スクールライフ

3校合同交流イベントが開催されました

 11月19日(土)~20日(日)、郡山市少年湖畔の村において、耶麻農業高校、福島商業高校、湖南高校による“3校合同交流イベント”が開催されました。

 11月19日(土)は、各校の日頃の学びの成果を持ち寄っての販売会でした。

 耶麻農業高校は、今夏、全国高校そば打ち大会に出場するなど、全国で活躍する“そば部”による「更科そば」の実演販売と家庭クラブで考案した、アスパラガスを餡に練り込んだどら焼き「あすどら」、そして自校で栽培した「ビオラ」と「菊」を販売しました。

 福島商業は、“課題研究(地域観光調査研究)”の授業で考案した「スマイルフルーツパン」と「シジュウカラパン」そして「福商うさたんどら焼き」を販売しました。

 湖南高校は、創部2年目の“そば部”による「藪そば」の実演販売と“総合的な探究の時間”で考案した蕎麦粉100%パウンドケーキ「湖南 the 1st」と新商品「湖南 the 3rd」、そして岩瀬農業高校から提供してもらった「シクラメン」と「パンジー」を販売しました。

 この日は天候にも恵まれ、爽やかな秋空の下、湖南町内外からお越しくださった多くのお客様に「更科そば」と「藪そば」の食べ比べや花きやパンなどのお買い物を楽しんでいただきました。

 来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。

   

  

 夕食は、いつもお世話になっている郷土料理研究家の菅野洋子さん、西田忍さん、渡部幸子さんのご指導のもと「郷土料理」作りにチャレンジしました。耶麻農業高校の皆さんも楽しみながら「味噌揚げづくり」に取り組んでいました。また、お三方には「餅バイキング」を準備していただき、耶麻農業高校の生徒の皆さんと先生方に“湖南の味”をお腹いっぱい堪能してもらいました。

 菅野さん、西田さん、渡部さん、美味しい夕食をありがとうございました。

    

  

 夕食の後は、耶麻農業高校と湖南高校の交流会です。交流会では、両校の校長先生御自らパワーポイントを駆使して学校紹介をしてくださり、お互いの学校について理解を深めることができました。

 安部校長先生、酒井校長先生お疲れ様でした。

 11月20日(日)は、早朝7時からそば打ち講習会を行いました。講習会では、耶麻農業高校そば部の部活動指導員である加藤先生から、会津伝統のそば打ち法である「一本棒丸延し」を教えていただきました。

 「水回しではなくお湯練り」「角だしをしない」「麺棒にそばを巻き付け叩いてのばす」など、普段、自分たちが打っている技法とは大きな違いがあり、湖南高校生にとっては、とても刺激的で興味深い学びとなりました。

 加藤先生、ありがとうございました。   

  

 その後、打ち立てのそばを朝食で美味しくいただきました。会津の十割更科そばをたらふく食べることができ、この上ない贅沢な朝食となりました。

  朝食後は、片付けをして解散となりましたが、湖南高校生にとって会津地区と県北地区の高校生との交流は、他地域を知り、湖南を他地域に知ってもらう良い機会となりました。

 今回の交流会にご参加いただいた、耶麻農業高校の皆さん、福島商業校校の皆さん、そして花きを提供してくださった岩瀬農業高校様、本当にありがとうございました。