去る3月2日(火)、本校調理室において「そばレシピ試作コンテスト」を行いました。
このコンテストでは、各グループが、コミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の目標の一つである6次産業化を目指し、次年度に商品化・販売できそうな商品の候補を決定するものです。
1,2年生が8つのグループに分かれ、それぞれのグループがこれまで検討を重ねてきたレシピを実際に調理しました。
これまでの過程で商品化の候補として挙がっていたのは、「そばチュロス」「そばがきのみたらし団子」「そば粉ピザ」「そばドレッシング」の4つです。それぞれのレシピに対し、2グループずつ、グループ独自の創意工夫やアレンジを加え調理・試作を行いました。
調理の様子です。
こちらが完成した試作品です。
1班「そばチュロス(抹茶・ドライフルーツ/チョコ・いぶりがっこ)」
2班「そばがきのみたらし団子(焼き/揚げ)」
3班「そば粉ピザ(しっかり生地/もっちり生地)」
4班「そばの実ドレッシング(パスタ/サラダ)」
審査員は、本校教職員に加え、学校運営協議会会長小山伝一郎氏と同委員兼同窓会会長の桑名秀一郎氏にご協力いただきました。
評価の観点はそばの活用方法だけではなく、商品化のしやすさや保存性など多岐にわたります。
予想しなかったトラブルなどもありましたが、どのグループも無事に作り終えることができました。
ただいま実食・審査中です。
上位入賞レシピはこちらです。
まずは第3位。
「そば粉のピザ(しっかり生地)」
具だくさんでカラフルですね。野菜も多くヘルシーピザです。そば粉を使った生地も美味しかったです。
第2位は、
「そばがきのみたらし団子(焼き)」
焼き色がついて見た目がとてもよかったですね。味もしっかりとそば粉の味が楽しめました。
栄えある第1位はこちらです。
「そばがきのみたらし団子(揚げ)」
同じく団子グループの別作品です。そばの風味、食感、コスト、調理のしやすさ等、様々な点で優れたレシピでした。みたらし餡にもそばの実が入っており、まさに「そば団子」でした。素晴らしい!
今回のレシピコンテストをもって、今年度のコミュニティ・スクール企画「そばプロジェクト」は終了です。今回の結果をもとに、次年度の新たなプロジェクトが始動します。
次年度も引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。
去る2月10日、本校図書室において第5回学校運営協議会が開かれました。今年度はこれが最終回となりますが、今まで同様、多くの委員にご参加いただき、充実した会議となりました。
会議冒頭、まずは小山伝一郎会長から挨拶を頂きました。先日行われた、生徒による「除雪ボランティア」活動について、生徒たちの素晴らしい笑顔を見ることができ感動した、と感謝の言葉を頂きました。
続く学校長あいさつにおいては、「除雪ボランティア」活動を経て、生徒たちは地域に対する理解がより深まった様子だと述べ、本校におけるボランティア活動の教育的意義を委員の皆様に伝えました。また、「蕎麦プロジェクト」を総括し、各委員のご協力に感謝するとともに、次年度の目標などを語られました。
協議においては、まず事務局から、「学校評価アンケート」の集計結果の報告がなされ、本校の学校生活には生徒・保護者とも概ね満足していることなどが報告されました。
続いて、前回より議題となっている「湖南地域ホームステイ制度」について、ワーキンググループのメンバーの提案あり、グループの活発な活動を協議会としてお願いしました。また、「蕎麦プロジェクト」については、先だって行われたそばレシピコンテストの結果報告や今後の予定などの確認があり、次年度に向けた課題等を共有しました。その後、「湖南高校と湖南町がともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」結果の報告があり、生徒の率直な意見や事務局や各委員の提案などを全員で共有しました。
最後に、各委員やオブザーバー、各事務局員から、次年度の学校運営協議会・コミュニティ・スクールに向けた様々な建設的な意見や感想が述べられ、充実した意見交流が行われました。
委員の皆様、1年間本当にありがとうございました。今年度の成果と課題を次年度に必ず活かしていきたいと思います。
詳しくは議事録をご覧ください。
先日ニュース番組でも報道された通り、1・2年生35人が、除雪ボランティアを行いました。
昨年度は雪が少なかったため、1・2年生は初の除雪ボランティアです。中には、初めて雪かきを経験する生徒もいました。
ボランティア当日は風が強く、雪が更に降り積もる中での実施でした。生徒たちは9班に分かれ、一人暮らしの高齢者宅の雪を取り除きました。1メートル以上も雪が積もっていた場所もあり、生徒たちはそれぞれスコップを手に頑張りました。
生徒たちからは、「雪かきは大変だった。特にご高齢の方には負担が重いと思うので、手伝いができてよかった。」「いつも地域の方に温かく受け入れてもらっているので、このような形で恩返しできるのはうれしい」などの感想がありました。
2月9日(火)、本校1年大山紗生さんがラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。
そのときの音源をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと大山さんの会話の様子をお聴きください。
