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地域カダイ探究・地域ミライ探究

第12回総合探究:2学年ミライ探究(A班・B班合同で)

 令和4年2月10日(木)に、本年度最後の地域ミライ探究をおこないました。今回が今年度の最終回と言うことと、A班の中には今まで情報発信基地「余白」に行ったことがないという生徒がいたことから、この日は合同で、柱のヤスリがけをおこないました。

 この作業は室内塗装の前作業であり、むらなく綺麗に色を塗るために不可欠の作業となっております。数は力と言いますが、今回は総勢18名で作業です。一人につき、柱一本を割り当てられ、一時間一本勝負。上から下までむらなく、研磨してゆきます。ヤスリがけ、磨く・・・単純な作業を連想するかもしれませんが、単純な中にも技術が求められる作業なのです。今回初めてリノベーションに参加した生徒の中にはDIYが得意な子もおり、ヤスリのかけ方や道具の使い方を教員や他の生徒に解説してくれるなんていう場面もありました。人それぞれに得意分野ってあるものですね。

 さて、「余白」のオープニングも段々と近づいてきました。次年度はここをフル活用し、湖南町の魅力をどんどん、外部に発信していきたいと考えています。

「令和3年度総合探究学習成果発表会」を行いました。

  2月3日(木)視聴覚室にて、「令和3年度 総合探究学習成果発表会」を行いました。発表会の目的は、今年度1・2年生が、総合探究の時間を通して学んだことを総括し、生徒全体で情報を共有することです。コロナ下で規模を縮小しての開催となりましたが、総合探究の活動にご協力いただいた地域の方々をお招きし、1・2年生が学んだことを見ていただきました。

 最初は1年生の発表です。1年生は「地域カダイ探究」を通して、研究発表技術を磨くとともに、次年度に向けて地域について学ぶ活動を行ってきました。発表ではパワーポイントを用いて、これまでの活動を紹介したうえで、その活動を通して見えてきた湖南町の魅力と課題を発表しました。今年1年間を通して見えてきた湖南町の魅力は「自然が豊か」「地域の方が優しい」「コミュニケーションが取りやすい」でした。課題は「少子化が進んでいる」「交通が不便」などの点でした。1年生は、湖南高校生が出来る取り組みとして「観光スポットを増やし、湖南町の魅力を発信すること」を提案し、その為にできることとして、新たな蕎麦レシピを考案・商品化、SNSなどでの魅力発信、ボランティア活動などに積極的に取り組むことなどが考えられる、と発表しました。

 次に2年生です。2年生は「地域ミライ探究」の中で、2班に分かれて活動してきました。A班(つくる班)は蕎麦を使った6次化製品の開発に、B班(つなぐ班)は、湖南町の情報発信基地「よはく」を、文字通り作りあげていく活動に従事しました。

 『A班(6次化製品開発)』による発表です。地元の企業様と一緒にレシピ開発を行い、レシピの改良を重ねてきた様子や、開発した商品を湖南町の商工会で販売した経緯などが報告されました。1年生からの「1年生に、ケーキや団子のレシピで、ここを改良してほしい、というところはありますか」との質問に、「ケーキ、団子共に蕎麦の風味をもっと活かせるようにしてほしい」と答える一幕がありましたが、まさに2年生から1年生へのバトンが渡された瞬間でした。

 続いて休憩を挟み、2年生『B班(古民家再生)』による発表が行われました。B班は「総括チーム」と「活用チーム」、2つのチームに分かれて発表を行いました。

 総括チームの発表では、今年1年間の活動内容を動画にまとめて紹介しました。その後、パワーポイントを用いて「古民家再生とはなにか」「どんな古民家にしたいのか」などを発表しました。その後、活用チームが今年1年間リノベーションしてきた古民家を、カフェ・ゲストハウスとして活用すること、そこでイベントを行うことを1年生に提案しました。

 活用チームは、発表の最後に「2年生が関わった古民家をどう活かすかは1年生次第。自分たちの色を最大限に活かし、探究活動を引っ張っていってほしい」と、1年生にエールを送りました。

