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東京農工大生の焼き畑研究【刈り取り・まとめ】

 10月11日(水)、卒業論文執筆のため、湖南町で焼き畑による蕎麦栽培について研究している東京農工大4年の東海林さんが来校しました。

 今回は8月3日に蒔いた、焼畑と通常畑の刈り取りを行い、研究室に持ち帰る蕎麦以外の刈り取った束を持参してくれました。「研究室に持ち帰る量としては多すぎるが、このまま放置してしまうのももったいない」とのことで、収穫した蕎麦の有効活用の依頼があったことから、ぜひ受け入れたいとお話しさせていただきました。

         焼畑            通常畑(雑草が・・・)

 

 本校蕎麦部の生徒も協力し、フェンスを用いてあっという間にはせかけが終了しました。                この蕎麦は焼畑分。通常畑分は別の場所に。 

 また、卒業論文の中間報告として、現時点でまとまっている原稿も見せていただきました。大学生がまとめる卒業論文。ちらっと見た生徒も目を丸くしていました。今後、持ち帰った蕎麦を分析しデータを反映させて卒業論文を完成させるとのお話でした。

 探究活動に取り組む本校生にとって、今回、東海林さんが行ったフィールドワークとまとめる力を間近で見られたことは、とても大きな財産になったことと思います。

 最後にご挨拶があり、湖南町への来町は今回が最後になることと生徒をはじめ多くの方々の協力に対するお礼をいただきました。そして、私が来るのは最後だが、今回いただけた大学と高校のご縁を今後も継続していくことで、大学にも、湖南町にもいい刺激を与え合えるのではないか、といううれしい言葉もいただきました。

 コミュニティ・スクールとして、こんなにうれしい申し出はありません。生徒の学びの充実のため今後も取り組んでいきたいと思います。