校長のつぶやき

学びの深化 PartⅡ (「湖南高校だより」R6第1号 改)

 地域の方々と保護者、学校が一体となって学校運営を行う「コミュニティー・スクール」(CS)に指定され、今年度で五年目を迎えます。4月8日には25名の新入生を迎え総勢60名で令和6年度の学びがスタートしました。

 今年度も「蕎麦」と「米」を学びの柱に、各学年が探究活動を進めていきます。昨年度との大きな違いは、上級生が下級生の探究活動の講師として、年間を通じて活動することです。これまでも、行事の際には学年の垣根を越えて協力しながら取り組んでいましたが、これを更にバージョンアップさせます。学年を超えた生徒同士の学び合いが、どのような化学変化を起こすか、今から楽しみです。

 昨年度の二月には学びの集大成として、実行委員を中心に『第一回ぬくぬく雪灯籠まつり』を開催しました。「生徒の 生徒による 町活性化のためのイベント」と銘打ち、企画立案から運営まですべて生徒が行う取組です。うまくいかなかったところもあり、運営や宣伝の方法など生徒からたくさん反省が聞かれました。しかし、当日参加してくださった地域の方々からは、温かい励ましの言葉のほか、「是非手伝わせて欲しい」と声をかけて頂くなど、町が持っている活力を強く感じることができたイベントとなりました。新入生には、先輩達の学びを体感し自らの学びを深め先輩達を超える活躍を期待しています。

 昨年以上に学びを深化させ、今年度も地域と共にある学校として、生徒が主体となり『地域創生に関わる日本一の学校』を目指し取り組んで参ります。  

 皆様方のお力添えをよろしくお願いいたします。