コミュニティ・スクール(CS)
令和3年度 第4回学校運営協議会が開催されました
令和3年12月8日(水)、14時30分より湖南高校図書室に於いて第4回学校運営協議会が開催されました。最初に会長の小山 伝一郎様より開会の挨拶をいただき、続けて酒井校長からの挨拶がおこなわれました。挨拶の中で、本年度の進路概況や蕎麦プロジェクトの概況についての説明があり、今後予定されている日本橋ふくしま館MIDETTEにおける湖南の魅力発信事業についての報告がありました。
開会の挨拶に続き、事務局から湖南高校学校運営協議会(コミュニティ・スクール)の取組が令和3年度郡山市市民活動推進顕彰事業(まちづくりハーモニー賞)を受賞することになるとの報告がありました。本校の学校運営協議会が地域の特性や市民力を生かした創造性豊かな活動であること、魅力と活力あるまちづくりに先導的・先進的な役割を果たしていることが評価されました。
地域と学校の取組などに関して、事務局からの報告内容は以下の通りです。
①「蕎麦プロジェクト」について:蕎麦プロジェクト本編、古民家リノベーション、6次商品開発の進捗状況について、報告がありました。本年度の蕎麦プロは現在、そばの実の脱穀まで終了しており、いよいよ翌週15日(水)に「収穫祭」として蕎麦打ち・実食が実施されます。今年は収穫や脱穀など昨年より規模を縮小しての実施となりましたが、ふりかえりアンケートなどを見ると、生徒達にとってよい経験になったようです。続いて、古民家リノベーションについては、年度内で作業が完成し、現在、最終作業である壁塗りをおこないつつ、新年度のオープニングに向けたイベント企画が進められています。最後に、6次商品の開発については最終局面に入りました。11月6日(土)にサンサングリーン湖南で開催された湖南町商工祭で6次化班が地元の洋菓子店「mogu・mogu」さんの協力のもと完成させた蕎麦ケーキ「湖南 the 1st」が販売され、1時間程度で完売となりました。
②「湖南高校応援隊ここぉた」について:菜種油プロジェクトの経過と12月1日(水)に実施された第二回もちつき大会の状況が報告されました。全校生徒が参加した餅つき大会では、初めて餅を臼と杵でつく生徒が大半でしたが、皆上手に餅をつくことができました。
③学校行事の連携:11月6日(土)開催の湖南町商工祭について紹介があった後、12月3日(金)令和3年度湖南地区「少年の主張(高校生の部)」で2年奥山大地の「いじめをなくそう」が最優秀賞に、1年藤原早稀の「少子高齢化社会でできること」が優秀賞に選ばれた旨が紹介されました。
④その他:12月15日(水)に実施予定の「蕎麦プロジェクト」収穫祭と令和4年1月30日(日)に日本橋ふくしま館MIDETTEでおこなわれる湖南町の魅力発信事業に関する報告がありました。MIDDETEでは、湖南高校生による蕎麦打ちの実演と商工祭で販売された蕎麦ケーキ「湖南the first」の販売が行われます。
報告の後、「令和4年度のコミュニティスクール」のあり方について、学校運営協議会の皆様により活発な協議がおこなわれました。委員の皆様からは、現在の湖南高校の取組を評し、「様々なプロジェクトが形になってきたので、今後はこの取組を継続させることが重要だ」、「継続していく中でいろいろな人や団体との連携が生まれ大きなうねりができる」、「こうした活動を通し、生徒の主体性が育まれていることが、授業参観を通し確認できた」などのご意見を頂きました。また、今後の課題として、「情報発信において、生徒がもっと関わってゆくべきではないか」とのご指摘を頂きました。地域の人も湖南高校の活動に期待を抱いているからこそ、高校姓の生の声を発信することが大事なのかもしれません。
協議の終了を持って、閉会となりました。
*詳細は議事録をご覧ください。
11月1日(金)16.6℃ 晴