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コミュニティ・スクール(CS)

第3回もちつき大会を開催しました

 11月29日~12月2日に本校では、2学期期末考査が行われました。2学期の成績が決まる大事なテストであるため、生徒はテストに向けての学習に励み、テストに臨んでいました。

 2学期期末考査最終日の12月2日(金)、昨年度に引き続き「第3回もちつき大会」を行いました。今回も地域の方々に御協力いただき、数日前そして当日も朝早くから御準備をしていただきました。

 考査終了後、生徒は体育館に集合し、開会式が行われました。開会式では、現生徒会長による初めての「しょい」が行われました。その後、各学年ごとにもちつきを行いました。初めに蒸し上がった餅米を杵で潰していく「半殺し」をします。その後、1人3回程度もちをついていきました。生徒がもちをつく度に周りの生徒から掛け声が飛び、大いに盛り上がりました。また、生徒のもちつきの間には先生方ももちつきを行い、学校全員でもちをついていきました。

 もちつきの後、調理室にてもち料理の提供が行われました。今回提供されたのは、「つゆもち」「あんこもち」「きなこもち」「しょうがもち」「大根もち」です。つきたてのおもちの味・食感は格別で、生徒の多くがおかわりをしていました。

 食後には、閉会式が行われ、生徒会長から地域の方々へ「お礼のことば」が述べられました。

 今回のもちつき大会も地域の方々の御協力により行うことができました。改めて本校が地域の方々に支えられている学校であることを実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県外校によるコミュニティ・スクール訪問が行われました

 11月7日(月)、宮城県柴田高等学校の先生方3名に訪問していただき、本校のコミュニティ・スクールの取り組みを紹介するとともに地域と連携した特色ある学校づくりの方法について意見を交わしました。

 また、11月29日(火)には、静岡県立富士宮西高等学校の2名の先生方が来校され、本校のコミュニティ・スクールの取り組みを見学するとともに、学校運営協議会の在り方やお互いの地域課題探究学習の進め方等について意見交換を行いました。

  

 両校の先生方の訪問により、本校の取り組みと湖南の魅力を県外へ発信することができました。また、コミュニティ・スクールの在り方について他県の先生方と情報交換することができ、たいへん有意義な時間となりました。

 はるばる湖南まで足を運んでいただき、柴田高校並びに富士宮西高校の先生方に心から感謝します。

  

湖南町文化祭・商工祭に参加しました

 11月6日(日)、湖南町のサンサングリーン湖南にて行われた「湖南町文化祭・商工祭」に参加しました。

 館内の湖南高校のブースでは、湖南高校のPR動画の上映や19日(土)に行われる「三校合同販売会」の広報、ボート部による活動紹介・報告やエルゴメーターマシン体験が行われました。

 また、菓子工房「mogu・mogu」のブースでは、昨年度に引き続き、そばケーキの製造・販売をしていただきました。新商品「湖南 the 3rd」の売れ行きは好調で、午前中のうちに完売することができました。

 屋外のテントでは、2学年地域ミライ探究a班「つくる班」が株式会社「鴫原商店」さんの御協力のもと、「ソバブ」の販売を行いました。こちらも販売開始から売れ行きは好調で、売上目標を上回る数を販売することができました。

 各部・班の詳しい様子は後日upいたします。

湖南町文化祭・商工祭に参加します

 11月6日に、サンサングリーン湖南において、湖南町文化祭及び商工祭が開催されます。

 本校の生徒が開発したパウンドケーキ「湖南 the 3rd」(mogu・moguさんと連携)の販売、2年生の総合探究で開発した「ソバブ」(鴫原商店と連携)の販売及びボート部のエルゴ体験会も行う予定です。

 皆様の御来場を心からお待ちしております。

「蕎麦プロジェクト」そばの脱穀・選別を行いました

 10月31日の放課後に、1年生、そばクルー、そば部員が参加し、10月13日(木)に湖南高校そばファームで収穫したそばの脱穀・選別を行いました。

①脱穀は、まずブルーシートが敷かれた床にそばを叩きつけて、そばの実を落とします。

②それでも落としきれない実は、「回転式足踏み脱穀機」を使って脱穀します。

③選別は、手で枝や葉などを取り除いた後、さらに細かい葉を息を吹きかけてとばします。

④さらに細かいものについては、「唐箕」を使って選別します。

 以上の工程を経て、たくさんのそばの実をとることができました。

 

    

     

    

 

「親子そば打ち体験」に参加しました

 10月30日(日)、郡山市少年湖畔の村で開催された「親子そば打ち体験」に本校そば部員が参加し、そば打ち指導のお手伝いをしました。

 体験の様子は、11月6日(日)午後5時55分から、KFB福島放送(5チャンネル)「週間トピックス」内で放映される予定です。是非ともご覧ください。

 

学校公開のご案内

 

 本校では開かれた学校づくりの一環として、11月1日(火)授業公開を実施します。

 保護者ならびに地域の皆様におかれましては、是非ご来校いただき、本校の教育活動の様子をご覧いただければ幸いです。

 

令和4年11月1日(火) 

  時 間  1年 2年 3年
1校時 9:00~  9:45 保健 英語Ⅱ 選択⑤
2校時 9:55~10:40 情報 保健 日本史B
3校時 10:50~11:35 数学Ⅰ 家庭総合 英語Ⅱ
4校時 11:45~12:30 歴史総合 家庭総合 体育
5校時 13:10~13:55 英語Ⅰ 数学Ⅱ 選択⑦
6校時 14:05~14:50 現代国語 選択③ 数学Ⅱ
         

 2年  選択③:英語表現Ⅰ 情報処理

 3年  選択⑤:数学B ビジネス実務 生活と福祉    選択⑦:政治・経済 化学 スポーツⅡ

 

 ※ 授業変更になる場合もございます。

 ※ 当日は、職員玄関からお入りください。

 ※ 事務室で受け付け後、ご自由にご参観ください。

 ※ アンケートに御協力ください。記入した用紙は、お帰りの際に回収箱にお入れください。

 

  

「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。

 10月13日(金)午後、「蕎麦プロジェクト」そばの収穫を行いました。当日は同窓会会長で「アジアGAP」認証のそばを栽培している桑名秀一郎さん、福良地区認定農業者の阿部敏満さんにご指導・ご尽力いただきました。

 生徒たちは昔ながらの手刈りでそばを収穫し、最後は桑名秀一郎さんが現代農業のデモンストレーションとしてコンバインで残りのそばを刈り取りました。

 「蕎麦プロジェクト」を経験している2・3年生は慣れた手つきで手刈りをしていました。1年生はそばの刈り取りが初めての生徒も多く、最初はぎこちない様子でした。しかし地元の皆様、2・3年生の丁寧な指導のおかげで、作業終盤には2・3年生に負けないくらいスムーズにそばの実を刈り取ることができるようになりました。

