2022年2月の記事一覧
令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。
いよいよ2月も終わり、少しずつ季候も春らしくなってきました。明日はいよいよ卒業式です。本日、2月28日(月)は卒業式に先立って、令和3年度表彰式及び記念品贈呈式が行われました。残念ながら、新年になってから、コロナウイルスの感染状況が悪化してきたため、本年度の表彰式は規模を縮小しての開催です。
式では、成績優秀賞、皆勤賞、精勤賞、単年度皆勤賞、生徒会功労賞に該当する3年生が表彰を受けました。表彰に続き、同窓会からの記念品贈呈式が、会長 桑名秀一郎様、副会長 本田康浩様にご臨席いただき、おこなわれました。今年の卒業生は袱紗を記念品としていただきました。記念品贈呈の後、同窓会会長の桑名様より、卒業生に対しはなむけの言葉が贈られました。3年生も、いよいよ高校生活の最後だという感慨にひたりながら式典に臨みました。
「雪灯籠まつり」開催延期のお知らせ
福島県まん延防止等重点措置により、2月に予定していた「雪灯籠まつり」は開催を延期します。
変更後の日程等は未定です。
日程等が決まりましたら本校ホームページにてお知らせします。
菅川の水質調査の結果をまとめました
令和3年度の7月から実施してきた菅川の水質調査の結果をまとめました。本調査は湖美来基金による助成を受け、本校地域探究部の活動の一環で実施したものです。
12月以降、積雪等により、安全上の理由から調査を行っていませんが、雪解けの頃から調査を再開する予定です。
令和3年度 第5回学校運営協議会
令和4年2月9日(水)に第5回学校運営協議会を実施しました。
今回は本年度最後の協議会ということで、会の冒頭に、1学年と2学年代表者による総合探究学習成果の発表をおこないました。2学年からは、大山紗生さんと穂苅渉冴君が「地域ミライ探究」でおこなってきた蕎麦を使った六次化商品の開発について発表しました。2人は課外活動でも本校教員や地域の方々と共に蕎麦打ちを練習しており、湖南高校の蕎麦プロジェクトに大きな貢献をしている生徒です。発表では1年間頑張ってきた蕎麦のレシピ開発を、次年度も新2年生中心に頑張ってほしいと熱い胸の内を語ってくれました。1学年からは、小川淳輝君が「震災と復興を未来へ紡ぐ高校生語り部事業」に本校代表として参加した際におこなった内容を発表をしました。小川君は、双葉町の伝承館で経験した被災地の思いを未来の世代に語り部として自分自身も伝えていきたいと今後の抱負を語りました。発表に対し委員の方々から生徒達に対し激励のコメントが寄せられました。
発表終了後、事務局から本年度の総括が行われました。まず、本年度の郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を本校の学校運営協議会が受賞したという報告がなされました。地域と二人三脚で歩んできた「蕎麦プロジェクト」ですが、早くも2年目にして成果を一つの形として残すことができたと一同、感無量でした。次に、本校職員の木村より、城北埼玉高校視察報告が行われました。城北埼玉高校は、フロンティアコースという地域課題探究に特化したコースを要する私立中高一貫校で、本年度、東京国際大学の前先生のネットワークでつながった学校です。次年度以降、総合探究の授業を通して交流が予定されています。これに続き、学校と地域の取組みということで、1月28日に地域有志の協力の下おこなわれたスキー遠足、2月4日に実施された除雪ボランティアについて報告がなされました。その後、本年度の本校のコミュニティスクール事業に関する生徒と教員を対象としたアンケート集計結果が報告されました。集計の内容を見ると、地域課題探究活動を通し、生徒の湖南町に対する意識が大きく変わっていることに気づきます。最後に、本校総合探究担当より、次年度の総合探究の進め方について報告があり、閉会となりました。
最後に、学校運営協議会が、地元を核に、地に足をつけて活動をおこなってゆくことの大切さ、高校の魅力を発信するのではなく、地域の魅力を発信することを通し、高校生が主体的に考えていくことの重要性を全体で確認し閉会となりました。
*詳細は議事録をご覧ください。
湖南町の食文化⑧
今回は「湖南かりんとう」です。
「湖南かりんとう」は、昔から、稲作が中心だった湖南町ならではのお菓子で、米粉が使われているのが特徴です。湖南町では、農業が落ち着く冬の時期に各家庭でかりんとうが作られてきたそうです。家庭ごとに少しずつレシピが異なり、それぞれのお家ごとのかりんとうが受け継がれてきました。
今回は、福良地区の方のレシピを教えていただき、「ごま」と「味噌」の2種類のかりんとうを作りました。
米粉の風味が感じられる、美味しいかりんとうに仕上がりました。
除雪ボランティアを行いました。
