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コミュニティ・スクール(CS)

R294若宮里山再生プロジェクト勉強会が開催されました

 9月30日(木)5,6校時に「若宮地区の里山再生プロジェクト勉強会」が開催されました。この勉強会の講師として、若宮地区里山再生家・株式会社エムズショップ代表取締役社長 三宅正芳様、郡山市農林部園芸畜産振興課6次化・輸出進行係 国井舞様、同 政策開発部政策開発課 佐藤佑大様、同 農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様、同 文化スポーツ部国際政策課 堀越梨江様、同 産業観光部観光課地域おこし協力隊 伊藤倫江様がいらっしゃいました。

 国道294号線バイパスの完成が近い若宮地区ですが、バイパス沿いの畑は休耕地が多く、荒れ地になっているところが多くあります。このままですと、利用者が荒れ地へごみをポイ捨てする恐れなどがあるため、湖南高校生が地元の自然を守るためにできることを学び、何かアクションを起こす必要があります。

 勉強会の前半では、株式会社エムズショップ代表取締役社長の三宅正芳様より講義をしていただきました。三宅様は、若宮地区里山再生家として地域の自然保護に本気で取り組まれており、荒れ地となっている畑に菜の花を植えることで、バイパス沿いを花で満たし、ごみのポイ捨てを防げないかと考えておられます。また、植えた菜の花の実から得られる菜種油を商品化することで、さらなる地域活性化に繋げようとも考えられています。講義では、三宅様から見た身近な湖南町の様子やリアルな経済原理、特に、商品化する菜種油のラベルを湖南高校生とぜひ一緒につくりたいと話されました。講義はわかりやすく楽しい内容で、生徒は調べたりメモをとったりするために自分のタブレットを活用していました。

 後半は、郡山市農林部園芸畜産振興課地域おこし協力隊 菅井恵美様より、「魅力を伝えるパッケージデザイン」について講義をしていただきました。菜種油のラベルパッケージデザインを考えるにあたり、商品をより魅力的に見せたり、商品についてわかりやすく伝えたりするにはどうすればよいかということ、また、そもそも菜種油ってなんだ?ということについて、パワーポイントスライドを使って分かりやすく教えていただきました。

 グループワークではマインドマップを活用して”湖南”や”菜種油”からアイデアを広げていきました。それぞれのグループではユニークな意見が飛び交うなど、活発な議論が行われました。