 刈り取ったそばは、束ね、稲わらで結わいて、格技場に運びこみました。しばらくは、はぜかけにした上で乾燥させています。今年の目標収穫量は100㎏です。果たしてどのくらい収穫できたのか。次回の脱穀・選別作業で明らかになります。

稲刈り(米粉大作戦)が行われました②

 10月25日(火)午前中の稲刈りが終わり、昼食の時間となりました。地域の方々の御協力で、城北埼玉高等学校の生徒さんには、カレー・豚汁・ヨーグルトサラダの昼食 が提供されました。

 昼食後には、湖南高校学校運営協議会 会長の小山伝一郎さんより「湖南の現状・農業の課題について」という題で講話をしていただきました。自己紹介・在学中の思い出から始まり、湖南町の特徴や現状、農業の課題について話をしていただきました。その後、質疑・応答が行われました。城北埼玉高生より湖南高校の校章にもある「菱の実」についての質問があり、実際に「撒菱」を手にとってもらいました。中には撒菱をお土産に持って帰る生徒もいました。

 全ての日程を終え、城北埼玉高等学校の生徒のみなさんは埼玉県に向けて出発していきました。帰りも1年生の生徒が見送り、写真などを撮って名残惜しい様子が見られました。

稲刈り(米粉大作戦)が行われました①

 10月25日(火)、6月に田植えをした学校南側の田んぼにて稲刈りが行われました。6月と同様に埼玉県の城北埼玉高等学校の1年生と引率の先生方29名が来校しました。(6月の田植えの様子は こちら)本校では1学年生徒、3年生・教職員の希望者約30名が参加しました。

 

 始めに交流会が行われました。まず、両校による学校紹介を行いました。城北埼玉高校の生徒さんは積極性があり、質疑・応答でも多くの質問が出ました。湖南高校の民話プロジェクトについての質問があり、図書委員の生徒による民話の披露もありました。学校紹介後には、両校の生徒が5人程度の班に分かれ簡単な自己紹介を行いました。前週にオンラインによるミーテングを行っていたこともあり、早速打ち解けて談話している様子が見られました。

 学校南側の田んぼに移動すると、講師の阿部敏満さんより稲の刈り方及び束の縛り方を教えていただきました。その後、班に分かれて稲刈り開始です。各班の中で稲を刈る係と束ねる係を交互に行い、コンバインが刈り取れない倒れた稲を刈り取っていきました。生徒たちは真剣かつ楽しく稲刈りをしていきました。最終的に田んぼの3分の1程度の稲を刈ることができました。その後、阿部さんにコンバインで稲を刈り取っていただきました。さすが機械の力は大きく、あっという間に田んぼすべての稲が刈り取られました。

 刈り取った稲は軽トラックで学校に運び、学校の塀の欄干に「人」の字の形に干していきました。約2時間程度の作業でしたが、生徒は交流を楽しみながら充実した時間を過ごしていたようでした。

稲刈り、無事終了しました

 6月4日(土)に城北埼玉高校の皆さんと一緒に行った田植えからおよそ5ヶ月、本日、再び城北埼玉高校の皆さんをお迎えし、稲刈りを行いました。

 今回は、テレビの取材も行われ、本日夕方のKFB福島放送の「シェア」で稲刈りの様子が紹介されました。

 詳しい様子は、後日改めてお知らせします。

 

 

令和4年度 第3回学校運営協議会を開催しました

令和4年10月14日(金)14時30分より湖南高校図書室に於いて第3回学校運営協議会が開催されました。

 はじめに学校運営協議会会長と本校校長からのあいさつがあり、それに続き、学校事務局からの報告が行われました。まず、蕎麦プロジェクトについて、先日のそばの収穫を中心に、報告が行われ、それに続き、民話プロジェクト、コミュニティ・スクールにおける就職希望者面接指導、菱の実祭、湖岸清掃、顆粒大豆を使った商品開発、湖南小中学生による上級学校訪問、そしてボート部の国民体育大会結果報告が行われました。

  

報告終了後、「湖南高校の魅力を生徒確保につなげるための取り組み」について、全体協議が行われました。湖南高校では他校にはない様々な取り組みが行われている点が確認され、今後、積極的な情報発信が必要なのではないか、など闊達な意見交換がおこなわれました。今回も、委員の皆様には積極的に議論していただきました。

 

第3回学校運営協議会 議事録.pdf

 

【民話プロジェクト】民話を披露しました。

 9月30日(金)、菱の実祭1日目に図書委員会と有志の生徒が取り組んできた湖南民話を、様々な形で発表しました。

 今回の民話プロジェクトでは、イラスト画を用いて作製した紙芝居『弘法大師の大蛇退治』を3年生が、手書きの絵による紙芝居『湖の主(鯉)』を2年生が披露しました。続いて1年生と2年生が『鬼沼』と『乳地蔵』を語りました。また、『布引山のカツラ』を2年生が英語で語りました。湖南町の郷土料理である「アカハラの天ぷら」の作り方を絵本にまとめ、1年生が発表し、3年生も「アカハラの天ぷら」の作り方を軽快なトークとクイズで説明しました。

 今回の民話プロジェクトの発表は菱の実祭ということもあり、スペシャルゲスト「伝説の紙芝居屋さん」が登場しました。3年生の「アカハラの天ぷら」紹介のクイズに正解した生徒に景品として、「伝説の水飴」「伝説のニッキ」をプレゼントしました。生徒たちは初めて見る「ニッキ」に興味深々の様子でした。

 令和4年度の【民話プロジェクト】活動はこれで終了となります。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

 

湖南小中学校上級学校訪問

 9月21日(水)、湖南小中学校9年生の皆さん19名が、高校生活を体験しました。

 開会式終了後、本校1年生の「英語Ⅰ」の授業を体験しました。高校生と一緒の授業でしたが、中学生の皆さんは、臆することなく積極的な態度で授業に参加していました。

  

 

 授業体験の後は、本校生との交流の時間です。

 まず、初めに、中学生の皆さんが高校生活に関する質問をし、本校生徒会役員5名が回答しました。

 次に、湖南小中学校出身の本校生徒が、先輩として、湖南高校の魅力を伝えました。

 中学生の皆さんの、真摯な態度で交流に臨んでいた姿が印象的でした。

 

  

 

