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 11月19日(金):今回は、前回の話し合いで出たアイディアを踏まえ、古民家を発表の場として整えていく準備を行いました。まずは①壁や天井の補修です。かなり内装は様変わりしてきましたが、まだまだ外から人を呼ぶことのできる段階ではありません。壁には拳大の穴や釘などが残ったままで、天井も梁をはずしたことで補修が必要な状態です。壁の補修は、突き出たままになっているビスや釘をバールを使って抜いていく整備班と穴が空いている箇所にパテ塗りをしていく補修班の2班に分かれて進めていきました。生徒たちは、なかなか抜けない釘やビスに四苦八苦しながらも、初めてのパテ塗りを慎重に行いました。天井の整備では、屋根板を固定するためにインパクトドライバーで釘を打っていきました。

 次に行ったのが②塗装準備です。壁に塗装していく準備として、部屋の仕切りや窓のサッシなどに養生テープを使ってマスキング(塗料がはねるのを防ぐ作業)を行いました。この作業は器用さが求められ、集中力を使う重要な工程です。経験者もいたため生徒同士で教えあい、スムーズに進めていくことができました。

 

 今回の活動内容は古民家再生における内装の最終調整とも言えるものです。出来上がる内装には生徒一人一人のアイディアと努力が息づいています。2年「地域ミライ探究」もいよいよ大詰め。A班「そばの6次化班」と協力しながら、古民家再生の完成に向けて活動していきます。

 2学年・地域ミライ探究A班では、これまで「そばレシピ」の開発に取り組んできました。今回、「そば団子」の開発に御協力いただいている、湖南町舟津の太田屋菓子店の樋口弘さんより「そば団子」の試作品を作っていただきました。A班の生徒が試作してきたレシピをもとにして、樋口さんに改良を加えていただいたものです。

 今回試作していただいたものは、プレーンの団子と「みたらし」「ごま」「つぶあん」の3種類の餡がかかった串団子です。早速試食させていただきました。

 今後も樋口さんに御協力を頂きながら、改良を進めていきたいと思います。

「湖南 the 1st」完売御礼! 2021-11-08 [教員07]

 11月6日(土)、サン・サン・グリーン湖南にて湖南町商工会「商工祭」が行われ、「湖南 the 1st(湖南高校生開発そばケーキ)」の販売が行われました。

 今回の販売に関しては、そばケーキの開発に関わっていただいた湖南町赤津「mogu・mogu」の小山香純さんに製造・包装・販売を委託をしました。

 当日は販売前に、前日まで準備をしてきた「POPシール」と「食品表示ラベル」を商品に貼る作業を行いました。生徒たちは、購入するお客様のことを想いながら、シールひとつひとつを丁寧に貼っていきました。

 そして、10時より販売が始まりました。販売直後から「湖南 the 1st」を購入する方々が次々とブースを訪れ、行列ができていました。購入いただいた方の中には、「湖南 the 1st」の購入を目的に「商工祭」へ来場された方もいました。また、休日にも関わらず、本校の生徒・保護者・教職員も来場し、購入していきました。

 多くの方々に購入していただいた結果、販売開始からわずか45分で完売となりました

「湖南 the 1st」の完売後も、生徒たちはmogu・moguさんのお菓子販売の手伝いを積極的に行いました。

  今回、来場した方々から「湖南高校、最近頑張っているね」「新聞に載っている湖南高校の記事見てるよ」など温かいお言葉を多く頂きました。湖南高校がコミュニティ・スクールとして、地域の方々に支えられているのだということを改めて感じることができました。「湖南 the 1st」を購入していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 最後に、短い期間の中で「湖南 the 1st」の製造・包装・販売をしていただいた小山香純さん、販売の機会を提供していただいた湖南町商工会の皆様、本当にありがとうございました。

「湖南 the 1st」! 2021-11-08 [教員07]

 11月6日(土)にサン・サン・グリーン湖南において開催される、湖南町商工会「商工祭」で発売されることが決定した「湖南高校生開発そばケーキ」について、前日の5日(金)に商品に貼るPOPシールが完成し、カッティングの作業を行いました。

