ばれ、いわき明星大において講義や実験を実施。

 2016(H28)年度 

  ・「ペルチェ素子を用いた温度差発電の研究」に着手。

 2017(H29)年度 

  ・湖南地域の文化や社会について研究する【地域研究班】が結成され、【特設自然科学部】と合同し、【特設学術研究部】として発足。

  ・【地域研究班】が湖南町住民に対して行った社会調査「湖南を元気で住みよい町にする地域調査」が、『ふくしま高校生社会活動コンテスト』で「優秀賞」及び「社会貢献賞」を受賞。

  ・郷土史研究やオリジナル郷土料理レシピの開発に取り組む。

 2018(H30)年度 

  ・「湖南を知り、湖南の魅力を発信する」実践報告が、前年に続き、『ふくしま高校生社会活動コンテスト』で「優秀賞」及び「社会貢献賞」を受賞。

  ・湖南地域の立体地図の作成やオリジナル郷土料理レシピの開発等に取り組むとともに、部員生徒が郡山市の除雪ボランティアに登録。

 2019(H31・R1)年度 

  ・学術研究部ホームページ「こなんって、こんなとこ」の制作に着手。

  ・湖南の魅力インタビュー、湖南町の巡検調査、旧地名の研究を実施。

  ・令和2年3月、クラス減に伴う部活動の精選により活動の幕を閉じる。

 

湖南町福良地区「地域づくりマップ」を作成しています

 12月9日(水)図書室において、本校生徒と福島県県中建設事務所員が湖南町福良地区「地域づくりマップ」作成のための合同ワークショップを行いました。
 これは、福島県県中建設事務所が、地域づくりのための取組の一つとして、生徒会役員・1年生有志と一緒に湖南町福良地区ならではの観光マップを作成するための初回の取組です。行政と学校が一緒になって湖南町を盛り上げていこうとするものです。今回参加した生徒たちは、自由な発想のもと、地元湖南の観光資源を考えたり、マップのイメージを用紙に表現したりしていました。
 「地域づくりマップ」の完成へ向けて、生徒はデザインや内容等の検討・修正を今後も重ねていきます。

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を行いました

12月4日(金)、今年度のコミュニティースクール企画「蕎麦プロジェクト」の集大成ともいえる「収穫祭」を行いました。先月脱穀・選別したそばの実を地元の方に挽いてもらい、地元の方々のご指導を受けながら、実際に生徒たちがそば打ちを行い、試食しました。

 

収穫祭に先立ち、学校運営協議会の小山伝一郎会長と学校長の挨拶です。

  

まずは石臼を用いての粉挽き体験です。指導してくださったのは、学校運営協議会委員兼同窓会長でもある桑名秀一郎さんです。そばの実が粉になる様子を見ることができました。

  

続いては「会津蕎麦口上」、いや「湖南蕎麦口上」のお披露目です。蕎麦口上とは、特別な席やおめでたい日の食事に出される蕎麦を食べる際に披露されるものです。今回オリジナルの「湖南蕎麦口上」を披露していただいたのは、地元・湖南町中野生産組合の桑名佐奈恵さんです。ひねりやしゃれが混じった、面白可笑しい口上を3名の方に披露していただきました。

おや?左と右の男性陣、どこか毎日会っているような気がするのですが…。

   

 

いよいよそば打ち開始。各班、アドバイスを聞きながら上手に打っています。

   

   

切ったそばは細いのから太いものまで様々。切った人の個性が表れているのでしょうか。

  

そして大きな鍋、たっぷりのお湯で茹でてもらいます。

  

ついに試食。お味はいかがでしょうか。蕎麦のおいしさだけでなく、今までかけてきた時間と苦労が最高の薬味になったのでは。

  

 

生徒代表のお礼の言葉です。

今ままで本プロジェクトでお世話になった、すべての方に感謝します。ありがとうございました。

 

 