 今回の体験が、中学生の皆さんの今後の進路活動の一助となれば幸いです。

 また、この訪問は、本校生にとってもたいへん良い刺激となりました。

 湖南小中学校9年生の皆さん、ありがとうございました。

コミュニティ・スクール面接指導が行われました。

 9月16日(金)から、いよいよ就職試験が開始します。

 本校では、来たるべき試験に向け、9月13日(火)、湖南地区の方々を講師に招き、コミュニティ・スクール面接指導が行われました。

 講師は、前湖南町区長会長 小山伝一郎様、ぐるっと湖南伝承会会長 大内紀男様、前会津バス(株)湖南営業所長 薄良枝様、渡富建設(株)代表取締役 渡部智子様の4名の方々です。

 面接指導をお願いする生徒は12名、4班に分かれて3人ずつ、20分の模擬面接と10分の講評という流れで行われました。

 生徒たちは、8月末から本校教員による面接指導を受け、少しは面接に慣れていたものの、やはり外部の方々による面接は、いつもと違う緊張感があったようでした。

 講師の方々からは、「もっと元気を出した方がいい。」「湖南高校で取り組んできた体験活動やボランティアをアピールするべき。」「面接以外の立ち振る舞いも大切である。」など、的確かつ実践的なアドバイスを沢山いただくことができました。

 面接指導を受けた後の生徒たちは、とても疲れた様子でしたが、充実感と自信に満ちた表情をしていました。就職試験本番では、ご指導いただいた成果を精一杯発揮し、良い報告ができるよう全力を尽くします。

 お忙しい中、本校生のためにお時間を作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

  

     

 

 

 

【民話プロジェクト】第2回目を行いました。

 9月13日(火)放課後、図書室にて民話のふるさと継承会代表 西田忍 様を講師として、語りの練習を行いました。

 民話を発表する日が近いため、今回は民話を発表する生徒のみ指導を受けました。指導を受けた生徒は何度も練習を重ね、最初に語った時よりも格段に上手に語れる様になりました。また、民話を紙芝居で発表するチームに、湖南独自の言い回しや方言などの解説もして頂き、民話に対する理解がより一層深まりました。

湖南小中学校と合同で湖岸清掃を行いました。

 9月5日(月)、湖南小中学校と合同で湖南七浜の湖岸清掃を行いました。

 開会式では湖南高校、湖南小中学校の校長先生より挨拶をいただき、本校生徒会長が「しょい」を行いました。

 

湖南小中学校からは7・8・9年生(中学生)が参加し、始めは中学生、本校生徒共に緊張した様子でしたが、一緒に活動を行う中で打ち解けることができました。みなさん無事に活動を終了することができました。

「顆粒大豆」を使った商品開発試作会が行われました。

 9月6日(火)、顆粒大豆を使った商品開発試作会が本校で行われました。

 これは、郡山生活研究グループ連絡協議会の事業のひとつで、湖南町で転作として進められてきた大豆の消費拡大を目的として、顆粒大豆を使った商品開発を行い、地域特産化を目指すものです。

 この日は、協議会の方々と一緒に、4種類(①プレーン、②そば粉入り、③米粉入り、④そば粉・米粉入り) の「大豆入り小松菜蒸しケーキ」を作り、試食をした後、アンケート回答と意見交換を行いました。

 4種類とも、とても美味しかったのですが、色、香り、味など、それぞれ個性があり、大変興味深い体験ができました。

  

  

令和4年度「蕎麦プロジェクト」始動!!

8月2日(金)、講師として同窓会長の桑名秀一郎様と阿部敏満様にお越し頂き、「蕎麦プロジェクト」の一環として、蕎麦の種まきを行いました。今年は猛暑日が続き、この日も暑くなるかと思われましたが、幸運にも曇り空で、比較的涼しい中で作業をすることができました。

種まきに先立ち、体育館でオリエンテーションを行いました。初めに、学校運営協議会会長の小山伝一郎様より御挨拶を頂き、校長先生の話の後、桑名様、阿部様からご講話をいただきました。何故、湖南で蕎麦なのか、地元農家がどんな苦労をして蕎麦づくりをしているのか等、蕎麦プロジェクトの背景について、理解を深めることができました。

  

 

 

オリエンテーション終了後、そば畑「湖南高校そばファーム」へと移動しました。初めに、講師の桑名様より種まきについての説明がありました。その後、生徒が約70㎝間隔に一列になり、長さ20m程の畑にそばの種をまきました。紙コップに一人2杯程度のそばの種をまくことができました。種を巻き終わった後、畑に残った雑草をみんなで取り除き、みんなで豊作を祈りました。この後、湖南高校蕎麦クルーを中心に、蕎麦の生育状況を発信して参ります。今年はどんな発見があるか、とても楽しみですね。

  

  

最後に、磐梯山を背景に、記念撮影を行い、会は終了となりました。

 

今年の収穫目標は、100kgです。

第2回学校運営協議会が開催されました

 令和4年7月6日(水)、第2回学校運営協議会が開催されました。

 協議会に先だって、委員の皆様に各学年の授業を参観していただきました。参観後、委員の方から、生徒一人一人にとても丁寧に対応しており、内容的にも工夫されていて大変良い授業だったと感想をいただきました。

 協議会では、任命状の交付の後、会長あいさつの中で、小山伝一郎会長より、「これから2年間皆で協力しながら学校の力になりたい」という言葉をいただきました。

 校長あいさつでは、近況報告があり、初めにボート部のインターハイ及び東北大会出場報告がありました。その後、6月4日の城北埼玉高校と合同で行った田植え、6月25日の日本橋ふくしま館でのイベント参加、7月4日の福島放送情報番組への出演、7月5日の郷土料理学習会などについて報告がありました。

 学校からの報告では、コミュニティ・スクールとしての今年度これまでの活動内容について、資料をもとに教頭より報告があり、また、県中地域連携担当教職員等研修会での発表について、担当教員から報告がありました。

 協議では、「コミュニティ・スクールと進路実現」という議題で、委員の皆様より「湖南高校の生徒に、私のところに就職してほしいと考えることがある。」、「湖南高校でたくさんの経験をし、自分の足でしっかり歩んでいく生徒の育成を重視したい。」、「湖まつりの運営を手伝うことで、様々な職種を理解するとともに、祭りの開催に多くの人が協力していることを知ることができ、キャリア教育につながる。」など、生徒の進路実現のためのコミュニティ・スクールの在り方等について、大変貴重なご意見をいただきました。

  

  

※詳しくは議事録.pdfをご覧ください。

 

 

田んぼの苗も順調に育っています。

 1ヶ月前の6月4日(土)、「湖南の米の美味しさを全国に知ってもらう」「小麦粉に代わる米粉の利用方法を考える」「米作りの苦労や収穫の喜びを体験し食品ロスへの意識の向上を図る」「地域や他校との交流により湖南の魅力を発信し地域を元気にする」などを目的とした企画 “米粉大作戦” の第1弾として田植えが行われました。

