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地域カダイ探究・地域ミライ探究

第5回 総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班) 企業へのプレゼンテーションの資料準備

  6月17日(木)5・6校時、2学年ミライ探究のA班「そばの6次化班」は、企業へのプレゼンテーションの資料作りを行いました。

 前回の話し合いで、4品の試食品から「そばケーキ」と「そば団子」の2品を選定しました。今回は、①昨年度まで行ってきた「そばプロジェクト」のまとめ ②今年度のミライ探究「そばの6次化」のまとめ ③「そばケーキ」のまとめ ④「そば団子」のまとめ この4班に分かれて活動を行いました。

 まずワークシートを用いて、それぞれの班ごとに、今までの活動を振り返り、企業の方へ伝えたいことをまとめました。その後、プレゼンテーションの資料作りを進めていきました。ある班では、パワーポイントに入力しながら資料作りを進めていました。また別の班では、タブレットを利用して発表原稿の作成を先に行っていました。準備の進め方に違いはありましたが、どの班も熱心に取り組んでいました。

 次回もプレゼンテーションの資料作りを進め、本番に向けて取り組んでいきたいと思います。

  

第5回総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班)空き家のリノベーション③

 6月17日(木)今回の空き家リノベーションは、Bチーム9人を6対3の班に分け、2階の壁剥がしと1階のお風呂場解体を行いました。壁剥がし班は、霧吹きで壁の素材を柔らかくしてから鉄ベラて削っていくという作業を進めていきました。前回実施した天井の解体と比べると、一見簡単そうに見えますが、壁の素材によって堅さが異なり何度も何度も削らないと剥がれないため、生徒たちは汗だくになりながら一所懸命に取り組んでいました。単調な力作業は集中力と根気が要りますが、誰一人作業を投げ出すことなく、真剣な表情で取り組んでいました。休憩中には、現代アートを壁に描いている生徒も…!?

 

 1階のお風呂場解体班は、壁剥がし班の作業効率化のため、2階にたまった廃材を運ぶ作業から取りかかりました。解体の取組を始めて3回目ですが、今回の廃材の量には目を見はるものがあります。廃材を2階から1階へと運びきり、生徒達はその量に「こんなに運んだのか!」と、自分たちの頑張りを目で見て確認すると同時に驚きの声をあげていました。

 その後、階段下にあるお風呂場スペースを活用するために、そこにある壁や柱、天井板などの解体を行いました。天井の作業同様に解体には手順と勢いが大切で、これまでの経験を持つ生徒たちは次々と自分から方法を考えながら協力して解体を進めていました。取材班が2階から1階に降りると、そこには生徒と一緒になって解体に取り組む校長先生がいらっしゃいました。

 

  2時間後、お風呂場解体は無事終わりました。しかし、壁剥がしは作業箇所の多さもあり全てを終えることはできませんでした。生徒たちの表情には2時間の作業を手を抜くことなくやり切ったという達成感と自負心が現れていました。

 新たに生み出した1・2階のスペースをどう活用していくのか、次の総合探究の時間からはその方法を生徒たちが話し合って考えていくことになります。現地での作業を通して「自分たちの場所」という意識が芽生えてきた生徒たちが、それをどのように活用したいと考えるのか。生徒たちの活躍にご期待下さい。

 

第4回 総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班) 空き家のリノベーション②

古民家リノベーションチームは前回に引き続き、天井解体作業をおこないました。今回で2回目ということもあり、作業にも大分慣れてきました。バールやハンマーなどの道具の使い方も板についてますね。梁の部分は前回の板はがしとは異なり、釘で固定された木枠をはがしてゆく作業のため、難易度はかなり高めです。バールで直接剥すのが困難な場所には鋸で切れ目を入れ、その切れ目に沿ってはがしてゆきます。また、天井を壊した後に出る廃材の撤去作業も一苦労です。しかし、そんな難易度や暑さにもめげず、着々と作業を進めてゆきました。

全体を見ていて、みんな手先がものすごく器用なことに気づきました。鋸の挽き方もじつにあざやか!!でもやはり、作業にはコツが必要です。むやみやたらと叩いたり、引っ張ったりしても、うまく外れるものではありません。そこは持ち前のチームワークを発揮し、教えあい学びあい、作業の効率化を図り、一時間過ぎたころには120%くらいの力を発揮できるようになっていました。

 

