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コミュニティ・スクール(CS)

「雪灯籠まつり」開催のお知らせ

 延期されていた福島大学生とのイベント「雪灯籠まつり」を開催します。

 開催日は3月16日(水)17日(木)の2日間、時間は17時30分から19時30分まで、場所は湖南高校中庭です。

 雪灯籠のみのイベントです。ぜひご来校ください。 

令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。

 いよいよ2月も終わり、少しずつ季候も春らしくなってきました。明日はいよいよ卒業式です。本日、2月28日(月)は卒業式に先立って、令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。残念ながら、新年になってから、コロナウイルスの感染状況が悪化してきたため、本年度の表彰式は規模を縮小しての開催です。

 式では、成績優秀賞、皆勤賞、精勤賞、単年度皆勤賞、生徒会功労賞に該当する3年生が表彰を受けました。表彰に続き、同窓会からの記念品贈呈式が、会長 桑名秀一郎様、副会長 本田康浩様にご臨席いただき、おこなわれました。今年の卒業生は袱紗を記念品としていただきました。記念品贈呈の後、同窓会会長の桑名様より、卒業生に対しはなむけの言葉が贈られました。3年生も、いよいよ高校生活の最後だという感慨にひたりながら式典に臨みました。

「雪灯籠まつり」開催延期のお知らせ

 福島県まん延防止等重点措置により、2月に予定していた「雪灯籠まつり」は開催を延期します。

 変更後の日程等は未定です。

 日程等が決まりましたら本校ホームページにてお知らせします。

菅川の水質調査の結果をまとめました

 令和3年度の7月から実施してきた菅川の水質調査の結果をまとめました。本調査は湖美来基金による助成を受け、本校地域探究部の活動の一環で実施したものです。

 12月以降、積雪等により、安全上の理由から調査を行っていませんが、雪解けの頃から調査を再開する予定です。

031221菅川の水質調査報告書ver3.pdf

令和3年度 第5回学校運営協議会

 令和4年2月9日(水)に第5回学校運営協議会を実施しました。

 今回は本年度最後の協議会ということで、会の冒頭に、1学年と2学年代表者による総合探究学習成果の発表をおこないました。2学年からは、大山紗生さんと穂苅渉冴君が「地域ミライ探究」でおこなってきた蕎麦を使った六次化商品の開発について発表しました。2人は課外活動でも本校教員や地域の方々と共に蕎麦打ちを練習しており、湖南高校の蕎麦プロジェクトに大きな貢献をしている生徒です。発表では1年間頑張ってきた蕎麦のレシピ開発を、次年度も新2年生中心に頑張ってほしいと熱い胸の内を語ってくれました。1学年からは、小川淳輝君が「震災と復興を未来へ紡ぐ高校生語り部事業」に本校代表として参加した際におこなった内容を発表をしました。小川君は、双葉町の伝承館で経験した被災地の思いを未来の世代に語り部として自分自身も伝えていきたいと今後の抱負を語りました。発表に対し委員の方々から生徒達に対し激励のコメントが寄せられました。

 発表終了後、事務局から本年度の総括が行われました。まず、本年度の郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を本校の学校運営協議会が受賞したという報告がなされました。地域と二人三脚で歩んできた「蕎麦プロジェクト」ですが、早くも2年目にして成果を一つの形として残すことができたと一同、感無量でした。次に、本校職員の木村より、城北埼玉高校視察報告が行われました。城北埼玉高校は、フロンティアコースという地域課題探究に特化したコースを要する私立中高一貫校で、本年度、東京国際大学の前先生のネットワークでつながった学校です。次年度以降、総合探究の授業を通して交流が予定されています。これに続き、学校と地域の取組みということで、1月28日に地域有志の協力の下おこなわれたスキー遠足、2月4日に実施された除雪ボランティアについて報告がなされました。その後、本年度の本校のコミュニティスクール事業に関する生徒と教員を対象としたアンケート集計結果が報告されました。集計の内容を見ると、地域課題探究活動を通し、生徒の湖南町に対する意識が大きく変わっていることに気づきます。最後に、本校総合探究担当より、次年度の総合探究の進め方について報告があり、閉会となりました。

