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コミュニティ・スクール(CS)

蕎麦の出前授業を受講しました

 9月2日水曜日に、蕎麦プロジェクトの一環として、理科の授業へ農業総合センターから講師を招きました。おいでくださったのは会津地域研究所の新田靖晃様で、本校の蕎麦プロジェクトで育てている蕎麦の品種「会津のかおり」に触れながら、植物そして農作物として見るソバについてご説明いただきました。

 5時間目は3年生、6時間目は1、2年生と2講座に分かれての授業でした。それぞれの講座で興味を深めた生徒たちから活発に質問も出されました。受講後に生徒からは、

湖南高校で育てている会津のかおりの収穫が楽しみです。

会津のかおりという品種に至るまでの苦労があってのおいしさがあるんだと思いました。

この講座を受講してもっと蕎麦プロジェクトに積極的に関わり、もっと多くの人に湖南のそばについて知ってもらえるようにしたいです。
などと感想が述べられました。

「そばファーム」の蕎麦生育観察

 8月27日(木)、「そばファーム」の蕎麦の様子です。

 好天に恵まれていることもあり、蕎麦はすくすく育っています。

 生徒は2人1組になり、毎日2組ずつ、天候や開花・出穂状況、病虫害獣被害などの生育観察をしています。

第2回「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 8月10日(月)、第2回蕎麦プロジェクトのための教員研修会を本校教職員を対象に行いました。

 学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんを講師に、湖南産新そば粉でそば打ちをしました。

 麺棒で生地を均等な薄さにしたり、大きな包丁を使って生地を細く切ったりすることには苦労しましたが、そば粉の「こね」や「のばし」は前回の研修の成果を実感しながらすることができました。打ち立てのそばは香りがすごく良く、茹でておいしくいただきました。

 そば打ちを生徒に指導できるよう、これからも研修を積み重ねていきます。

 

 

「蕎麦プロジェクト」種まき

 7月27日(月)、全校生による蕎麦の種まきを「そばファーム」にて行いました。種は福島県オリジナル品種「会津のかおり」です。

 はじめに、学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんと福良地区の認定農業者 阿部敏満さんから種のまき方についての説明と指示がありました。その後、全校生、地域の方々、教職員が、約70㎝間隔に一列になって、種の入った紙コップを片手に持ちながら、一粒一粒、丁寧に種をまきました。

 生徒たちは畑に入ると、ずぶずぶと足が取られ、靴はすぐに泥だらけになりました。生徒のほとんどが蕎麦の種まきを体験したことはありませんでしたが、地域の方々に教えていただきながら行うことができたため、無事に終えることができました。

 帰校後には体育館で「蕎麦プロジェクト」ガイダンスがありました。学校運営協議会副会長 満田仁一さんからはコミュニティ・スクールと蕎麦プロジェクトについて、桑名さんからは「会津のかおり」の特徴や今後の作業などについてお話していただきました。

 雨が続く天候が少しだけ心配ですが、これからの成長が楽しみです。

 

 

塙工業高校生に車椅子を修理していただきました

 このたび、塙工業高校の3年生に、車椅子を修理していただきました。

 この車椅子は、タイヤがパンクしたままの状態で、本校の部屋の片隅に置かれていたものです。

 生徒の皆さんによって蘇った車椅子は、インクルーシブ教育「誰にでもやさしい学校」という点から、来校者が利用しやすいように本校事務室に置いてあります。

 塙工業高校の皆様、ありがとうございました。

湖南高校「菱の実祭2019」動画

 令和元年度(2019年度)に開催された「菱の実祭」において、文化祭実行委員会が湖南高校と湖南地域を舞台に動画を作成しました。この動画は、生徒と教員、地域の方々との関係など、コミュニティ・スクールとしての湖南高校の様子が分かる内容になっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=Btj7IrG4L8E

「蕎麦プロジェクト」畑の土づくり

 「蕎麦プロジェクト」のための畑の土ができあがりました。土づくりは、1回目に引き続き、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんご夫妻にご協力いただきました。