今回の作業を通して、建物2階の半分近くの梁撤去が完了しました。たかが作業、されど作業。同じ目標に向けて皆が気持ちを一つにする中で、気持ちも高まってゆきます。作業終了後、みんなで古民家の前で記念撮影。大変な作業でしたが、みんなやり切ったという顔してますよね。

 

第4回 総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班) そばのレシピの選定を行いました

 6月10日(木)5・6校時、2学年ミライ探究のA班「そばの6次化班」は、そばの商品開発に向けて、レシピの選定を行いました。

 初めに、前回試作した4品について、それぞれのレシピ班内で反省を行いました。その後、各班が反省を発表し、全体で各レシピの良い点や改善点等を共有しました。

 後半は席を替え、別なメンバーと議論し、さらに深い議論をすることができました。議論の中では「商品化を考えると保存性が心配だから〇〇のようにすればいいんじゃないか」、「『そばレシピ』だからそばの風味があるかどうかが大事じゃないか」など活発な意見が飛び交っていました。

 最終的に商品化していくレシピは、「そば団子」と「そばケーキ」に決まりました。さらに「そばの種」を決定した商品とコラボさせるという素晴らしい案が出されました。

 今後は選定した2品の改善や企業へのプレゼンテーション資料作りを進めていきたいと思います。

 

第3回 総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班)そばレシピの試作を行いました。

 5月20日(木)5・6校時、A班「そばの6次化班」はそばの商品開発に向けて、レシピの開発と試作を行いました。今回の実習は生徒10名が「そばの種・そばケーキ」と「そば団子・そばチュロス」のグループに分かれて、約2時間、そばを使った4品目を開発・調理しました。
 生徒たちは、昨年の「そばレシピコンテスト」での経験を活かし、手際よく調理に取り組んでいました。また、調理をしながらレシピを改良したり、食品を再調理したりしました。そして、生徒たちは出来上がった4品目すべての試食をすることができました。
そばの6次化班①そばの6次化班②そばの6次化班③

そばの6次化班④そばの6次化班⑤そばの6次化班⑥

 生徒からは、「(そばケーキは)ふわふわしていておいしかった。手間はかかるが人気が出そう。」「(そばチュロスは)揚げたてはサクサクで良かったが、時間がたつとシナシナになってしまった。もう少し工夫をするともっとおいしくできると思う。」などの感想がありました。
そばの6次化班⑦そばの6次化班⑧そばの6次化班⑨  

 引き続き、A班では湖南らしさを大切にしながら、地域の方々とともに品目のさらなるブラシュアップを図っていきます。
そばの6次化班⑩

第3回 総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家班)空き家のリノベーションをおこないました。

5月20日(木)第3回目となるこの日は、地域情報発信のプラットフォームとなる空き家リノベーションのための実働作業をおこないました。古民家に足を運ぶのはこの日が最初、どう改築してゆくのか、これからそこで何ができるのか、生徒たちの期待と不安も高まります。古民家の場所は学校から徒歩5分程度の場所で、福良地区の中心地。湖南町の情報発信をおこなっていくにはうってつけの場所です。

 

この日の作業は、天井解体。みな、慣れない作業ながらも、バールとハンマーを片手に懸命に作業に取り組みました。実際に汗を流しながら作業するなかで、これから自分たちの活動の拠点となる情報発信基地に対するイメージを膨らませてゆきました。

2時間の作業時間はあっという間に過ぎていきました。最終的な成果は・・・天井解体全て完了!ミッション達成です。生徒たちからは、「某テレビ番組」みたい、「こういう活動って普通に生活していたらできないよね」などの声が聞かれました。

次回も引き続き、実働作業です。ビフォア・アフターで今後どのような形になるのか楽しみです。予定としては、年内には改築は完了し、年明けにはイベントや情報発信基地として機能していく予定です。今後古民家がどう変わっていくのか、乞うご期待!

第3回 総合探究:1学年地域カダイ探究 地域の方へのヒアリングに向けて、よりよい話の聴き方を学...