 当日は、城北埼玉高校の皆さんをお迎えし、本校の生徒と教職員との計約50名が参加したのですが、ほとんどが初体験ということもあり、終了時点で、すでに田んぼから抜けて浮いてしまっている苗も多く、果たしてちゃんと育ってくれるのか不安が残りました。

 しかし、田んぼをご提供いただいた阿部様による仕上げや手入れ、そして今回の企画に携わった全員の思いが通じたのか、今では無事根を張り、すくすくと育っているようです。

 このまま順調に育って、10月には立派な稲穂を実らせてほしいと思います。

1ヶ月前               現在

   

 

 

【6月4日(土)】

「がち棒」で線を引き、苗を植える目印を作ってます。

  

 

地域の皆さんが湖南産の食材をふんだんに使った美味しいお昼を作ってくださいました。ご協力に感謝です。

  

  

 

いよいよ田植えスタートです。慣れない田んぼに足を取られながらも、皆さん楽しくできました。      

秋の稲刈りが楽しみです。

  

   

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信してきました!

 令和4年6月25日(土)、ついに湖南高校生が「日本橋ふくしま館MIDETTE」で湖南の魅力を発信してきました。

 当日は、本校そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場、そして酒井校長による「蕎麦打ち実演・販売」と、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南THE1st」、mogu・mogu「湖南産米粉100%使用クッキー」、里山再生家・三宅農場「生搾り菜種油」の販売が行われました。

 昨年度、新型コロナウイルスの影響により開催を断念したこともあり、今回は悲願の開催、参加者はこの日のために入念な準備をしてきました。

 その甲斐あって、都内在住の方はもとより、都外在住の方からも「蕎麦もクッキーもとてもおいしかった。」「湖南の魅力がしっかり届いた」など、大変うれしい評価をいただきました。ありがとうございました。

 また、今回このような機会を作ってくださった「日本橋ふくしま館MIDETTE」の関係者の皆さん、そして、このイベントへの参加にあたり、全面的に協力してくださった 桑名秀一郎農場様、mogu・mogu様、三宅農場様に心より感謝いたします。

 湖南高校は、これからもコミュニティ・スクールの活動をとおして「湖南の魅力」を発信していきたいと思います。

 

         

 

【民話プロジェクト】第1回目を行いました。

 6月14日(火)放課後、図書室にて民話のふるさと継承会代表 西田忍さんを講師として、湖南民話プロジェクトが行われました。

 このプロジェクトは、生徒たちが湖南民話に触れ、民話を紙芝居や絵本などに再構築し、校外に発信することを通してリーディングスキルの向上、及び本校と湖南町の活性化を目的として、昨年度より始めたプロジェクトです。

 第1回目となる今回は、昨年度に引き続き西田さんを講師としてお招きし、民話の勉強を行いました。まず、端午の節句に因んだ「くわず女房」を語っていただきました。民話に登場するよもぎ、菖蒲の葉を持ってきていただき、実際に匂いを嗅いで民話の世界を体験することができました。匂いを嗅いだ生徒からは「菖蒲の葉は生姜みたいな匂いがする」「この匂いなら魔除けになりそう」などの声が聞こえてきました。その後「乳地蔵」を語っていただき、民話に対する理解を深めました。

 今年度は文化祭で発表することを目標に、今後も継続的に活動していきます。

 

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信します。

 令和4年6月25日(土)、湖南高校生が湖南の魅力を発信します。

 場所は、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」、時間は11:00スタートです。

 当日は、本校そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場による「蕎麦打ち実演・販売」を行います。また、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南 THE 1st」、mogu・mogu「湖南産米粉100%使用の焼き菓子」、里山再生家・三宅農場主「生搾り菜種油」の販売を行います。

 この企画は、コミュニティ・スクールや総合的な探究の時間における湖南産蕎麦や米粉のブランド化・六次化に向けた取組をとおして、「湖南の魅力」を全国に知っていただくためのものです。

 皆様、お越し下さい。

 

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE

  https://midette.com/

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE「ミデッテだより」

  https://midette.com/letter.html

 

令和4年度第1回学校運営協議会が開催されました

 令和4年5月13日(金)、本校図書室において第1回学校運営協議会を開催しました。協議会では、酒井祐治校長からの挨拶の後、本年度最初の会合ということで、出席者の自己紹介を行いました。本年度はコミュニティ・スクールも3年目となり、学校運営協議会委員の改選の年となりましたが、引き続き、会長に小山伝一郎様、副会長に満田仁一様が選任され、満田副会長から御挨拶をいただきました。

 続いて、令和4年度の学校経営・運営ビジョンについて校長より説明があり、事務局からは前年度の活動内容と本年度の活動計画が報告されました。

  意見交換では、本校のコミュニティスクールの方向性について、活発な議論が交わされました。湖南高校の魅力を湖南町、郡山市内の中学生や保護者、教職員、地域の方々に伝えていく方法について活発な意見交流を行いました。また、コロナ禍で影響を受けてしまった、湖南地域で開催されている湖祭りや布引祭りなどについても、将来的(次年度以降)には湖南高校生の手でこれまでにはない新たな祭りの形を生み出すことなど、興味深い話題もあがりました。また、蕎麦に加え、今後は、加工が難しいとされている米粉を材料とした食品の商品化、六次化に取り組んでいくことを想定していますが、既に取組を始められている地域の企業や商店などとの連携について議論を深めることができました。

  

  

   ※詳しくは議事録をご覧ください。

湖南町の食文化⑩

 今回は「重」です。

「重」は、湖南町に伝わる代表的な郷土料理の一つです。里芋、人参、高野豆腐、赤貝など、10種類の具材が使われています。赤い平皿に盛られた具材の上に、短冊型に切った薄焼き卵を乗せるのが特徴です。

 湖南町では、お祝い事や法事、お正月、お盆など人が集まる時には必ず「重」が振舞われてきました。現在でも、各家庭ごとの味が受け継がれています。

 

湖南町の食文化⑨

 今回は「みっちゃんの甘酒」です。

「みっちゃんの甘酒」は、本校事務部兼郷土料理研究家の増子通子先生に教えていただきました。

炊飯器で米糀とご飯を約5時間、保温して出来上がります。

甘酒は、栄養豊富で夏バテや便秘にも良いと言われています。また、甘酒は温かい飲み物のイメージですが、冷やしても美味しくいただくことができます。今回は、湖南の雪で冷やしていただきました。

 お米の自然な甘さが優しい一杯です。

 

