12月2日(木)放課後、図書室・化学室にて、民話プロジェクトの2回目を行いました。
今回は、「語り部チーム」と「紙芝居チーム」、2つのチームに分かれて活動しました。
「語り部チーム」は図書室にて1回目の活動に引き続き、講師として民話のふるさと湖南継承会 代表 西田 忍 様をお迎えし、語りの練習を行いました。まず、湖南民話プロジェクトに初めて参加する生徒が多くいたため、西田様にはもう一度「布引山のカツラ」と、今回が初めてとなる「丸山様のきつね退治」を語っていただきました。続いて、前回参加した生徒と湖南小中学校出身生徒がこれまでの練習の成果を披露しました。その後は一人一人が声を合わせて部分練習を繰り返し行いました。そして、最後に数人の生徒が今回の練習の成果を披露しました。西田様からは「まずは民話を覚えるところから。少しくらい言葉が違っていても、意味が同じであれば大丈夫。語りはゆっくりと。」と助言を頂きました。






「紙芝居チーム」は化学室にて、湖南民話を紙芝居に仕立てる活動を、1年生はペアごとに、2年生はチームに分かれて行いました。生徒たちは実際の紙芝居とその舞台を見ながら、紙芝居を制作するにあたっての注意点や作業のすすめ方についての説明を聞いた後、どの民話を紙芝居にするかを決め、紙芝居の核となるイラストのラフ画作成に着手しました。
2年生チームは自分専用タブレット端末のPowerPointを使用し、著作権フリーのイラスト駆使しながらラフ画を作成していました。また、1年生ペアはタブレット端末でキャラクターを自分で描き起こしながら、紙に大まかな構図を描いていました。
生徒たちは、民話を、話の場面ごとに分ける作業と民話の登場人物をデザインする作業に苦戦していましたが、先生方からアドバイスをもとに、自由に湖南民話を表現していました。






今後も民話プロジェクト「語り部チーム」と「紙芝居チーム」は継続的に活動を行っていく予定です。
12月1日(水)、昨年度に引き続き「第2回もちつき大会」を行いました。
今回、講師として 阿部由美子さん、志賀節子さん、宗像裕子さん の3名が来校されました。また、本校の増子通子さん、大山洋子さん にもお手伝いいただきました。
期末考査終了後、生徒は体育館に集合し、開会式が行われました。その後、各学年ごとにもちつきを行いました。初めに蒸し上がった餅米を杵で潰していく「半殺し」をします。臼のまわりを回りながら均一に潰していきました。その後、1人5~10回程度もちをついていきました。生徒がもちをつく度に周りの生徒から掛け声が飛び、大いに盛り上がりました。
各学年がもちをついた後、調理室にてもちが調理され、もち料理の提供が行われました。今回提供されたのは、「つゆもち」「あんこもち(つぶ&こし)」「きなこもち」「しょうがもち」「大根もち」「納豆もち」です。また、もちが食べられない生徒のために「味おこわ」も提供されました。つきたてのおもちは、柔らかくてとても美味しく、生徒の多くがおかわりをしていました。中には、20個以上のもちを食べる食欲旺盛な生徒もいました。
食後には、閉会式が行われ、生徒会長から講師の方々へ「お礼のことば」が述べられました。
今回のもちつき大会は、講師の方々の御好意により開催されました。改めて本校が地域の方々に支えられている学校であることを実感しました。


















11月23日(火)、本校2年吾妻潤一君がラジオ福島の番組「レディ・オン」の「おらが町のふるさとリポーター」として生出演しました。番組中、吾妻君は「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」の開発エピソードなどを紹介しました。
そのときの放送内容をラジオ福島様よりご提供いただきました。アナウンサーの小川栄一さんと吾妻君の会話の様子をお聴きください。
※こちらをクリックしてください。
hurusato031123.mp3
11月23日(火)朝、本校2年 吾妻潤一君がラジオ福島「レディ・オン」に電話で生出演します。
番組では、「地域ミライ探究」における蕎麦の6次化商品「湖南 the 1st」開発エピソードなどを紹介します。
時間は7:11から、「おらが町のふるさとリポーター」として登場します。ぜひお聴きください。
11月3日(水)、そば部が「蕎麦とロック2021」に参加しました。
福島駅前通にて蕎麦と音楽を楽しむこのイベントには本校同窓会長・GAP認証農場の蕎麦生産者である桑名秀一郎さんが「中野生産組合」として出店しました。そこで、本校のそば部2年生2名が、厨房・販売スタッフ、蕎麦打ち実演として参加しました。
当日の会場は大勢の来場者で賑わい、お店には開店前からお客様が来て、厨房内はとても慌ただしい状況でした。
お店の隣では、湖南高校生そば部員と顧問らが蕎麦打ち実演を行いました。道行く多くの方々は足を止めて、高校生らの蕎麦を打つ姿に見入っていました。蕎麦が打ち終わると観客からは自然と拍手が起こり、生徒たちははにかんでいました。蕎麦は閉店時間よりも早くに完売していまい、大盛況のうちにイベントを終えることができました。
生徒は「蕎麦を提供する数量が多くて大変だったけど、楽しかった。」「道行く人に蕎麦を打つ姿を見られて緊張した。いい経験になった。」「このようなイベントにまた参加したい。」と振り返っていました。