~生徒の感想~

「蕎麦を切ることは幅が均等にならず大変でした。蕎麦屋で出てくる蕎麦の幅が細く均等であることが、とても凄いことだと感じました。」

「今回の蕎麦がこんなに美味しかったのは、地域の皆様が協力してくださったおかげです。とても楽しかったです。」

「今回は細かい技術が多く、難しかったですが、地域の方や先輩たちに親切に教えていただき、とても分かりやすかったです。」

「湖南の歴史や文化はこのようにして若者に受け継がれていくんだ、と思いました。」

CS 先進校(群馬県立尾瀬高校)視察研修報告

 コミュニティ・スクール事業の一環として、群馬県立尾瀬高等学校に、2020年10月27日(火)~28日(水)の2日間、先進校視察研修に行ってきました。

 全国で初めて「自然環境科」を設置した尾瀬高校は、沼田市内の利根中学校と隣接の片品村の片品中学校と連携型の中高一貫教育で互いに密接な関係にあり、地元からの進学者も多く、「地域に貢献し、自然との共生を図ることのできる人づくり」を目指しています。また、一般家庭等(民家や民宿)でのホームステイ制度により県内外から生徒募集を行い、近年、入学希望者が増加傾向にある学校でもあります。

視察研修の内容は、以下の通りです。

【 10月27日(火) 】 

13:00~13:30 情報交換

13:45~15:15 校外実習視察

15:30~16:20 学校の概要説明

16:30~17:30 ハートフルホーム・システムの説明

17:30~18:00 校長先生との懇談

18:30~21:30 ホストファミリー(梅木さんご夫妻)からの聞き取り調査

    

【 10月28日(水) 】

 7:50~8:15  ホームステイ先の訪問

8:30~8:45  聞き取り調査の打ち合わせ

9:00~10:15 片品村役場での聞き取り調査:教育委員会・むらづくり観光課

10:30~12:00 自然環境科施設見学

 左は、学校から車で10分ほどの場所にある雑木林での校外実習の様子です。自然環境科では、野外での自然観察や地域からの講師招聘がさかんに行われています。先生方が、生徒たちを下の名前で呼んでいたのが印象的でした。本校と同じく、「一人一人の生徒に寄り添う」雰囲気を感じました。

 真ん中は、ペンションを経営しながら、5名の男子生徒のホストファミリーになっている梅木さんご夫妻です。ホストファミリーとしてのやりがいやご苦労など、率直なお話を聞かせていただきました。心のこもった夕食とおもてなし、ありがとうございました。お世話になりました。

 右は、片品村役場での聞き取り調査の様子です。公務にお忙しい中、総勢5名の職員の方々が対応して下さいました。全国の中山間地域に位置する町村はどこも人口流出に悩んでいますが、片品村は尾瀬高校との連携を深めながら、地域に人材が残る取り組みに成功していると感じました。

 尾瀬高校関係者の皆様、本当に有意義な2日間でした。この研修の成果を、本校の地域協働の学校づくりにいかしていきたいと思います。

 

 

 

1年生が地域課題探究ワークショップに参加しました

 10月22日(木)に、福島県教育委員会が主催する地域課題探究ワークショップを本校会場に行いました。ワークショップは生徒が主体となって運営され、本校生徒は会場校代表あいさつや、午前中の進行を務めました。活動は西会津高校の1、3年生、川口高校の1年生とともに本校の1年生が8グループに分かれて行い、参加生徒は「地域の理想の未来」について意見を出し合いました。講演会では、OECD 東北スクール運営事務局長の七島貴幸様をお迎えし、高校生が未来を考えることの重要性や、復興イベントや高校生フェスティバルを完成させるまでの道のりなどについて、高校生の背中を押してくれるようなお話をいただきました。

 ワークショップに参加した生徒からは、「自分は人前に出ることが苦手なんです。でもそんな自分を変えたくて、グループの意見発表の役をやったんです。」「恥を捨て、自分から積極的に話しかけ、話題を盛り上げると班の人ともうまく打ち解けることができました。」「普段考えないことについて、他校の皆さんと考えられてとっても良かったです。」「今の湖南に似た問題点が、西会津高校や川口高校でもあるんだと勉強になりました。」などの声が寄せられ、また、アンケート結果からは、地域の未来について考えることが重要だと感じた生徒、他校生との交流が有意義だったと感じた生徒がほとんどでした。