2月4日(金)に、今年も伝統の除雪ボランティアを行いました。今回は事前打ち合わせから当日の作業まで、社会福祉法人 郡山市社会福祉協議会 湖南地区社会福祉協議会 会長 鈴木和夫さんと担当の遠藤さんにお力添えいただきました。また、当日は郡山市社会福祉協議会の方々も生徒と一緒に参加し、活動を行いました。
除雪作業に伺ったお宅は、高齢者がお一人で暮らしている場合がほとんどであり、湖南の厳しい冬対策に頭を悩ませています。コロナウイルス感染症対策を万全にした上で、生徒たちは9班に分かれ、赤津・福良・三代・中野・舘地区から依頼のあった16軒の除雪作業に取り組みました。高校生たちは日ごろお世話になっている湖南地域への感謝を込めて、ただただ一生懸命に除雪をしました。
生徒たちからは、「高校生でも大変な雪かきの作業を、高齢者の方が行うのは負担が重いと思うので、お手伝いができて良かった」「少しではあるけれども、地域の方への恩返しができて嬉しい」「今年の雪の量はすごい。積もって固まってしまった雪かきは大変だったけど、充実感が得られた」「除雪中、車の中から「頑張ってね」と言われて恥ずかしかったけれど、うれしかった」などの感想がありました。
【湖南民話プロジェクト】民話を披露しました。
2月3日(木)視聴覚室において、図書委員は湖南の民話を初めて披露しました。
発表に先立ち、前日2月2日(水)の放課後、図書委員は「湖南民話プロジェクト」の発表リハーサルを行いました。 生徒たちは、本番さながらに、民話の「語り」と「紙芝居」を発表形式で行いました。聞き取りやすい大きな声を出す練習をしたり、紙芝居の端にインデックスやマスキングテープを貼って紙芝居を抜きやすくしたりと、よりよい発表にするための工夫や調整を放課後遅くまでしていました。
当日は令和3年度総合探究学習成果の発表の1つとして、生徒が取り組んできた民話の「語り」と「紙芝居」を発表しました。(「令和3年度総合探究学習成果発表会」全体の様子はこちらをご覧ください。)
まず、発表生徒は「今、どうして湖南の民話なのか?」を活動目的や活動計画を通して説明しました。続いて、イラスト画をもとに制作した紙芝居「御前桜」を2年生が、手書きの絵による紙芝居「カッパ長者」を1年生が披露しました。最後に、「弘法大師と水」「草取り地蔵」を1年生が語り、民話を通した学びの成果を発表しました。
発表者は「湖南の民話を通して湖南の歴史や地域性を少しだけ理解することができました。もっとうまく「語り」ができるようにしたいです」「発表はとても緊張しました。話す内容は暗記したのですが、思うように伝えることが出来ませんでした。最後までやり切れて良かったです」と、これまでの活動と今回の発表を振り返りました。また、発表を聞いた生徒からは「語りも紙芝居もとても良かったです」「民話の発表では、紙芝居の発表が、人に語りかけているような話し方で、吸い込まれそうになりました。とても上手で驚きました」などの感想がありました。
令和3年度の【湖南民話プロジェクト】活動はこれで終了となります。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。
まちづくりハーモニー賞を受賞しました
この度、湖南高等学校 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が「まちづくりハーモニー賞」を受賞しました。2月5日(土)、郡山市中央公民館において行われた表彰式には、学校運営協議会 小山伝一郎 会長と酒井祐治 校長が出席し、品川萬里 郡山市長より表彰状をいただきました。
「まちづくりハーモニー賞」とは、協働のまちづくりを推進する郡山市が、主体的に地域を生かした創造性豊かな地域づくりをするなどの優れた取り組みを行っている個人や団体を表彰する制度です。本校は、令和2年度(2020年度)にコミュニティ・スクールの指定を受け、地域の方々と保護者、学校が協働して学校を運営しています。山間高冷地の特性を活かした「蕎麦プロジェクト」では、全校生と地域住民が一緒になって、種まきから収穫、蕎麦打ち、六次化商品の開発まで行うなど、蕎麦の魅力化を通じて湖南地域の魅力化に取り組んでいることが評価されました。
今後も、湖南高等学校 学校運営協議会はこれまでの伝統を受け継ぎながら、生徒を中心とした活動を発展させ、地域に開かれた湖南高校の運営と学びの充実、地域の魅力化を進めていきます。
なお、授賞式の様子は「郡山市週間トピックス」において、TUF(テレビユー福島)では2/11(金)18:55~19:00、FTV(福島テレビ)では2/13(日)14:55~15:00に放映されます。また、本校学校運営協議会が郡山市ウェブサイトと「広報こおりやま」に掲載、活動紹介パネルは郡山市役所本庁舎2階広聴広報課・正庁前通路にて掲示されることになっています。
11月26日(火)10.7℃ 曇