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コミュニティ・スクール(CS)

「蕎麦プロジェクト」収穫祭を開催しました①

 12月15日(水)、「蕎麦プロジェクト」の集大成である「収穫祭」が開催されました。

 7月下旬の種まきから約5か月、生育観察、収穫、脱穀・選別を経て、そば打ちの日を迎えることができました。今年のそばの収穫量は昨年より増加し、90㎏(昨年は58㎏)となりました。

 収穫祭当日は、学校運営協議会、同窓会、中野生産組合、福良盆踊り保存会、郷土料理研究家、うつくしま蕎麦王国協議会、大島そば同好会、郡山北警察署、郡山北地区少年警察ボランティア協議会、湖南小中学校、山形県立北村山高等学校、城北埼玉高等学校、教育委員会関係、報道関係の方々、約50名が来校されました。

 始めに、学校運営協議会長 小山伝一郎 様、本校の酒井校長、同窓会長 桑名秀一郎 様、講師の阿部敏満 様からあいさつを頂きました。また、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員、郡山北警察署の方からもあいさつを頂きました。

 次に、10月に行われた、一般社団法人全麺協主催の初段位技能審査郡山認定会に合格した6名の生徒および教職員の表彰が行われました。うつくしま蕎麦王国協議会 会長 菅野伸是 様より生徒一人一人と酒井校長へ認定書が授与されました。

 続いて、そば部と有志生徒による「福良盆踊太鼓披露」が行われました。生徒たちは、この日のために数か月前から練習をしてきました。1曲目は福良盆踊り保存会の方々の音頭、2曲目は校長先生と女子生徒が歌う「夏祭り」に合わせて太鼓の演奏が行われました。生徒たちの太鼓演奏の迫力に、会場からは大きな手拍子と拍手が送られました。

 次に、「石臼挽き(製粉)体験」です。まず、講師の桑名秀一郎さんから石臼の使い方を実演していただきました。その後、昨年体験をしていない1年生および希望者が石臼挽きを行いました。

 そば打ち前最後のイベントは、「湖南蕎麦口上」です。昨年に引き続き、中野生産組合の桑名佐奈恵さんが中心となり他3名も加わり、口上と踊りで祝いが行われました。今年は、婚礼時に行われる蕎麦口上が披露されました。花嫁と花婿に仮装した男性2名が踊り、桑名さんが口上を述べました。会場からは大きな笑いと拍手が送られていました。

 そば打ち前の収穫を祝う行事が終わり、いよいよそば打ちが始まります。その様子は後ほど紹介いたします。

 

 

 

 

 

今年の収穫!!

 今年は、湖南高校蕎麦ファームから90㎏もの実り豊かな蕎麦の実が収穫されました。

 この蕎麦は、全校生徒が夏休み期間に「蕎麦プロジェクト」として種を蒔き、秋に収穫・脱穀したものです。

 生徒たちが育てたこの蕎麦ですが、地域の方々には栽培するための土地の提供や耕作をしていただいたり、獣除けの柵を立てていただいたりしました。また、種蒔きや収穫・脱穀、実の選別の仕方を教えていただき、湖南の方々の多大なるご協力のもとに生産されました。

 「蕎麦プロジェクト」を通して、生徒たちは湖南・地域の魅力を感じると共に、日頃、私たちが何気なく口にしている作物が、いかに多くの人の手を介し届けられているかを知る貴重な経験をすることができました。コミュニティスクールにおいて、生徒はもとより、私たち教職員も新しい発見や感謝を学ばせていただいています。 

福島大学に合格しました。

 本校生が福島大学行政政策学類に合格しました。

 この生徒は、本校のコミュニティ・スクールとしての活動を通して、湖南地域の創生に関心を持つようになった生徒の一人です。大学で研究し、湖南の活性化のために貢献してくれることを願っています。

 湖南高校生は地元湖南の方々に育てていただいています。

【湖南民話プロジェクト】いよいよ本格始動!

 12月2日(木)放課後、図書室・化学室にて、民話プロジェクトの2回目を行いました。

 今回は、「語り部チーム」と「紙芝居チーム」、2つのチームに分かれて活動しました。

 「語り部チーム」は図書室にて1回目の活動に引き続き、講師として民話のふるさと湖南継承会 代表 西田 忍 様をお迎えし、語りの練習を行いました。まず、湖南民話プロジェクトに初めて参加する生徒が多くいたため、西田様にはもう一度「布引山のカツラ」と、今回が初めてとなる「丸山様のきつね退治」を語っていただきました。続いて、前回参加した生徒と湖南小中学校出身生徒がこれまでの練習の成果を披露しました。その後は一人一人が声を合わせて部分練習を繰り返し行いました。そして、最後に数人の生徒が今回の練習の成果を披露しました。西田様からは「まずは民話を覚えるところから。少しくらい言葉が違っていても、意味が同じであれば大丈夫。語りはゆっくりと。」と助言を頂きました。

 「紙芝居チーム」は化学室にて、湖南民話を紙芝居に仕立てる活動を、1年生はペアごとに、2年生はチームに分かれて行いました。生徒たちは実際の紙芝居とその舞台を見ながら、紙芝居を制作するにあたっての注意点や作業のすすめ方についての説明を聞いた後、どの民話を紙芝居にするかを決め、紙芝居の核となるイラストのラフ画作成に着手しました。

