ブログ

コミュニティ・スクール(CS)

令和4年度「蕎麦プロジェクト」始動!!

8月2日(金)、講師として同窓会長の桑名秀一郎様と阿部敏満様にお越し頂き、「蕎麦プロジェクト」の一環として、蕎麦の種まきを行いました。今年は猛暑日が続き、この日も暑くなるかと思われましたが、幸運にも曇り空で、比較的涼しい中で作業をすることができました。

種まきに先立ち、体育館でオリエンテーションを行いました。初めに、学校運営協議会会長の小山伝一郎様より御挨拶を頂き、校長先生の話の後、桑名様、阿部様からご講話をいただきました。何故、湖南で蕎麦なのか、地元農家がどんな苦労をして蕎麦づくりをしているのか等、蕎麦プロジェクトの背景について、理解を深めることができました。

  

 

 

オリエンテーション終了後、そば畑「湖南高校そばファーム」へと移動しました。初めに、講師の桑名様より種まきについての説明がありました。その後、生徒が約70㎝間隔に一列になり、長さ20m程の畑にそばの種をまきました。紙コップに一人2杯程度のそばの種をまくことができました。種を巻き終わった後、畑に残った雑草をみんなで取り除き、みんなで豊作を祈りました。この後、湖南高校蕎麦クルーを中心に、蕎麦の生育状況を発信して参ります。今年はどんな発見があるか、とても楽しみですね。

  

  

最後に、磐梯山を背景に、記念撮影を行い、会は終了となりました。

 

今年の収穫目標は、100kgです。

第2回学校運営協議会が開催されました

 令和4年7月6日(水)、第2回学校運営協議会が開催されました。

 協議会に先だって、委員の皆様に各学年の授業を参観していただきました。参観後、委員の方から、生徒一人一人にとても丁寧に対応しており、内容的にも工夫されていて大変良い授業だったと感想をいただきました。

 協議会では、任命状の交付の後、会長あいさつの中で、小山伝一郎会長より、「これから2年間皆で協力しながら学校の力になりたい」という言葉をいただきました。

 校長あいさつでは、近況報告があり、初めにボート部のインターハイ及び東北大会出場報告がありました。その後、6月4日の城北埼玉高校と合同で行った田植え、6月25日の日本橋ふくしま館でのイベント参加、7月4日の福島放送情報番組への出演、7月5日の郷土料理学習会などについて報告がありました。

 学校からの報告では、コミュニティ・スクールとしての今年度これまでの活動内容について、資料をもとに教頭より報告があり、また、県中地域連携担当教職員等研修会での発表について、担当教員から報告がありました。

 協議では、「コミュニティ・スクールと進路実現」という議題で、委員の皆様より「湖南高校の生徒に、私のところに就職してほしいと考えることがある。」、「湖南高校でたくさんの経験をし、自分の足でしっかり歩んでいく生徒の育成を重視したい。」、「湖まつりの運営を手伝うことで、様々な職種を理解するとともに、祭りの開催に多くの人が協力していることを知ることができ、キャリア教育につながる。」など、生徒の進路実現のためのコミュニティ・スクールの在り方等について、大変貴重なご意見をいただきました。

  

  

※詳しくは議事録.pdfをご覧ください。

 

 

田んぼの苗も順調に育っています。

 1ヶ月前の6月4日(土)、「湖南の米の美味しさを全国に知ってもらう」「小麦粉に代わる米粉の利用方法を考える」「米作りの苦労や収穫の喜びを体験し食品ロスへの意識の向上を図る」「地域や他校との交流により湖南の魅力を発信し地域を元気にする」などを目的とした企画 “米粉大作戦” の第1弾として田植えが行われました。

 当日は、城北埼玉高校の皆さんをお迎えし、本校の生徒と教職員との計約50名が参加したのですが、ほとんどが初体験ということもあり、終了時点で、すでに田んぼから抜けて浮いてしまっている苗も多く、果たしてちゃんと育ってくれるのか不安が残りました。

 しかし、田んぼをご提供いただいた阿部様による仕上げや手入れ、そして今回の企画に携わった全員の思いが通じたのか、今では無事根を張り、すくすくと育っているようです。

 このまま順調に育って、10月には立派な稲穂を実らせてほしいと思います。

1ヶ月前               現在

   

 

 

【6月4日(土)】

「がち棒」で線を引き、苗を植える目印を作ってます。

  

 

地域の皆さんが湖南産の食材をふんだんに使った美味しいお昼を作ってくださいました。ご協力に感謝です。

  

  

 

いよいよ田植えスタートです。慣れない田んぼに足を取られながらも、皆さん楽しくできました。      

秋の稲刈りが楽しみです。

  

   

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信してきました!