 数日前に話し合いによって出された、POPシールのデザインレイアウト案をもとに、2種類のPOPシールのデザインが完成しました。その後、教職員がシールの印刷を行い、シールのシートが出来上がりました。

 放課後、2年生A班(そばの6次化班)の生徒が、印刷されたシールシートのカッティングを行いました。生徒は、購入されるお客様のことを考えて、ひとつひとつ丁寧に切り分けていました。2種類合わせて約110枚のシールが出来上がりました。

 「湖南高校生開発そばケーキ」のネーミングも決定しました。商品名は「湖南 the 1st」です。この名前には、「湖南高校で開発したそばレシピの最初の商品であり、これからそばレシピの商品が第2弾、第3弾…と生まれていくようにしたい。」という生徒・教職員の想いや願いが込められています。

 2学年ミライ探究A班「そばの6次化班」は、これまでそばレシピの開発を進めてきました。この度、「そばケーキ」について御協力いただいている「mogu・mogu」の小山香純さんに製造・包装・販売を委託し、「湖南高校生開発そばケーキ」を11月6日(土)に販売することになりました。

 11月2日(火)、A班の生徒が商品に貼るPOPシールのデザインレイアウトを考えました。生徒は、「どのようにすれば湖南高校らしさがでるか?お客さんが印象に残るようなデザインになるか?」などを話し合いながらデザインを考えていました。どのようなデザインになるか楽しみです。

 告知

 湖南町商工会「商工祭」にて「湖南高校生開発そばケーキ」を販売します。ぜひ、御賞味ください。

  日時:11月6日(土)10:00~16:00

     ケーキは数量限定のため、売り切れ次第終了です。

  場所:サン・サン・グリーン湖南

     mogu・moguブース

 「商工祭」についての詳細は、湖南町商工会のHP https://konanmachi.com/ を御覧ください。

湖南高校 湖南産そば6次化商品「湖南 the 1st」

 

 令和3年10月14日(木)の総探の授業では、11月に行うプレ・インターンシップでの実習先についての事前学習を行いました。それぞれの企業の概要や業務内容をタブレットを用いて調査し、質問したいことなどを検討しました。あわせて、10月下旬に実施される6校合同ワークショップや、秋の遠足・震災防災教育についての事前準備も行いました。

 10月17日(木)5,6校時、2学年ミライ探究A班「そばの6次化班」では、3回目のそばレシピの試作を行いました。前回は「そば団子」のレシピ試作を中心に行いましたので、今回は「そばケーキ」の試作をメインに行いました。また「そばケーキ」ということで、湖南町の菓子工房mogu・mogu より小山香純さんに直接ご指導をいただきながら試作を進めました。

    そばケーキ作りではメレンゲを泡立てたりバターを練ったりしますが、このような作業は素人の私たちにとっては難しいものです。小山さんの助言のもと、材料の加え方や入れる順番、完成の目安などを学ぶことができました。

  

 今回の試作では、生徒を3つの班に分け、作り方や材料を一部変えた3パターンの試作を行いました。

    各班のレシピで異なる部分は2か所あります。1つは使用する砂糖の種類で、きび砂糖、粉糖、グラニュー糖の3種類を使用しました。もう1つは生地へのそばの実の加え方で、生のままのそばの実を振りかける、茹でたそばの実を混ぜ込む、炒ったそばの実を混ぜ込むという3パターンを試しました。それぞれ焼きあがった見た目や食感に大きな違いがありました。比較してより良いレシピを考えることができそうです。

  

  

 試食後、生徒はそばの実の食感の違いや生地の質感の違い、甘さの違いや香りの違いなどを楽しみ、比較し、分析しました。これからよりよいレシピについて、協議し決定していきます。また、商品化に向けたラッピングのパッケージデザインについても考えていきます。

  

 10月14日:今回は、自分たちが古民家再生活動で行ってきたことを踏まえ、①発表に向けての話し合いと②古民家の壁に断熱材を設置する、という二本立てで活動していきました。

 

 

 

 

 

 