 2年生の発表の後は、図書委員が取り組んできた【湖南民話プロジェクト】の発表を行いました。その発表の様子はこちらをご覧ください。

 この発表会は、各学年、各チームが今年どの様な活動を行ったのか、共有する良い機会となりました。ここで共有された活動内容や課題は来年度の総合探究学習に活かされます。

 

 今回の発表会を通して、参加した1・2年生は次のような感想を述べていました。

 「2年生が作った蕎麦ケーキや蕎麦団子を越えるような食べものを作りたいと思いました。しかし、蕎麦ケーキが45分で70個完売したことを聞いて、かなりのプレッシャーです」

 「今年2年生が行ってきた活動を、来年度は自分たちが改善・新たなチャレンジして湖南町をより良くし、情報発信をしていくんだな、と改めて実感しました」

 「今回の発表会では、自分たちが1年間なにをしてきたのか、振り返ることができて良かった」

 「総合探究学習成果発表会では、実際に自分たちが行ってきたことや、他の班や1年生が行ってきたことを知ることができて良かったです」

 「一人一人の努力が集まって、一つの活動になっているのがよく理解できました」

第11回総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班)活動の整理・分析と成果発表会に向けた準備

 1月20日(木)5,6校時、2学年ミライ探究A班では前回に引き続き、「そばの6次化」を通した学びの成果や課題を振り返り、今年度の活動を整理・分析しました。

 生徒はこの活動から得た事柄を「湖南の魅力化」の点から整理し、構造化、可視化しながら、様々な視点で自分たちの意見を交わしていました。これらは、2月3日(木)に行われる「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」活動の成果発表会の資料や原稿づくりを通して行われました。

 生徒たちは1年間やってきた事や学びをシンプルかつ分かりやすく伝えるため、何度も資料内容を確認したり推敲を重ねたりしていました。引き続き、放課後や休み時間を上手に使いながら、思考の整理と発表の準備を続けていきます。

第11回 総合探究:1学年地域カダイ探究 プレ・インターンシップの成果発表と次年度に向けてのア...

 令和4年1月20日(木)の総探の授業では、11月に行われたプレ・インターンシップの成果発表を行いました。

 5校時は、株式会社美農然様、株式会社KONAN「地域介護支援センターにじのかけはし」様、サウスレイク・コテージ田舎様、株式会社南東北クボタ湖南営業所様において行った実習を通じて再発見した湖南町の魅力と課題、インタビューの内容、地域のために私たちにできることなどについて、班ごとにパワーポイントを用いながら発表しました。

 6校時は、1年間の活動の成果を踏まえ、次年度の「地域ミライ探究」で行ってみたい活動のアイディアを班ごとに話し合いました。本年度の2年生同様、a班「つくる班」とb班「つなぐ班」の2班編成になることを想定して、それぞれの班においてどんな活動ができるのか、付箋紙等を使いながらアイディアをまとめました。

 生徒からは、「今は、スマホで分からないことや知りたいことはをすぐに調べられる時代で、例えばヘルパーの仕事などもわかったつもりでいましたが、実際、発表を聞いてみると、調べただけではやはり分からない辛さプラス嬉しさ等を感じられ、もっとボランティアを増やし会社のためにも自分のためにもやる人が増えていけばいいと思いました。」「今回のプレインターシップを通して、湖南町の魅力や課題について改めて知ったことや思ってたことと違うことが多くありました。どの会社も高齢化によって若者の不足や後継者がいないなど同じような課題があるということがわかりました。また、発表を聞いてどの会社も魅力ある楽しい会社だなと思いました。 来年度に向けた話し合いでは、楽しくたくさんのアイデアを出すことができたので良かったです。湖南の魅力をより多く伝えられるようにアイデアを出していきたいです。」「2年生になると地域ミライ探究が始まる、なので本年度インターンシップで学んだことを次に活かしたいと思います。」などの感想がありました。