 2年生チームは自分専用タブレット端末のPowerPointを使用し、著作権フリーのイラスト駆使しながらラフ画を作成していました。また、1年生ペアはタブレット端末でキャラクターを自分で描き起こしながら、紙に大まかな構図を描いていました。

 生徒たちは、民話を、話の場面ごとに分ける作業と民話の登場人物をデザインする作業に苦戦していましたが、先生方からアドバイスをもとに、自由に湖南民話を表現していました。

 今後も民話プロジェクト「語り部チーム」と「紙芝居チーム」は継続的に活動を行っていく予定です。

第2回もちつき大会を開催しました

 12月1日(水)、昨年度に引き続き「第2回もちつき大会」を行いました。

 今回、講師として 阿部由美子さん、志賀節子さん、宗像裕子さん の3名が来校されました。また、本校の増子通子さん、大山洋子さん にもお手伝いいただきました。

 期末考査終了後、生徒は体育館に集合し、開会式が行われました。その後、各学年ごとにもちつきを行いました。初めに蒸し上がった餅米を杵で潰していく「半殺し」をします。臼のまわりを回りながら均一に潰していきました。その後、1人5~10回程度もちをついていきました。生徒がもちをつく度に周りの生徒から掛け声が飛び、大いに盛り上がりました。

 各学年がもちをついた後、調理室にてもちが調理され、もち料理の提供が行われました。今回提供されたのは、「つゆもち」「あんこもち(つぶ&こし)」「きなこもち」「しょうがもち」「大根もち」「納豆もち」です。また、もちが食べられない生徒のために「味おこわ」も提供されました。つきたてのおもちは、柔らかくてとても美味しく、生徒の多くがおかわりをしていました。中には、20個以上のもちを食べる食欲旺盛な生徒もいました。

 食後には、閉会式が行われ、生徒会長から講師の方々へ「お礼のことば」が述べられました。

 今回のもちつき大会は、講師の方々の御好意により開催されました。改めて本校が地域の方々に支えられている学校であることを実感しました。

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校生がラジオ番組に生出演しました

 11月23日(火)、本校2年吾妻潤一君がラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、吾妻君は「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」の開発エピソードなどを紹介しました。
 そのときの放送内容をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと吾妻君の会話の様子をお聴きください。

 ※こちらをクリックしてください。

  hurusato031123.mp3

ラジオ番組への生出演について

11月23日(火)朝、本校2年 吾妻潤一君がラジオ福島「レディ・オン」に電話で生出演します。

番組では、「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」開発エピソードなどを紹介します。

時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」として登場します。ぜひお聴きください。

「蕎麦とロック2021」に参加しました。

 11月3日(水)、そば部が「蕎麦とロック2021」に参加しました。

 福島駅前通にて蕎麦と音楽を楽しむこのイベントには本校同窓会長・GAP認証農場の蕎麦生産者である桑名秀一郎さんが「中野生産組合」として出店しました。そこで、本校のそば部2年生2名が、厨房・販売スタッフ、蕎麦打ち実演として参加しました。

 当日の会場は大勢の来場者で賑わい、お店には開店前からお客様が来て、厨房内はとても慌ただしい状況でした。

 お店の隣では、湖南高校生そば部員と顧問らが蕎麦打ち実演を行いました。道行く多くの方々は足を止めて、高校生らの蕎麦を打つ姿に見入っていました。蕎麦が打ち終わると観客からは自然と拍手が起こり、生徒たちははにかんでいました。蕎麦は閉店時間よりも早くに完売していまい、大盛況のうちにイベントを終えることができました。

 生徒は「蕎麦を提供する数量が多くて大変だったけど、楽しかった。」「道行く人に蕎麦を打つ姿を見られて緊張した。いい経験になった。」「このようなイベントにまた参加したい。」と振り返っていました。

湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」

湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」 湖南高校「蕎麦とロック2021」

第2回学校公開日

 11月1日(月)、開かれた学校づくりの一環として本年度2回目の学校公開を行いました。当日は保護者及び地域の方々を対象に、湖南高校の授業の様子を自由に見ていただきました。

 参観した方々からは「全員がタブレットを使って学んでいて、投影機(プロジェクター)を板書代わりに使用していることに湖南高校らしさを感じました.。」「生徒が真剣に授業に取り組んでいる様子が印象的でした。」「授業が楽しかったです。また参観したいと思います。」などの感想がありました。

令和3年度第2回学校公開日令和3年度第2回学校公開日令和3年度第2回学校公開日

「蕎麦プロジェクト」そばの脱穀・選別を行いました

 10月29日(金)の放課後、先日「湖南高校そばファーム」で収穫したそばの脱穀・選別を行いました。今回は、生徒達が鎌を使って刈り取ったものだけを脱穀・選別しました。そばの乾燥には収穫日から2週間かかりました、

 福良地区認定農業者の阿部敏満さん、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員の方々が来校し、地域探究部と各学年のそばクルーの生徒が作業を行いました。

 阿部さんおよび本校校務員の長島さんの御指導のもと、脱穀を行いました。まず、そばの束をブルーシートが敷かれた床にたたきつけて、そばの実を落とします。それでも落とせないそばの実は、「回転式足踏み脱穀機」を使って脱穀しました。次に、脱穀したそばの実等を集めて選別を行いました。また、人の手で枝や葉などを取り除きました。そして、人の手では取り除くことが難しい細かいものは「唐箕」を使って選別をしました。唐箕を使うことでそばの実が選別され、多くのそばの実を袋詰めすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回は12月15日(水)です。ついにそば打ちと試食会を行います。