 令和3年5月20日(木)の総合的な探究の時間では「話の聴き方を学ぼう」というテーマの授業を行いました。これから始まる湖南町の方々へのヒアリングにおいて、よりよい話の聴き方ができるスキルを学ぶというものです。

 演習を通し、「傾聴」の方法や質問の仕方について体験を通して学びました。活動の中では、他人の気持ちを思いやることや、相手の立場に立って考えることの大切さを理解し、実践しようとする姿が伺えました。

第2回 総合探究:1学年地域カダイ探究 湖南町全住民アンケート結果についての考察を行いました

 令和3年5月6日(木)の総合的な探究の時間において、「データから見る湖南町」というテーマで、湖南町全住民アンケート結果についての考察を行いました。

 ジグソー法を取り入れ、「人口からみた湖南町」「産業面からみた湖南町」「地域活動の面からみた湖南町」「暮らしの面からみた湖南町」の4つのエキスパート班に分かれ、地域の課題、理由、対策、私たちにできること、住民の方々に聞いてみたいことについて探究を行いました。

 話し合いの中では、湖南町の産業について多くの人に知ってもらいたい、そのためには湖南町の産業について自分たちも詳しく知っていきたいと意見が出されました。

第2回 総合探究:A班「新しい蕎麦レシピの商品化チーム」・B班「湖南町にある古民家を地域の情報...

5月6日(木):本日の地域ミライ探究からA班(新しい蕎麦レシピを商品化するチーム)とB班(湖南町にある古民家を地域の情報発信拠点に改造するチーム)に分かれて活動をおこなってゆきます!

A班では、6月10日(木)の蕎麦プロジェクト商品開発校内品評会に向けて、蕎麦を使ったレシピを考案しています。その後は考案したレシピに徐々に肉付けしていくイメージで、商品を6次化していきます。

本時はA班をさらに2グループに分け、それぞれで蕎麦を使ったレシピを2品ずつ考えました。昨年出たレシピから選んで決めたグループもあれば、新しく自分たちが作りたいものを考え出したグループもありました。その後は、材料や作り方をサーフェイスを使って調べたりグループで議論したりして、よりよいものがつくれるよう準備をしました。中には、「そばレシピコンテスト」の経験をもとに、昨年つくったものをさらに改良しようと試みている生徒もいます。次回は実際に調理をし、試食します。 

B班では、地域で農業に携わる傍ら、地域興しに関わる活動に従事されている小山さんを中心として、湖南町の抱える空き家問題や湖南町に人を呼び込むためには何が足りないかなど共に考えていきました。

探究活動の後半では、古民家を情報発信基地として活用するにあたって、どのような利用法が考えられるか、活発な議論がおこなわれました。生徒達からは「カフェ」、「イベントスペース」、「A班の考えた蕎麦商品の紹介と販売」、「地域のみどころを紹介するコーナーを作る」、さらにはそれらすべてあわせた「総合センター」など興味深い意見がたくさん出されました。いよいよ、次回は実際に古民家を視察し、改装をお手伝いする中で、プラン実現のためのイメージを広げてゆきます!

次回以降も活動の様子をどんどんアップしてゆきたいと思います! 

第1回 総合探究:「ライフストーリーグラフを作る」

4月22日(木)、1・2学年合同で2021年度最初の探究活動をおこないました。今回のテーマは自己理解・他者理解。講師にホールアース福島校の和田さん、湖南町でワイン用ブドウ栽培などに携わる小山さんのお二人を招き、ライフストーリーグラフの作成に挑戦しました。自分自身の人生を振り返り、友人の話に耳を傾ける中で、自分自身の強みと弱みを再確認し、これからチームとして探究活動に携わる仲間とのつながりを深めることができました。

  

(生徒の感想):「自己理解と他者理解という言葉の意味について理解できた。自分の話だけでなく、相手の話を聴くことも大切だと感じた。今日の授業を通して、過去の出来事を振り返ると、いろいろなことがあったんだと改めて考えさせられた。また、思っていた以上に、友達も同じことがあったりと、いろいろ知ることができて良かった。」

「その話をした相手の過去を詳しく知ることができ、この人はそういう人なんだと思っていたこととは逆の人もいてとてもビックリした。やはり話してみないとその人のことを知ることができないなと思った。みんなの話を聞くことや知らない部分を知ることができて良かったし、もっと相手を知りたいので日常的にみんなと話したいと思った。」