雪灯籠祭りが開催されました

 3月16日(水)に「雪灯籠祭り」を開催しました。

 また、先日の地震の影響により16日のみの開催となりました。

 ここ数日の温かさで雪解けが進み、開催自体が危ぶまれましたが、地域の方々に湖南高校を訪れていただきたい、雪灯籠を楽しんでいただきたいという思いから、校長先生と愉快な生徒たちが工夫を凝らし、何度も試作を重ねた結果、なんとか開催することが出来ました。

 当日は、駐車場と中庭のエリアに約300本のロウソクが灯り、美しく幻想的な空間が広がりました。

 ご来校いただいた地域の方々からは、「とてもキレイな景色に癒されます。」「生徒さんたちが寒い中、頑張って飾ってくれたんですね。ありがとう。」と嬉しいお言葉をいただきました。

 また、寒い中ご来校いただいた方々にはそば部の2年生手作りの「甘酒」と「湖南かりんとう」が振舞われました。

 度重なる予定変更や、直前の予告となってしまったにも関わらず、ご来校いただいた地域の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

雪灯籠祭りの中止について

昨日3月16日(水)の地震の被害はなかったでしょうか。被災された方に対してお見舞いを申し上げます。本校は幸いにして大きな被害もなく、平常通りの業務に当たっていますが、教育委員会からの指示で17日(木)は全県の県立学校が休校となりました。つきましては3月16日(水)・17日(木)に開催予定だった雪灯籠祭りですが、本日17日は中止と致します。急なご連絡で申し訳ございません。何卒ご了承ください。

16日の様子16日の様子16日の様子ドローンによる撮影

「雪灯籠まつり」開催のお知らせ

 延期されていた福島大学生とのイベント「雪灯籠まつり」を開催します。

 開催日は3月16日(水)17日(木)の2日間、時間は17時30分から19時30分まで、場所は湖南高校中庭です。

 雪灯籠のみのイベントです。ぜひご来校ください。 

令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。

 いよいよ2月も終わり、少しずつ季候も春らしくなってきました。明日はいよいよ卒業式です。本日、2月28日(月)は卒業式に先立って、令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。残念ながら、新年になってから、コロナウイルスの感染状況が悪化してきたため、本年度の表彰式は規模を縮小しての開催です。

 式では、成績優秀賞、皆勤賞、精勤賞、単年度皆勤賞、生徒会功労賞に該当する3年生が表彰を受けました。表彰に続き、同窓会からの記念品贈呈式が、会長 桑名秀一郎様、副会長 本田康浩様にご臨席いただき、おこなわれました。今年の卒業生は袱紗を記念品としていただきました。記念品贈呈の後、同窓会会長の桑名様より、卒業生に対しはなむけの言葉が贈られました。3年生も、いよいよ高校生活の最後だという感慨にひたりながら式典に臨みました。

「雪灯籠まつり」開催延期のお知らせ

 福島県まん延防止等重点措置により、2月に予定していた「雪灯籠まつり」は開催を延期します。

 変更後の日程等は未定です。

 日程等が決まりましたら本校ホームページにてお知らせします。

菅川の水質調査の結果をまとめました

 令和3年度の7月から実施してきた菅川の水質調査の結果をまとめました。本調査は湖美来基金による助成を受け、本校地域探究部の活動の一環で実施したものです。

 12月以降、積雪等により、安全上の理由から調査を行っていませんが、雪解けの頃から調査を再開する予定です。

031221菅川の水質調査報告書ver3.pdf

令和3年度 第5回学校運営協議会

 令和4年2月9日(水)に第5回学校運営協議会を実施しました。

 今回は本年度最後の協議会ということで、会の冒頭に、1学年と2学年代表者による総合探究学習成果の発表をおこないました。2学年からは、大山紗生さんと穂苅渉冴君が「地域ミライ探究」でおこなってきた蕎麦を使った六次化商品の開発について発表しました。2人は課外活動でも本校教員や地域の方々と共に蕎麦打ちを練習しており、湖南高校の蕎麦プロジェクトに大きな貢献をしている生徒です。発表では1年間頑張ってきた蕎麦のレシピ開発を、次年度も新2年生中心に頑張ってほしいと熱い胸の内を語ってくれました。1学年からは、小川淳輝君が「震災と復興を未来へ紡ぐ高校生語り部事業」に本校代表として参加した際におこなった内容を発表をしました。小川君は、双葉町の伝承館で経験した被災地の思いを未来の世代に語り部として自分自身も伝えていきたいと今後の抱負を語りました。発表に対し委員の方々から生徒達に対し激励のコメントが寄せられました。

 発表終了後、事務局から本年度の総括が行われました。まず、本年度の郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を本校の学校運営協議会が受賞したという報告がなされました。地域と二人三脚で歩んできた「蕎麦プロジェクト」ですが、早くも2年目にして成果を一つの形として残すことができたと一同、感無量でした。次に、本校職員の木村より、城北埼玉高校視察報告が行われました。城北埼玉高校は、フロンティアコースという地域課題探究に特化したコースを要する私立中高一貫校で、本年度、東京国際大学の前先生のネットワークでつながった学校です。次年度以降、総合探究の授業を通して交流が予定されています。これに続き、学校と地域の取組みということで、1月28日に地域有志の協力の下おこなわれたスキー遠足、2月4日に実施された除雪ボランティアについて報告がなされました。その後、本年度の本校のコミュニティスクール事業に関する生徒と教員を対象としたアンケート集計結果が報告されました。集計の内容を見ると、地域課題探究活動を通し、生徒の湖南町に対する意識が大きく変わっていることに気づきます。最後に、本校総合探究担当より、次年度の総合探究の進め方について報告があり、閉会となりました。

 最後に、学校運営協議会が、地元を核に、地に足をつけて活動をおこなってゆくことの大切さ、高校の魅力を発信するのではなく、地域の魅力を発信することを通し、高校生が主体的に考えていくことの重要性を全体で確認し閉会となりました。

 *詳細は議事録をご覧ください。

湖南町の食文化⑧

 今回は「湖南かりんとう」です。

 「湖南かりんとう」は、昔から、稲作が中心だった湖南町ならではのお菓子で、米粉が使われているのが特徴です。湖南町では、農業が落ち着く冬の時期に各家庭でかりんとうが作られてきたそうです。家庭ごとに少しずつレシピが異なり、それぞれのお家ごとのかりんとうが受け継がれてきました。

 今回は、福良地区の方のレシピを教えていただき、「ごま」と「味噌」の2種類のかりんとうを作りました。

 米粉の風味が感じられる、美味しいかりんとうに仕上がりました。

除雪ボランティアを行いました。

 2月4日(金)に、今年も伝統の除雪ボランティアを行いました。今回は事前打ち合わせから当日の作業まで、社会福祉法人 郡山市社会福祉協議会 湖南地区社会福祉協議会 会長 鈴木和夫さんと担当の遠藤さんにお力添えいただきました。また、当日は郡山市社会福祉協議会の方々も生徒と一緒に参加し、活動を行いました。

