感謝から行動へ!!
2020年10月23日 18時06分 蕎麦プロジェクトの蕎麦の収穫が10月5日(月)に行われ、小雨ではありましたが無事に終了することが出来ました。コンバインの力を借りることなく、手作業での刈り取りとなりました。慣れない鎌を手にみんなで力を合わせ約2時間ほどで終了しました。動物の侵入で倒されていたり、場所によって成長の仕方が違うなど、実際に体験してみてわかった事も多かったと思います。体育館ギャラリーで乾燥させ、15日(木)に脱穀を行いました。体育館一面にブルーシートを敷き詰め、蕎麦束を床にたたきつけたり、棒でたたいたりして実を落としました。なかなか実が落ちず意外と力が必要でした。その後、唐箕を使って選別しましたが、収穫量は約40㎏位で、蕎麦束の量に比べると意外と少ないといった感じでした。今後は粉をひいていよいよ蕎麦打ち体験です。予定では12月3日(木)を予定しています。生徒の感想も「楽しかった」「いい経験が出来た」などおおむね良好でしたが、これから必要なのは発想力と行動力です。今年度コミュニティ・スクールとしてスタートした湖南高校は、学校と地域の連携を図り、地域創生の核となり社会に貢献できる人材の育成を目的としています。これまでの活動は、地域の方々や学校が中心となって進めてきましたが、本来の姿は、皆さんがアイデアを出し、実行していくことです。湖南町に「興味を持ち」「課題を見つけ」「解決の糸口を考える」、そして自分達の力ではどうしようもない時に、地域の方々や先生の力を借りるのです。今年度は初年度として学校がヒントを与えました。次はいよいよ皆さんが主役です。湖南高校生が本気になることで、地域も学校も本気になります。「どうせやってもダメ」では先に進むことは出来ません。ダメでもともと、失敗してもいいのです。湖南の将来を見据えて、想像力を膨らませ、行動してください。「地元の高校が衰退すると町も衰退してしまう」「地元の高校に活気があると町が元気になる」という話があります。小規模校でも大きな役割を担っているのです。湖南校生の力で湖南町を元気に、そして魅力のあるよりよい町にしてもらいたいと願います。いや、必ずそうするのです。
「感謝から行動へ」湖南校生なら「やればできる」。校長として期待が高まるばかりです。