 令和4年6月25日(土)、ついに湖南高校生が「日本橋ふくしま館MIDETTE」で湖南の魅力を発信してきました。

 当日は、本校そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場、そして酒井校長による「蕎麦打ち実演・販売」と、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南THE1st」、mogu・mogu「湖南産米粉100%使用クッキー」、里山再生家・三宅農場「生搾り菜種油」の販売が行われました。

 昨年度、新型コロナウイルスの影響により開催を断念したこともあり、今回は悲願の開催、参加者はこの日のために入念な準備をしてきました。

 その甲斐あって、都内在住の方はもとより、都外在住の方からも「蕎麦もクッキーもとてもおいしかった。」「湖南の魅力がしっかり届いた」など、大変うれしい評価をいただきました。ありがとうございました。

 また、今回このような機会を作ってくださった「日本橋ふくしま館MIDETTE」の関係者の皆さん、そして、このイベントへの参加にあたり、全面的に協力してくださった 桑名秀一郎農場様、mogu・mogu様、三宅農場様に心より感謝いたします。

 湖南高校は、これからもコミュニティ・スクールの活動をとおして「湖南の魅力」を発信していきたいと思います。

 

         

 

【民話プロジェクト】第1回目を行いました。

 6月14日(火)放課後、図書室にて民話のふるさと継承会代表 西田忍さんを講師として、湖南民話プロジェクトが行われました。

 このプロジェクトは、生徒たちが湖南民話に触れ、民話を紙芝居や絵本などに再構築し、校外に発信することを通してリーディングスキルの向上、及び本校と湖南町の活性化を目的として、昨年度より始めたプロジェクトです。

 第1回目となる今回は、昨年度に引き続き西田さんを講師としてお招きし、民話の勉強を行いました。まず、端午の節句に因んだ「くわず女房」を語っていただきました。民話に登場するよもぎ、菖蒲の葉を持ってきていただき、実際に匂いを嗅いで民話の世界を体験することができました。匂いを嗅いだ生徒からは「菖蒲の葉は生姜みたいな匂いがする」「この匂いなら魔除けになりそう」などの声が聞こえてきました。その後「乳地蔵」を語っていただき、民話に対する理解を深めました。

 今年度は文化祭で発表することを目標に、今後も継続的に活動していきます。

 

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信します。

 令和4年6月25日(土)、湖南高校生が湖南の魅力を発信します。

 場所は、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」、時間は11:00スタートです。

 当日は、本校そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場による「蕎麦打ち実演・販売」を行います。また、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南 THE 1st」、mogu・mogu「湖南産米粉100%使用の焼き菓子」、里山再生家・三宅農場主「生搾り菜種油」の販売を行います。

 この企画は、コミュニティ・スクールや総合的な探究の時間における湖南産蕎麦や米粉のブランド化・六次化に向けた取組をとおして、「湖南の魅力」を全国に知っていただくためのものです。

 皆様、お越し下さい。

 

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE

  https://midette.com/

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE「ミデッテだより」

  https://midette.com/letter.html

 

令和4年度第1回学校運営協議会が開催されました

 令和4年5月13日(金)、本校図書室において第1回学校運営協議会を開催しました。協議会では、酒井祐治校長からの挨拶の後、本年度最初の会合ということで、出席者の自己紹介を行いました。本年度はコミュニティ・スクールも3年目となり、学校運営協議会委員の改選の年となりましたが、引き続き、会長に小山伝一郎様、副会長に満田仁一様が選任され、満田副会長から御挨拶をいただきました。

 続いて、令和4年度の学校経営・運営ビジョンについて校長より説明があり、事務局からは前年度の活動内容と本年度の活動計画が報告されました。

  意見交換では、本校のコミュニティスクールの方向性について、活発な議論が交わされました。湖南高校の魅力を湖南町、郡山市内の中学生や保護者、教職員、地域の方々に伝えていく方法について活発な意見交流を行いました。また、コロナ禍で影響を受けてしまった、湖南地域で開催されている湖祭りや布引祭りなどについても、将来的(次年度以降)には湖南高校生の手でこれまでにはない新たな祭りの形を生み出すことなど、興味深い話題もあがりました。また、蕎麦に加え、今後は、加工が難しいとされている米粉を材料とした食品の商品化、六次化に取り組んでいくことを想定していますが、既に取組を始められている地域の企業や商店などとの連携について議論を深めることができました。

  

  

   ※詳しくは議事録をご覧ください。

湖南町の食文化⑩

 今回は「重」です。

「重」は、湖南町に伝わる代表的な郷土料理の一つです。里芋、人参、高野豆腐、赤貝など、10種類の具材が使われています。赤い平皿に盛られた具材の上に、短冊型に切った薄焼き卵を乗せるのが特徴です。

 湖南町では、お祝い事や法事、お正月、お盆など人が集まる時には必ず「重」が振舞われてきました。現在でも、各家庭ごとの味が受け継がれています。

 

湖南町の食文化⑨

 今回は「みっちゃんの甘酒」です。

「みっちゃんの甘酒」は、本校事務部兼郷土料理研究家の増子通子先生に教えていただきました。

炊飯器で米糀とご飯を約5時間、保温して出来上がります。

甘酒は、栄養豊富で夏バテや便秘にも良いと言われています。また、甘酒は温かい飲み物のイメージですが、冷やしても美味しくいただくことができます。今回は、湖南の雪で冷やしていただきました。

 お米の自然な甘さが優しい一杯です。