 7月9日(木)〔2回目〕は再耕起によって土をより細かくし、7月17日(金)〔3回目〕はその土を蕎麦づくりに適した通気と水持ちのよい状態にしていただきました。特に、3回目には「過石粒」「粒状苦土石灰」「硝燐安加里」を土に混ぜて、土の酸度などを整えていただきました。

 地域の専門家の手によって、子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトがまた一歩前進しました。

 蕎麦の種まきは7月27日(月)を予定しています。

 

3年生が菅川の水質調査をはじめました

 7月13日(月)に生物基礎の授業で水質調査を実施しました。これは猪苗代湖美来(みずみらい)基金の助成を受けて、猪苗代湖に流れ込む菅川の水質調査を実施するもので、今回は、学校敷地内の用水路とその水を取水する菅川の地点、学校西部の菅川に架かる橋の下の水質を調べました。3地点ともに大きな違いはなく、水質はpH7.0~7.5、COD2~4、亜硝酸態窒素0.02という結果でした。

 敷地内の用水路にはホタルや水生動物、バイカモなどが生息しています。今後は毎週月曜日に調査を実施していく予定です。

湖南高校の敷地には蛍がいます

 湖南高校の敷地内には小さな川が流れています。この川は校歌にも歌われている菅川の水系で、水は猪苗代湖に流れます。水質は良好で、梅花藻(金魚草)が再び自生するようになりました。

 この時期、湖南高校の敷地内では蛍を見ることができます。

 

「蕎麦プロジェクト」のための教員研修会

 6月20日(土)、本校教職員対象に「蕎麦プロジェクトのための教員研修会」を行いました。この研修会は湖南高校同窓会役員の皆さまにご協力いただき実現しました。

 そば打ち体験では、学校運営協議会委員・同窓会会長・そば栽培の中野生産組合代表 桑名秀一郎さんによる丁寧な指導のもと、そば打ちの楽しさ、奥深さを実感することができました。自分たちで打ったそばを茹でて食べてみることにより、そばをより深くおいしく味わうこともできました。

 また、湖南の地域性を活かしたそばの作付けに関することや玄そばの状態を、選別、脱皮、唐箕(とうみ)、石臼挽き、ふるいといった作業を行って製粉する様子などについて学ぶことができました。

   

「蕎麦プロジェクト」の畑づくりが始まりました

 6月17日(水)、「蕎麦プロジェクト」の畑を耕起していただきました。

 畑は草が生い茂り、表土がでこぼこになっている休耕地です。そこで、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんにご協力いただき、畑の土を掘り返したり反転させたりしていただきました。

 地域の専門家の手によって、草はたちまちに除去され、畑は再生し始めました。

 

 湖南高校「蕎麦プロジェクト」畑づくりの動画はこちらです。

 https://www.youtube.com/watch?v=OZ2havfwvbE

「そばプロジェクト(仮)」のための現地を確認しました

 そばプロジェクトは、学校運営協議会会長・湖南町区長会長 小山伝一郎さんのお力添えのもと、福良地区の認定農業者 阿部敏満さんと学校運営協議会委員・そば栽培の中野生産組合 代表 桑名秀一郎さんにご協力いただきます。

 6月12日(金)、湖南地区でそばを栽培しているお二人から、畑の耕し方や種のまき方、収穫方法など、そば栽培のためのアドバイスを現地でいただきました。湖南地区は標高532m、寒暖の差が大きくそば栽培に適した場所となっています。

 生徒の育ちにつながる、そばプロジェクトは地域の方々に支えられています。

「湖南ブランド」、そばプロジェクトが始まりました

 第2回学校運営協議会において熟議された「湖南ブランド」が動き出します。

 地元湖南町産そばのブランド化の第一歩として、生徒がそばを育てることにしました。そのための農地は、湖南エール隊を通して近隣の方からお借りできることになりました。農地は学校のすぐそばです。

