2月1日(火)に、1年生を対象とした「がん教育」を行いました。
今年度は、「がん患者への理解と共生」をテーマに坪井病院の看護師 小石澤ゆかり先生にご講義をいただきました。当日は新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、オンラインで実施しました。
小石澤先生は、がんの基本的理解に関する内容や患者がその人らしく生きることへの支援やサポート・ケアを提供する「がん(キャンサー・)サバイバーシップ」などのがん医療の実際、がん患者の願いなどを、具体的事例をもとに分かりやすく話して下さいました。
生徒からは、
・女性で一番多いがんは乳がんだということを知りました。私も違和感があればすぐに検査を受けようと思いました。また、これからは私が親の体を気にかけてあげる番だと思いました。
・僕は、祖父ががんであることを知らずに接していたことを後悔していましたが、これまで通りに接して欲しいと願う患者さんが多いというデータを見たときに少し安心しました。
・がんは身近な病気だからこそ予防し早期受診をすることが大切だと感じました。また、がん患者さんにとって生活しやすい社会をつくることが私たちの課題だと思います。
などの感想がありました。
がん教育を通して、生徒は「生涯に渡り健康で自分らしく生きるために私たちに出来ることは何か」「様々な事情や背景を抱えている人々と共生していくために考えなければならないことはどのようなことか」などについて振り返る良い機会となりました。






ボート部
冬の時期、ボート部では漕艇技術の確認、身体作り、体力作りなどの基礎トレーニングが中心となります。また、雪上トレーニングなど、雪深い湖南地域ならではのトレーニングメニューも取り入れながら、日々の練習に励んでいます。
選手にとって、地道なトレーニングが続くこの時期は、辛く厳しいシーズンでもあります。しかし、この冬に「いかに自分を追い込みながら競技力を高めることが出来るか」が来春の勝利に大きく結びつきます。
冬のトレーニングを乗り切ることは、辛いことから安易に逃げ出さず立ち向かってくことができるようになるなど、選手たちの人間的な成長にもつながっています。





1月31日(月)、3年生がワークルールセミナーを受講しました。このセミナーは就職などを控えている3年生を対象に、働く際に必要な法律の知識などを学んでもらうための講座です。講師は福島県労働委員会会長で弁護士の平石典生先生です。
平石先生は、アルバイト従業員が不適切な動画をSNS上に投稿する「バイトテロ」や、労働時間が長く休日が少なく賃金も安い「ブラック企業」などについて紹介しました。また、最低賃金より低い賃金を提示された場合どうするかなど、実際の問題を一問一答形式で出して、生徒の労働に関する理解を促していました。
講座修了後、生徒たちは「今日学んだことを生かしてきちんと賃金をもらえるようにしたい」「今春からの社会人生活で、今日学んだことを生かしていきたい」「就職したらコミュニケーションを円滑に行うために気持ちのよい挨拶を心がけたい」などと講座を振り返りました。
当日はNHKの取材があり、セミナーの様子がお昼のニュース番組で放映されました。






1月28日(金)、猪苗代町の沼尻スキー場において冬の遠足が行われました。
当日の詳細については、先日更新された「校長のつぶやき(こちら)」をご覧ください。ここでは、遠足当日の様子や生徒の感想を載せたいと思います。
<生徒の感想>
・楽しかったです。カレーがおいしかったです。
・最後のスキーで先生と滑れて嬉しかったです。
・自分は、小中学校でもスキーをする機会がありましたが、今回のスキー教室を通してスキーの技術が上達しました。来年も開催してほしいです。
・午前中の講師の先生達は、とても親切で優しく接してくれたのですごいなと思いました。講師の先生はとても上手に滑っていて、かっこいいなと思いました。
・体育の練習のときは全然滑れなくて、「スキーなんて嫌」と思っていたけど、やっていくうちにすごく楽しくなって、他の人たちにもついていけるぐらいになったので、すごくうれしかったです。
・初めてのスキー場でのスキーでしたが、午前も午後も楽しく活動することができました。午後は3年生と一緒に滑り、色々なことを教えてもらいました。とても楽しく貴重な時間になったと思います。














令和4年1月24日(月)、福島県教育委員会主催「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流会」がオンラインで開催され、本校1学年の小川淳輝君が参加しました。
本事業は、震災と復興に関する地域課題探究活動を通して、福島における震災、復興、そして未来について、自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることのできる高校生語り部を育成することを目的として開催されているものであります。
当日は、NPO法人富岡町3・11を語る会代表の青木淑子様からの講話をいただいた後、2つのグループに分かれ、各校での取り組みの発表、双葉地方広域市町村圏組合消防本部総務課長の金澤文男様からのオンラインメッセージなどがありました。
本生徒は、本校が10月に1泊2日で行った「震災防災教育」を通し学んだことや、その活動の前後で震災や防災に対する意識がどのように変化したのかについて、自分の言葉で堂々と語っていました。また、自発的に青木先生に質問をするなど、積極的に参加していました。この事業を通し、「自分が伝承館で学んできたこと以外の新しい発見があった」「学校ごとに特色があり、地道な努力を積み重ねていて、発表を聞いて刺激になった」「今後は語り部として震災について話をしていきたい。青木さんのお話にもあったように、地に足をつけた活動を起こし、震災の記憶を広げていきたい」などの感想や気づきが得られました。今後の小川君の「語り部」としての活躍に期待しています!







3学期が始まったある日の放課後、地域探究部の有志生徒が中庭にて雪灯籠づくりを行いました。外気温が氷点下で、厳しい寒さの中での作業でしたが、合計で60基以上の灯籠をつくることができました。
完成後には灯籠の中にロウソクを立て、点火をしました。暗闇の中で光る雪灯籠の火は幻想的で感動しました。降雪地帯にある湖南高校だからこそできる風景でした。
この雪灯籠をこれからさらに拡げられないか、楽しみです!







1月13日(木)体育館にて、3学期始業式並びに賞状伝達式を行いました。
3学期始業式において、校長先生は今年の目標として①全員が進級、卒業すること、②コミュニティ・スクールとしての行事等を継続・発展させ、湖南の魅力を全国に発信すること、③辛く大変なことも皆で楽しみながらやっていくことを示した上で、「3学期は冬の遠足や卒業式など大きな行事があります。コロナ予防を徹底しながら、生徒の皆さん一人一人が成長したと実感できるようにしていきましょう。」と話されました。
生徒指導主事からは、思いやりを持った行動をすることと「自分だけは大丈夫」という考えを持たずルールを守って行動することなどについて、進路指導主事からは、自分のすべきことを知るためにも進路目標を持つこと、そのためにも今から目標達成のための種を蒔くことなどについて話がありました。




始業式終了後、賞状伝達式が行われました。「Literas論理言語能力検定」に合格した生徒が、校長先生から賞状を授与されました。

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ボート部
12月22日(水)〜24日(金)の2泊3日、ボート部は合宿を行いました。場所は喜多方市西会津町です。
ボード競技にとって冬はオフシーズンになります。
この時期の練習は、艇をより速く進めることができるようになるために、漕ぎの基礎基本の確認や身体作りのためのフィジカルトレーニングが中心となります。
合宿明けの25日(土)には、西会津高校、川口高校、湖南高校の三校合同で1,000mのタイムトライアルを行いました。
荻野漕艇場では福島県内のボート部が練習をしています。
他校の選手と共に競い、励まし合いながら向上できることもボート部の魅力です。