 【おまけ】当日までの準備の様子です。

「蕎麦プロジェクト」 脱穀・選別をしました。

10月15日(木)の5・6校時、10日前から体育館のギャラリーで乾燥させていたソバの脱穀と選別を行いました。

地元の認定農業者の阿部敏光さんと中野生産組合の代表桑名秀一郎さんにご指導をいただきながら、まずは、脱穀の作業に入りました。唐竿(からさお)代わりの篠竹を利用して脱穀する者、ソバ束を床に打ちつけて脱穀する者、やり方はそれぞれでしたが、皆、手作業でなんとか全てのソバ束の脱穀を終えました。

 

 

続いて、阿部さんのお宅に大正時代から代々伝わる唐箕(とうみ)をお借りして、選別作業を行いました。また、生徒たちは、箕(み)や段ボール製の手作り箕を利用して、「ふぅ~ふぅ~」吹きながら、ソバの実と異物を選り分けていました。熟練技にはまだまだのようですが、それぞれ楽しみながら作業に取り組んでいました。

また、当日は、TV局や新聞社など複数のメディアからの取材がありました。「湖南高原のそば」の名と本校のコミュニティ・スクールの取り組みが県内各地に広まってくれることを期待しています。

第3回学校運営協議会が開催されました。併せて「第2回地域協働の学校づくりのための研修会」も行いました。

 10月7日(水)、本校全職員並びに学校運営協議会委員の方々を対象に、株式会社 Prima Pinguino 代表取締役の藤岡慎二先生に講演をいただき、地域協働の学校づくりのための研修会を行いました。

 藤岡先生は、全国的にも知られる島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクトに参画し、その実践をベースに全国各地で「高校魅力化プロジェクト」の中心メンバーとして活躍されています。現在は、会社経営とともに、大学でも教鞭を執られ、経営戦略・リーダーシップ・人材育成・地域活性化をご専門にされています。

 演題は「教育の魅力化による地域の活性化~全国に拡がる高校魅力化プロジェクト~」。本校のコミュニティ・スクールのあり方を考えていくにあたって、とても刺激的な内容でした。あいにく前日に体調を崩され、リモートでの講演となってしまいましたが、200枚を超えるスライドを準備され、その熱い語り口は、遠隔とは思えない臨場感にあふれた雰囲気を醸しだしていました。本当に中身の濃い有意義な時間でした。

 講演会に引き続き、第3回学校運営協議会を開催しました。

 小山伝一郎会長及び酒井祐治校長からの挨拶の後、事務局から前回協議会の議事についての報告がありました。熟議題「湖南ブランド」については、『蕎麦プロジェクト』として湖南町特産のそばの六次産業化が6月より始まり、現時点で収穫まで漕ぎ着けた旨、報告がありました。熟議題「湖南高校応援隊」並びに熟議題「イベントをいっしょにやってみませんか」の進捗状況についても報告がありました。続いて、先進校視察として群馬県立尾瀬高等学校を10月下旬に訪問する趣旨説明がありました。最後に、オブザーバーとして参加していただいた藤岡先生からアドバイスをいただき、また、高校教育課の渡部俊博指導主事が協議会全体を通しての感想を述べられました。

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

「蕎麦プロジェクト」 収穫しました。

 7月27日の種まきから70日目にあたる10月5日(月)、そばの実の80%以上が黒褐色になっていることを確認し、地元の生産組合代表の桑名秀一郎さんと認定農業者の阿部敏満さんのご指導・ご尽力の下、刈り取りを実施しました。

 当初は、そば畑の三分の一程度を手刈りして、残りはコンバインで刈り取るつもりだったのですが、あいにく午前中に雨が降り、コンバインでの搬入が難しくなったため、急きょ予定を変更して、12㌃の「そばファーム」全てを手刈りで収穫することにしました。全校生徒に加え、学校運営協議会の委員の方々も参加され、総勢約80人が鎌を持って約2時間、大いに実ったそばと格闘しました。