 最後に、学校運営協議会が、地元を核に、地に足をつけて活動をおこなってゆくことの大切さ、高校の魅力を発信するのではなく、地域の魅力を発信することを通し、高校生が主体的に考えていくことの重要性を全体で確認し閉会となりました。

 *詳細は議事録をご覧ください。

湖南町の食文化⑧

 今回は「湖南かりんとう」です。

 「湖南かりんとう」は、昔から、稲作が中心だった湖南町ならではのお菓子で、米粉が使われているのが特徴です。湖南町では、農業が落ち着く冬の時期に各家庭でかりんとうが作られてきたそうです。家庭ごとに少しずつレシピが異なり、それぞれのお家ごとのかりんとうが受け継がれてきました。

 今回は、福良地区の方のレシピを教えていただき、「ごま」と「味噌」の2種類のかりんとうを作りました。

 米粉の風味が感じられる、美味しいかりんとうに仕上がりました。

除雪ボランティアを行いました。

 2月4日(金)に、今年も伝統の除雪ボランティアを行いました。今回は事前打ち合わせから当日の作業まで、社会福祉法人 郡山市社会福祉協議会 湖南地区社会福祉協議会 会長 鈴木和夫さんと担当の遠藤さんにお力添えいただきました。また、当日は郡山市社会福祉協議会の方々も生徒と一緒に参加し、活動を行いました。

 除雪作業に伺ったお宅は、高齢者がお一人で暮らしている場合がほとんどであり、湖南の厳しい冬対策に頭を悩ませています。コロナウイルス感染症対策を万全にした上で、生徒たちは9班に分かれ、赤津・福良・三代・中野・舘地区から依頼のあった16軒の除雪作業に取り組みました。高校生たちは日ごろお世話になっている湖南地域への感謝を込めて、ただただ一生懸命に除雪をしました。

 生徒たちからは、「高校生でも大変な雪かきの作業を、高齢者の方が行うのは負担が重いと思うので、お手伝いができて良かった」「少しではあるけれども、地域の方への恩返しができて嬉しい」「今年の雪の量はすごい。積もって固まってしまった雪かきは大変だったけど、充実感が得られた」「除雪中、車の中から「頑張ってね」と言われて恥ずかしかったけれど、うれしかった」などの感想がありました。

【湖南民話プロジェクト】民話を披露しました。

 2月3日(木)視聴覚室において、図書委員は湖南の民話を初めて披露しました。

 発表に先立ち、前日2月2日(水)の放課後、図書委員は「湖南民話プロジェクト」の発表リハーサルを行いました。 生徒たちは、本番さながらに、民話の「語り」と「紙芝居」を発表形式で行いました。聞き取りやすい大きな声を出す練習をしたり、紙芝居の端にインデックスやマスキングテープを貼って紙芝居を抜きやすくしたりと、よりよい発表にするための工夫や調整を放課後遅くまでしていました。

  当日は令和3年度総合探究学習成果の発表の1つとして、生徒が取り組んできた民話の「語り」と「紙芝居」を発表しました。(「令和3年度総合探究学習成果発表会」全体の様子はこちらをご覧ください。)

 まず、発表生徒は「今、どうして湖南の民話なのか?」を活動目的や活動計画を通して説明しました。続いて、イラスト画をもとに制作した紙芝居「御前桜」を2年生が、手書きの絵による紙芝居「カッパ長者」を1年生が披露しました。最後に、「弘法大師と水」「草取り地蔵」を1年生が語り、民話を通した学びの成果を発表しました。    

 発表者は「湖南の民話を通して湖南の歴史や地域性を少しだけ理解することができました。もっとうまく「語り」ができるようにしたいです」「発表はとても緊張しました。話す内容は暗記したのですが、思うように伝えることが出来ませんでした。最後までやり切れて良かったです」と、これまでの活動と今回の発表を振り返りました。また、発表を聞いた生徒からは「語りも紙芝居もとても良かったです」「民話の発表では、紙芝居の発表が、人に語りかけているような話し方で、吸い込まれそうになりました。とても上手で驚きました」などの感想がありました。

 令和3年度の【湖南民話プロジェクト】活動はこれで終了となります。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

 

まちづくりハーモニー賞を受賞しました

 この度、湖南高等学校 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が「まちづくりハーモニー賞」を受賞しました。2月5日(土)、郡山市中央公民館において行われた表彰式には、学校運営協議会 小山伝一郎 会長と酒井祐治 校長が出席し、品川萬里 郡山市長より表彰状をいただきました。