 はじめは①発表に向けての話し合いです。B班の生徒たちが古民家を訪れるのはおよそ3ヶ月ぶりで、そこには前回の活動で組み立てた机の姿が!!モチベーションも上がり、話し合いはこの机を囲むようにして進められました。今回の議題は「地域ミライ探究活動の成果発表について」です。これまで古民家再生班として取り組んできたことをどんな方法で学校や地域に向けて発表するのか、という具体的な方法や準備するべき物などについて意見を出していきました。

 

 

 

 

 

 

 はじめはなかなか活発な意見は出てきませんでしたが、徐々に照明や壁紙など空間のデザイン案や「高校生らしさ」を押し出していくことなどのテーマ性を重視する意見も出るようになり、熱い議論となりました。可能か不可能か、そんなことは全て後回し!高校生らしい柔軟な発想を第一に様々な意見を集めることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 次に取り組んだのは、壁に断熱材を設置する作業です。B班の生徒たちが発表を行うのは寒さも厳しくなる2月頃。断熱材の設置は夏は涼しく、冬は暖かく過ごすために必要不可欠です。久しぶりの古民家での活動ということもあり、生徒たちは元気いっぱいに断熱材を設置していきました。

 

 

 

 

 

 

 初めての作業ではありますが、これまでの解体作業や机作りを乗り越えてきたB班の生徒たちにとってはまったく障害になりません。9人で協力して、2階外側の壁全てに断熱材入れ終わりました。頭脳労働と肉体労働の両方を終えて、心身ともに疲労は溜まりましたが生徒たちの表情はやり遂げた達成感が溢れていました。

 

 

 

 

 

 

 次回からは、今回の話し合いで出たアイディアや課題をもとに、足りない物や必要な物を準備していくこととなります。総合探究の時間以外にも生徒たちが主体となって2月の成果発表に向けて取り組んで行きますので、随時ホームページにてお知らせして参ります。お楽しみに!

 令和3年9月2日(木)の総探の授業では、7月に訪問した「日本郵便株式会社福良郵便局」「JA福島さくら湖南東支店」「渡富建設株式会社」の見学の様子について、各班ごとに発表を行いました。その成果を踏まえ、湖南町の課題と魅力について再整理しました。今後は10月のコミュニティ・スクール6校合同ワークショップや、11月のプレ・インターンシップに向けて活動を進めていきます。

9月2日:この時間は日本大学工学部在学の高坂さんを講師に迎え「テーブル作り」のワークショップを開催しました。今回作るテーブルは現在リノベーションを行っている古民家で活用する家具です。建物の改装につづく、リノベーション第2段階ということで、再生が着々と進んでいることを実感させてくれます。机のデザインは高坂さんによるもので、今回われら湖南生は最後の仕上げの部分に係わる形になります。いろいろなところに自分たちの活動の痕跡を残せるというのは何か不思議な感じがしますね。この仕事が次の世代に引き継がれ、湖南町のなかで多くの人たちを繋ぐことになるわけですから。

 

まずは自己紹介から。世代の近い大学生が先生と言うこともあり、普段よりも和やかな雰囲気のなかですぐに打ち解けることができました。自己紹介の後、作業で使用する電動ドライバーの使い方について説明があり、それぞれ練習に入ります。普段は鉛筆ばかりの生徒達にとってはとても新鮮な体験だったようで、みんな夢中でねじ打ちの練習に没頭しました。そして、数回の練習で、一人前に道具を使いこなせるようになったとさ・・・。

さて、道具をつかいこなせるようになったので、いよいよ作成へと進んでゆきます。行程は以下の通りです。

◆作業1:ドライバーを使って脚をとりつける。

みな、蛮勇の持ち主?!ということで、恐れ知らずにもかかんにねじを打ちこんでゆきます。そのおもいっきりのよさのおかげで案外、あっさりと作業完成。しかも、なかなかのクオリティです。

・作業2:机にやすりをかけ、ニスを塗る。

 黙々とやすりがけを行い、机の面をツルっツルに仕上げてゆきます。かけ終わった後の木目に手をやると、まるでそれは絹豆腐のような肌触り。そして、そこにニスを塗り込んでゆき、仕上げにはいってゆきます。

さあ、最後に脚をはめて、いよいよ重厚感があふれるテーブルの完成です。

 最後は、机の前でキメのポーズ!  