 刈り取った後は、稲わらで結わいて体育館のギャラリーに運びました。現在、はぜかけにして乾燥させています。今月中旬には、脱穀・選別作業を行う予定です。 

 

「蕎麦プロジェクト」収穫の実施について

10月5日(月)は「蕎麦プロジェクト」の収穫日です。

当日の天気予報は「曇り一時雨」ですが、現時点では実施の予定です。

生徒のみなさんは長靴と体育着を持参してください。

なお、ご自宅に稲刈り鎌がある方は準備してください。

蕎麦の出前授業を受講しました

 9月2日水曜日に、蕎麦プロジェクトの一環として、理科の授業へ農業総合センターから講師を招きました。おいでくださったのは会津地域研究所の新田靖晃様で、本校の蕎麦プロジェクトで育てている蕎麦の品種「会津のかおり」に触れながら、植物そして農作物として見るソバについてご説明いただきました。

 5時間目は3年生、6時間目は1、2年生と2講座に分かれての授業でした。それぞれの講座で興味を深めた生徒たちから活発に質問も出されました。受講後に生徒からは、

湖南高校で育てている会津のかおりの収穫が楽しみです。

会津のかおりという品種に至るまでの苦労があってのおいしさがあるんだと思いました。

この講座を受講してもっと蕎麦プロジェクトに積極的に関わり、もっと多くの人に湖南のそばについて知ってもらえるようにしたいです。
などと感想が述べられました。

「そばファーム」の蕎麦生育観察

 8月27日(木)、「そばファーム」の蕎麦の様子です。

 好天に恵まれていることもあり、蕎麦はすくすく育っています。

 生徒は2人1組になり、毎日2組ずつ、天候や開花・出穂状況、病虫害獣被害などの生育観察をしています。

第2回「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 8月10日(月)、第2回蕎麦プロジェクトのための教員研修会を本校教職員を対象に行いました。

 学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんを講師に、湖南産新そば粉でそば打ちをしました。

 麺棒で生地を均等な薄さにしたり、大きな包丁を使って生地を細く切ったりすることには苦労しましたが、そば粉の「こね」や「のばし」は前回の研修の成果を実感しながらすることができました。打ち立てのそばは香りがすごく良く、茹でておいしくいただきました。

 そば打ちを生徒に指導できるよう、これからも研修を積み重ねていきます。

 

 

「蕎麦プロジェクト」種まき

 7月27日(月)、全校生による蕎麦の種まきを「そばファーム」にて行いました。種は福島県オリジナル品種「会津のかおり」です。

 はじめに、学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんと福良地区の認定農業者 阿部敏満さんから種のまき方についての説明と指示がありました。その後、全校生、地域の方々、教職員が、約70㎝間隔に一列になって、種の入った紙コップを片手に持ちながら、一粒一粒、丁寧に種をまきました。

 生徒たちは畑に入ると、ずぶずぶと足が取られ、靴はすぐに泥だらけになりました。生徒のほとんどが蕎麦の種まきを体験したことはありませんでしたが、地域の方々に教えていただきながら行うことができたため、無事に終えることができました。

 帰校後には体育館で「蕎麦プロジェクト」ガイダンスがありました。学校運営協議会副会長 満田仁一さんからはコミュニティ・スクールと蕎麦プロジェクトについて、桑名さんからは「会津のかおり」の特徴や今後の作業などについてお話していただきました。

 雨が続く天候が少しだけ心配ですが、これからの成長が楽しみです。

 

 