第11回総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班)今年一年の総括

 令和4年1月20日(木)に総合探究をおこないました。本年度における古民家リノベーション作業は前時で終了となり、この時間からは、2月3日(木)に予定されている学習成果発表会に向けた1年間の振り返りをおこなってゆきます。今年1年間は手を動かし、体を動かしながら模索した1年間でした。発表については、これまでの総括をするグループと古民家「余白」を活用したプランについてまとめるグループに分かれ、おこないます。

 総括をするグループは、これまで取り組んできた古民家における作業をひとつひとつ振り返り、動画や文章で考えをまとめました。振り返ると、壁や天井の解体に始まり、漆喰塗りや断熱材の設置、机作りなど、創り出す作業も数多くおこなってゆきました。「なぜ、これらの活動をしてきたのか」初めて話を聞く人にも伝わるようなプレゼンテーションを目指して作成を進めました。

 一方、活用プランをまとめるグループは、自分たちが関わってきた古民家「余白」でどんなことができるのかを伝えるプレゼンテーションを考えてゆきました。具体的な「案」は成果発表にてお伝えしますが、いずれも湖南の良さをどう伝えるのか、そこに湖南高校生たちがどう関わっていくのかということに重きを置いた、魅力溢れる発表になると思います。

 成果発表まで残すところあとわずか。それぞれの班で取り組んできたことを学び合い、次年度の探究活動に繋げていくことができるこの成果発表会への期待は高まります!

第10回 総合探究:1学年地域カダイ探究 プレ・インターンシップの振り返りを行いました。

 令和3年12月9日(木)の総探の授業では、11月に行われたプレ・インターンシップの振り返りを行いました。

 株式会社美農然 様、株式会社KONAN「地域介護支援センターにじのかけはし」 様、サウスレイク・コテージ田舎 様、株式会社南東北クボタ湖南営業所 様において行った実習を通じて再発見した湖南町の魅力と課題、インタビューの内容、地域のために私たちにできることなどについて、班ごとにパワーポイントを用いながらまとめました。

 生徒たちは、「湖南の企業のよいところや仕事の魅力などについてSNS等を用いて発信していくこと」や「湖南産野菜を利用したレシピの開発」など、今後の活動についてイメージをしながら取り組んでいました。

第10回総合探究:2学年ミライ探究(B班:古民家再生班)漆喰を塗る

    令和3年12月9日(木)に総合探究をおこないました。今年最後の作業は壁塗りです。

    まずは壁に塗る漆喰を作ってゆきます。はじめに、ポリバケツに漆喰粉を入れ、そこに水を加えてゆきます。次に、大きな撹拌機を使ってグイグイと撹拌し、とろみがついたら完成。最初は大きな撹拌機に恐る恐るだった生徒たちも、慣れてくると皆、楽しそうに作業をこなしてゆきます。

 

    さて、次に完成した漆喰を使い、壁を塗ってゆきます。いわゆる左官作業です。パレットに漆喰をのせ、それをコテで壁に塗ってゆきます。前回の作業で、壁はきれいに研磨してあるので、意外とすんなりと漆喰が壁になじんでいきます。難しいのは壁の端っこです。コテさばきが慣れてきても、筆とは勝手が違うため、うまく隅っこまで、漆喰が伸びません。それから、壁のボコボコと穴が開いたところもちょっぴり気になります。

  

    2時間集中して壁一枚を仕上げることができました。思っていたよりも丁寧に塗ってゆくと時間がかかるものですね。見てください。劇的ビフォア・アフター。塗る前、塗った直後、そして漆喰が乾いた壁、ここまで白くきれいに仕上がるんです。

  

    今年のリノベーションはこれにて終了です。新年を迎えるころには、この古民家も新しい情報発信基地として生まれ変わっているはずです。そういえば、この施設の名前ってまだ報告していませんでしたね。「ヨハク」っていいます。

第10回総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班)POPシールデザイン考案&これまでの...