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 2月6日(木)地域課題探究の授業で、1年生がマイプロジェクトづくりを進めました。導入では、講師の和田祐樹さんが、冬休み中に行った自身のマイプロジェクトについての話題を紹介し、それを聞いた生徒は自分たちがやるべきことの具体的なイメージを膨らませている様子でした。その後、生徒たちは自分が興味を持つテーマについて掘り下げるとともに、新たなアイディアを求めて活発にクラスメイトと意見交換をしていました。中でも、ある生徒は自分たちの学校に対する要望をまとめ、校長先生に嘆願するなど、一歩踏み出す活動も見られました。

 1月16日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の第9回目が行われました。今回は、マイプロジェクトの進捗状況を確認しました。また、和田さんご自身のプロジェクトについてお話を伺うことができ、生徒たちはそのプロジェクトの大きさに驚いていました。和田さんのお話に刺激を受け、自身のプロジェクトの構想を膨らませることができました。

 12月12日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の第8回目が行われました。前回から始まったマイプロジェクトづくり。今回は自分の探究するテーマを決め、テーマについて多角的に考えました。学年末の発表に向けて、少しずつ着実に磨きをかけていきます。

 11月14日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の講座が行われました。この時間から生徒は、今年度の地域についての学習内容や、11月12日に参加した地域課題探究ワークショップで身につけた知識をもとに、マイプロジェクト作成を開始しました。

 10月31日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、プレゼンテーションの方法についての講義・実習が行われました。生徒はプレゼンテーション資料作成のノウハウとともに、ソフトの使用方法を学びました。今後は、湖南町で自分のやりたいことを伝えるために、さらに学びを進めていくことになります。

 10月17日(木)5・6時間目に地域課題探究の第5回目を実施しました。

 前半はホールアース自然学校の杉澤さんによるワークショップで、生徒たちは世代別の湖南町の住民になりきって湖南町住民アンケートの結果から読み取れる「困っていること」のランキングを予想しました。

 後半はホールアース自然学校の和田さんによるワークショップで、生徒たちが書き出した「湖南町でやりたいこと」について、互いに質問し合いました。

 次回の講座は10月31日(木)に行われ、11月12日(火)に行われる、湖南高校、西会津高校、川口高校3校合同の「地域課題探究ワークショップ」にもつなげていく予定です。

 企業体験最終回として、1年生男子3名が美農然さんの協力を得て、ジャガイモの収穫体験を行ってきました。今年は雨が多かったこともあり、商品にならないジャガイモも多く、農家の方の苦労を肌で感じながらの活動でした。生徒たちからは、掘り起こす作業を続けることの苦労を知った、収穫後の陰干し作業もあることを知り、苦労が分かった、大変だけど農作業は楽しいと思った、などの感想がありました。

 7月31日(水)、企業体験第4日目として1年生3名が、美濃然にてミニトマトの収穫とトマトの箱作りのお手伝いをしてきました。生徒からは「収穫するミニトマトの色を見分けるのが難しかった」「収穫作業が思っていたよりも難しかった」「様々な種類のミニトマトがあり驚いた」などの感想が挙げられました。

   

 

 7月25日(木)は地域課題探究の企業体験3日目として、1年生4名が湖南町商工会の方々と共に活動をしてきました。27日(土)に行われる湖まつりの準備作業として、花火大会関連の看板や規制ロープの設置を行い、裏方の仕事をしている方々の苦労や、想いを感じ取ってきたようです。

 3名の1年生が湖南町のサウスレイクコテージ田舎において体験活動を行いました。シイタケの菌床を並べる作業を終えた生徒からは、「たいへんな作業を一人でやっている小椋さんの苦労がわかった」「効率を上げるための工夫の重要性を学んだ」「仕事を終えたときに達成感を味わえた」などの感想が挙げられました。