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湖南町の食文化⑧

2022年2月14日 13時14分

 今回は「湖南かりんとう」です。

 「湖南かりんとう」は、昔から、稲作が中心だった湖南町ならではのお菓子で、米粉が使われているのが特徴です。湖南町では、農業が落ち着く冬の時期に各家庭でかりんとうが作られてきたそうです。家庭ごとに少しずつレシピが異なり、それぞれのお家ごとのかりんとうが受け継がれてきました。

 今回は、福良地区の方のレシピを教えていただき、「ごま」と「味噌」の2種類のかりんとうを作りました。

 米粉の風味が感じられる、美味しいかりんとうに仕上がりました。

除雪ボランティアを行いました。

2022年2月8日 16時24分

 2月4日(金)に、今年も伝統の除雪ボランティアを行いました。今回は事前打ち合わせから当日の作業まで、社会福祉法人 郡山市社会福祉協議会 湖南地区社会福祉協議会 会長 鈴木和夫さんと担当の遠藤さんにお力添えいただきました。また、当日は郡山市社会福祉協議会の方々も生徒と一緒に参加し、活動を行いました。

 除雪作業に伺ったお宅は、高齢者がお一人で暮らしている場合がほとんどであり、湖南の厳しい冬対策に頭を悩ませています。コロナウイルス感染症対策を万全にした上で、生徒たちは9班に分かれ、赤津・福良・三代・中野・舘地区から依頼のあった16軒の除雪作業に取り組みました。高校生たちは日ごろお世話になっている湖南地域への感謝を込めて、ただただ一生懸命に除雪をしました。

 生徒たちからは、「高校生でも大変な雪かきの作業を、高齢者の方が行うのは負担が重いと思うので、お手伝いができて良かった」「少しではあるけれども、地域の方への恩返しができて嬉しい」「今年の雪の量はすごい。積もって固まってしまった雪かきは大変だったけど、充実感が得られた」「除雪中、車の中から「頑張ってね」と言われて恥ずかしかったけれど、うれしかった」などの感想がありました。

【湖南民話プロジェクト】民話を披露しました。

2022年2月8日 13時45分

 2月3日(木)視聴覚室において、図書委員は湖南の民話を初めて披露しました。

 発表に先立ち、前日2月2日(水)の放課後、図書委員は「湖南民話プロジェクト」の発表リハーサルを行いました。 生徒たちは、本番さながらに、民話の「語り」と「紙芝居」を発表形式で行いました。聞き取りやすい大きな声を出す練習をしたり、紙芝居の端にインデックスやマスキングテープを貼って紙芝居を抜きやすくしたりと、よりよい発表にするための工夫や調整を放課後遅くまでしていました。

  当日は令和3年度総合探究学習成果の発表の1つとして、生徒が取り組んできた民話の「語り」と「紙芝居」を発表しました。(「令和3年度総合探究学習成果発表会」全体の様子はこちらをご覧ください。)

 まず、発表生徒は「今、どうして湖南の民話なのか?」を活動目的や活動計画を通して説明しました。続いて、イラスト画をもとに制作した紙芝居「御前桜」を2年生が、手書きの絵による紙芝居「カッパ長者」を1年生が披露しました。最後に、「弘法大師と水」「草取り地蔵」を1年生が語り、民話を通した学びの成果を発表しました。    

 発表者は「湖南の民話を通して湖南の歴史や地域性を少しだけ理解することができました。もっとうまく「語り」ができるようにしたいです」「発表はとても緊張しました。話す内容は暗記したのですが、思うように伝えることが出来ませんでした。最後までやり切れて良かったです」と、これまでの活動と今回の発表を振り返りました。また、発表を聞いた生徒からは「語りも紙芝居もとても良かったです」「民話の発表では、紙芝居の発表が、人に語りかけているような話し方で、吸い込まれそうになりました。とても上手で驚きました」などの感想がありました。

 令和3年度の【湖南民話プロジェクト】活動はこれで終了となります。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。

 

まちづくりハーモニー賞を受賞しました

2022年2月5日 09時57分

 この度、湖南高等学校 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)が「まちづくりハーモニー賞」を受賞しました。2月5日(土)、郡山市中央公民館において行われた表彰式には、学校運営協議会 小山伝一郎 会長と酒井祐治 校長が出席し、品川萬里 郡山市長より表彰状をいただきました。

 「まちづくりハーモニー賞」とは、協働のまちづくりを推進する郡山市が、主体的に地域を生かした創造性豊かな地域づくりをするなどの優れた取り組みを行っている個人や団体を表彰する制度です。本校は、令和2年度(2020年度)にコミュニティ・スクールの指定を受け、地域の方々と保護者、学校が協働して学校を運営しています。山間高冷地の特性を活かした「蕎麦プロジェクト」では、全校生と地域住民が一緒になって、種まきから収穫、蕎麦打ち、六次化商品の開発まで行うなど、蕎麦の魅力化を通じて湖南地域の魅力化に取り組んでいることが評価されました。

 今後も、湖南高等学校 学校運営協議会はこれまでの伝統を受け継ぎながら、生徒を中心とした活動を発展させ、地域に開かれた湖南高校の運営と学びの充実、地域の魅力化を進めていきます。 