 除雪作業に伺ったお宅は、高齢者がお一人で暮らしている場合がほとんどであり、湖南の厳しい冬対策に頭を悩ませています。コロナウイルス感染症対策を万全にした上で、生徒たちは9班に分かれ、赤津・福良・三代・中野・舘地区から依頼のあった16軒の除雪作業に取り組みました。高校生たちは日ごろお世話になっている湖南地域への感謝を込めて、ただただ一生懸命に除雪をしました。

 生徒たちからは、「高校生でも大変な雪かきの作業を、高齢者の方が行うのは負担が重いと思うので、お手伝いができて良かった」「少しではあるけれども、地域の方への恩返しができて嬉しい」「今年の雪の量はすごい。積もって固まってしまった雪かきは大変だったけど、充実感が得られた」「除雪中、車の中から「頑張ってね」と言われて恥ずかしかったけれど、うれしかった」などの感想がありました。

【湖南民話プロジェクト】民話を披露しました。

 2月3日(木)視聴覚室において、図書委員は湖南の民話を初めて披露しました。

 発表に先立ち、前日2月2日(水)の放課後、図書委員は「湖南民話プロジェクト」の発表リハーサルを行いました。 生徒たちは、本番さながらに、民話の「語り」と「紙芝居」を発表形式で行いました。聞き取りやすい大きな声を出す練習をしたり、紙芝居の端にインデックスやマスキングテープを貼って紙芝居を抜きやすくしたりと、よりよい発表にするための工夫や調整を放課後遅くまでしていました。

  当日は令和3年度総合探究学習成果の発表の1つとして、生徒が取り組んできた民話の「語り」と「紙芝居」を発表しました。(「令和3年度総合探究学習成果発表会」全体の様子はこちらをご覧ください。)

 まず、発表生徒は「今、どうして湖南の民話なのか?」を活動目的や活動計画を通して説明しました。続いて、イラスト画をもとに制作した紙芝居「御前桜」を2年生が、手書きの絵による紙芝居「カッパ長者」を1年生が披露しました。最後に、「弘法大師と水」「草取り地蔵」を1年生が語り、民話を通した学びの成果を発表しました。    

 発表者は「湖南の民話を通して湖南の歴史や地域性を少しだけ理解することができました。もっとうまく「語り」ができるようにしたいです」「発表はとても緊張しました。話す内容は暗記したのですが、思うように伝えることが出来ませんでした。最後までやり切れて良かったです」と、これまでの活動と今回の発表を振り返りました。また、発表を聞いた生徒からは「語りも紙芝居もとても良かったです」「民話の発表では、紙芝居の発表が、人に語りかけているような話し方で、吸い込まれそうになりました。とても上手で驚きました」などの感想がありました。

 令和3年度の【湖南民話プロジェクト】活動はこれで終了となります。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

 

まちづくりハーモニー賞を受賞しました

 この度、湖南高等学校 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が「まちづくりハーモニー賞」を受賞しました。2月5日(土)、郡山市中央公民館において行われた表彰式には、学校運営協議会 小山伝一郎 会長と酒井祐治 校長が出席し、品川萬里 郡山市長より表彰状をいただきました。

 「まちづくりハーモニー賞」とは、協働のまちづくりを推進する郡山市が、主体的に地域を生かした創造性豊かな地域づくりをするなどの優れた取り組みを行っている個人や団体を表彰する制度です。本校は、令和2年度(2020年度)にコミュニティ・スクールの指定を受け、地域の方々と保護者、学校が協働して学校を運営しています。山間高冷地の特性を活かした「蕎麦プロジェクト」では、全校生と地域住民が一緒になって、種まきから収穫、蕎麦打ち、六次化商品の開発まで行うなど、蕎麦の魅力化を通じて湖南地域の魅力化に取り組んでいることが評価されました。

 今後も、湖南高等学校 学校運営協議会はこれまでの伝統を受け継ぎながら、生徒を中心とした活動を発展させ、地域に開かれた湖南高校の運営と学びの充実、地域の魅力化を進めていきます。 

 なお、授賞式の様子は「郡山市週間トピックス」において、TUF(テレビユー福島)では2/11(金)18:55~19:00、FTV(福島テレビ)では2/13(日)14:55~15:00に放映されます。また、本校学校運営協議会が郡山市ウェブサイトと「広報こおりやま」に掲載、活動紹介パネルは郡山市役所本庁舎2階広聴広報課・正庁前通路にて掲示されることになっています。

まちづくりハーモニー賞 授賞式まちづくりハーモニー賞 授賞式

まちづくりハーモニー賞 授賞式

湖南町の食文化⑦

 今回は「揚餅」です。

 揚餅は、お正月に飾っていた鏡餅を鏡開きの日に下げ、木槌等で割り、乾燥させ、油で揚げて作ります。

 揚餅の元となる鏡餅は、12月1日(水)に本校で行われた「もちつき大会」の時に生徒たちが臼と杵でついた餅で作りました。鏡餅は校長室や図書室などに飾られていたものです。

 今回は、塩・抹茶塩・七味塩の3種類の味に仕上げました。昔は砂糖醤油で味をつけていたそうです。

【湖南民話プロジェクト】進捗状況を確認しました。

 1月14日(金)と1月25日(月)の放課後、図書室において【湖南民話プロジェクト】民話の「語り」と「紙芝居制作」の進捗状況を確認しました。現在、1・2年の図書委員は自分たちで「語り」と「紙芝居制作」の準備を進めています。

 1月14日(金)の報告会では、「語り」チームは湖南の民話を覚えること、「紙芝居」チームは湖南の民話を表現する絵の下書きを仕上げることなど、生徒たちは話し合いながらやるべきことを明確にしていきました。

 1月25日(月)の報告会では、「語り」チームはこれまでに覚えた民話をみんなで確認し、その後、語り口調や民話内容の反復練習をしていました。「紙芝居」チームは絵の構成などを検討し、背景の下書きや色塗りなどを行いました。

 2月3日(木)「総合探究学習成果発表会」では、いよいよ民話を語ります。また、自分たちで作った民話の紙芝居を披露します。

 

 今回、『民話のふるさと湖南継承会』代表 西田 忍 様より紙芝居の舞台を寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。誠にありがとうございました。

湖南町の食文化⑥

 今回は「湖南祝い蕎麦」です。

 「湖南祝い蕎麦」は、婚礼や建前などの祝い事の際に食べられてきました。

  鶏ガラと玉ねぎや牛蒡などの野菜から出汁をとり味を調えた汁と、蕎麦に細かく刻んだ”錦糸卵”や”なると”などの具材を乗せるのが特徴です。また、ポイントは、蕎麦は”生蕎麦”ではなく”乾麺”を使うことだそうです。

