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地域カダイ探究・地域ミライ探究

第9回 総合探究:1学年地域カダイ探究 プレ・インターンシップ実習先の事前調査等を行いました。

 令和3年10月14日(木)の総探の授業では、11月に行うプレ・インターンシップでの実習先についての事前学習を行いました。それぞれの企業の概要や業務内容をタブレットを用いて調査し、質問したいことなどを検討しました。あわせて、10月下旬に実施される6校合同ワークショップや、秋の遠足・震災防災教育についての事前準備も行いました。

第9回総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班)そばレシピの試作第3弾

 10月17日(木)5,6校時、2学年ミライ探究A班「そばの6次化班」では、3回目のそばレシピの試作を行いました。前回は「そば団子」のレシピ試作を中心に行いましたので、今回は「そばケーキ」の試作をメインに行いました。また「そばケーキ」ということで、湖南町の菓子工房mogu・mogu より小山香純さんに直接ご指導をいただきながら試作を進めました。

    そばケーキ作りではメレンゲを泡立てたりバターを練ったりしますが、このような作業は素人の私たちにとっては難しいものです。小山さんの助言のもと、材料の加え方や入れる順番、完成の目安などを学ぶことができました。

  

 今回の試作では、生徒を3つの班に分け、作り方や材料を一部変えた3パターンの試作を行いました。

    各班のレシピで異なる部分は2か所あります。1つは使用する砂糖の種類で、きび砂糖、粉糖、グラニュー糖の3種類を使用しました。もう1つは生地へのそばの実の加え方で、生のままのそばの実を振りかける、茹でたそばの実を混ぜ込む、炒ったそばの実を混ぜ込むという3パターンを試しました。それぞれ焼きあがった見た目や食感に大きな違いがありました。比較してより良いレシピを考えることができそうです。

  

  

 試食後、生徒はそばの実の食感の違いや生地の質感の違い、甘さの違いや香りの違いなどを楽しみ、比較し、分析しました。これからよりよいレシピについて、協議し決定していきます。また、商品化に向けたラッピングのパッケージデザインについても考えていきます。

  

第9回総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班) ①発表に向けての話し合い/②断熱材の設置

 10月14日:今回は、自分たちが古民家再生活動で行ってきたことを踏まえ、①発表に向けての話し合いと②古民家の壁に断熱材を設置する、という二本立てで活動していきました。

 

 

 

 

 

 

 はじめは①発表に向けての話し合いです。B班の生徒たちが古民家を訪れるのはおよそ3ヶ月ぶりで、そこには前回の活動で組み立てた机の姿が!!モチベーションも上がり、話し合いはこの机を囲むようにして進められました。今回の議題は「地域ミライ探究活動の成果発表について」です。これまで古民家再生班として取り組んできたことをどんな方法で学校や地域に向けて発表するのか、という具体的な方法や準備するべき物などについて意見を出していきました。

 

 

 

 

 

 

 はじめはなかなか活発な意見は出てきませんでしたが、徐々に照明や壁紙など空間のデザイン案や「高校生らしさ」を押し出していくことなどのテーマ性を重視する意見も出るようになり、熱い議論となりました。可能か不可能か、そんなことは全て後回し!高校生らしい柔軟な発想を第一に様々な意見を集めることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 次に取り組んだのは、壁に断熱材を設置する作業です。B班の生徒たちが発表を行うのは寒さも厳しくなる2月頃。断熱材の設置は夏は涼しく、冬は暖かく過ごすために必要不可欠です。久しぶりの古民家での活動ということもあり、生徒たちは元気いっぱいに断熱材を設置していきました。

 

 

 

 

 

 

 初めての作業ではありますが、これまでの解体作業や机作りを乗り越えてきたB班の生徒たちにとってはまったく障害になりません。9人で協力して、2階外側の壁全てに断熱材入れ終わりました。頭脳労働と肉体労働の両方を終えて、心身ともに疲労は溜まりましたが生徒たちの表情はやり遂げた達成感が溢れていました。

 

 

 

 

 

 

 次回からは、今回の話し合いで出たアイディアや課題をもとに、足りない物や必要な物を準備していくこととなります。総合探究の時間以外にも生徒たちが主体となって2月の成果発表に向けて取り組んで行きますので、随時ホームページにてお知らせして参ります。お楽しみに!

第8回 総合探究:1学年地域カダイ探究 地域の企業・団体の見学の発表をし、課題と魅力を振り返りました

 令和3年9月2日(木)の総探の授業では、7月に訪問した「日本郵便株式会社福良郵便局」「JA福島さくら湖南東支店」「渡富建設株式会社」の見学の様子について、各班ごとに発表を行いました。その成果を踏まえ、湖南町の課題と魅力について再整理しました。今後は10月のコミュニティ・スクール6校合同ワークショップや、11月のプレ・インターンシップに向けて活動を進めていきます。

第8回総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班) ワークショップ:テーブルを作る

9月2日:この時間は日本大学工学部在学の高坂さんを講師に迎え「テーブル作り」のワークショップを開催しました。今回作るテーブルは現在リノベーションを行っている古民家で活用する家具です。建物の改装につづく、リノベーション第2段階ということで、再生が着々と進んでいることを実感させてくれます。机のデザインは高坂さんによるもので、今回われら湖南生は最後の仕上げの部分に係わる形になります。いろいろなところに自分たちの活動の痕跡を残せるというのは何か不思議な感じがしますね。この仕事が次の世代に引き継がれ、湖南町のなかで多くの人たちを繋ぐことになるわけですから。

 

まずは自己紹介から。世代の近い大学生が先生と言うこともあり、普段よりも和やかな雰囲気のなかですぐに打ち解けることができました。自己紹介の後、作業で使用する電動ドライバーの使い方について説明があり、それぞれ練習に入ります。普段は鉛筆ばかりの生徒達にとってはとても新鮮な体験だったようで、みんな夢中でねじ打ちの練習に没頭しました。そして、数回の練習で、一人前に道具を使いこなせるようになったとさ・・・。

さて、道具をつかいこなせるようになったので、いよいよ作成へと進んでゆきます。行程は以下の通りです。

◆作業1:ドライバーを使って脚をとりつける。

みな、蛮勇の持ち主?!ということで、恐れ知らずにもかかんにねじを打ちこんでゆきます。そのおもいっきりのよさのおかげで案外、あっさりと作業完成。しかも、なかなかのクオリティです。

・作業2:机にやすりをかけ、ニスを塗る。

 黙々とやすりがけを行い、机の面をツルっツルに仕上げてゆきます。かけ終わった後の木目に手をやると、まるでそれは絹豆腐のような肌触り。そして、そこにニスを塗り込んでゆき、仕上げにはいってゆきます。

さあ、最後に脚をはめて、いよいよ重厚感があふれるテーブルの完成です。

 最後は、机の前でキメのポーズ!