 学校運営協議会(6月3日)→学校から委員の方へ「そばプロジェクト」の相談(4日午後)→湖南ネットワーク→学校圃場の決定(5日朝)と、相談してから農地が決まるまでの早さは、ただただ驚くばかりです。

 子どもたちの育ちにつながる、そばプロジェクトが一歩前進しました。

 

 

CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代を応援しています

 6月5日(金)、春の遠足では「CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代」のコースを歩いて舘浜まで向かいました。CYCLE AID JAPAN 2020 in 郡山 ツール・ド・猪苗代は、例年10月に開催されます。

 生徒と教職員は地域社会への感謝の気持ちを込めながら、サイクリストが美しい湖南町の景色の中を安全に走行することができるよう、サイクルエイドのコースにもなる道路のゴミ拾いと小石除去をしました。

湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備

6月7日(日)、湖南町福良北区、福良中区、福良南区による環境整備がありました。

当日は、朝早くから、地区の方々に学校敷地を取り巻く下草を刈っていただきました。

この行事は、毎年、地区の方々のご好意により行われています。ありがとうございました。

「春の遠足」準備

 6月5日(金)は「春の遠足」です。生徒は猪苗代湖畔の舘浜までウォーキング、ボランティアとしてゴミ等拾い、舘浜でバーベキューをします。

 湖南高校の遠足は、地域の方々の温かなご支援をいただきながら実施しています。

  

第2回学校運営協議会が行われました。「コミュニティ・スクール」がまた一歩前進です。

 令和2年6月3日(水)、講演会に引き続き、第2回学校運営協議会が本校図書室にて開催されました。

 酒井校長及び小山会長からの挨拶の後、協議に入り、その冒頭、事務局から前回協議会の議事についての報告があり、今回は3つのテーマに絞って、熟議がなされることが承認されました。

 熟議は、少人数に分かれたテーブルで自由な討論を行うワールドカフェ形式で行われました。「湖南高校応援隊(仮)」「湖南ブランド(仮)」「イベントをいっしょにやってみませんか(仮)」の3つのテーブルで、各委員が15分ずつそのテーマについて意見を述べ合いました。テーブルの移動がなされる度、議論が深まり、より具体的、より現実的な案に形づくられていく様子がみてとれました。

 続く、全体会では、各テーブルでの熟議の結果が報告され、今後の取り組みも承認を受け、また一歩、湖南高校の「コミュニティ・スクール」が前進しました。 

 詳しくは、議事録をご覧下さい。

   

   

 

 

地域協働の高等学校づくりのための講演会を行いました

 6月3日(水)、地域協働の高等学校づくりのための講演会を実施しました。

 今回の講師は、コミュニティ・スクールマイスター、本宮市立まゆみ小学校長 安齋宏之先生です。演題は「コミュニティ・スクールを活用した地域協働の学校づくり」、対象は本校の学校運営協議会11名と本校教員です。

 学校運営協議会と学校運営協議会委員の役割を中心とした講演内容は、令和2年度から湖南高校が福島県立高校初のコミュニティ・スクールとして機能する上で大変参考となるものでした。

 講演後、学校運営協議会委員からは「私たちにも何かできそうだと思うことができた。学校・地域と一緒に取り組んでいこうと思う。」「学校の課題と地域の課題を関連づけて考えていきたい。」などの感想がありました。

  

 

 

第1回学校運営協議会が行われました。いよいよ「コミュニティ・スクール」の始動です。

 令和2年5月13日(水)に、第1回学校運営協議会が本校図書室において開催されました。

 11名の委員に対する委嘱状の交付式が行われ、委員の互選により、小山伝一郎氏が会長に、満田仁一氏が副会長に選出されました。

 協議では、校長より「令和2年度学校経営・運営ビジョン」についての説明があり、「開かれた学校づくり」のための意見交換が行われました。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、余裕を持った座席の配置にしましたが、濃密で活発な議論が交わされました。詳細につきましては、議事録をご覧下さい。