塙工業高校生に車椅子を修理していただきました

 このたび、塙工業高校の3年生に、車椅子を修理していただきました。

 この車椅子は、タイヤがパンクしたままの状態で、本校の部屋の片隅に置かれていたものです。

 生徒の皆さんによって蘇った車椅子は、インクルーシブ教育「誰にでもやさしい学校」という点から、来校者が利用しやすいように本校事務室に置いてあります。

 塙工業高校の皆様、ありがとうございました。

湖南高校「菱の実祭2019」動画

 令和元年度(2019年度)に開催された「菱の実祭」において、文化祭実行委員会が湖南高校と湖南地域を舞台に動画を作成しました。この動画は、生徒と教員、地域の方々との関係など、コミュニティ・スクールとしての湖南高校の様子が分かる内容になっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=Btj7IrG4L8E

「蕎麦プロジェクト」畑の土づくり

 「蕎麦プロジェクト」のための畑の土ができあがりました。土づくりは、1回目に引き続き、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんご夫妻にご協力いただきました。

 7月9日(木)〔2回目〕は再耕起によって土をより細かくし、7月17日(金)〔3回目〕はその土を蕎麦づくりに適した通気と水持ちのよい状態にしていただきました。特に、3回目には「過石粒」「粒状苦土石灰」「硝燐安加里」を土に混ぜて、土の酸度などを整えていただきました。

 地域の専門家の手によって、子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトがまた一歩前進しました。

 蕎麦の種まきは7月27日(月)を予定しています。

 

3年生が菅川の水質調査をはじめました

 7月13日(月)に生物基礎の授業で水質調査を実施しました。これは猪苗代湖美来(みずみらい)基金の助成を受けて、猪苗代湖に流れ込む菅川の水質調査を実施するもので、今回は、学校敷地内の用水路とその水を取水する菅川の地点、学校西部の菅川に架かる橋の下の水質を調べました。3地点ともに大きな違いはなく、水質はpH7.0~7.5、COD2~4、亜硝酸態窒素0.02という結果でした。

 敷地内の用水路にはホタルや水生動物、バイカモなどが生息しています。今後は毎週月曜日に調査を実施していく予定です。

湖南高校の敷地には蛍がいます

 湖南高校の敷地内には小さな川が流れています。この川は校歌にも歌われている菅川の水系で、水は猪苗代湖に流れます。水質は良好で、梅花藻(金魚草)が再び自生するようになりました。

 この時期、湖南高校の敷地内では蛍を見ることができます。

 

「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 6月20日(土)、本校教職員対象に「蕎麦プロジェクトのための教員研修会」を行いました。この研修会は湖南高校同窓会役員の皆さまにご協力いただき実現しました。

 そば打ち体験では、学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんによる丁寧な指導のもと、そば打ちの楽しさ、奥深さを実感することができました。自分たちで打ったそばを茹でて食べてみることにより、そばをより深くおいしく味わうこともできました。

 また、湖南の地域性を活かしたそばの作付けに関することや玄そばの状態を、選別、脱皮、唐箕(とうみ)、石臼挽き、ふるいといった作業を行って製粉する様子などについて学ぶことができました。

   

「蕎麦プロジェクト」の畑づくりが始まりました

 6月17日(水)、「蕎麦プロジェクト」の畑を耕起していただきました。

 畑は草が生い茂り、表土がでこぼこになっている休耕地です。そこで、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんにご協力いただき、畑の土を掘り返したり反転させたりしていただきました。

 地域の専門家の手によって、草はたちまちに除去され、畑は再生し始めました。

 

 湖南高校「蕎麦プロジェクト」畑づくりの動画はこちらです。

 https://www.youtube.com/watch?v=OZ2havfwvbE

「そばプロジェクト(仮)」のための現地を確認しました

 そばプロジェクトは、学校運営協議会会長・湖南町区長会長 小山伝一郎さんのお力添えのもと、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんと学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんにご協力いただきます。

 6月12日(金)、湖南地区でそばを栽培しているお二人から、畑の耕し方や種のまき方、収穫方法など、そば栽培のためのアドバイスを現地でいただきました。湖南地区は標高532m、寒暖の差が大きくそば栽培に適した場所となっています。