※こちらをクリックしてください。
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教職員審査で13作品にまで絞られていた「そばレシピ」コンテスト。全校生徒による投票の結果、以下の6作品が校長審査へと進みました。
「そばドレッシング」[杉原美奈(3年)考案] 【 優秀賞 】
「そばチュロス」[永井莉乃亜(2年)考案]【 最優秀賞 】
「そばかりんとう」[佐藤聖也(3年)考案]
「そばアイス」[牧山美里(1年)考案]【 特別賞 】
「そば粉ピザ」[渡部祐太(2年)考案]【 優秀賞 】
「そばがきのみたらし団子」[藤橋翔(2年)考案]【 特別賞 】
その後、商品化を重視した校長審査が行われ、上記の通り、受賞作品が決まりました。
この中から「そばドレッシング」「そばチュロス」「そば粉ピザ」「そばがきのみたらし団子」の4作品を、3月2日(火)に試作します。2月8日(月)には、試作調理向けた各班のミーティングが開かれました。
班ミーティングにおいては、各班に割当となったレシピのアレンジが話し合われ、自由な発想が飛び交う中で、レシピも練り上げられていったようです。同じ班の中でも、AグループとBグループに分かれ、アレンジも異にしていて、よりバラエティに富んだそばが、当日は試食できそうです。
明日2月9日(火)朝、本校1年大山紗生さんがラジオ福島「レディ・オン」において電話で生出演します。
時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」としての登場です。ぜひお聴きください。
本日2月4日(木)午後、湖南地域の一人暮らしの高齢者宅を対象に「除雪ボランティア」活動を実施しました。
その様子が、夕方のニュース番組で放映されますので、ご覧ください。
KFBは「ふくしまスーパーJチャンネル」午後6:15から7:00までに放映予定です。
NHKは「はまなかあいづ」午後6:10から7:00までに放映予定です。
TUFは「Nスタふくしま」午後6:23に放映予定です。
湖南の特産品の6次化をめざす『蕎麦プロジェクト』も、いよいよ第1次から第2次産業の段階へと入ってきました。商品化にあたって、高校生らしい独創的な発想やソバ以外の特産物とのコラボなどを期待し、「そばレシピ」コンテストを開催しました。
生徒・職員併せて総数65作品(45名)の応募があり、第1次審査に当たる教職員審査で、以下の13作品が第2次審査に進みました。現在、全校生徒による審査が行われています。はたして、最終審査に進む6作品はどれか。こうご期待!
1 そばドレッシング
2 そばチュロス
3 そばおやき
4 そばミルフィーユ
5 そばかりんとう
6 そばアイス
7 カレーそばスナック
8 郡山西部そばせんべい
9 そばの実コロッケ
10 そば好み焼き
11 そば米のドライカレー&ピッツォッケリ
12 そば粉ピザ
13 そばがきのみたらし団子
12月21日(月)、第2回学校評議員会に引き続き、図書室において第4回学校運営協議会を開催しました。
協議会の前に、生徒たちの日頃の様子を知るため、授業参観の時間を設けました。
まずは、グループワークを主体にした2年生の化学基礎の授業、次に、基礎クラスと標準クラスの習熟度別に分かれている1年生の数学Ⅰと3年生の英語Ⅱの授業を見学しました。参観された小山伝一郎会長からは、「少人数の授業展開の中で、一人ひとりの生徒が真面目に学習に臨んでいる姿が印象的だった」との言葉をいただきました。
協議会では、小山伝一郎会長及び酒井祐治校長からの挨拶の後、事務局から前回協議会の議事の報告、そして、この間にメディアで取りあげられた新聞記事等の紹介がありました。
続く、先進校視察研修報告では群馬県立尾瀬高等学校の取り組みについての説明が事務局よりありました。尾瀬高校は、「地域に貢献し、自然との共生を図ることのできる人づくり」を教育目標として掲げており、全国で初めて自然環境科を設置した高校で、全校生徒136名の内、半分近くの63名が地元中学校の出身者で占められています。また、自然環境科では、一般家庭等でのホームステイ制度「ハートフルホーム・システム」により県内外から生徒募集を行っています。説明の後、委員の方それぞれからご意見をいただき、ホームステイ制度について、本校でも今後さらに検討を進めていく必要があるとの意見で一致し、ワーキンググループを設置することが決まりました。
次に、『蕎麦プロジェクト』についての経過報告と今後の計画についての説明が事務局よりあり、今年度中のそばを用いたレシピ考案と試作品開発、そして来年度、製造委託のためのプレゼンテーション、本校生による実地販売などの計画が承認されました。
続いて、酒井校長より「令和3年度のコミュニティ・スクール」について、次年度は、生徒の主体性を育む活動を重視し、本校でレシピ開発したそば製品や地元野菜の販売促進の企画、また、湖南の観光拠点となり得るような古民家の再生デザイン案に生徒が関わるなど「体験」を軸にした活動を地域と連携して展開していきたいとの構想案の表明がありました。
最後に、「湖南高校と湖南町とのつながりをより深め、ともに魅力の向上を図っていくためのアンケート」の実施についての了承を得て、満田仁一副会長の閉会の言葉で会を閉じました。
詳しくは、議事録をご覧下さい。