 「まちづくりハーモニー賞」とは、協働のまちづくりを推進する郡山市が、主体的に地域を生かした創造性豊かな地域づくりをするなどの優れた取り組みを行っている個人や団体を表彰する制度です。本校は、令和2年度(2020年度)にコミュニティ・スクールの指定を受け、地域の方々と保護者、学校が協働して学校を運営しています。山間高冷地の特性を活かした「蕎麦プロジェクト」では、全校生と地域住民が一緒になって、種まきから収穫、蕎麦打ち、六次化商品の開発まで行うなど、蕎麦の魅力化を通じて湖南地域の魅力化に取り組んでいることが評価されました。

 今後も、湖南高等学校 学校運営協議会はこれまでの伝統を受け継ぎながら、生徒を中心とした活動を発展させ、地域に開かれた湖南高校の運営と学びの充実、地域の魅力化を進めていきます。 

 なお、授賞式の様子は「郡山市週間トピックス」において、TUF(テレビユー福島)では2/11(金)18:55~19:00、FTV(福島テレビ)では2/13(日)14:55~15:00に放映されます。また、本校学校運営協議会が郡山市ウェブサイトと「広報こおりやま」に掲載、活動紹介パネルは郡山市役所本庁舎2階広聴広報課・正庁前通路にて掲示されることになっています。

まちづくりハーモニー賞 授賞式まちづくりハーモニー賞 授賞式

まちづくりハーモニー賞 授賞式

湖南町の食文化⑦

 今回は「揚餅」です。

 揚餅は、お正月に飾っていた鏡餅を鏡開きの日に下げ、木槌等で割り、乾燥させ、油で揚げて作ります。

 揚餅の元となる鏡餅は、12月1日(水)に本校で行われた「もちつき大会」の時に生徒たちが臼と杵でついた餅で作りました。鏡餅は校長室や図書室などに飾られていたものです。

 今回は、塩・抹茶塩・七味塩の3種類の味に仕上げました。昔は砂糖醤油で味をつけていたそうです。

【湖南民話プロジェクト】進捗状況を確認しました。

 1月14日(金)と1月25日(月)の放課後、図書室において【湖南民話プロジェクト】民話の「語り」と「紙芝居制作」の進捗状況を確認しました。現在、1・2年の図書委員は自分たちで「語り」と「紙芝居制作」の準備を進めています。

 1月14日(金)の報告会では、「語り」チームは湖南の民話を覚えること、「紙芝居」チームは湖南の民話を表現する絵の下書きを仕上げることなど、生徒たちは話し合いながらやるべきことを明確にしていきました。

 1月25日(月)の報告会では、「語り」チームはこれまでに覚えた民話をみんなで確認し、その後、語り口調や民話内容の反復練習をしていました。「紙芝居」チームは絵の構成などを検討し、背景の下書きや色塗りなどを行いました。

 2月3日(木)「総合探究学習成果発表会」では、いよいよ民話を語ります。また、自分たちで作った民話の紙芝居を披露します。

 

 今回、『民話のふるさと湖南継承会』代表 西田 忍 様より紙芝居の舞台を寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。誠にありがとうございました。

湖南町の食文化⑥

 今回は「湖南祝い蕎麦」です。

 「湖南祝い蕎麦」は、婚礼や建前などの祝い事の際に食べられてきました。

  鶏ガラと玉ねぎや牛蒡などの野菜から出汁をとり味を調えた汁と、蕎麦に細かく刻んだ”錦糸卵”や”なると”などの具材を乗せるのが特徴です。また、ポイントは、蕎麦は”生蕎麦”ではなく”乾麺”を使うことだそうです。

  昔から、ハレの日に家で親戚縁者をもてなすことが慣習として根付いていた湖南町に伝わる郷土料理の一つです。

 

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信します。

 令和4年1月30日(日)、湖南高校生が湖南の魅力を発信します。

 発信する場所は、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」、時間は11:00から15:00までです。

 当日は、そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場による「蕎麦打ち実演・販売」を行います。また、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南 THE 1st」、mogu・mogu「湖南産米粉使用 焼き菓子」、里山再生家・三宅農場主「生搾り菜種油」の販売を行います。

