地域カダイ探究・地域ミライ探究
第1~3回 総合探究:2学年地域ミライ探究
4月20日から2学年の地域ミライ探求が始まりました。本年度は「つくる」、「つなぐ」に新たに「つたえる」が加わり、3つのチームが中心となり、湖南町の地域課題解決に取り組みます。本年度の取組を簡潔にご紹介すると、まず「つくる」では、湖南町に伝わる郷土料理を発掘・アレンジし、Instagramを軸に湖南町の食について発信してゆきます。「つなぐ」では、湖南町観光プロジェクトということで、観光パンフレットを作成し、里山湖南の魅力を発信してゆきます。最後に、「つたえる」では、地域に伝わる民話の伝承を担うということで、語り部として民話の里湖南の伝統を継承してゆきます。
5月11日、「つくる」班では、湖南町在住の郷土料理研究家、菅野さんと西田さんを講師としてお招きし、湖南町に伝わる食文化を題材に座談会を開催しました。当日の運営は生徒達が行い、講師の先生方からは四季折々の湖南の食、地域の農家が抱える課題、原発問題の影響など様々なテーマについて理解を深めることができました。ここを出発点として、これから湖南高校のInstagramにて、湖南町の食に関する情報をどんどん発信してゆきますのでご期待下さい。
同日「つなぐ」班ではつなぐ班では、自分たちで思いつく湖南町の情報を色分けした付箋に書き込み、先日作った湖南町の大きなマップに貼っていきました。情報のジャンルや地域の偏りが見えてきたので、今後の活動の道筋が少し見えてきました。その後パンフレットの大まかなレイアウトを議論し、見開きの冊子にする、マップを最初のページに持ってくる、地域ごとではなく季節ごとに情報を分けるなどが決まりました。菅野さん、西田さんのお2人につくる班での活動後に参加していただき、自分たちでは気づけなかった情報を得ることができました。つなぐ班は今後も、湖南町内外の人から様々な情報をお待ちしています!
「つたえる」班ではどの民話の語りに挑戦するかを決め、挑戦する民話の内容を理解できるよう誰が、いつ、どこで、なにをした、を書き出しながら民話の読み込みを行いました。今年度も講師を民話のふるさと湖南継承会 代表 西田忍 様にお願いし、来週からいよいよ語りの練習が始まります。つたえる班の生徒のほとんどは、湖南民話に触れるのが初めてで、聞いたことのない湖南の方言や場所など、分からない単語などをメモし、来週の練習に向けて準備を進めました。
11月26日(火)10.7℃ 曇