  昔から、ハレの日に家で親戚縁者をもてなすことが慣習として根付いていた湖南町に伝わる郷土料理の一つです。

 

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信します。

 令和4年1月30日(日)、湖南高校生が湖南の魅力を発信します。

 発信する場所は、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」、時間は11:00から15:00までです。

 当日は、そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場による「蕎麦打ち実演・販売」を行います。また、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南 THE 1st」、mogu・mogu「湖南産米粉使用 焼き菓子」、里山再生家・三宅農場主「生搾り菜種油」の販売を行います。

 この企画は、生徒がコミュニティ・スクールや総合的な探究の時間において湖南産蕎麦のブランド化や六次化などに取り組んでいること・ものを通して、「湖南の魅力」をより知っていただくためのものです。

 皆様、お越し下さい。

 

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE

  https://midette.com/

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE「ミデッテだより」

  https://midette.com/letter.html

そば部が年越しそばを打ちました。

 12月28日(金)、今年もそば部が年越しそばを打ちました。

 この活動はそば部の年末の恒例となっています。今年は、1・2年生が湖南高校産蕎麦粉を使用した外一そばにしました。生徒たちは丁寧に粉をかき混ぜ、水回し・玉・丸出し・のし・切りなどを行い、手際よくそばを作り上げていきました。

 打ったそばは、当日学校に来ていた人たちに振る舞われ、みんなでおいしくいただきました。

 

郡山北警察署長より感謝状をいただきました。

 12月24日(金)、郡山北警察署におきまして、本校校長が郡山北警察署長 警視 板垣 靖志 様より感謝状をいただきました。郡山北地区少年警察ボランティア協議会、並びに郡山北警察署生活安全課の方々がコミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の様々な活動に参加してくださったことなどにより、本校が地域の方々と協働しながら少年非行防止活動を積極的に推進することができたことが主な理由です。

 今後も、コミュニティ・スクールとしての湖南高校では、生徒一人ひとりを真に大切にし、人間性の育成や能力の伸長と、地域から信頼され愛される学校づくりを目指していきます。

令和3年12月24日 感謝状 

湖南地区中学校・高等学校連絡協議会が開催されました

 12月16日(木)午後、今年度の湖南地区中学校・高等学校連絡協議会が本校で行われました。湖南小中学校から11名の先生方が来校されました。

 始めに授業参観が行われました。この日の6校時に行われた進路体験発表会を参観していただきました。

 放課後には、図書室にて研究協議が行われました。始めに本校の酒井祐治 校長先生、湖南小中学校 小林雅 校長先生より御挨拶をいただきました。続いて「コミュニティ・スクールとしての湖南小中学校・湖南高等学校~互いの校種の良さを生かした連携の在り方について~」という題で研究協議が行われました。まず高校の現状について、中学校の現状について、それぞれの先生方から報告がありました。さらに「ICTの活用」「行事の連携」「部活動の連携」「接続の強化」について協議が行われました。これからの更なる連携の強化のために、有意義な話し合いができたと思います。

 研究協議後には、湖南高校ファーム産そば粉で打った蕎麦を試食していただきました。

 湖南小中学校の先生方、お忙しい中来校していただき、ありがとうございました。湖南地区にある義務教育学校と県立高等学校として、これからも様々な場面で連携を図っていきたいと思います。

城北埼玉中学・高等学校の視察がありました。

 12月15日(水)、城北埼玉中学・高等学校フロンティアコースの教員4人が来校し、本校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取組と探究活動の様子を視察しました。

 視察当日は「蕎麦プロジェクト」収穫祭ということもあり、本校の特色を体験的に理解していただきました。その後、質疑応答を中心にコミュニティ・スクールとしての具体的活動、「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」活動などについて意見交換し、互いの学校の資源や強みを確認することができました。

山形県立北村山高等学校の視察がありました。

 12月14日(火)、15日(水)の2日間、山形県立北村山高等学校の教頭と教諭が来校し、本校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取り組みなどを視察しました。

 1日目は、湖南地域の特色を理解していただいた後、質疑応答を中心に本校コミュニティ・スクールの設置準備過程、現在の組織、具体的な活動状況などについて意見交換しました。

  2日目は、本校のコミュニティ・スクールの取り組みとして、「蕎麦プロジェクト」収穫祭を終日見学しました。

令和3年度 第4回学校運営協議会が開催されました

 令和3年12月8日(水)、14時30分より湖南高校図書室に於いて第4回学校運営協議会が開催されました。最初に会長の小山 伝一郎様より開会の挨拶をいただき、続けて酒井校長からの挨拶がおこなわれました。挨拶の中で、本年度の進路概況や蕎麦プロジェクトの概況についての説明があり、今後予定されている日本橋ふくしま館MIDETTEにおける湖南の魅力発信事業についての報告がありました。

  開会の挨拶に続き、事務局から湖南高校学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取組が令和3年度郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を受賞することになるとの報告がありました。本校の学校運営協議会が地域の特性や市民力を生かした創造性豊かな活動であること、魅力と活力あるまちづくりに先導的・先進的な役割を果たしていることが評価されました。

 地域と学校の取組などに関して、事務局からの報告内容は以下の通りです。

 ①「蕎麦プロジェクト」について:蕎麦プロジェクト本編、古民家リノベーション、6次商品開発の進捗状況について、報告がありました。本年度の蕎麦プロは現在、そばの実の脱穀まで終了しており、いよいよ翌週15日(水)に「収穫祭」として蕎麦打ち・実食が実施されます。今年は収穫や脱穀など昨年より規模を縮小しての実施となりましたが、ふりかえりアンケートなどを見ると、生徒達にとってよい経験になったようです。続いて、古民家リノベーションについては、年度内で作業が完成し、現在、最終作業である壁塗りをおこないつつ、新年度のオープニングに向けたイベント企画が進められています。最後に、6次商品の開発については最終局面に入りました。11月6日(土)にサンサングリーン湖南で開催された湖南町商工祭で6次化班が地元の洋菓子店「mogu・mogu」さんの協力のもと完成させた蕎麦ケーキ「湖南 the 1st」が販売され、1時間程度で完売となりました。

 ②「湖南高校応援隊ここぉた」について:菜種油プロジェクトの経過と12月1日(水)に実施された第二回もちつき大会の状況が報告されました。全校生徒が参加した餅つき大会では、初めて餅を臼と杵でつく生徒が大半でしたが、皆上手に餅をつくことができました。