 この企画は、生徒がコミュニティ・スクールや総合的な探究の時間において湖南産蕎麦のブランド化や六次化などに取り組んでいること・ものを通して、「湖南の魅力」をより知っていただくためのものです。

 皆様、お越し下さい。

 

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE

  https://midette.com/

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE「ミデッテだより」

  https://midette.com/letter.html

そば部が年越しそばを打ちました。

 12月28日(金)、今年もそば部が年越しそばを打ちました。

 この活動はそば部の年末の恒例となっています。今年は、1・2年生が湖南高校産蕎麦粉を使用した外一そばにしました。生徒たちは丁寧に粉をかき混ぜ、水回し・玉・丸出し・のし・切りなどを行い、手際よくそばを作り上げていきました。

 打ったそばは、当日学校に来ていた人たちに振る舞われ、みんなでおいしくいただきました。

 

郡山北警察署長より感謝状をいただきました。

 12月24日(金)、郡山北警察署におきまして、本校校長が郡山北警察署長 警視 板垣 靖志 様より感謝状をいただきました。郡山北地区少年警察ボランティア協議会、並びに郡山北警察署生活安全課の方々がコミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の様々な活動に参加してくださったことなどにより、本校が地域の方々と協働しながら少年非行防止活動を積極的に推進することができたことが主な理由です。

 今後も、コミュニティ・スクールとしての湖南高校では、生徒一人ひとりを真に大切にし、人間性の育成や能力の伸長と、地域から信頼され愛される学校づくりを目指していきます。

令和3年12月24日 感謝状 

湖南地区中学校・高等学校連絡協議会が開催されました

 12月16日(木)午後、今年度の湖南地区中学校・高等学校連絡協議会が本校で行われました。湖南小中学校から11名の先生方が来校されました。

 始めに授業参観が行われました。この日の6校時に行われた進路体験発表会を参観していただきました。

 放課後には、図書室にて研究協議が行われました。始めに本校の酒井祐治 校長先生、湖南小中学校 小林雅 校長先生より御挨拶をいただきました。続いて「コミュニティ・スクールとしての湖南小中学校・湖南高等学校~互いの校種の良さを生かした連携の在り方について~」という題で研究協議が行われました。まず高校の現状について、中学校の現状について、それぞれの先生方から報告がありました。さらに「ICTの活用」「行事の連携」「部活動の連携」「接続の強化」について協議が行われました。これからの更なる連携の強化のために、有意義な話し合いができたと思います。

 研究協議後には、湖南高校ファーム産そば粉で打った蕎麦を試食していただきました。

 湖南小中学校の先生方、お忙しい中来校していただき、ありがとうございました。湖南地区にある義務教育学校と県立高等学校として、これからも様々な場面で連携を図っていきたいと思います。

城北埼玉中学・高等学校の視察がありました。

 12月15日(水)、城北埼玉中学・高等学校フロンティアコースの教員4人が来校し、本校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取組と探究活動の様子を視察しました。

 視察当日は「蕎麦プロジェクト」収穫祭ということもあり、本校の特色を体験的に理解していただきました。その後、質疑応答を中心にコミュニティ・スクールとしての具体的活動、「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」活動などについて意見交換し、互いの学校の資源や強みを確認することができました。

山形県立北村山高等学校の視察がありました。

 12月14日(火)、15日(水)の2日間、山形県立北村山高等学校の教頭と教諭が来校し、本校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取り組みなどを視察しました。

 1日目は、湖南地域の特色を理解していただいた後、質疑応答を中心に本校コミュニティ・スクールの設置準備過程、現在の組織、具体的な活動状況などについて意見交換しました。

  2日目は、本校のコミュニティ・スクールの取り組みとして、「蕎麦プロジェクト」収穫祭を終日見学しました。

令和3年度 第4回学校運営協議会が開催されました

 令和3年12月8日(水)、14時30分より湖南高校図書室に於いて第4回学校運営協議会が開催されました。最初に会長の小山 伝一郎様より開会の挨拶をいただき、続けて酒井校長からの挨拶がおこなわれました。挨拶の中で、本年度の進路概況や蕎麦プロジェクトの概況についての説明があり、今後予定されている日本橋ふくしま館MIDETTEにおける湖南の魅力発信事業についての報告がありました。

