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「令和3年度総合探究学習成果発表会」を行いました。

2022年2月8日 11時07分 [教員19]

  2月3日(木)視聴覚室にて、「令和3年度 総合探究学習成果発表会」を行いました。発表会の目的は、今年度1・2年生が、総合探究の時間を通して学んだことを総括し、生徒全体で情報を共有することです。コロナ下で規模を縮小しての開催となりましたが、総合探究の活動にご協力いただいた地域の方々をお招きし、1・2年生が学んだことを見ていただきました。

 最初は1年生の発表です。1年生は「地域カダイ探究」を通して、研究発表技術を磨くとともに、次年度に向けて地域について学ぶ活動を行ってきました。発表ではパワーポイントを用いて、これまでの活動を紹介したうえで、その活動を通して見えてきた湖南町の魅力と課題を発表しました。今年1年間を通して見えてきた湖南町の魅力は「自然が豊か」「地域の方が優しい」「コミュニケーションが取りやすい」でした。課題は「少子化が進んでいる」「交通が不便」などの点でした。1年生は、湖南高校生が出来る取り組みとして「観光スポットを増やし、湖南町の魅力を発信すること」を提案し、その為にできることとして、新たな蕎麦レシピを考案・商品化、SNSなどでの魅力発信、ボランティア活動などに積極的に取り組むことなどが考えられる、と発表しました。

 次に2年生です。2年生は「地域ミライ探究」の中で、2班に分かれて活動してきました。A班(つくる班)は蕎麦を使った6次化製品の開発に、B班(つなぐ班)は、湖南町の情報発信基地「よはく」を、文字通り作りあげていく活動に従事しました。

 『A班(6次化製品開発)』による発表です。地元の企業様と一緒にレシピ開発を行い、レシピの改良を重ねてきた様子や、開発した商品を湖南町の商工会で販売した経緯などが報告されました。1年生からの「1年生に、ケーキや団子のレシピで、ここを改良してほしい、というところはありますか」との質問に、「ケーキ、団子共に蕎麦の風味をもっと活かせるようにしてほしい」と答える一幕がありましたが、まさに2年生から1年生へのバトンが渡された瞬間でした。

 続いて休憩を挟み、2年生『B班(古民家再生)』による発表が行われました。B班は「総括チーム」と「活用チーム」、2つのチームに分かれて発表を行いました。

 総括チームの発表では、今年1年間の活動内容を動画にまとめて紹介しました。その後、パワーポイントを用いて「古民家再生とはなにか」「どんな古民家にしたいのか」などを発表しました。その後、活用チームが今年1年間リノベーションしてきた古民家を、カフェ・ゲストハウスとして活用すること、そこでイベントを行うことを1年生に提案しました。

 活用チームは、発表の最後に「2年生が関わった古民家をどう活かすかは1年生次第。自分たちの色を最大限に活かし、探究活動を引っ張っていってほしい」と、1年生にエールを送りました。

 2年生の発表の後は、図書委員が取り組んできた【湖南民話プロジェクト】の発表を行いました。その発表の様子はこちらをご覧ください。

 この発表会は、各学年、各チームが今年どの様な活動を行ったのか、共有する良い機会となりました。ここで共有された活動内容や課題は来年度の総合探究学習に活かされます。

 

 今回の発表会を通して、参加した1・2年生は次のような感想を述べていました。

 「2年生が作った蕎麦ケーキや蕎麦団子を越えるような食べものを作りたいと思いました。しかし、蕎麦ケーキが45分で70個完売したことを聞いて、かなりのプレッシャーです」

 「今年2年生が行ってきた活動を、来年度は自分たちが改善・新たなチャレンジして湖南町をより良くし、情報発信をしていくんだな、と改めて実感しました」

 「今回の発表会では、自分たちが1年間なにをしてきたのか、振り返ることができて良かった」

 「総合探究学習成果発表会では、実際に自分たちが行ってきたことや、他の班や1年生が行ってきたことを知ることができて良かったです」

 「一人一人の努力が集まって、一つの活動になっているのがよく理解できました」

(更新:2022年2月9日 22時22分)
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「令和3年度総合探究学習成果発表会」を行いました。
2022-02-08 [教員19]