11月1日(月)、開かれた学校づくりの一環として本年度2回目の学校公開を行いました。当日は保護者及び地域の方々を対象に、湖南高校の授業の様子を自由に見ていただきました。
参観した方々からは「全員がタブレットを使って学んでいて、投影機(プロジェクター)を板書代わりに使用していることに湖南高校らしさを感じました.。」「生徒が真剣に授業に取り組んでいる様子が印象的でした。」「授業が楽しかったです。また参観したいと思います。」などの感想がありました。



10月29日(金)の放課後、先日「湖南高校そばファーム」で収穫したそばの脱穀・選別を行いました。今回は、生徒達が鎌を使って刈り取ったものだけを脱穀・選別しました。そばの乾燥には収穫日から2週間かかりました、
福良地区認定農業者の阿部敏満さん、郡山北地区少年警察ボランティア協議会委員の方々が来校し、地域探究部と各学年のそばクルーの生徒が作業を行いました。
阿部さんおよび本校校務員の長島さんの御指導のもと、脱穀を行いました。まず、そばの束をブルーシートが敷かれた床にたたきつけて、そばの実を落とします。それでも落とせないそばの実は、「回転式足踏み脱穀機」を使って脱穀しました。次に、脱穀したそばの実等を集めて選別を行いました。また、人の手で枝や葉などを取り除きました。そして、人の手では取り除くことが難しい細かいものは「唐箕」を使って選別をしました。唐箕を使うことでそばの実が選別され、多くのそばの実を袋詰めすることができました。









次回は12月15日(水)です。ついにそば打ちと試食会を行います。
令和3年10月26日(火)、地域課題探究ワークショップが、西会津高等学校を会場に実施されました。
この行事は、川俣、湖南、猪苗代、西会津、川口、只見の6校合同で行われています。
午前中は、「いまこそ!魅せつけろ高校生の底力」と題し、地方創生イノベーションスクール福島チーム運営事務局長の七島貴幸様から講演をいただきました。
午後はワークショップⅠ「地域課題探究活動」発表でした。このときの司会は、菊地秋杜くん、武田響くんが務めました。また、本校の発表は、藤原早稀さん、森田烈王くんが務め、湖南町の魅力と課題、本校での探究活動の取組について、しっかりと発表してくれました。
ワークショップⅡでは「地域の課題」と「私たちの取組」についての協議・発表を行いました。
今回のワークショップで、県内の各学校の生徒から得た情報を、今後の探究活動に生かしていきたいと思います。













10月16日(土)に、そば部員が郡山市熱海多目的交流施設(ほっとあたみ)で開催された「そば道初段位技能審査郡山認定会」に参加しました。
この「そば道段位認定」は、一般社団法人全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)が制定しているもので、そば打ちを職業としない者を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、全麺協の定める基準に基づき「段位」が付与される「段位認定制度」です。


本校からは、そば部2年生の三瓶槙也君、穂苅渉冴君、大山紗生さんと酒井校長、他2名の教員の計6名が参加しました。
この日に向けて、そば愛に溢れる「大島そば道場」の皆さまと同窓会会長、且つそば栽培がGAP認証されている桑名秀一郎さんにご協力をいただきながら、生徒と共に教員も練習を重ねてきました。また、そば打ちの、所作一つ一つに込められている心遣いや礼儀を大切にする心得を学んできました。そば打ち練習の様子は「校長のつぶやき」にも記事がありますので、ぜひご覧ください。
当日の会場は厳かな空気に包まれ、私たち6名は、張り詰める緊張感に圧倒されながらも、何とか制限時間内に蕎麦を打ち終えることができ、厳正なる審査の結果、6名全員が初段位の認定をいただくことが出来ました。


そば部の皆さんには、「湖南高校と言ったら蕎麦」というイメージを今後より一層広げていくため、「有段者」としての更なる活躍を期待しています。