  開会の挨拶に続き、事務局から湖南高校学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取組が令和3年度郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を受賞することになるとの報告がありました。本校の学校運営協議会が地域の特性や市民力を生かした創造性豊かな活動であること、魅力と活力あるまちづくりに先導的・先進的な役割を果たしていることが評価されました。

 地域と学校の取組などに関して、事務局からの報告内容は以下の通りです。

 ①「蕎麦プロジェクト」について:蕎麦プロジェクト本編、古民家リノベーション、6次商品開発の進捗状況について、報告がありました。本年度の蕎麦プロは現在、そばの実の脱穀まで終了しており、いよいよ翌週15日(水)に「収穫祭」として蕎麦打ち・実食が実施されます。今年は収穫や脱穀など昨年より規模を縮小しての実施となりましたが、ふりかえりアンケートなどを見ると、生徒達にとってよい経験になったようです。続いて、古民家リノベーションについては、年度内で作業が完成し、現在、最終作業である壁塗りをおこないつつ、新年度のオープニングに向けたイベント企画が進められています。最後に、6次商品の開発については最終局面に入りました。11月6日(土)にサンサングリーン湖南で開催された湖南町商工祭で6次化班が地元の洋菓子店「mogu・mogu」さんの協力のもと完成させた蕎麦ケーキ「湖南 the 1st」が販売され、1時間程度で完売となりました。

 ②「湖南高校応援隊ここぉた」について:菜種油プロジェクトの経過と12月1日(水)に実施された第二回もちつき大会の状況が報告されました。全校生徒が参加した餅つき大会では、初めて餅を臼と杵でつく生徒が大半でしたが、皆上手に餅をつくことができました。

 ③学校行事の連携:11月6日(土)開催の湖南町商工祭について紹介があった後、12月3日(金)令和3年度湖南地区「少年の主張(高校生の部)」で2年奥山大地の「いじめをなくそう」が最優秀賞に、1年藤原早稀の「少子高齢化社会でできること」が優秀賞に選ばれた旨が紹介されました。

 ④その他:12月15日(水)に実施予定の「蕎麦プロジェクト」収穫祭と令和4年1月30日(日)に日本橋ふくしま館MIDETTEでおこなわれる湖南町の魅力発信事業に関する報告がありました。MIDDETEでは、湖南高校生による蕎麦打ちの実演と商工祭で販売された蕎麦ケーキ「湖南the first」の販売が行われます。

  報告の後、「令和4年度のコミュニティスクール」のあり方について、学校運営協議会の皆様により活発な協議がおこなわれました。委員の皆様からは、現在の湖南高校の取組を評し、「様々なプロジェクトが形になってきたので、今後はこの取組を継続させることが重要だ」、「継続していく中でいろいろな人や団体との連携が生まれ大きなうねりができる」、「こうした活動を通し、生徒の主体性が育まれていることが、授業参観を通し確認できた」などのご意見を頂きました。また、今後の課題として、「情報発信において、生徒がもっと関わってゆくべきではないか」とのご指摘を頂きました。地域の人も湖南高校の活動に期待を抱いているからこそ、高校姓の生の声を発信することが大事なのかもしれません。

 協議の終了を持って、閉会となりました。 

 *詳細は議事録をご覧ください。

第4回学校運営協議会 小山会長第4回学校運営協議会 酒井校長第4回学校運営協議会の様子

第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子第4回学校運営協議会の様子

 

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を開催しました②

 蕎麦プロジェクト収穫祭の後半です。いよいよそば打ちです。

 生徒は13の班に分かれてそば打ちを行っていきます。今年度は中野生産組合の講師の方が実演するそば打ちをスクリーンで投影しながらそば打ちを進めていきました。

 最初に、鉢にそば粉を入れよくかき混ぜていきます。その後3回に分けて水を入れていきます。だまにならないようによく混ぜ、3回目の水入れに少しずつまとめて大きくしていきます。そして耳たぶくらいの固さのタマを作ります。次に、タマをこねていきます。そして、仕上げに中の空気を抜いていき(菊ねり)、円錐形にします。生徒は講師の先生や初段位取得生徒から指導を受けながら、工程を進めていきます。