  2月3日(木)視聴覚室にて、「令和3年度 総合探究学習成果発表会」を行いました。発表会の目的は、今年度1・2年生が、総合探究の時間を通して学んだことを総括し、生徒全体で情報を共有することです。コロナ下で規模を縮小しての開催となりましたが、総合探究の活動にご協力いただいた地域の方々をお招きし、1・2年生が学んだことを見ていただきました。

 最初は1年生の発表です。1年生は「地域カダイ探究」を通して、研究発表技術を磨くとともに、次年度に向けて地域について学ぶ活動を行ってきました。発表ではパワーポイントを用いて、これまでの活動を紹介したうえで、その活動を通して見えてきた湖南町の魅力と課題を発表しました。今年1年間を通して見えてきた湖南町の魅力は「自然が豊か」「地域の方が優しい」「コミュニケーションが取りやすい」でした。課題は「少子化が進んでいる」「交通が不便」などの点でした。1年生は、湖南高校生が出来る取り組みとして「観光スポットを増やし、湖南町の魅力を発信すること」を提案し、その為にできることとして、新たな蕎麦レシピを考案・商品化、SNSなどでの魅力発信、ボランティア活動などに積極的に取り組むことなどが考えられる、と発表しました。

 次に2年生です。2年生は「地域ミライ探究」の中で、2班に分かれて活動してきました。A班(つくる班)は蕎麦を使った6次化製品の開発に、B班(つなぐ班)は、湖南町の情報発信基地「よはく」を、文字通り作りあげていく活動に従事しました。

 『A班(6次化製品開発)』による発表です。地元の企業様と一緒にレシピ開発を行い、レシピの改良を重ねてきた様子や、開発した商品を湖南町の商工会で販売した経緯などが報告されました。1年生からの「1年生に、ケーキや団子のレシピで、ここを改良してほしい、というところはありますか」との質問に、「ケーキ、団子共に蕎麦の風味をもっと活かせるようにしてほしい」と答える一幕がありましたが、まさに2年生から1年生へのバトンが渡された瞬間でした。

 続いて休憩を挟み、2年生『B班(古民家再生)』による発表が行われました。B班は「総括チーム」と「活用チーム」、2つのチームに分かれて発表を行いました。

 総括チームの発表では、今年1年間の活動内容を動画にまとめて紹介しました。その後、パワーポイントを用いて「古民家再生とはなにか」「どんな古民家にしたいのか」などを発表しました。その後、活用チームが今年1年間リノベーションしてきた古民家を、カフェ・ゲストハウスとして活用すること、そこでイベントを行うことを1年生に提案しました。

 活用チームは、発表の最後に「2年生が関わった古民家をどう活かすかは1年生次第。自分たちの色を最大限に活かし、探究活動を引っ張っていってほしい」と、1年生にエールを送りました。

 2年生の発表の後は、図書委員が取り組んできた【湖南民話プロジェクト】の発表を行いました。その発表の様子はこちらをご覧ください。

 この発表会は、各学年、各チームが今年どの様な活動を行ったのか、共有する良い機会となりました。ここで共有された活動内容や課題は来年度の総合探究学習に活かされます。

 

 今回の発表会を通して、参加した1・2年生は次のような感想を述べていました。

 「2年生が作った蕎麦ケーキや蕎麦団子を越えるような食べものを作りたいと思いました。しかし、蕎麦ケーキが45分で70個完売したことを聞いて、かなりのプレッシャーです」