いよいよ次回から、1学年と2学年にわかれて探究活動を開始してゆきます。1年生は「地域カダイ探求」として調査、研究、プレゼンのノウハウを学びつつ、湖南町の魅力や課題を調査してゆきます。2年生は1年次の学習をいかし、「地域ミライ探究」をおこなっていきます。地域ミライ探究では、昨年の蕎麦レシピコンテストに出された品目の改良などに取り組んでゆきます。2年生は、それと平行し、湖南町の古民家の再生をプロデュースし、湖南町の魅力発信の中核となる拠点構築に挑みます。ゆくゆくは、湖南高校生が考案した様々な商品やアイディアをこの拠点を軸に世界に向けて発信してゆく予定です。

「イチからカレーライスを作る」振り返りと成果発表を行いました。

3月11日(木)、令和2年度最後の総合的な探究の時間です。生徒一人ひとりの活動を振り返り、「イチからカレーライスを作る」プロジェクトの成果発表を行いました。

休校期間など想定外の状態からスタートを切った、このプロジェクト。12月10日(木)にカレーを作り上げた後は、この活動の振り返りを行っていました。それぞれの班ごとに、この1年間の活動を通して「見つけた可能性」「悔しかったこと」「まとめ」を考え、本日発表しました。

「はじめは『カレーなんて絶対無理』だと思っていたけれど、挑戦してみたら意外とできた」「諦めないで続けることで、成功して自信がついた」「コツコツとやる作業は向いていないと思っていたけど、けっこうおもしろくて、新たな自分を発見した」など、各班ごとの発表では前向きな言葉が多く聞こえました。「タイムアップになってしまったので、もっと積極的に行動すればよかった」「当番を忘れてしまうことがあったので、もっと責任感を持ちたい」など、今後の生活に生かすことができる反省も、多く出てきました。

この1年間の活動を通して得た成果や課題、失敗も、是非みなさんが進化するための栄養としてください。

午後2時46分には、生徒と教職員が黙祷を行いました。

”イチ”からカレーを作りました。

12月10日(木)、今年度の総合的な探究の時間の集大成の日です。「イチからカレーライスを作る」のプロジェクト名通り、徹頭徹尾、自分たちの力で作った食材・道具を使ってカレーを作りました。

この日の作業は、大きく3つのグループに分かれて行いました。まず1つめのグループの作業は、食器の仕上げです。《その他班》が中心となり、竹の器・箸にヤスリをかけました。そのほか、裂けてしまった竹を削り取ったり、箸を追加生産したり…。安心して使用できる食器になるよう、このグループでは特に丁寧に作業をしていました。

2つ目のグループの作業は、蕎麦打ちです。《主食班》が行いました。前日までに挽いておいたそば粉をこねて、のばし、切り、ゆで、水にさらし…湖南高校産そば粉100%の十割蕎麦を仕上げました。カレーと共に食べるため、蕎麦は太めです。

3つ目のグループの作業は、調理です。中心となるのは《野菜班》です。

また、福島県郡山市でレストラン「なか田」を営んでいる中田智之様を特別講師としてお招きし、ご指導をいただきました。

調理の第一段階は、《野菜班》の育てたにんじん、じゃがいも、葉大根、わさび菜の下ごしらえです。しっかりと水で洗い、一口大に切ります。その間に、《その他班》が調達した米糠油で、《肉班》が調達したウチダザリガニを炒めます。

 

その後は、《スパイス班》の作ったコリアンダー・レッドペッパー・サフランと、切り終えた野菜を投入し、炒めます。野菜が煮崩れないようじっくりと炒めたら、《その他班》が汲んだ馬入の湧き水で煮て、《調味料班》が精製した塩で味をつけます。

調理の工程が進むにつれ、いい香りが漂います。中庭で食器のヤスリがけをしている生徒たちも、興味津々です。

最後に味見をしつつ味を調えました。食器に装い、彩りとしてわさび菜とウチダザリガニを添え、カレーは完成です。

また、中田シェフが、生徒とともに2種類のカレーを作ってくれました。同じ野菜を用いスパイスや調味料を足して作った「見本品カレー」と、中田シェフが食材から厳選した「オリジナルカレー」です。計3種類のカレーで、食べ比べも行いました。

~生徒の感想~

「正直、口に合わなかった。しかし、カレーを1から作ることはとても難しいと感じた。自分たちで色々調べて、食材を確保し、頑張れたと思う。自分は《調味料班》として、温泉水から煮詰めて塩を作った。手に入るまで時間がかかりすぎたのが欠点だった。これを来年の活動に生かしたい。今回の活動で、食に興味を持てた。そして、食を大切にしようと思った。」