 生徒の育ちにつながる、そばプロジェクトは地域の方々に支えられています。

「湖南ブランド」、そばプロジェクトが始まりました

 第2回学校運営協議会において熟議された「湖南ブランド」が動き出します。

 地元湖南町産そばのブランド化の第一歩として、生徒がそばを育てることにしました。そのための農地は、湖南エール隊を通して近隣の方からお借りできることになりました。農地は学校のすぐそばです。

 学校運営協議会(6月3日)→学校から委員の方へ「そばプロジェクト」の相談(4日午後)→湖南ネットワーク→学校圃場の決定(5日朝)と、相談してから農地が決まるまでの早さは、ただただ驚くばかりです。

 子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトが一歩前進しました。

 

 

CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代を応援しています

 6月5日(金)、春の遠足では「CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代」のコースを歩いて舘浜まで向かいました。CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代は、例年10月に開催されます。

 生徒と教職員は地域社会への感謝の気持ちを込めながら、サイクリストが美しい湖南町の景色の中を安全に走行することができるよう、サイクルエイドのコースにもなる道路のゴミ拾いと小石除去をしました。

湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備

6月7日(日)、湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備がありました。

当日は、朝早くから、地区の方々に学校敷地を取り巻く下草を刈っていただきました。

この行事は、毎年、地区の方々のご好意により行われています。ありがとうございました。

「春の遠足」準備

 6月5日(金)は「春の遠足」です。生徒は猪苗代湖畔の舘浜までウォーキング、ボランティアとしてゴミ等拾い、舘浜でバーベキューをします。

 湖南高校の遠足は、地域の方々の温かなご支援をいただきながら実施しています。

  

第2回学校運営協議会が行われました。「コミュニティ・スクール」がまた一歩前進です。

 令和2年6月3日(水)、講演会に引き続き、第2回学校運営協議会が本校図書室にて開催されました。

 酒井校長及び小山会長からの挨拶の後、協議に入り、その冒頭、事務局から前回協議会の議事についての報告があり、今回は3つのテーマに絞って、熟議がなされることが承認されました。

 熟議は、少人数に分かれたテーブルで自由な討論を行うワールドカフェ形式で行われました。「湖南高校応援隊(仮)」「湖南ブランド(仮)」「イベントをいっしょにやってみませんか(仮)」の3つのテーブルで、各委員が15分ずつそのテーマについて意見を述べ合いました。テーブルの移動がなされる度、議論が深まり、より具体的、より現実的な案に形づくられていく様子がみてとれました。

 続く、全体会では、各テーブルでの熟議の結果が報告され、今後の取り組みも承認を受け、また一歩、湖南高校の「コミュニティ・スクール」が前進しました。 

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

   

   

 

 

地域協働の高等学校づくりのための講演会を行いました

 6月3日(水)、地域協働の高等学校づくりのための講演会を実施しました。

 今回の講師は、コミュニティ・スクールマイスター、本宮市立まゆみ小学校長 安齋宏之先生です。演題は「コミュニティ・スクールを活用した地域協働の学校づくり」、対象は本校の学校運営協議会11名と本校教員です。

 学校運営協議会と学校運営協議会委員の役割を中心とした講演内容は、令和2年度から湖南高校が福島県立高校初のコミュニティ・スクールとして機能する上で大変参考となるものでした。

 講演後、学校運営協議会委員からは「私たちにも何かできそうだと思うことができた。学校・地域と一緒に取り組んでいこうと思う。」「学校の課題と地域の課題を関連づけて考えていきたい。」などの感想がありました。

  

 

 

第1回学校運営協議会が行われました。いよいよ「コミュニティ・スクール」の始動です。

 令和2年5月13日(水)に、第1回学校運営協議会が本校図書室において開催されました。

 11名の委員に対する委嘱状の交付式が行われ、委員の互選により、小山伝一郎氏が会長に、満田仁一氏が副会長に選出されました。

 協議では、校長より「令和2年度学校経営・運営ビジョン」についての説明があり、「開かれた学校づくり」のための意見交換が行われました。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、余裕を持った座席の配置にしましたが、濃密で活発な議論が交わされました。詳細につきましては、議事録をご覧下さい。