 「今年2年生が行ってきた活動を、来年度は自分たちが改善・新たなチャレンジして湖南町をより良くし、情報発信をしていくんだな、と改めて実感しました」

 「今回の発表会では、自分たちが1年間なにをしてきたのか、振り返ることができて良かった」

 「総合探究学習成果発表会では、実際に自分たちが行ってきたことや、他の班や1年生が行ってきたことを知ることができて良かったです」

 「一人一人の努力が集まって、一つの活動になっているのがよく理解できました」

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 2月6日(木)地域課題探究の授業で、1年生がマイプロジェクトづくりを進めました。導入では、講師の和田祐樹さんが、冬休み中に行った自身のマイプロジェクトについての話題を紹介し、それを聞いた生徒は自分たちがやるべきことの具体的なイメージを膨らませている様子でした。その後、生徒たちは自分が興味を持つテーマについて掘り下げるとともに、新たなアイディアを求めて活発にクラスメイトと意見交換をしていました。中でも、ある生徒は自分たちの学校に対する要望をまとめ、校長先生に嘆願するなど、一歩踏み出す活動も見られました。

 1月16日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の第9回目が行われました。今回は、マイプロジェクトの進捗状況を確認しました。また、和田さんご自身のプロジェクトについてお話を伺うことができ、生徒たちはそのプロジェクトの大きさに驚いていました。和田さんのお話に刺激を受け、自身のプロジェクトの構想を膨らませることができました。

 12月12日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の第8回目が行われました。前回から始まったマイプロジェクトづくり。今回は自分の探究するテーマを決め、テーマについて多角的に考えました。学年末の発表に向けて、少しずつ着実に磨きをかけていきます。

 11月14日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、地域課題探究の講座が行われました。この時間から生徒は、今年度の地域についての学習内容や、11月12日に参加した地域課題探究ワークショップで身につけた知識をもとに、マイプロジェクト作成を開始しました。

 10月31日(木)5時間目、ホールアース自然学校の和田さんを講師に、プレゼンテーションの方法についての講義・実習が行われました。生徒はプレゼンテーション資料作成のノウハウとともに、ソフトの使用方法を学びました。今後は、湖南町で自分のやりたいことを伝えるために、さらに学びを進めていくことになります。

 10月17日(木)5・6時間目に地域課題探究の第5回目を実施しました。

 前半はホールアース自然学校の杉澤さんによるワークショップで、生徒たちは世代別の湖南町の住民になりきって湖南町住民アンケートの結果から読み取れる「困っていること」のランキングを予想しました。

 後半はホールアース自然学校の和田さんによるワークショップで、生徒たちが書き出した「湖南町でやりたいこと」について、互いに質問し合いました。

 次回の講座は10月31日(木)に行われ、11月12日(火)に行われる、湖南高校、西会津高校、川口高校3校合同の「地域課題探究ワークショップ」にもつなげていく予定です。

 企業体験最終回として、1年生男子3名が美農然さんの協力を得て、ジャガイモの収穫体験を行ってきました。今年は雨が多かったこともあり、商品にならないジャガイモも多く、農家の方の苦労を肌で感じながらの活動でした。生徒たちからは、掘り起こす作業を続けることの苦労を知った、収穫後の陰干し作業もあることを知り、苦労が分かった、大変だけど農作業は楽しいと思った、などの感想がありました。

 7月31日(水)、企業体験第4日目として1年生3名が、美濃然にてミニトマトの収穫とトマトの箱作りのお手伝いをしてきました。生徒からは「収穫するミニトマトの色を見分けるのが難しかった」「収穫作業が思っていたよりも難しかった」「様々な種類のミニトマトがあり驚いた」などの感想が挙げられました。

   

 

 7月25日(木)は地域課題探究の企業体験3日目として、1年生4名が湖南町商工会の方々と共に活動をしてきました。27日(土)に行われる湖まつりの準備作業として、花火大会関連の看板や規制ロープの設置を行い、裏方の仕事をしている方々の苦労や、想いを感じ取ってきたようです。

 3名の1年生が湖南町のサウスレイクコテージ田舎において体験活動を行いました。シイタケの菌床を並べる作業を終えた生徒からは、「たいへんな作業を一人でやっている小椋さんの苦労がわかった」「効率を上げるための工夫の重要性を学んだ」「仕事を終えたときに達成感を味わえた」などの感想が挙げられました。