 11月9日(木)5・6校時、2学年ミライ探究A班では、前回に引き続きPOPシールのデザインづくりと2学期までの活動の振り返りを行いました。

 初めに、そばレシピ商品化第2弾のPOPシールデザインの考案を進めました。前回考えた4つのデザイン案をもとに、今回は二班に分かれ、よりよいデザインは作れないか考えました。「目を引くもの、伝えたいことが伝わりやすいもの」、「自分たちらしさ、高校生らしさ、湖南らしさ」をさらに重要視し、前回考えたデザインと比較したり組み合わせたりしながら、より良いものを考えることができました。今回完成したデザインがPOPシールとなり、そばレシピ商品第2弾の魅力をより引き出してくれることでしょう。

 続いて、2学期までの振り返りと活動のまとめを行いました。2月には「地域カダイ探究」「地域ミライ探究」の発表会が予定されているため、それに向けた活動全体のまとめです。まとめは「初回~地元企業へのプレゼンテーション発表会(4月~7月)」「地元企業の方とのレシピ開発(8月~9月)」「商工祭(11月)」「POPシールデザインづくりとそば団子(11~12月)」の四班に分かれて行い、それぞれの活動についてワークシートやWordにまとめていきました。まとめる際は過去の自分たちのワークシートなども参考にしつつ、グループ内で協議しながら行いました。2月の発表資料作りにもつながりますが、これまでの自分たちの活動を振り返るよい機会になりました。

1学年地域カダイ探究 プレ・インターンシップを行いました

 令和3年11月9日(火)、1学年プレ・インターンシップを行いました。

 当日は4つの班に分かれ、株式会社美農然、株式会社KONAN「地域介護支援センターにじのかけはし」、サウスレイク・コテージ田舎、株式会社南東北クボタ湖南営業所において1日実習を行いました。

 生徒たちは、これまでの探究活動で得た視点や、事前学習で考えてきた内容などを踏まえ、それぞれの仕事の魅力や内容、地域の方々とのかかわりの様子などを伺うことができました。働くことの意義について学ぶとともに、地域の魅力と課題をこれまでと違った視点から見つめ直す機会となりました。今後は地域のために高校生ができることを自分事として考えていきたいと思います。

【株式会社美農然】

【株式会社KONAN「地域介護支援センターにじのかけはし」】

【サウスレイク・コテージ田舎】

【株式会社南東北クボタ湖南営業所】

第9回総合探究:2学年ミライ探究(A班:そばの6次化班)「商工祭」振り返り&POPシールデザイ...

 11月18日(木)5・6校時、2学年ミライ探究A班では、先日行われた湖南町商工会「商工祭」の振り返りとPOPシールのデザインづくりを行いました。

 初めに、今月6日に行われた「商工祭」の振り返りをし、A班全員で「商工祭」とその前後の活動についての共有を行いました。前回の活動(そばケーキ試作)以降に行ってきた「シールのデザインレイアウトの考案」「シールシートのカッティング」「商工祭当日の活動の様子」「そば団子の試作品について」を写真のスライドを見ながら振り返りました。また、「商工祭」に参加した生徒から感想を述べてもらいました。当日参加できなかった生徒も、振り返りを通して「商工祭」当日の活動を共有することができました。

 続いて、そばレシピ商品化第2弾に向けて、商品の包装に貼るPOPシールのデザイン案を考えました。先日作製した「湖南 the 1st(そばケーキ)」のシールデザインを参考にして、「目をひくもの、伝えたいことが伝わりやすいもの」「自分たちらしさ、高校生らしさ、湖南らしさ」とはどんなものかを考えながら、生徒ひとりひとりが自分のデザインを考えていきました。その後、3つの班に分かれ、それぞれのデザインについて説明し、各班ごとに話し合いながらデザイン案をまとめていきました。最後には、各班のデザイン案を発表して、A班全体での共有を行いました。

 今後、A班全体でデザイン・レイアウトをまとめていき、商品化第2弾に向けての準備を進めていきたいと思います。

<生徒の感想>

・パッケージデザインを考えるのは難しいですが、良いものができたかなと思います。今後のデザインがどうなるのか楽しみです。

・班のメンバーひとりひとりが自分の意見を言えていたし、みんなで一緒にキャラクターのデザインを進めていたので良かったと思います。この調子でチームワークを高めていきたいと思います。

・みんなの案を知ることができて、それぞれの良さもあって良かったです。