 ③学校行事の連携:11月6日(土)開催の湖南町商工祭について紹介があった後、12月3日(金)令和3年度湖南地区「少年の主張(高校生の部)」で2年奥山大地の「いじめをなくそう」が最優秀賞に、1年藤原早稀の「少子高齢化社会でできること」が優秀賞に選ばれた旨が紹介されました。

 ④その他:12月15日(水)に実施予定の「蕎麦プロジェクト」収穫祭と令和4年1月30日(日)に日本橋ふくしま館MIDETTEでおこなわれる湖南町の魅力発信事業に関する報告がありました。MIDDETEでは、湖南高校生による蕎麦打ちの実演と商工祭で販売された蕎麦ケーキ「湖南the first」の販売が行われます。

  報告の後、「令和4年度のコミュニティスクール」のあり方について、学校運営協議会の皆様により活発な協議がおこなわれました。委員の皆様からは、現在の湖南高校の取組を評し、「様々なプロジェクトが形になってきたので、今後はこの取組を継続させることが重要だ」、「継続していく中でいろいろな人や団体との連携が生まれ大きなうねりができる」、「こうした活動を通し、生徒の主体性が育まれていることが、授業参観を通し確認できた」などのご意見を頂きました。また、今後の課題として、「情報発信において、生徒がもっと関わってゆくべきではないか」とのご指摘を頂きました。地域の人も湖南高校の活動に期待を抱いているからこそ、高校姓の生の声を発信することが大事なのかもしれません。

 協議の終了を持って、閉会となりました。 

 *詳細は議事録をご覧ください。

第4回学校運営協議会 小山会長第4回学校運営協議会 酒井校長第4回学校運営協議会の様子

第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子

 

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を開催しました②

 蕎麦プロジェクト収穫祭の後半です。いよいよそば打ちです。

 生徒は13の班に分かれてそば打ちを行っていきます。今年度は中野生産組合の講師の方が実演するそば打ちをスクリーンで投影しながらそば打ちを進めていきました。

 最初に、鉢にそば粉を入れよくかき混ぜていきます。その後3回に分けて水を入れていきます。だまにならないようによく混ぜ、3回目の水入れに少しずつまとめて大きくしていきます。そして耳たぶくらいの固さのタマを作ります。次に、タマをこねていきます。そして、仕上げに中の空気を抜いていき(菊ねり)、円錐形にします。生徒は講師の先生や初段位取得生徒から指導を受けながら、工程を進めていきます。

 円錐形のタマをつぶし、のし棒を使い均等の厚さになるようにのばしていきます。のばした生地を、のし棒で巻きとりまわして、四角をつくっていきます(角出し)。そして、生地をたたんでいきます。いよいよ「切り」の工程です。まな板を少しずつ動かして、均一な太さに切っていきます。生徒は慣れないながらも真剣に、そばを切っていきました。

 全班がそば打ちを無事に終了し、「そば茹で」です。各班がそれぞれのそばを調理室に持っていきます。中庭の大鍋で、講師の方にそばを茹でてもらいます。水道で水洗いをし器に入れ、そばつゆ(温・冷)をかけ、大根おろし・天かすを盛り付けて完成です。

 調理室・被服室にて各班指定のテーブルに座り、試食です。自分たちで打ったそばは格別で、生徒たちは美味しそうにそばを食べていました。1杯では足りない生徒には、講師の方が打ったそばも振舞われ、3~4杯食べた生徒もいました。

 最後に、生徒代表からお礼の言葉が述べられました。また、講師を代表して、中野生産組合の桑名秀一郎 様から御挨拶をいただきました。

 今回の収穫祭は、昨年以上の規模・盛り上がりとなり、今年度の「蕎麦プロジェクト」の集大成として大成功を収めることができました。この成功は、学校関係・地域・各関係機関の方々の御支援によるものであると感じています。今月の「もちつき大会」に続き、湖南高校がコミュニティー・スクールとして多くの方々に支えられている学校であると再認識することができました。

 

<生徒の感想>

・日常生活であまり話さない先輩とコミュニケーションをとりつつ、そば打ちをすることができて良かったと思いました。最初は遅れてしまったけれど、先輩と協力してなんとか間に合いました。こんな経験あまりないのでよかったです。(1年男子)

・蕎麦プロジェクトを通して気づいたことは、この湖南高校は地域の人々のおかげでこういうことができているんだということです。湖南の人々の優しさを知ることができました。これからも湖南のよさを大切に、学校生活を送っていきたいと思います。(1年男子)

・蕎麦プロジェクトで初めに驚いたことがそばの生長のはやさでした。あっという間に大きくなってびっくりしました。脱穀の時にもいろいろな器具が出てきて使ったことがないもの、ミスをすればケガするものがあって驚きましたが、上手に脱穀することができました。(1年男子)

・思っていたよりも1つ1つの作業が大変でした。しかし、先輩方に教えてもらいながら楽しく作業できたので良かったです。自分たちで打ったそばは、太さがバラバラでしたがとてもおいしかったです。また、今回のプロジェクトに関わっていただいた方に感謝したいです。(1年女子)

・昨年度とは違い、自分がそば打ちの指導者の立場にもなって、違う楽しみもあって面白かったです。そばを使った他の活動も頑張っていきたいと思いました。(2年女子)

・太鼓の発表は、迫力があってすごかった。自分で打った蕎麦は、長さや太さがバラバラだったけど、色んな食感があって美味しかった。(2年男子)

・このような機会はなかなかないので、貴重な経験ができました。色んな方々に感謝の気持ちを忘れずに、これからの学校生活を頑張っていきたいです。(2年男子)

・自分で打ったそばはとても美味しかったです。少し太いのもあったけど味がでて良かったと思います。来年で最後なので、今年以上に上手になりたいと思いました。(2年女子)

・蕎麦プロジェクトに参加して、私はそば生産者さんの大変さに気付けました。私たちのために蕎麦プロジェクトに協力してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。(3年男子)

・いつもなら麺類を食べても何も思わないのですが、今日はとてもおいしく感じました。そばがおいしく感じるのは、蕎麦口上や太鼓のおかげかもしれません。蕎麦口上での壇上のみなさんの姿は一生忘れません。また、太鼓での迫力のある演奏は見ていてとても楽しかったです。(3年女子)

・太鼓発表では、練習が短い間だったのですが、1日1日を大切に練習し大成功を収めることができたので良かったです。そば打ちでは、班のみんなと協力し合って美味しいそばを食べることができました。自分でも打って家族の人に食べさせてみたいと思いました。(3年女子)

・今回でこの行事も最後なんだなと思いました。後輩に「今回で最後だから」と自分の番を多くさせてもらいました。優しい後輩だなと思いうれしくなりました。(3年男子)