 円錐形のタマをつぶし、のし棒を使い均等の厚さになるようにのばしていきます。のばした生地を、のし棒で巻きとりまわして、四角をつくっていきます(角出し)。そして、生地をたたんでいきます。いよいよ「切り」の工程です。まな板を少しずつ動かして、均一な太さに切っていきます。生徒は慣れないながらも真剣に、そばを切っていきました。

 全班がそば打ちを無事に終了し、「そば茹で」です。各班がそれぞれのそばを調理室に持っていきます。中庭の大鍋で、講師の方にそばを茹でてもらいます。水道で水洗いをし器に入れ、そばつゆ(温・冷)をかけ、大根おろし・天かすを盛り付けて完成です。

 調理室・被服室にて各班指定のテーブルに座り、試食です。自分たちで打ったそばは格別で、生徒たちは美味しそうにそばを食べていました。1杯では足りない生徒には、講師の方が打ったそばも振舞われ、3~4杯食べた生徒もいました。

 最後に、生徒代表からお礼の言葉が述べられました。また、講師を代表して、中野生産組合の桑名秀一郎 様から御挨拶をいただきました。

 今回の収穫祭は、昨年以上の規模・盛り上がりとなり、今年度の「蕎麦プロジェクト」の集大成として大成功を収めることができました。この成功は、学校関係・地域・各関係機関の方々の御支援によるものであると感じています。今月の「もちつき大会」に続き、湖南高校がコミュニティー・スクールとして多くの方々に支えられている学校であると再認識することができました。

 

<生徒の感想>

・日常生活であまり話さない先輩とコミュニケーションをとりつつ、そば打ちをすることができて良かったと思いました。最初は遅れてしまったけれど、先輩と協力してなんとか間に合いました。こんな経験あまりないのでよかったです。(1年男子)

・蕎麦プロジェクトを通して気づいたことは、この湖南高校は地域の人々のおかげでこういうことができているんだということです。湖南の人々の優しさを知ることができました。これからも湖南のよさを大切に、学校生活を送っていきたいと思います。(1年男子)

・蕎麦プロジェクトで初めに驚いたことがそばの生長のはやさでした。あっという間に大きくなってびっくりしました。脱穀の時にもいろいろな器具が出てきて使ったことがないもの、ミスをすればケガするものがあって驚きましたが、上手に脱穀することができました。(1年男子)

・思っていたよりも1つ1つの作業が大変でした。しかし、先輩方に教えてもらいながら楽しく作業できたので良かったです。自分たちで打ったそばは、太さがバラバラでしたがとてもおいしかったです。また、今回のプロジェクトに関わっていただいた方に感謝したいです。(1年女子)

・昨年度とは違い、自分がそば打ちの指導者の立場にもなって、違う楽しみもあって面白かったです。そばを使った他の活動も頑張っていきたいと思いました。(2年女子)

・太鼓の発表は、迫力があってすごかった。自分で打った蕎麦は、長さや太さがバラバラだったけど、色んな食感があって美味しかった。(2年男子)

・このような機会はなかなかないので、貴重な経験ができました。色んな方々に感謝の気持ちを忘れずに、これからの学校生活を頑張っていきたいです。(2年男子)

・自分で打ったそばはとても美味しかったです。少し太いのもあったけど味がでて良かったと思います。来年で最後なので、今年以上に上手になりたいと思いました。(2年女子)

・蕎麦プロジェクトに参加して、私はそば生産者さんの大変さに気付けました。私たちのために蕎麦プロジェクトに協力してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。(3年男子)

・いつもなら麺類を食べても何も思わないのですが、今日はとてもおいしく感じました。そばがおいしく感じるのは、蕎麦口上や太鼓のおかげかもしれません。蕎麦口上での壇上のみなさんの姿は一生忘れません。また、太鼓での迫力のある演奏は見ていてとても楽しかったです。(3年女子)

・太鼓発表では、練習が短い間だったのですが、1日1日を大切に練習し大成功を収めることができたので良かったです。そば打ちでは、班のみんなと協力し合って美味しいそばを食べることができました。自分でも打って家族の人に食べさせてみたいと思いました。(3年女子)

・今回でこの行事も最後なんだなと思いました。後輩に「今回で最後だから」と自分の番を多くさせてもらいました。優しい後輩だなと思いうれしくなりました。(3年男子)