「1からスパイスを育てて、それがカレーに使われて嬉しかった。たくさんの種類のカレーができて、いろんな味を楽しめてよかった。スパイスで育てられなかったものや量が足りなかったものがあったので、きちんと下調べをして調達した方がいいと思った。カレーの味は賛否両論だったが、私は美味しかった。」

「半年以上かけて作ったカレーは、やっぱり初めて作ったので、すごく美味しかった訳ではなかった。でも、皆で協力して作ったカレーは、とても優しい味がした。私は《肉班》だったので、ザリガニを捕りに行ったり茹でて殻をむいたりするのが大変だったことが記憶に残っている。また、学校でこういう企画があったらいいと思った。」

 

無事にカレーを作り上げることができたのも、校外のさまざまな方々のご理解とご協力をいただくことができたからです。電話やメール、または対面で、さまざまなプロフェッショナルの方々に助けていただきました。この場を借りて、お礼を申し上げます。

次回の総合的な探究の時間では、今回のカレー作りの反省と対策を練ります。今回の経験を次代に引き継げるよう、生徒たちの活動はまだ続きます。

《野菜班》 人参・葉大根収穫しました

12月2日(水)のじゃがいも収穫に引き続き、12月8日(火)には人参と葉大根の収穫を行いました。

午前中雨が降っており、少しぬかるみがありましたが生徒達は一生懸命活動しました。

予想よりも大きく成長した野菜に驚きと喜びを隠せません。

これで、8月から畑で栽培していた全野菜の収穫を無事に終えることができました。

最後に、今年の野菜班の収穫量をまとめると、

じゃがいも(ニシユタカ・デジマ) 3.65kg

人参(オレンジスティックNEO・メロディーライン) 3.3kg

葉大根(葉大臣) 4.0kg

となりました。果たしてどのようなカレーになるのか、すごく楽しみです。

《野菜班》 じゃがいも収穫しました

12月に入りました。今日12/2(水)は2学期期末考査の最終日です。

ここ数日風は冷たいのですが、天候が比較的良かったので、テスト終了後に生徒たちはじゃがいもを収穫しました。

土がある程度乾燥していたので、じゃがいもを簡単に掘り返すことができました。

収穫時期が少し遅れ、この時期は夜間から朝方にかけて霜が降りてしまうため、作物の成長具合が心配されましたが…

なかなか立派なじゃがいもが土の中から出てきました。

全部で12株ほどであったため、野菜班の仕事は10分ほどで終わりました。

じゃがいもの栽培は初心者向けと言われていますが、今日の収穫作業からその理由が良く分かります。

 

今回収穫したじゃがいもは、来週まで暗所で乾燥させながら保管します。

立派なものから穴が開いて痛んでいるもの、未成熟で緑色のものまであります。

12月10日(木)はいよいよ「一からカレーライスを作る」時間です。調理して食べる際には、協力してくださった地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、無駄がない様にしなければなりませんね。

<主食班> そばを石臼で挽きました。

コーヒーの豆挽きでは、なかなか進展しなかった製粉作業。先週の木曜日に行われた『蕎麦プロジェクト』で地元の方からお借りした石臼を使って、残っていたそばの実を製粉しました。作業効率は、コーヒーの豆挽きとは雲泥の差、スムーズに、しかも、きめ細かく、挽きあげることができました。

花壇いっぱいに咲き誇ったそばの花でしたが、収穫したそばの実は1200g程度でした。さらに、製粉した結果、そば粉として獲得できたのは850gでした。

いよいよ明日はカレー作り。なんとか間に合いました。

スパイス班 とうとうスパイスが完成!!

いよいよ、12月10日(木)、今年度の総合的な探究の時間の集大成として、カレーを作ります。

その準備として、12月7日(月)に、スパイス班では、乾燥させたコリアンダー・レッドペッパー・サフランをすりつぶしました。

コリアンダーは香りづけ、レッドペッパーは辛味づけ、サフランは色づけの効果のあるスパイスです。ただし、レッドペッパーは完熟まで育つ前に収穫してしまったので、赤くはなく緑のままの実と葉を使用しました。どの材料も、乾燥しきってカサカサになっています。