 なお、授賞式の様子は「郡山市週間トピックス」において、TUF(テレビユー福島)では2/11(金)18:55~19:00、FTV(福島テレビ)では2/13(日)14:55~15:00に放映されます。また、本校学校運営協議会が郡山市ウェブサイトと「広報こおりやま」に掲載、活動紹介パネルは郡山市役所本庁舎2階広聴広報課・正庁前通路にて掲示されることになっています。

まちづくりハーモニー賞 授賞式まちづくりハーモニー賞 授賞式

まちづくりハーモニー賞 授賞式

湖南町の食文化⑦

2022年1月27日 10時00分

 今回は「揚餅」です。

 揚餅は、お正月に飾っていた鏡餅を鏡開きの日に下げ、木槌等で割り、乾燥させ、油で揚げて作ります。

 揚餅の元となる鏡餅は、12月1日(水)に本校で行われた「もちつき大会」の時に生徒たちが臼と杵でついた餅で作りました。鏡餅は校長室や図書室などに飾られていたものです。

 今回は、塩・抹茶塩・七味塩の3種類の味に仕上げました。昔は砂糖醤油で味をつけていたそうです。

【湖南民話プロジェクト】進捗状況を確認しました。

2022年1月25日 09時15分

 1月14日(金)と1月25日(月)の放課後、図書室において【湖南民話プロジェクト】民話の「語り」と「紙芝居制作」の進捗状況を確認しました。現在、1・2年の図書委員は自分たちで「語り」と「紙芝居制作」の準備を進めています。

 1月14日(金)の報告会では、「語り」チームは湖南の民話を覚えること、「紙芝居」チームは湖南の民話を表現する絵の下書きを仕上げることなど、生徒たちは話し合いながらやるべきことを明確にしていきました。

 1月25日(月)の報告会では、「語り」チームはこれまでに覚えた民話をみんなで確認し、その後、語り口調や民話内容の反復練習をしていました。「紙芝居」チームは絵の構成などを検討し、背景の下書きや色塗りなどを行いました。

 2月3日(木)「総合探究学習成果発表会」では、いよいよ民話を語ります。また、自分たちで作った民話の紙芝居を披露します。

 

 今回、『民話のふるさと湖南継承会』代表 西田 忍 様より紙芝居の舞台を寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。誠にありがとうございました。

湖南町の食文化⑥

2022年1月24日 18時53分

 今回は「湖南祝い蕎麦」です。

 「湖南祝い蕎麦」は、婚礼や建前などの祝い事の際に食べられてきました。

  鶏ガラと玉ねぎや牛蒡などの野菜から出汁をとり味を調えた汁と、蕎麦に細かく刻んだ”錦糸卵”や”なると”などの具材を乗せるのが特徴です。また、ポイントは、蕎麦は”生蕎麦”ではなく”乾麺”を使うことだそうです。

  昔から、ハレの日に家で親戚縁者をもてなすことが慣習として根付いていた湖南町に伝わる郷土料理の一つです。

 

湖南高校生が日本橋ふくしま館 MIDETTEにおいて湖南の魅力を発信します。

2022年1月5日 14時09分

 令和4年1月30日(日)、湖南高校生が湖南の魅力を発信します。

 発信する場所は、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE」、時間は11:00から15:00までです。

 当日は、そば部員とASIAGAP認証 桑名秀一郎農場による「蕎麦打ち実演・販売」を行います。また、湖南高校が開発した湖南産蕎麦粉100%使用パウンドケーキ「湖南 THE 1st」、mogu・mogu「湖南産米粉使用 焼き菓子」、里山再生家・三宅農場主「生搾り菜種油」の販売を行います。

 この企画は、生徒がコミュニティ・スクールや総合的な探究の時間において湖南産蕎麦のブランド化や六次化などに取り組んでいること・ものを通して、「湖南の魅力」をより知っていただくためのものです。

 皆様、お越し下さい。

 

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE

  https://midette.com/

 ※日本橋ふくしま館 MIDETTE「ミデッテだより」

  https://midette.com/letter.html

そば部が年越しそばを打ちました。

2021年12月28日 14時45分

 12月28日(金)、今年もそば部が年越しそばを打ちました。

 この活動はそば部の年末の恒例となっています。今年は、1・2年生が湖南高校産蕎麦粉を使用した外一そばにしました。生徒たちは丁寧に粉をかき混ぜ、水回し・玉・丸出し・のし・切りなどを行い、手際よくそばを作り上げていきました。

 打ったそばは、当日学校に来ていた人たちに振る舞われ、みんなでおいしくいただきました。

 

郡山北警察署長より感謝状をいただきました。

2021年12月27日 10時00分

 12月24日(金)、郡山北警察署におきまして、本校校長が郡山北警察署長 警視 板垣 靖志 様より感謝状をいただきました。郡山北地区少年警察ボランティア協議会、並びに郡山北警察署生活安全課の方々がコミュニティ・スクール企画「蕎麦プロジェクト」の様々な活動に参加してくださったことなどにより、本校が地域の方々と協働しながら少年非行防止活動を積極的に推進することができたことが主な理由です。

 今後も、コミュニティ・スクールとしての湖南高校では、生徒一人ひとりを真に大切にし、人間性の育成や能力の伸長と、地域から信頼され愛される学校づくりを目指していきます。

令和3年12月24日 感謝状