すりつぶすために使用した道具は、乳鉢・乳棒とポリ袋です。乳鉢・乳棒でゴリゴリとすりつぶす方法と、ポリ袋に入れた材料を両手でもみ砕く方法、両方を試してみました。

乳鉢・乳棒で砕くには、予想よりも時間と根気が必要でした。担当者を交換したり、手首を休ませたりしながら、ひたすらゴリゴリすりつぶしていきます。少量ずつではありましが、きめ細やかな粉末を生成することができました。

一方…ポリ袋では、砕くことはできるものの、粉末と言えるほど細かくすることはできませんでした。そこで、こちらも乳鉢に入れ、乳棒でゴリゴリとすりつぶしました。

1時間半ほどかかって、三種類のスパイスが完成しました。

完成した量は、コリアンダー1.68g、レッドペッパー0.34g、サフラン0.32gほど。乾燥させる前と比べると、たった10分の1ほどの量でした。まとまった量のスパイスを生産するためには、今回の何十倍・何百倍もの苦労が必要なのだろうと、しみじみ思われます。

粉砕作業と、道具の片づけまでを終えると。

種蒔き・栽培・収穫・乾燥・そして粉砕を終え、自分たちの手だけでスパイスを完成させたという高揚感がありました。

すりつぶしている段階で既に、コリアンダーの香りは鮮烈ですし、レッドペッパーの刺激も感じられました。また、サフランは乳鉢・乳棒、そして作業者の指を、黄色に染めてくれました。完成したスパイスは少量ですが、カレーの風味として活躍してくれることと期待します。

その他班、カレーにまつわるエトセトラ。

 11月12日(木)の地域ミライ探究の時間、その他班はいつもどおりカレーにまつわる作業を多方面で実施しました。

まずは、肉班と調味料班のためにさっと火をおこし、

次年度の肥料づくりとしてキエーロの中をかき混ぜ、

カレーライス(そば)を食べるための箸をせっせとこしらえて、

油のサンプルをいただけるという精油会社と連絡調整。

とにかくみんなで笑ってカレーライスを食べられるように、足りないものはないかと明日も頭を回転させます。

<主食班> そばの製粉を行いました。

 11月12日(木)、12月の「カレーライスを一から作る」本番前の、今回が授業時間としては、最後の総探。なんとか製粉を終わらせ、本番当日の蕎麦打ちをむかえたかったのですが……。前回、脱穀はしたものの、蕎麦の実の中に沢山の小石が混じっていたため、製粉前にその小石を一つまみずつ除去する地道な作業に明け暮れました。

しかし、人間は考える動物! 作業を進めていくうちに、蕎麦の実と小石を選別する方法を発見したのでした。蕎麦の実を軍手でつかみ取り、握りを緩めると、あ~ら不思議、蕎麦の実だけが、軍手の表面に残るのです。これにより作業は進展、自らの発明に満足顔。

ところが、今度は、総探の掟「機械は使わない」が私たちの前に立ちはだかったのでした。製粉に使用したのは、手挽きコーヒーミル。一度に製粉できる量は限られ、6校時目終了を告げる無情のチャイムが……。結局、時間切れとなってしまい、本番前に、もう一度時間を作って、製粉作業をする予定です。現在、石臼を探し求めています。どなたか、お借りできませんでしょうか?

 

 

スパイス班 収穫&乾燥作業を行いました。

スパイス班は、12月10日までに、「スパイス」を完成させる予定です。

そのために必要な手順は、「収穫」「乾燥」「粉砕」です。そのため、本日11月13日(金)は、収穫作業と乾燥作業を行いました。収穫対象は、コリアンダー(パクチー)、レッドペッパーです。サフランも二輪開花したため、一緒に収穫を行いました。

収穫した素材は、しっかりと洗浄します。調理室には、コリアンダ―(パクチー)のあの独自の香りが漂いました。

重さを量ってみると、コリアンダー(パクチー)17グラム、レッドペッパー2グラムでした。これから乾燥させるので、完成するスパイスは更に軽くなると予測されます。まとまった量のスパイスを得ることは、今回の栽培よりももっとずっと大変なのでしょう…。

綺麗に洗った素材を、別室で並べ、干しました。

乾燥した素材が飛ばないように、上にキッチンペーパーを重ね、四隅には重石を載せました。うまく乾燥するよう、日当たりや換気に注意しながら見守っていきます。また、レッドペッパー・サフラン・にんにくは継続して栽培中です。順次、収穫して素材を増やしていきます。